怖かった....小同心クラック,横岳,硫黄岳!



- GPS
- 12:08
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,445m
- 下り
- 1,425m
コースタイム
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 4:34
- 合計
- 11:59
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
既に気温が高く,ソフトシェルと雨具で大丈夫でした. |
写真
感想
師匠に残雪期の小同心クラックに連れて行ってもらいました!積雪期の登山はそれなりに経験がありますが,アルパインクライミングは別次元ですね(笑)登っている途中は確保されているにも関わらず生命保険の心配をしたり,死んだばあちゃんの顔が浮かんだり....とにかく,全神経を研ぎすませて登ることに集中する一日でした.
[赤岳山荘ー赤岳鉱泉]
まずはヘッデンを装着して,赤岳山荘を出発します.出発直後から登山道はアイスバーンでアイゼンを履きたくなるくらいでした.下山時も同じようなコンディションでした.チェーンスパイクなどを用意してくると,凄く助かるように思います.空が明るくなり,ヘッデンが不要になったころに赤岳鉱泉に到着.
[赤岳鉱泉ー小同心]
赤岳鉱泉を出てしばらくすると大同心沢に入ります.大同心稜はなかなかの急登です.私達は途中でアイゼンを履きました.大同心に至ったら,そこから小同心までトラバースがあります.ここのトラバース道は狭いので注意が必要です.小同心脇はちょっとした吹きだまりになっていて,雪の状態が悪く.先行パーティーと共同で切り抜けます.
[小同心クラックー横岳]
今回の核心部です.先行パーティーが順番を譲ってくださいましたので,本日,初の登りをさせていただきます.師匠のリードで確保されながら行くのですが,アイゼンを履いたまま登るのは大変な作業.そして,凄まじい高度感(´-ω-`) 正直,死ぬかと思いました(笑)不思議なのは登っている時には恐怖心はないのですが,師匠がリードしているのを待っている間に景色を見ていると「これはヤバい」と恐怖心が湧くのを繰り返したことです.とにかく今までの登山とは別次元のもので,全神経を登ることに集中するという経験ができました.初級向けの小同心クラックでこれなので,中級ー上級のバリエーションルートなんてどうなってしまうのかと思います.
[横岳ー下山]
横岳山頂に着くと,ホッとするあまり1時間程グダグダしました.その後,硫黄岳経由で下山しましたが,稜線上から見る小同心は90度近い絶壁で,自分があそこを登ってきたのか最後まで半信半疑でした.
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