赤岳&阿弥陀岳(美濃戸口発着、往路文三郎尾根、復路御小屋山)
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- GPS
- 11:43
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,771m
- 下り
- 1,770m
コースタイム
天候 | 終日快晴で風弱い 出発時美濃戸口で-2℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
文三郎尾根から上は滑落注意の場所が多し。 中岳のコルから阿弥陀岳山頂まではすべて滑落危険地帯。 雪の状態とその日の天候に気をつけましょう。 |
写真
感想
土日にテント泊を計画していたがかなわず、
天気の良さそうな月曜日に休みをもらい、赤岳&阿弥陀岳日帰り山行を計画。
3時過ぎに出発、平日の高速はマナーの良いドライバーが多く感心、5時過ぎに美濃戸口に到着。
朝食を取り、準備をして出発。
αSV上下、厚手ウールアンダー上下、R1。すぐにR1を脱ぎ、午後はハードシェル上も脱ぐ。
林道では続々と赤岳山荘の駐車場に向かう登山者の車が通る。
赤岳山荘を超え、南沢に入る。
アイゼンも必要ないゆるやかなアップダウンの雪道を進むと、樹林帯の間から強烈な朝日が差しこむ。
行者小屋到着。
テントは1張りで人がおらず静けさが漂うが、途中で追い越したグループが到着し、なんだか声が大きく賑やか。
小屋からは北アルプスが顔をのぞかせる。
準備を整え文三郎尾根から赤岳に向かう。
急斜面のところでアイゼンを装着、いきなりの急登。
さくさくアイゼンの歯が雪面によく食い込む。
高度を上げていくと、南、中央、北アルプスがすべてよく見渡せる。
風も弱く絶好の登山日和。
多少の高度感のある場所を通過しつつ、赤岳山頂到着。
狭い山頂にだれもおらず、山頂独占。
八ヶ岳の峰々、南北中央アルプスに加え、富士山から浅間、北信の山々まで一望。
続々と後続者が集まることを考え、頂上山荘前に移動し、食事をとりつつゆっくり景色を楽しむこととする。
風は弱くとも身体が冷えないようにインサレーションを羽織る。
見ていると硫黄に向けて周遊する方々が多い。
阿弥陀岳をみると最初の急傾斜のところにトレースがついているが、かなりの斜度だ。
阿弥陀岳に向けて下山。
標識のない中岳山頂を越え、雪の消えた中岳のコルを過ぎ、阿弥陀の急登に取り付く。
いきなりとんでもない斜度をダガーポジション&フロントポインティングで慎重に登る。
雪が若干緩めなのが気にかかりつつ、下を気にせずに自分の両手両足に集中。
長かったが何とか突破。後の登りは高度感が麻痺したのか、なんてことはなく阿弥陀山頂に至る。
山頂は分厚く雪が乗っていて標識はわからず、しかし赤岳に続き阿弥陀岳の山頂を独占。
阿弥陀山頂からは御小屋尾根方面へ。
若干緩んだ雪で出来た門渡りには緊張感を覚えたが、急斜面を降りればピッケルの出番もなく、しかし何度も深く雪にはまりながら御小屋山頂に到達。
足の状態が良くなかったため、ここから南沢に下山し林道を歩いて戻ることとする。
夕方になり林道には鹿が多く現れるようになった。
美濃戸口八ヶ岳山荘に到着。お疲れ様。
駐車場代(500円)を支払い、帰路につく。
途中汗流しにもみの湯(300円)に寄り、渋滞のない中央道で帰宅。
これだけ気温が上がると条件のよい雪の八ヶ岳は今シーズンこれで最後かもしれず、その中で赤岳と阿弥陀岳を登頂できたことで達成感を得られたし、快晴に映える山々も十分堪能した。
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