仲秋の信州・日帰り低名山巡り◆Ыて疝綮魁弊佇群駐車場より安宮神社経由にて往復)
- GPS
- 01:43
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 222m
- 下り
- 216m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・安宮神社参拝者は、麓の表参道から大回りすれば神社すぐ下の駐車場まで乗入れ可(キャパ数十台;無料) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・石仏群駐車場〜安宮神社:簡易舗装の立派な参道あり ・安宮神社〜上部駐車場:舗装の参道と樹間の小径が並走 ・駐車場〜修那羅山頂稜:稜線の取付き点が不明瞭(稜線の最低鞍部付近で舗装の参道脇から取付き;案内標識・マーキング等ナシ…)、薄いトレースはあるものの、尾根通しの踏跡とトラバース気味の登路が度々分岐(トレースのハッキリしたトラバース路が正解)、頂稜直下はつづら折れ状の小径となり、季節により落ち葉や小枝等でルートはっきりせず、方向注意 ・頂稜出合〜修那羅山頂:山腹からのトラバース路が頂稜に合流したポイントで約150°折り返し、明瞭なトレースを追って稜線を登り詰めれば、ヤマレコマップの山頂マークが付いた三角点ピーク(山名板等ナシ;森林財産管理標のみ)、さらにトレースを辿り頂稜を進めば数メートル高い最高点に至るも、赤テープや標識などのマーキングも全くなく、どこが真の山頂か判然としない印象〈苦笑…〉 |
その他周辺情報 | ・県道12号を麻績町方面へ下り、国道403号を明科・松本方面へ約10km強進んだ道路沿い近くに日帰り入浴・交流施設「西条温泉とくら」あり(火曜休館、入浴受付は20:30まで/入館料大人410円;サウナ・食堂・土産品即売コーナーあり〈全て現金のみOKのためご注意を…〉) ・修那羅峠から麻績方面へ下った県道沿いに草湯温泉「冠着荘」あり(20:30まで営業)。上述の西条温泉同様、410円と格安で絶景!?の展望風呂に日帰り入浴可能[※この日は残念ながら木曜で「休館日」でした…。] |
写真
感想
午前中に1座目・高井富士をサクッと踏破、川中島プチ観光経て、山間の県道を縫うように愛車を走らせ、同日2座目の低名山・修那羅山へ。先日の近畿ツアーで当方残り6座となった「日本百霊山」の1座で、江戸時代から修験道の地として山頂直下の安宮神社が賑わいを見せているお山です。麓の道を大きく迂回すれば車で神社すぐ下まで入れますが、折角なので県道12号沿いの「石仏群」遊歩道の駐車場に車置き、午後の "お替わり" ショートハイク開始。入口の案内看板を見ても、まるで安宮神社がゴールの「山頂」のように書かれており、どこにも「修那羅山頂」の表記がないので少々不安になりつつ、まずは軽トラでも上がれそうな東参道の舗装路を進みます。
以降のコース中詳細は本文・写真キャプション記載の通り、安宮神社本殿は平日夕刻でひっそり静かだったものの、バイカーも多く訪れそうな「オートバイ神社」も併設され、茶店などもあって週末の賑わいぶりが想像されます。まずは指定の手順通り本殿にお参り、記帳して登山者カウント用を兼ねたミニお守り木札を有難く受領。低い鳥居をくぐり抜けて本殿右奥の石仏群を探訪します。ここは修験道の長い伝統ある聖地らしく夥しい数の石仏様が並んでおり、信州はじめ各地から寄進されたためか形や表情も様々。中には明らかに人間以外の動物をかたどったものや頭部のみの仏様もあって、八百万の神々の存在を感じながら、しばしスピリチュアルな気分に浸ります。神社を後にしていよいよ本日最後のターゲット、修那羅山頂を目指しますが、山頂下駐車場付近には案内標識はおろか赤テープ等のマーキングもほぼ皆無で、登山道取り付きを見つけるのに一苦労。最低鞍部から薄い踏み跡を辿り、何とか尾根道を進みますが、今度は尾根通し・トラバース路の怪しげな分岐が何度も登場。ヤマレコマップを片手に、バリルート歩きの鉄則・尾根通しの方を選択しますが、程なく藪に突っ込んでトレースもほぼ消滅…。ふと右方を見ると、踏み跡のしっかり明瞭なトラバース路が上がってきて、最初のチョイスは明らかに敗退です…。
2回目はさすがにしっかり学習、トラバース路の方を選択すると、やがてルートはつづら折れの路となり、間もなく稜線出合。ヘアピン気味に折り返して明瞭なトレース辿り、山頂方向ヘと進みますが、登り着いた頂稜の一角には三角点と簡易な木組み、森林財産管理標が立つのみ。明らかに標高が高いと思われる稜線先のピーク目指し、なおも尾根道を進みますが、依然としてマーキングは皆無。結局、頂稜の末端でトレースは行き止まり、引き返して途中の最高点と思しき切り株に所在なく腰を下ろします。周囲は樹林に囲まれ展望もゼロ、これほど達成感薄い低名山も珍しいのですが、ご褒美代わりのフルーツゼリーを食べ一休み。そそくさと下山にかかり、帰路は迷うことなくスムーズに駐車場へ帰着。これにてどうにか日本百霊山1座制覇、いよいよ残り5座のカウントダウン状態に入りました。年内に関西方面の数座を踏破すれば来年にはゴールテープを切れそうですが、この期に及んで改めて選定基準はどうなっているのだろう、と気になってきました。この修那羅山も登山口までのアクセスは比較的便利な上、折角「百霊山」に選ばれたわけですから、安宮神社の参道だけでなく、もう少し山頂へのルートや山名板などを整備し、低名山ハンターや日帰りハイカーに存在をアピールしても良いのでは、と感じた次第です…。ともかくもこの日は終始好天に恵まれ、首尾良く北信方面の低山2座をハシゴ踏破。国道沿いの立寄り湯で入浴の後、復路も渋滞に煩わされることなく、中央道経由で早々帰京。満足感を覚えつつ、秋の長い一日を終えた小生でありました。ヤマレコユーザーの皆様も、見頃を迎えた近郊中低山の紅葉狩りハイクをご安全にお楽しみ下さい!
[※2023年10月21日、satonao1jpn記]
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