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記録ID: 612216
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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

鎌ヶ岳---イワウチワが見たくて馬の背尾根から長石谷

2015年04月11日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.0km
登り
808m
下り
789m

コースタイム

日帰り
山行
5:54
休憩
0:37
合計
6:31
11:10
63
12:13
13
12:26
21
12:47
13:24
67
14:31
77
15:48
28
16:16
湯の山パーキングセンター
天候 晴れ、しかし風強し!
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
湯の山パーキングに駐車(800円)
コース状況/
危険箇所等
 馬の背尾根は、それほど歩かれていないようだが、赤テープ注意していけばOK。時々、切り立った崖もあるが危険というほどではない。白ハゲ付近、岩登りあるが短い。
 長石谷は、基本的にゴロゴロした石の沢を下っていくコース。流れの具合によって左岸を歩いたり、右岸を歩いたりで、何度も渡渉を繰り返す。終盤近くに、左岸の山側に登山道がついているが、1ヶ所大きな岩に細い切れ込みを渡るところがあって、苔がついていたりで、下側も崖でどちらも行くのを躊躇する場所があった。結局、下に降りて河原に出たが、丁度下山してきた人が、スルスルと岩を渡っていったので、渡りきった所へ再び登り返した。最後はまた河原に出るので、そのまま河原を下ってもよかったかなと思えた。
9:45 湯の山パーキングセンターに駐車して(800円)出発
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9:45 湯の山パーキングセンターに駐車して(800円)出発
大石内蔵助の故事で知られる涙橋のたもとの桜、満開です
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大石内蔵助の故事で知られる涙橋のたもとの桜、満開です
9:58 三岳寺、ここの観音山遊歩道の途中から馬の背尾根登山道が始まります
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9:58 三岳寺、ここの観音山遊歩道の途中から馬の背尾根登山道が始まります
それでは登りましょう
それでは登りましょう
10:05 開運の鐘を過ぎて是春稲荷を通り越して遊歩道が続きます
10:05 開運の鐘を過ぎて是春稲荷を通り越して遊歩道が続きます
早速、イワウチワ登場!
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早速、イワウチワ登場!
10:11 遊歩道の頂上は展望台になっていて御在所岳とロープウェイも見えます
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10:11 遊歩道の頂上は展望台になっていて御在所岳とロープウェイも見えます
10:12 ここが馬の背尾根の登山口です
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10:12 ここが馬の背尾根の登山口です
ミツバツツジ
イワカガミの蕾かな
イワカガミの蕾かな
アカヤシオ
青空にアカヤシオ
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青空にアカヤシオ
イワウチワ!!
朝日を受けて輝いています
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朝日を受けて輝いています
イワウチワ
イワウチワ
ヤセ尾根
アカヤシオと御在所岳
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アカヤシオと御在所岳
アカヤシオ
アカヤシオ、アップで
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アカヤシオ、アップで
11:10 湯の峰到着
11:12 片側切れ落ちています
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11:12 片側切れ落ちています
白いのは花崗岩の削れた粒かな
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白いのは花崗岩の削れた粒かな
新緑も綺麗
木々越しに御在所岳
木々越しに御在所岳
目指す鎌ヶ岳も前方に聳えています。白い花は、コブシ?、タムシバ?
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目指す鎌ヶ岳も前方に聳えています。白い花は、コブシ?、タムシバ?
御在所岳
イワウチワ群生!まだ開いていません
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イワウチワ群生!まだ開いていません
ミツバツツジ
ショウジョウバカマも登場してきました
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ショウジョウバカマも登場してきました
ショウジョウバカマ
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ショウジョウバカマ
風のない所にて、ショウジョウバカマ
風のない所にて、ショウジョウバカマ
11:56 強風が吹き荒れています。飛ばされるので帽子を持って歩いています
11:56 強風が吹き荒れています。飛ばされるので帽子を持って歩いています
11:58 開けた所
11:58 鎌ヶ岳が近づいてきました
11:58 鎌ヶ岳が近づいてきました
タテヤマリンドウ
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タテヤマリンドウ
バイカオウレン、強風のため花があおられています
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バイカオウレン、強風のため花があおられています
何とか撮れたかな?
何とか撮れたかな?
12:11 花崗岩のザレた岩場を登って....まだ帽子は持っています
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12:11 花崗岩のザレた岩場を登って....まだ帽子は持っています
12:12 あっ、帽子がない!!
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12:12 あっ、帽子がない!!
12:13 雲母峰への分岐、白ハゲです。雲母峰、そして麓の菰野の町が望めます
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12:13 雲母峰への分岐、白ハゲです。雲母峰、そして麓の菰野の町が望めます
岩にショウジョウバカマ
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岩にショウジョウバカマ
12:26 宮妻峡への分岐
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12:26 宮妻峡への分岐
削れた花崗岩の溝道、ショウジョウバカマが登山道を彩っています
削れた花崗岩の溝道、ショウジョウバカマが登山道を彩っています
12:42 鎌尾根分岐です
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12:42 鎌尾根分岐です
12:47 岳峠に着きました
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12:47 岳峠に着きました
山頂はガスっています。今日はここまで、お昼を食べて下山です。
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山頂はガスっています。今日はここまで、お昼を食べて下山です。
お腹空いた〜桜おこわ、筍とわかめの煮物、白菜の漬物などなど
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お腹空いた〜桜おこわ、筍とわかめの煮物、白菜の漬物などなど
「大人のほろにが」カフェオレとセサミミックスでほっこり
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「大人のほろにが」カフェオレとセサミミックスでほっこり
13:24 さあ、下山、長石谷コースで戻ります
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13:24 さあ、下山、長石谷コースで戻ります
谷に残雪が少し
岩ゴロゴロの道です
岩ゴロゴロの道です
木々と青空が美しい
木々と青空が美しい
こちらもショウジョウバカマが咲いています
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こちらもショウジョウバカマが咲いています
バイカオウレンも
バイカオウレンも
水がきれい
清流です
14:31 犬星大滝
何度も渡渉します
何度も渡渉します
イワウチワも咲いていました
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イワウチワも咲いていました
可愛いイワウチワの蕾
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可愛いイワウチワの蕾
ピンクの濃いのも
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ピンクの濃いのも
本当に可憐です
見飽きません
柔らかい美しさ
競って咲いています
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競って咲いています
ここに来てようやく記念撮影!
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ここに来てようやく記念撮影!
マークを探しながら歩いています
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マークを探しながら歩いています
15:17 窯跡?いくつかありました
15:17 窯跡?いくつかありました
15:27 ここに来て進退窮まる....下に下りてみました
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15:27 ここに来て進退窮まる....下に下りてみました
15:37 堰堤の左へ
15:41 長石尾根分岐
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15:41 長石尾根分岐
16:09 御在所ロープウェイ麓駅
16:09 御在所ロープウェイ麓駅
16:16 無事帰還しました
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16:16 無事帰還しました

感想

 4月7日のducksさんの「馬の背尾根のイワウチワ、アカヤシオ」を見て心が動きました。烏帽子岳でこの時期イワウチワを見て以来、また会いたいと思っていて、三国岳〜烏帽子岳のコースを狙っていたのですが、そちら方面ちょっと早いかな?という感じがして、急遽、馬の背尾根行こう!となった。天気予報はあまり芳しくない、午後3時以降は晴れるらしいということで、いったん出かけてはみたもののまだ小雨がぱらついているので、戻って朝のテレビ小説や朝食も済ませてからの出発。先週より3時間ほど遅い出発です。
 車に乗ると快晴になってきた。鈴鹿の山々もくっきり姿を現している。これはいいゾッ!!三岳寺の観音山遊歩道の最高点が馬の背尾根の登山口。何と、観音山遊歩道の途中で早くもイワウチワと御対面!!登っていくうちにミツバツツジの濃いピンクからアカヤシオの柔らかいピンク、そして足元にはイワウチワの淡いピンクと、今日はピンクに彩られた山歩きとなった。ピンク〜 ピンク〜...青空の下、御在所岳やこれから向かう鎌ヶ岳なども見えて展望も良い。新緑も美しい!時々現れる花崗岩質の白い削れた砂もきれい。
 しかし、尾根に上がり、時間がたつうちにどんどん風が強くなってきた。上着を1枚、2枚と着込む。今日は花の写真をメインに考えていたが、強風にあおられて、花びらがバタバタ揺れる。花はイワウチワからバイカオウレン、タテヤマリンドウ、そして最後はショウジョウバカマと変わっていく。妻も盛んにシャッターを切っているが、強風に悩まされているようだ。飛ばされそうになって帽子も手に持っている。雲母峰への分岐の白ハゲまで来た時、手に持っていた筈の帽子がなくなっていることに気付く!! ショック〜 愕然。家に帰って写真を調べなおすと、白ハゲへの岩登りのあたりで手から離れたようだ。
 岳峠に着いた頃は、鎌ヶ岳の山頂はガスに覆われていた。強風も予想されたし展望も得られないだろうということで、山頂はパスして岳峠で昼食をとり、当初予定の長石尾根下山をやめて、風の少なそうな長石谷から下山することにした。
 昼食に温かい飲み物は嬉しいが、この頃はポットに湯を入れて(500ml×2本)味噌汁やコーヒーを作っているので、面倒でガスバーナーや鍋をちっとも使わなくなってきている。もう少し本格的山行に備えて、調理の支度を考えなくちゃいけないのかな?
 帰りの長石谷は、沢沿いの石ゴロゴロの歩きにくい道だった。慎重に歩けるルートを探しながら(赤いペンキのマークがあるが、主に登り用で下りは見にくいことが多い)、右に左に渡渉を繰り返す連続。しかし、こちらも花には癒された。こちらは風もほとんどなかったので、穏やか。イワウチワにもたくさん出会えた。途中、少し脇で熱心に写真を撮っている人がいたが、「まあ、イワウチワを撮っているのかな」くらいに思って横目に見てスルーしたのだが....
 河原から滝のようになっている場所を避けるためか、山側へシフトする場所があってしばらく行くと、進退窮まった!!前方は大きな岩で細い切れ込みがある。苔がついていたり何か滑りそう...で、下側も崖。結局、下に降りて河原に出たが、さっき花の写真を撮っていた人が、スルスルと岩を渡っていって、「ルートはこっち」というので、渡りきった所へ再び登り返した。その人は単身赴任かで菰野に住んでいて、毎週この山域で山登りをしているらしく、この辺も詳しいらしい。先ほどの写真はイワザクラがあってそれを撮っていたそうだ....残念!見たかったな〜 そのあと、いろいろ話をしながら、蔵之助ホテル辺りまで道案内してもらった。なかなか楽しい出会いだった。
 今日の〆は、アクアイグニス。片岡温泉で日帰り入浴(600円)。温泉カフェで赤ぶどうジュースとマリアージュ・ドゥ・ファリーヌのカマンベールチーズ入りのパンをいただいてほっこり。今日も充実した1日でした。

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コメント

昨日の風は強かったですね!
inbsjさん
お久しぶりです というか、足跡ばかりつけているだけで、すいません。鎌ヶ岳に、こんなに沢山の花が見れることを知りませんでした。お花 の写真が綺麗なので感激です。小生は南の山から鈴鹿の山を眺めましたが、鎌ヶ岳も強い風 だったようですね。
2015/4/12 21:34
Re: 昨日の風は強かったですね!
montbolさん、コメント有難うございます
確かに昨日は、稜線上では台風並み?くらいの風に感じました
結果ですが、やはり朝早い方が風は弱かったかな?などと思いました そして、天気予報で風の要素もとても大切だと改めて思わされました
montbolさんもいよいよ、今シーズン始動かな?レコとても楽しみにしています
ではでは良い山行を
2015/4/12 21:56
馬の背尾根も花の尾根ですね。
inbsjさん 初めまして。 そして今晩は。
登山口から白ハゲまで長いきつい登りが続く尾根ですが、いよいよ
花の見頃になりましたね。
足元に咲く花も、見上げる花も意外に早い時期から見られるのが
良いですね。傾斜がきついのでいつも花を愛でながら下っています。

いいタイミングの情報を有難うございます。
2015/4/13 17:55
Re: 馬の背尾根も花の尾根ですね。
onetotaniさん、コメント有難うございます。
馬の背尾根、初めてでしたが、花も展望も満喫できてとても良かったです まだまだ、これから楽しめると思います
先週は、onetotaniさんの3/28と同じく孫太尾根-藤原岳-大貝戸の周回でセツブンソウなどの花を楽しめました。いよいよ、春の花本番、もっともっと行きたいで〜す onetotaniさんのレコ楽しみにしています
2015/4/13 21:06
プロフィール画像
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