晴れの七面山希望峰で南ア全景、富士山を独り占め! 七面山表参道ルートピストン
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,657m
- 下り
- 1,657m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜敬慎院:ひたすらつづらの坂で飽きます。だからこそ、高さが変わるだけで見える光景がかわることを実感できます。道は良好。信者さん、建築業者さんが行き交います。 敬慎院〜七面山:積雪あり。ナナイクズレの影響で、そこを巻くように道ができている。踏み跡が鮮明なので道失いは基本ないと思う。 七面山〜希望峰:ここ数日誰1人歩いていなかったようで山頂から希望峰方面の踏み跡がなく参った。来た方向の反対を良く観察すると登山道らしき踏み跡とリボンがあり、どうにか行けた。歩き始めれば沢山のリボンが導いてくれます。 |
その他周辺情報 | 身延山久遠寺:七面山自体が日蓮宗の修行の山であり 山頂のちょい下に敬慎院という大きな社を持つところです。日蓮宗総本山の身延山久遠寺もすぐなので、帰りに身延山久遠寺の方に行って、寺院と終わり気味の枝垂れ桜を堪能しました。 ちなみに私は日蓮宗門徒なわけではありません。 南部路:国道52号沿いに南下して内船あたりにあります。 ここらはなかなか食事できるところないので助かります。昼から夜までの休店時間がなく昼から夜8時まで営業とのこと。夕方4時でもあいており、二食分を食す。 釜飯、ほうとう、鳥の唐揚などがあり、今回は釜飯とつなぎに唐揚、ノンアルコールビールでまったり休息できました。 なんぶの湯:17:00以降、値が安くなり500円に。時間が夕方で地元民も多そう。アルカリが強くとろみがある湯で気持ちよかったです。 |
写真
感想
昨年、甲斐駒 黒戸尾根を皮切りに北岳・間ノ岳・農鳥・仙丈・悪沢・赤石・兎・聖と攻め、すっかり南アルプスの虜になったので、富士はともかく、南アが見えるところにこそ行きたいという思いがありました。あとは標高差が大きいところに登るトレーニングが必要という狙いがありました。
今回は、久々に晴れて南アと富士の双方が見れる可能性があるということから、七面山と毛無山の両睨みで検討していました。しかし、前日に行った石割〜御正体〜山中湖〜河口湖エリアで天候の回復が悪く予報より天候が悪い側であったことから、富士山麓エリアが雲がかかっていると睨みより晴天が見込める身延山地である七面山 というか希望峰を選択しました。
富士山を見ると読みどおり天子山塊はともかく天子山塊と富士山の間の朝霧が雲にすっぽり覆われており、選択は吉だったようです。
希望峰で南アの絶景が見れて満足です。
昨年ご来光と影富士を見た聖、未踏の塩見・光・鳳凰と笊・上河内、優美な白峰三山、白峰南嶺に隠れながらちょこちょこ見える悪沢、塩見など。
どの山にも雲や霧すらかからず最高でした。赤石と仙丈、甲斐駒は地形的に隠れてしまうので致し方ないし、鳳凰は登頂途中に見えていたので十分です。
その上、裏側にはちゃっかり富士山も見えたりします。
希望峰に来て、未だいけていない塩見、光、笊にいつか行けたらという思いは更に高くなりました。
さて、七面山の表参道は変化が乏しくある意味しんどいです。
そのなかで徐々に高度を増すことで見えるものが変わっていくことを実感しました。
七面山の敬慎院は想像以上に立派な施設であり、また門徒の方々が泊りがけでやってきて、ご来光をみるところのようでした。
基本的に僧侶の方が多かった気がします。
でも一般登山者も十人くらいはあった気がします。
皆さん七面山山頂、もしくは敬慎院まで行って引き返す人がほとんどで、希望峰に行く人はごくわずか。その証拠にここ数日の悪天候の影響で積もった雪で山頂から希望峰への踏み跡が消えていたぐらいですから。
しかし、七面山山頂の看板で止めてしまのはただ辛いな気がするので、他のレコの方がおっしゃるように希望峰行ってよかったです。
ここにくるまでの疲労困憊も、辛い気分も、前日の山行での疲労も、希望峰の眺望は全てを洗い流してくれました。
帰りは敬慎院に外からの参拝だけではなく、中を案内していただきました。
その際、本当の本尊を祭るお堂が天井修復中という話を聞きましたが、冬季休業からそろそろ再開するところだそうです。驚いたのはそういう建設業者の方々も麓から歩くという事実。綺麗に修復できるといいですね…。
今回もいい山行になりました。
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