会津駒ヶ岳から大戸沢岳、三ッ岩岳を周回 （大好きな檜枝岐村へ♪）

2015年04月12日(日) [日帰り]

• GPS: 08:27
• 距離: 20.9km
• 登り: 1,751m
• 下り: 1,761m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:40
• 休憩: 0:43
• 合計: 8:23

距離 20.9km 登り 1,766m 下り 1,762m

4:37 駒ヶ岳登山口バス停
4:57 5:07 会津駒ヶ岳登山口
6:16 水場
7:26 駒の小屋
7:41 8:01 会津駒ヶ岳
8:30 大戸沢岳
10:19 10:29 三岩岳
11:16 下大戸（P1427）
11:56 11:59 葭ケ平
13:00 ゴール地点

天候

ドピーカン♪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東北自動車道 西那須野塩原ICから約90km、滝沢グラウンド駐車場（無料）

※滝沢グラウンド駐車場までの車道に凍結個所等は見受けられなかったが、気温が0℃以下になるのでまだまだスリップに注意が必要と感じる
※滝沢グラウンド駐車場と登山口のトイレは冬季利用不可で、駐車場から一番近いのは檜枝岐村役場前の公衆トイレだろうか。ただ、厳冬期は使えなかったような気がするので事前に観光案内所などに確認するほうがよい

※尾瀬檜枝岐温泉観光案内所
　http://www.oze-info.jp/

コース状況／危険箇所等

《滝沢グラウンド駐車場〜会津駒ケ岳》
○総じて積雪があるが、天気が良かった当日は、特段危険箇所は見受けられなかった

《会津駒ケ岳〜三ッ岩岳》
○冬季バリルートでありルーファイは必須だが、基本小ピークを目指して歩けば問題ないと感じる
○雪庇に注意する必要はあるが、特段危険箇所は見受けられなかった

《三ッ岩岳〜（下大戸）〜葭ケ平》
○バリルート？であり、総じて急坂。基本尾根を外さずに下山していくが、枝尾根の選択には十分留意する必要があると感じる（正直、あまりお勧めできないルートである）
○日中になるとシャーベット状の雪質で踏ん張りが効かないため、滑落に注意が必要と感じる

写真

4/12 4:34

さー、今日も元気に出発っ！

会津駒ヶ岳は2年ぶりなのでめっちゃ楽しみ！

今日もたおやかで端正な姿を見せてくれるといいな♪

4/12 4:36

程なくして滝沢登山口を通過〜

4/12 5:00

途中、ショートカットして事実上の登山口に到着っ！

ここでアイゼンを装着して、いざっ！！

4/12 5:42

おはよ〜♪

今日は良い天気になりそうだね〜

4/12 6:14

ブナ林のいくつもの急坂を越えていくと、

4/12 6:20

オオシラビソに変わる〜

この樹林帯を過ぎると森林限界を越えるはず〜

4/12 7:15

キター！！

このコントラストは何度見ても良いものだ♪

4/12 7:25

景観を楽しみながら軽快に上っていき、駒の小屋を通過〜

4/12 7:33

さーて、会津駒ヶ岳に取り付くぞ〜

4/12 7:41

はい〜、山頂に到着っ！

あれっ、例年より積雪が少ない？？？

さてさて、山頂からの景観を堪能しよか〜♪

4/12 7:47

燧ヶ岳と至仏山、日光白根山が微笑んでくれている（と思っている）♪

4/12 7:49

燧ヶ岳と至仏山、ほんと素晴らしい♪

4/12 7:48

上越の山々はまだまだ真っ白♪

4/12 7:52

んで、越後三山方面をアップ♪

4/12 7:48

中門岳に続く稜線は真っ白けっけ♪

って、もう中門岳に向かっているPTがいる！　はやっ！

4/12 7:48

これから向かう三ッ岩岳の奥には飯豊連峰かな♪

4/12 7:49

ひょっこり顔を覗かせている日光白根山も良い感じ♪

4/12 8:03

これから向かう三ッ岩岳に続く稜線〜♪

名残惜しいが、まだまだ先は長いので、そろそろ三ッ岩岳に向けて出発すっか（泣）

4/12 8:05

ノートレースなのでルーファイしながらいこか〜

4/12 8:07

三ッ岩岳は遠く見えるし、稜線は意外とアップダウンがあるな（汗）

4/12 8:08

少し下ったところで振り返り、会津駒ヶ岳山頂を見る

折角なので燧ヶ岳＆至仏山をセットで♪

4/12 8:16

最初の小ピークP2098は踏まずに北側を巻く

いや〜、素晴らしい回廊だね〜♪

4/12 8:20

この角度の中門岳は美味しそう♪

4/12 8:24

大戸沢岳（P2089）に向かう稜線

それにしても照り返しが厳しくて日焼けが心配（汗）

4/12 8:36

振り返ると、会津駒ヶ岳とP2098の奥には燧ヶ岳が！

4/12 8:46

大戸沢岳（P2089）から先は一旦下り、上り返す

4/12 8:55

ふぅ、コルまで下ってきたぞ〜

さー、P2057に向けて上り返すか！

右側は、雪庇に注意！！

4/12 9:10

むーん、コース取りが難しい（汗）

4/12 9:26

うぅ〜、P2057の山頂直下は急坂だ（泣）

4/12 9:35

ふぅ、上り切ったぞ〜！

さて、P2060に向かおうかね〜

それにしても、まだまだ先は長いな（汗）

4/12 9:37

でも、周辺の山々が応援してくれているようで頑張れる♪

4/12 9:41

さー、P2060まであと少しだ！

4/12 9:48

上越の山々♪

4/12 9:55

振り返ると会津駒ヶ岳が遠くに！

いや〜、すんばらすぃ♪

4/12 9:56

P2060に到着っ！

さー、後は三ッ岩岳のみ、頑張るぞ〜！！

でも、三ッ岩岳はこの先のピークの奥なんだよね〜（汗）

4/12 10:09

もさもさのところが三ッ岩岳のピークかな？

4/12 10:12

もう終わりかと思うとなんか名残惜しくて何度も振り返ってしまう（泣）

4/12 10:16

飯豊連峰も気持ち近づいたような気がする！

4/12 10:17

三ッ岩岳ピークに到着っ！

ここからの景観も最高っ！　ではぐるりと♪

4/12 10:24

これまで歩いてきた稜線♪

4/12 10:26

窓明山に続く稜線の奥には飯豊連峰が♪

4/12 10:27

周辺の山々♪

4/12 10:28

大戸沢岳の奥には日光白根山♪

さて、残念だけどそろそろ下山しよか〜（泣）

ルートは、バリルート？の下大戸（P1427）経由で！

4/12 10:36

てか、なんだこの急坂は！！！

4/12 10:37

いや〜、あっという間に下ることができて楽ちん♪

4/12 10:37

ちょっと怖いけど、シリセード♪

でも、場所を選ばないと、そのまま谷に真っ逆さま…

4/12 10:43

三ッ岩よ、さらば〜

4/12 10:43

てか、本当にこの急坂は何なの？？？（逆ギレ）

4/12 10:49

この景観も見納めだ（右）

4/12 10:50

この景観も見納めだ（左）

4/12 10:52

ふぅ、やっとなだらかになった！と思ったら、

4/12 10:58

なんなんだよー（逆ギレ×2）

奥の小ピークが下大沢（P1427）かな

4/12 11:16

ふぅ、コルから上り返して下大沢に到着っ！

振り返ると下ってきた尾根が！

4/12 11:18

やっと車道が見えてきた！

この後、積雪があったり消えたりで、ルーファイに翻弄する（汗）

しかも、この辺りまでくるとシャーベット状の雪質に変わり、踏ん張りが効かないよ〜（汗）

4/12 11:54

どうにか葭ケ平に到着っ！

4/12 12:00

さて、後はなが〜い車道歩きだ（汗）

4/12 12:59

気温が上がり、暑さに凹みながら黙々と歩いて行くと、無事に滝沢グラウンド駐車場に到着っ！

撮影機器：

DMC-GM1 Panasonic

TG-850 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

備考

日焼け対策を怠り、パンダになる

感想

やまハチ

最近、自分自身の甘えで敗退癖がついていたので、今回こそは！と一念発起。
今冬季にチャレンジしようと思っていたルートの一つである、会津駒ヶ岳から三ッ岩岳の冬季限定縦走を選択っ！
ルートは、滝沢登山口から会津駒ヶ岳、大戸沢岳、三ッ岩岳の時計回りに登ることにする。

会津駒ヶ岳のある檜枝岐村は、大好きな郷土の一つ。
2年前ぶりに訪れることになるので、めっちゃ楽しみ♪

前日に現地に向かい、滝沢グラウンド駐車場で車中泊。
翌日3時に起床し、一旦トイレのある檜枝岐村役場に移動して準備し、その後滝沢グラウンド駐車場に戻る。
てか、最初から檜枝岐村役場で車中泊すれば良かったのだが…

4時半に会津駒ヶ岳に向けて出発し、林道をショートカットしながら上っていくと、階段のある登山口に到着する。
積雪は締まっていて歩きやすかったが、ここでアイゼンを装着し、軽快に上っていく。
程なくして朝日が顔を覗かしてくれ、早速挨拶♪
その後も絶好のコンディションの中、ルンルン気分で上っていくと、森林限界を超え、会津駒ヶ岳が現れる。
いや〜、何度来ても素晴らしい景観だ！　というより美味しそう♪
その後も景観を楽しみながら上っていくと会津駒ヶ岳山頂に到着っ！
山頂からは、燧ヶ岳や至仏山、日光白根山、越後駒ヶ岳、飯豊連峰など名だたる名山が一望できる。

まだまだ先が長いので、しばらく景観を堪能した後、三ッ岩岳に向かう。
感想は写真に委ねるが、本当に素晴らしいルートで疲れていることすら忘れさせてくれる♪
いくつもの小ピークを越えていくと三ッ岩岳に到着っ！
ここで少し休憩し、下大戸に向けて下山を開始する。
下大戸のルートもバリルート？なので、尾根を見極めながら下っていく。
しっかし、なんつー急坂なのだろうか…

やっと下大戸が目の前に現れるが、コルから急坂を上り返さなければならない（汗）
きついな…
下大戸を通過し、これまた急坂を一気に下っていくが、標高を下げていくと積雪が消える個所が出てきて、これまで以上にルーファイしながら下っていく。

目下に車道が見え、残りも少しになった頃、ルーファイに失敗し、ちょっとした沢を下ることになる（沢沿いに薄っすらとトレースがあったので、その時点で地図を確認しなかった）。
デブリがあちこちにあるので雪崩にあわないよう、一段高いところをトラバースするように下っていくが、雪質がシャーベット状なので踏ん張りが効かず、何度も滑りそうになる（汗）
そして、とうとう沢に向かって10m程度滑落…典型的な遭難パターン。
怪我は無かったが、地形・地図の確認やアイゼンワークの甘さを痛感する（泣）
ただ、訓練時ではなく、”本当”の滑落時に冷静に滑落停止姿勢に移れることが分かったのは収穫であった。

そんなこんなでどうにか葭ケ平に到着し、ここからは車道歩き。
車道歩きはとにかく無心になって黙々と歩いて行き、1時間ほどで駐車場まで戻ってくる。

今回は、大好きな檜枝岐村や会津駒ヶ岳に加え、三ッ岩岳への縦走ができ、素晴らしい山歩きとなったとさ。
これで敗退癖は克服できたかな…
めでたし、めでたし…

備忘メモ：
2013年03月24日(日)　【BCの地にツボ足くんがゆく！】 会津駒ヶ岳
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-279662.html