雌阿寒岳〜剣ヶ峰〜阿寒富士 (スリーピークス)
- GPS
- 08:06
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,364m
- 下り
- 1,365m
コースタイム
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 8:03
これが選択基準となっています。
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備は行き届いていますが、特にオンネトーコースは木の根が這う上に落ち葉が積み重なって下の状態が分かり難くなっていますので注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 下山してすぐのところに野中温泉(別館)がある好立地。 日帰り入浴時間10時〜18時 大人500円、子供200円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
ストック
カメラ
|
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感想
例年なら大忙しのシーズンなのですが、とある事情がありまして「(営業業務は)忙しいけど(日常業務は)ヒマ」な日々を迎え、「悪天予報の日曜日は自宅でBBQ」の選択肢が優先されつつあります。
尤も、参加者はほぼ一條君と私のみのことが多いのですが。
しかし、今週の私のお休みは本日30日。
行くなら「まだほぼ夏道の雌阿寒岳〜剣ヶ峰〜阿寒富士3山の縦走」と決めていました。そして予報は「曇りのち晴れ」風もない絶好の登山日和です。
予想気温は低く、実際、車載温度計は阿寒湖畔に差し掛かった(信号機で一時停止のタイミングで撮影)所で3℃でした。寒そうです。
しかも、道中の車内で「エベレスト」のDVDを観ていた(本来ならリタイヤさせるべき人にもピークを踏ませ、日没からの大荒れ【ブリザード】に巻き込まれて引率者を含む大半のメンバーが凍死してしまう。このエベレストで7大陸最高峰登頂を達成する日本の女性登山家難波康子さんも映っています。恐らく本人です。)こともあってか、1枚多く羽織って登山を開始します。
しかし暑かった!ので4合目手前の涸れ沢でソフトシェルを1枚脱ぐハメになります。
風がほとんどない日だったので、気温のワリに汗ばむほどでした。
そしてこのまま下山するまで着替えることはありませんでした。
私の体調はイマイチでしたが、軽装で登ったためか悪くないペースで雌阿寒岳山頂に到達します。
ルートはほぼ夏道で、山頂近くに若干凍結している部分が確認されました。
そしてまだ時間が早いので、そのまま剣ヶ峰に向かいました。
剣ヶ峰に向かう途中、刺激臭が感じられました。
まるでカプサイシン入りの熊スプレーが漂ってきたみたいな感じです。
私は喉を刺激され、ゴホゴホと咳込みます。
眼にも刺激を感じました。
「引き返すべきかな?」
ちょっと迷いましたが、「やや向かい風気味なので、引き返したら刺激臭の空気の移動に合わせて自分も移動しまうんじゃないか?」「もしこれが硫化ガスだとして、ガスは流れているし噴出孔はそれほど広くないハズ。突っ切ってしまった方が良いのではないか?」そう考え、先に進むことにします。
結果的に刺激臭は間もなく感じられなくなり、正解だったのだろうと思いますが、こうした場合は何が正解なのでしょうね?
剣ヶ峰はガスの中でした。
雌阿寒岳山頂から見た時も、剣ヶ峰を目指して歩いてきた道中も、ずっとガスがかぶったままだったので、「少しくらい待っていても無駄だろう」と考えて引き返します。
次は阿寒富士です。
復路では、先ほどの刺激臭は全く感じられませんでした。
雌阿寒岳山頂近くまで登り返し、再び阿寒富士へと下り始めます。
すぐにガスの中に突入し、阿寒富士山頂近くまでほぼガスの中でした。
阿寒富士は蟻地獄のような砂礫の斜面を九十九折に登るコースになります。
見た目「結構登るよなぁ」と感じますが、麓からはせいぜい30分程度です。
阿寒富士山頂で昼食を摂っているうちにガスが晴れてきました。
下山は順調でしたが、オンネトーコース6合目辺りのザレた斜面で油断してズルッと滑り、肩を強打します。
痛みでしばらく起き上がれませんでした。
恐らく骨は折れていないと思うのですが、しばらく痛みが続きそうです。
残りのシーズンの「低山めぐり」に黄信号が・・・
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