記録ID: 6092080
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
両神山
2023年10月23日(月) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 06:36
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,519m
- 下り
- 1,544m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:41
距離 10.7km
登り 1,519m
下り 1,549m
12:58
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
日向大谷口からの表参道を登りました。登山口から山頂(剣ヶ峰)まで約6キロで標高差1100メートルほどを登ります。全体的には傾斜は急です。登山口から会所までは緩いアップダウンを繰り返す巻き道。会所まで標高差はほとんどありません。途中、小さな沢を渡ります。増水時は通行禁止の標示があります。鎖が2ヵ所ありますが問題なく通過できます。道は歩き易いものの全体に左側が急傾斜で深い谷になっており、道が狭い箇所がありますので、転倒、転落に注意してください。木の根に要注意です。会所を過ぎるとすぐに七滝沢を丸木橋で渡り、小尾根を回り込んで薄川沿いの谷筋に入ります。ここから沢沿いの道になり、次第に標高を上げていきます。橋のない渡渉が4ヵ所あります。普段は水量はありませんが、増水時は通行が難しくなるかもしれません。途中、右岸で道が崩落していますがトラロープがあります。最後の渡渉を過ぎると傾斜がきつくなり、本格的な登りです。八海山から清滝小屋を過ぎて産泰尾根まで九十九折の急登が続きます。清滝小屋は営業していませんが、避難小屋としては利用できます。水道は飲用禁止の標示があります。小屋手前の弘法之井戸で給水できます。産泰尾根に出ると両神山山腹の紅葉が見えてきます。両神神社手前で鎖場が連続しますが、足場は取れますのでゆっくり登ります。両神神社を過ぎると紅葉の尾根筋の道になります。山頂手前で傾斜がややきつくなり、山頂直下は短い鎖場です。下りはザレた石や木の根が張り出している場所で足を滑らせたり、躓いたりして転倒しないように注意してください。谷底まで一気に落ち込んでいる箇所もあります。ゆっくり下りましょう。七滝沢コースは崩落のため通行禁止、白井差コースは地権者の方の許可を得る必要があります(登山地図、ガイドブックに連絡先電話番号あり)。八丁尾根は鎖場が連続し、登山地図では「難コース」とされています。 |
その他周辺情報 | 花の郷ダリア園、長瀞など |
写真
感想
日本百名山の両神山に登りました。日向大谷口からの登山道は全体的に傾斜がきつく鎖場などがあるものの、比較的歩き易い道で気持ち良く登れました。会所を過ぎてから徐々に傾斜を増し、渡渉を終えたあたりからは急登が続きますので、谷川の流れで疲れを癒し、しっかり休憩を入れてペースを保って登るといいでしょう。急登を終えた尾根筋は紅葉の盛りで疲れを癒してくれます。産泰尾根の鎖場が一番の難所ですが、スタンスは取れ手掛かりもあるので足場を確認しながらゆっくり登りましょう。山頂からの眺望は素晴らしく、富士山や八ヶ岳、北アルプス、浅間山、筑波山を目にすることができました。関越道からのアクセスも良く、長瀞など周辺の観光地とセットで楽しめそうです。「両神山は異風である。(中略)左右はぶっ切れている。あたかも巨大な四角い岩のブロックが空中に突き立っているような、一種怪異なさまを呈している」(深田久弥さん)。その「威圧的な山容」(同)は登山道からはほとんど見えず、小鹿野町から遠望できます。
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