尾瀬;燧ヶ岳•尾瀬沼•尾瀬ヶ原
- GPS
- 09:19
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 1,308m
- 下り
- 1,307m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:48
天候 | 晴れ☀️ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
ザック(Exped;Lightning45L)
靴(スカルパ)
キャップ
長袖シャツ(冬用)
長パンツ
コンプレッションタイツ
靴下
雨具
ゲイター
グローブ
ストック
タオル×2
飲料(麦茶650mm/アクエリアス900mm/折り畳み水筒1.5L)
行動食(薄皮パン×2/トレイルミックス/SOYJOY)
昼食(カップラ_リフィル×2)
朝•夕食(尾西×2/金のビーフシチュー)
酒とつまみ(焼酎200mm/ビール/燻製ほや/鮭とば)
チタンカップ(600mm&350mm)
バ-ナー
OD缶
スタンドコジー
箸・スプーン
着替え(長タイツ/肌着(冬用)/パンツ×2/靴下/メリノウール長袖/カーディガン/ダウンジャケット•パンツ/ネックウォーマー)
テント(Numo_tani)
シユラフ
スリーピングマット
枕
サンダル
AppleWatch
iPhone
GoPro_HERO9
モバイルバッテリー17
500Ah
ヘッドランプ
予備眼鏡
サングラス
マスク
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感想
昨年、訪れた冬季閉鎖直前の尾瀬。
山小屋の営業を終え、夏の華やかな景色とは対象的に茶褐色のくすんだ色に染まった湿原の広がりは、より静けさを際立たせ、寂しさとともに個人的には心地いい気持ちになります。11月生まれの私特有の感情かもしれませんが、強く印象に残っていて、引き寄せられるように今年も伺ってきました。
今年は、より深く身を置きたいと思い、テントを背負ってのんびりとした行程に。
朝4時半に自宅を出発し、8時過ぎに御池登山口に到着。どういう訳か昨年よりも多くの車が駐まっています。静かな尾瀬にならないかもしれないなと思いながら、ゆっくりと登山開始。
昨年は、朝方に結構冷えて、木道がつるつるでしたが、今年は霜が降りることもなく、快適に歩き出すことができました。やはり温かいのかも。
1時間ほどで広沢田代到着。草紅葉に点々と佇む池糖。尾瀬の風景だねぇと思いながら、熊沢田代へ。平ヶ岳のほか越後の山々を望むことができました。
11時過ぎに爼グラ到着。温かいせいか昨年見えた富士山や北アルプスは霞んで見えませんでした。
荷物をデポして柴安グラへ。こちらの展望も素晴らしい。尾瀬ヶ原は、すっかり茶色に染まっていました。俎グラに戻り、昼食を取って尾瀬沼へ。
ここから人はぐっと減り・・・というよりも、誰もいません。まさに静かな尾瀬。
熊鈴を鳴らしなから、計画ではナデッ窪を降りる予定でしたが、時間もあるので、長英新道から長蔵小屋に向かうことに。
1時間半ほどかけて、尾瀬沼まで降りて、ここから時計回りに巻いて、長蔵小屋へ。
途中で通った大江湿原は、尾瀬沼の湖畔がいいアクセントになってとてもいい雰囲気でした。
長蔵小屋は、当然閉まっていましたが、作業のためか小屋の中には何人かいた様子。おまけに水道も出てました。
眺めもいいし、ここでテントを張るのもありだなと迷いましたが、時間もあるので、やはり見晴らしに向かうことに。
15時半に見晴らし到着。先行のテントが一張り。
少しほっとしながら、至仏山を真っ正面に見据える場所に、テントを設営。
夕暮れに染まる尾瀬ヶ原を見ながら、晩酌。泊まりの山行は、これがあるから止められない。
至仏山の向こうにゆっくりと沈む太陽を見ていると、静けさと相まっていろいろなことを思い出したり、考えさせられます。すっかり日が暮れて、夕食を取り、いつの間にか就寝。途中、12時頃に目が覚めて、星空を眺めました。オリオン座やカシオペア座など久しぶりに辿った気がします。
翌朝、寒さで5時頃目が覚めました。夜中はそれほど寒くは感じませんでしたが、朝方に急激に冷え込んだようです。外に出ようとすると、霜でフライシートがバリバリになっていて、テント内にも散らばってしまいました。
霜で白くまぶされた尾瀬ヶ原もなかなか乙だなと思いながら、朝食を取り、6時半に御池に向かって戻り始めます。
朝焼けに染まる景鶴山がきれいでした。夏道がなく、雪のある時期にしか登れないらしいですが、いつかトライしてみたいと思います。
2時間半ほどかかって、9時に無事御池に到着。
燧ヶ岳以外はひと気もなく、じっくりと尾瀬を回ることができました。
花が咲いている訳でも、新緑が映える訳でもなく、また、山小屋や売店などでおいしい食事を取れる訳でもないのですが、そういった尾瀬とは対照的な別の一面にとても魅かれている気がします。
きっと来年も、訪れると思います。
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