須留ヶ峰 ~紅葉・ドローン・山ゴハン、秋の欲張り登山~
- GPS
- 06:11
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 921m
- 下り
- 903m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 6:06
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
要所には標識が立っていてポイント確認ができますが、その間はピンクテープと踏み跡を確認しながら進むことになります。渡渉箇所が何カ所かありますが、特に危険な場所はありませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子(ハット)
登山靴
サブザック(19L)
昼食(棒ラーメン+カット野菜+ソーセージ)
行動食(飴)
予備食(シリアルバー他)
飲料(お茶650mL+水500mL)
シングルバーナー+OD缶(250mL)
角形鍋
箸
地図(行程図・地形図)
スマートホン(GPS+ナビ)
iPad mini(GPS+ログ)
ドローン(MavicMini)
サブバッテリー
カメラ
腕時計
ラジオ
ヘッドライト
手拭い
ティシューペーパー
|
---|---|
備考 | 歩き始める前に足下にヤマビル忌避剤(ヤマビルファイター)を噴霧しました。 |
感想
先日、大会で氷ノ山をがっつり歩いたところなのだが、この日は仕事の休みが取れたので、プライベートで山を楽んでこようと計画を立てた。氷ノ山歩きで少し足の筋肉が張っている気はするが、体調は良好、大抵の山なら歩けそうな気分だ。しばらくドローンも飛ばしていないので、紅葉のきれいな山でドローン撮影もしてみたい。おむすびやパンではなくバーナーの火を使って山ゴハンも作ってみたい、なんて、いろいろ欲張って荷物を詰め込んだ19Lのザックはずっしりと重く、ぱんぱんに膨れた。選んだ山は兵庫県の須留ヶ峰、夏の終わりに訪れた兵庫県の山ではヒルに齧(かじ)られて、いまだに足首あたりに複数のカサブタが残り痒いのだが、さすがにもう11月なので、ヒルの活動も収まっているだろうとは思いつつも、気温が高くなる予報だったので、歩き始める前にはズボンの裾を靴下の中に入れ、靴や靴下にヤマビルファイターをしっかりスプレーしておいた。そのおかげ(?)で今回はヒルの攻撃を受けることはなかった。
鳥取市の自宅から登山口までは90km以上あり、車で2時間ぐらいはかかりそうなので、早めに家を出ようと思ってたのだが、目覚まし時計が鳴らず(電池が消耗していた?)、ばたばたと準備をして家を出たものの、登山開始は10時半近くになってしまった。往復で5時間ぐらいの行程だろうが、ドローンや山ゴハンで遊んでいたら、下山の頃には日がかなり落ちているかもしれない。あまりのんびりもできない、と少し焦る気持ちのまま歩くこととなった。
登山口とされる山(神)神社下手の広場には車が2台停まっていた。当初は先人に倣ってそこを出発点にする予定だったのだが、少しでもコースが短縮できればと思い、神社の脇のコンクリート舗装林道を車で進んでみた。落ち葉や小石はあるものの、軽四駆ならば何とか進むことができる道だ。どこか適当なところに車を停めようと探しているうちに、「シャクナゲ自生地」分岐点まで登ってきてしまった。今はシャクナゲの咲く季節ではなく、分岐には人の入っている様子もないのでそこに車を停めさせてもらうことにした。歩き始めると、30mほどで林道が終わり、そこが広場になっていたので、ここまで車で上ってきてもよかったかなと思った。登山道の位置づけとしてはこちらのコースは上級者向けらしく、何度か渡渉したり、スギ林の中を縫って進んだりする必要があった。今回はこのコースを往復したのだが、結局山では誰にも会うことがなかった。停めてあった車で来ていた人は、他の山へ行ったのか、渓流釣りが目的だったのか?
累計標高が1,000m近いルートだけあって、登山開始からコンスタントに上り坂が続く。急な直登はあまり無いものの、平坦なところも少ない。大杉山から須留ヶ峰の間の稜線にもアップダウンがあり、体力を消耗する。焦らず、けれども立ち止まらず、ペースを一定に保ちながら歩くことが肝要だ。
登山道周辺の広葉樹の多くは落葉したり色が変わったりしていたが、鮮やかで見事な紅葉というのはそれほど多くなかったように思う。確かに今がこの山の紅葉の時期なのだろうが、樹種によるものなのか、今年の気候の影響なのか、一面の鮮やかな赤や黄色の紅葉は無かった。それでもドローンを飛ばして上空から見ると、日に照らされた紅葉はなかなか見事で、周囲の山と比べてもこの山が落葉広葉樹の豊富な山であることがわかった。
ドローン映像(3分37秒)
須留ヶ峰の山頂は周囲に木が多く、展望はあまり良くない。しかし、ドローンで少し高い所から見ると、前後に続く稜線がなかなか美しい。周囲の谷をジグザグに縫って流れる川や道路もなかなかいい感じだ。ロケーションとしてはなかなか良い場所なのにそれを直接見ることができないのが残念だ。一方、大杉山は西〜北方向が開けていて、氷ノ山〜妙見山〜西床ノ尾山の山なみが見渡せる。展望だけなら大杉山に軍配が上がるが、大杉山から須留ヶ峰の稜線に広がる広葉樹の森は下草もほとんど無く、静かで歩き易く、ここを歩かなければこの山の値打ちは半減するなぁとも感じる。紅葉の時期にこの山を歩くことができて良かったと思う。
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