記録ID: 6476840
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
道東・知床
阿寒三山
2024年02月15日(木) ~
2024年02月19日(月)
北海道
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 23:42
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 1,849m
- 下り
- 1,764m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 5:18
2日目
- 山行
- 3:04
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 3:59
3日目
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 7:34
14:32
4日目
- 山行
- 3:48
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 3:52
遅めです
天候 | 全体的に雪は少なめ 15日 谷→南岸L 曇りのち雪 P周辺ガス 夜から早朝にかけ降雪 16日 冬型緩み 雪のち晴れ 17日 H圏内 晴れのち薄曇り 18日 H圏内→北ヘリ 晴れ 19日 北ヘリ 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
阿寒三山(阿寒富士、雌阿寒岳、剣ヶ峰) 15日 雌阿寒温泉からデッパ。道路はアスファルトが見えている。道路下ってオンネトーまで。気温高いし湖上歩きはやめておく。キャンプ場からは夏道辿る。680渡渉までは幅の広くピンテたくさんの夏道。渡渉の沢は水深約2cm幅2,3歩なのでツボで。M1のスキーは運んだ。過去の記録で使っていたと思われる人工物(堰堤)もあった。その後の夏道は少しわかりにくくなるものの、ピンテや看板やロープなどで辿れる。830二股は左股を渡渉後の段差と少し急なトラバリのところでツボ。時間かかった。その後も夏道辿る。沢型は深いしブッシュ多いし使いたくない。920の渡渉は沢型深く怠そうなので上の方に詰めていくが中々浅くならない。かなり上の方で渡渉しそのままトラバって夏道に合流。 16日 TL〜KLはブッシュ多くて怠い。1年生は苦しんでいる。KLがちょうど六合目で柱がある。ガスで阿寒富士の全容は見えない。その先の阿寒富士コルまでは右岸の石とハイマツの尾根上進む。一応シーアイゼン付ける必要なかったかも。微沢の渡渉は雪が多くなると対処必要だろう。阿寒富士コルでEPに替えEP・滑落停止練。天気悪いので引き返す。コルからの帰りはシールスキーで同じところを。夏道の南の沢型は白いし雪の段差あるし滑るのむずかしそうだった。 17日 阿寒富士コルまでは前日と同様。コルには柱が1つ。観測機は3つほど点在していた。Pに向け直登していくが中盤は斜度が急で岩多くアイゼンに当たり結構怖い。トップに岩のない場所を選んでもらう。上部の岩はすき間から上がる。素直に一番東の岩のないところから上がればよかった。譲ってもらいP。ありがとう。ボッコあり。快晴無風で裏大雪や日高や知床が見える。よい。下りは直登のルートより東から下ろす。岩当たらないので直登より歩きやすい。途中空洞の上に雪が張った場所でMが転倒。これは気付くのが難しそう。コルからはシーアイゼンつけて雌阿寒分岐へ。上部は岩が多すぎてスキーでは歩けないのでツボ手持ちスキー。雌阿寒分岐より手前で荷物をデポし、空身で雌阿寒Pまで。来られて良かった。夏道の分岐にはちゃんと柱がある。デポ地点まで戻りそこからツボで緩くなるところまでおろし、そこからシールスキーで剣ヶ峰コルまで。雪面固く下りではみんなこけている。記録通り手前側のケルンと奥の観測機の間が剣ヶ峰trvの入り口。手前側のケルンは思ったより小さく、観測機はソーラーパネルもついていてとても大きい。L-sLで偵察。終盤の一部以外は岩の抜け具合やペイントで夏道分かる。新雪のおかげでズボズボ。アイゼンは必要なさそう。微沢と微尾根で凹凸な地形になっているので、偵察の際はしっかり奥まで見に行く必要がある。微沢が交わるところは雪が多ければ対処必要だろう。乗越決めてから空身ツボストックで剣ヶ峰at。最後のほうに黒いケーブルがあった。上部岩出ているがツボでも問題ない。コルに戻りシールスキーでトラバリへ。地図の岩マークと夏道が接近するCo1200あたりは斜度急で白かったので一人ずつ通過。その後も少し急な斜面とトラバっていく。剣ヶ峰trv終わるとポツポツハイマツが見え出す。1080コルの北から背丈くらいのカンバが生えていた。こちら側から見た剣ヶ峰は記録通り確かに海外の山を彷彿とさせる山容。かっこいい。沢沿いについた夏道は雪少なくハイマツが夏道上に多い被さっているため厄介。こちら側の夏道もピンテやボッコで辿ることができた。 18日 夏道より少し北にあるCo980のボッケ付近は雪がなくはげている。その先夏道辿るのが大変そうだったので雪で埋まった沢中滑る。快適。Co820あたりからは沢の左岸進める。いずれ右岸に渡渉する必要があるが、Co790-780あたりの右岸斜面は急なので早めに渡渉したら大変かもしれない。Co770で夏道に合流。ここもしっかり看板がある。合流したあと広場みたいな木が抜けたところがあった。渡渉までの夏道はしっかり辿れる。問題のウグイ川の渡渉だが、目論み通りに夏道上に小さな橋があり渡れそう。偵察して渡れること確認して、幅が狭かったので一応1年生空身にして通過。この橋を使わないと開削して渡渉することになる。その後林道と合流し、少しショートカットしてスキー場方面へ。ここらは人工林らしい。林道の分岐にも丁寧に看板がある。白湯山の夏道に入る。この先、防災無線用電源ケーブルの赤と白の杭がある。白湯山東コルからはシール外して滑る。楽しい。今思い返せばまともにスキー滑ったのはここだけだった。阿寒湖畔スキー場のリフトの上に出る。トップが恥ずかしいからと言って中々前に進もうとしない。なんでや。スキー場はガリガリ圧雪。こわいこわい。そのまま滑って下山。 雄阿寒岳 18日 国道241号と道道1093号の分岐(.447)のゲートの前に車を停めてデッパ。このルートは旧道と呼ばれているらしい。気温が高く雪質が残念だがとりあえず前に進む。コンパス通り少し進むと何かの看板があった。いつかのスキートレースがあったのでそれも参考にしつつ。懸念していたCo530〜600の急斜は雪少なく地面が露出している場所や岩や倒木があったが、古い夏道?ブル道?のようなジグザグについた道を途中まで使うことができ想像よりは楽に進められた。この斜面はあまり笹が生えていないらしくそれも幸いした。2年生のルーファイも良かった。ただ急なので登りも滑落に注意。急斜終わると、微地形のアップダウンが続く。なぜか大きな岩が点在している。みんな疲れていたようなのでCo730で登るのをあきらめる。 19日 朝起きると上の方は風の音がする。樹林内だから感じないが風が強いらしい、引き返しは急斜の手前までシールスキーで。急斜はツボシートラで慎重に下ろす。滑落注意。急斜終わってからはシール外して下山。お疲れさまでした。 |
写真
装備
個人装備 |
スキー
シール
ストック
兼用靴
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
厚手靴下
薄手靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
行動食
非常食
飲料
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
針金
保険証
携帯
時計
サングラス
ゴーグル
シュラフ
シュラフカバー
ジップロック
ポリタンク
|
---|---|
共同装備 |
ファーストエイドキット
常備薬
ツェルト
ドラゴンフライ
灯油
スノーソー
|
備考 | ◯雪量 15日夜から16日朝まで降雪があったものの、それでも雪が少なかった(下山後阿寒湖の人も言っていた)。今回はスキーを利用したがスノーシューでも良いかもしれない。 ◯雄阿寒岳 旧道(オクルシュベコース) 現地の人曰く雄阿寒岳を冬に登るならこの旧道が良いそう。途中までしか行けていないが、今回の少ない雪量でもそれほど苦労する感じではなく雪量の多少により使用できなくなることはあまりなさそう。昔は夏道があり、深田久弥はこのルートを使用して登ったらしい。 ◯その他 ニュー阿寒ホテルのなかにある売店はモンベル製品を少し取り扱っていたので、何か忘れ物をしたときは見に行くとよいかも。 |
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