徳富岳・南暑寒岳【徳富ダムから】
- GPS
- --:--
- 距離
- 33.9km
- 登り
- 1,950m
- 下り
- 1,939m
コースタイム
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 9:30
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
徳富ダムから徳富岳を経由して南暑寒岳を登って滑ってみた。
徳富ダムの管理事務所の横からスタート。まずは徳富岳を目指す。作業道奥の沢沿いを通って標高627mの小ピークを巻いたところから尾根に取り付く。あとはアップダウンしながら尾根を進むだけ。途中熊の足跡を数箇所で確認した。
徳富岳までの登り斜面は硬めの雪だった。緩斜面はスキーで登り少し急な斜面のところはツボ足になるというのを何度か繰り返す。スキーを脱いだり履いたりと面倒であった。それでも徳富岳山頂には案外あっさりと到着。南暑寒岳まではまだ遠いので先を急いだ。
徳富岳山頂からは一旦標高差200mぐらい下る。そこからは広い尾根を南暑寒岳目指して登って行く。快晴の空で正面にはずっと山頂方向も見えてモチベーションも上がった。
今日は久しぶりにテレマークを履いた。しかしこれは大失敗だった。久しぶりに履いたブーツの古くてすり減ったインナーのせいだろうか、両足の靴ズレが酷くて痛い思いをした。中敷きを外したりしてみたが効果もなく、あまりの痛さに泣きそうになった…。とりあえず我慢して進んだ。
南暑寒岳の山頂は風が強くて寒かった。春の陽気を期待していたが、この辺りの山はまだまだ冬の雰囲気だった。暑寒別岳まで行く予定だったが靴ズレが痛いから今回はパス…。少しだけ景色を見たら早々と下りることにした。山頂でシールを外す。
南暑寒岳の山頂直下は氷斜面で恐ろしいぐらいにスピードが出た。少し下からは良く滑るザラメ雪に変わる。ここの斜面はテレマークにはちょうどいい緩やかさで最高に楽しい滑りだった。標高750mのコルまで一気に滑った。
シールを付けて徳富岳まで登り返す。徳富岳の小ピーク先でシールを外す。ある程度滑ったところでまたシールを付けて、あとはスタート地点までシールを付けたまま戻った。このルートは帰りも登り返しが多くて結構疲れる。靴ズレが痛かったから出来るだけ早く帰りたかったのに、帰りもそれなりに時間が掛かった。
尾根から見えた風景から、帰って地形図を見直して再度ルートを考えてみた。南暑寒岳からは徳富川へ滑り降りて、そこからダムの水が溜まっている所を高巻きすれば、徳富岳へ登り返さなくてもスタート地点まで戻れるのではないかと思った。
次回はそのルートで登って滑ってみよう。
コメント
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はじめまして、holstein425と申します。いつもaofukurohさんの記録を楽しみに読ませていただいています。
先日、大雪山系の忠別岳に登った際、aofukurohさんの過去のレコを参考にさせていただきました。どうもありがとうございました!
増毛山塊の山々は、積雪期限定で楽しめるルートがバリエーション豊富で楽しいですよね。冬の南暑寒岳、いつか僕も挑戦してみたいです。
はじめまして。こんにちは!
忠別岳の記録を参考にしていただいて光栄です。林道が少し長いですが全体的には山スキーの機動力を活かすことが出来る良いルートだと思っています。山頂近くにある忠別岳の避難小屋に泊まるのも良さそうですね。
積雪期の南暑寒岳は複数のルートから何度か登っていますが、どこから登ってもちょっと遠いのが難点ですよね。
今回のルートよりも恵岱岳経由のルートの方が帰りの登り返しが少なくて個人的にはお勧めです。是非挑戦してみてください。
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