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Yamareco

記録ID: 614605
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

奥白根山

2015年04月16日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
12.3km
登り
1,511m
下り
1,501m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
湯元温泉の無料駐車場を利用しました
コース状況/
危険箇所等
前白根山までは先行者のトレースを辿り、それ以降のトレースは無しでした
無料駐車場発07:14−奥白根山頂12:38ー無料駐車場着16:43
湯元温泉の無料駐車場からスタートします
2015年04月16日 07:14撮影
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湯元温泉の無料駐車場からスタートします
今日こそ奥白根山登りたいです
2015年04月16日 07:19撮影
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今日こそ奥白根山登りたいです
先行する足跡があるようなないような、、
2015年04月16日 07:23撮影
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先行する足跡があるようなないような、、
窪んだところは風で運ばれてきた細かい雪で埋められています
窪んだところは風で運ばれてきた細かい雪で埋められています
ゲレンデ脇沿いを半分ほど登ってきました
2015年04月16日 07:34撮影
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ゲレンデ脇沿いを半分ほど登ってきました
日光でお馴染みの目印が現われます
2015年04月16日 07:51撮影
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日光でお馴染みの目印が現われます
ここでポールをピッケルに換えアイゼンを付けます
2015年04月16日 08:02撮影
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ここでポールをピッケルに換えアイゼンを付けます
プレート以外にはこうした目印もあります
2015年04月16日 08:16撮影
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プレート以外にはこうした目印もあります
つらら
2015年04月16日 08:29撮影
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つらら
外山鞍部に近づいてます
2015年04月16日 08:53撮影
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外山鞍部に近づいてます
外山鞍部
2015年04月16日 09:01撮影
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外山鞍部
前を歩く方はどのあたりにいるのでしょうか
2015年04月16日 09:02撮影
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前を歩く方はどのあたりにいるのでしょうか
これを辿る事で自分の側の消耗はかなり防げています
2015年04月16日 09:23撮影
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これを辿る事で自分の側の消耗はかなり防げています
天狗平付近
2015年04月16日 09:36撮影
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天狗平付近
前白根山頂。ここで先行の2名にキャッチアップ。しかし彼らはこれ以降は進まないとの事。トレースありがとうございました
2015年04月16日 09:47撮影
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前白根山頂。ここで先行の2名にキャッチアップ。しかし彼らはこれ以降は進まないとの事。トレースありがとうございました
前白根山西側の岩の斜面を下り、さらに凍った五色沼のほとりに向けて樹林のあいだをつづら折れに降ってきたところです。スノーシューに換装して雪深さからくる消耗を防ぎます
2015年04月16日 10:19撮影
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4/16 10:19
前白根山西側の岩の斜面を下り、さらに凍った五色沼のほとりに向けて樹林のあいだをつづら折れに降ってきたところです。スノーシューに換装して雪深さからくる消耗を防ぎます
過去に参考にしてきたヤマレコの記録を思い出したり、奥白根そのものをオンサイトする事で何とか取付部と思しきポイントにたどり着きます
2015年04月16日 11:23撮影
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4/16 11:23
過去に参考にしてきたヤマレコの記録を思い出したり、奥白根そのものをオンサイトする事で何とか取付部と思しきポイントにたどり着きます
雪の斜面をクリアして草付をさらに登り、斜度がだいぶゆるくなってきたところ
2015年04月16日 12:08撮影
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4/16 12:08
雪の斜面をクリアして草付をさらに登り、斜度がだいぶゆるくなってきたところ
頂上のサインが見えます
2015年04月16日 12:08撮影
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頂上のサインが見えます
景色に目を奪われ、思わずザックを肩からおろし、腰もおろしました。写真はその場所からの会津駒ヶ岳のアップ
2015年04月16日 12:11撮影
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4/16 12:11
景色に目を奪われ、思わずザックを肩からおろし、腰もおろしました。写真はその場所からの会津駒ヶ岳のアップ
五色、金精、温泉ヶ岳、念仏平
2015年04月16日 12:11撮影
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五色、金精、温泉ヶ岳、念仏平
日光ファミリー
2015年04月16日 12:11撮影
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日光ファミリー
あと少しなので、栄養水分等を体に補給してから山頂を目指す事にします
あと少しなので、栄養水分等を体に補給してから山頂を目指す事にします
ザックは休憩した場所にデポして、身軽になって行きます
2015年04月16日 12:23撮影
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4/16 12:23
ザックは休憩した場所にデポして、身軽になって行きます
間違って山頂西側の岩場に取り付いてしまいます。でもそこから写真を
2015年04月16日 12:30撮影
4/16 12:30
間違って山頂西側の岩場に取り付いてしまいます。でもそこから写真を
至仏山をアップで。白いです
2015年04月16日 12:31撮影
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至仏山をアップで。白いです
上州武尊山とうっすら谷川岳
2015年04月16日 12:31撮影
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上州武尊山とうっすら谷川岳
頂上付近にて燧ヶ岳と会津駒ヶ岳
2015年04月16日 12:38撮影
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頂上付近にて燧ヶ岳と会津駒ヶ岳
至仏山、平ヶ岳、燧ヶ岳
2015年04月16日 12:38撮影
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至仏山、平ヶ岳、燧ヶ岳
頂上付近から武尊山、至仏山
2015年04月16日 12:38撮影
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頂上付近から武尊山、至仏山
錫ヶ岳
2015年04月16日 12:38撮影
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錫ヶ岳
そして奥白根山頂
2015年04月16日 12:38撮影
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そして奥白根山頂
霧氷が少しだけ見れました
2015年04月16日 12:40撮影
4/16 12:40
霧氷が少しだけ見れました
丸沼高原側からきた方々にお願いして撮って頂きました。ありがとうございました
2015年04月16日 12:51撮影
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4/16 12:51
丸沼高原側からきた方々にお願いして撮って頂きました。ありがとうございました
草付部にていまいちどアイゼンを取り付けて、ここをもう一度降ります
2015年04月16日 12:58撮影
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4/16 12:58
草付部にていまいちどアイゼンを取り付けて、ここをもう一度降ります
樹林帯まで戻れました。自分の足取りを戻るだけですが、深い雪に足をとられ難渋する事が予想されるので、いまいちどスノーシューに履き替えます
2015年04月16日 13:41撮影
4/16 13:41
樹林帯まで戻れました。自分の足取りを戻るだけですが、深い雪に足をとられ難渋する事が予想されるので、いまいちどスノーシューに履き替えます
五色沼のほとりにある足跡は自分のものだけです
2015年04月16日 13:57撮影
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4/16 13:57
五色沼のほとりにある足跡は自分のものだけです
復路の前白根山頂。この距離からでも雪のついた奥白根山の斜面に自分のつけたトレースを確認できました。奥白根山アリガトウ!また来るよ
2015年04月16日 14:41撮影
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4/16 14:41
復路の前白根山頂。この距離からでも雪のついた奥白根山の斜面に自分のつけたトレースを確認できました。奥白根山アリガトウ!また来るよ
湯元温泉の町並み。あそこへ戻ります
2015年04月16日 14:57撮影
4/16 14:57
湯元温泉の町並み。あそこへ戻ります
外山鞍部まで戻り、再度飲むゼリー等を補給します
2015年04月16日 15:13撮影
4/16 15:13
外山鞍部まで戻り、再度飲むゼリー等を補給します
外山の斜面を安全に降りるために、やはりアイゼンに換装します
2015年04月16日 15:22撮影
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4/16 15:22
外山の斜面を安全に降りるために、やはりアイゼンに換装します
スキーゲレンデ上部まで戻ってきました
2015年04月16日 16:11撮影
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スキーゲレンデ上部まで戻ってきました
今日は平日でもありますし、ひっそりしてます
2015年04月16日 16:20撮影
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4/16 16:20
今日は平日でもありますし、ひっそりしてます
雪を踏んでいられる最後の場所
2015年04月16日 16:34撮影
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雪を踏んでいられる最後の場所
無事駐車場まで戻ってこれました
2015年04月16日 16:43撮影
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無事駐車場まで戻ってこれました

感想

日光湯元温泉からの奥白根山を選んだのは、関東圏内の手軽でかつ登り応えのありそうな山で、今シーズンの雪山に一応の区切りをつけられるような山に行きたい気持ちがあったからです。月曜日時点での天気予報を信じる事にして、当日を登山に充てられるように予定を組みます。前日は早めに寝て夜中に起床し、神奈川県の自宅から車で一路日光へ。いろは坂をのぼり詰めると何やら風が強そう。通り道の中禅寺湖には白波がたっていました。前白根山には過去2回登っているのですが、この様な風のコンディションでスタートするのは初めて。でも登り始めるといつの間にか気にならないレベルになっていた様に思います。

平日だし、自分以外には登ってる人はいないんだろうか、少し気にしながら登り始めます。風で運ばれてきた細かい雪が、人の足跡のようなゲレンデにできた小さな窪みを埋めていっているようです。でもやはり先行者はいそうな感じ。ゲレンデ上部付近でアイゼンピッケル装備にして外山の斜面に取り付き、コース目印を追います。幸い踏み抜きの頻度はそんなに多いものではありませんでした。アイゼンを効かせ順調に登り外山鞍部から尾根に乗るあたりになると、先行する足跡はにわかにはっきりとし始めます。時に歩幅をあわせ、新雪を踏んで得てしまう歩行抵抗を緩和させ歩を進めます。

前白根山頂にまできたところで先行の2名の方々に追いつきました。すかさず奥白根山まで行くつもりなのかどうか尋ねると、そうはしないとの事。確かに事ここに至って一番強く感じるような風がビュービュー吹き渡ってます。それもありだと思いました。しかし自分はここまで人のトレースを追って体力を温存させてきた事を無駄にしたくないとも思い、もう少し行ってみますと告げて前白根山西側のちょっとした岩場を降り始めます。

さらに五色沼のほとりにまで降りると、そこは静かなものでした。ここではコース目印になるようなものを発見する事は叶わず、加えて稜線と違って雪も深めなので、スノーシューに履き替え水分等も補給し、それらをやりながら取り付き部分までのルート採りを時折山体に目をやってイメージをわかしました。なんだか大げさな表現をした感もありますが取付部にはそれほど難もなくたどり着けました。

さて、山の斜面は風にさらされているとはいえ雪の深さはどれ位なんだろう、やわらかさは?目視の判断やここにくるまで踏んできた雪の感じからいってやはりやわらかいであろう事は想像がつきます。でもシャーベットやザラメといったほどでもなさそう。もし斜面の途中で足が深く入っておかしな体勢で動きづらくなったりしたら、、もしアイゼンの底にダンゴができて片足がツーっと又を裂かれるように滑り出すのならルンゼに落ちたりする前に安全な姿勢に戻れるだろうか?思案をしたその末に、引き続きスノーシューを用いて登り、可能な限り復路のためにも雪を動かさない考え方のもとに登るのがよいのではないかという選択に至ります。

そうした考えが合っていたかどうかはさておき、何とか雪の斜面を上部草付部分に至るまでたどりつく事ができました。そこに至る数メートルは特に斜度が強く、ピッケルダガー部反対側のへら状の部分を使い、足を運ぶ前に雪面にあらかじめ加工を施し登るという作業を数回繰り返して乗り切る事ができました。とりあえず一安心。傾斜のゆるくなった、山頂が射程におさまるところにまできて少し休憩します。その間に写真を撮ったりも。

もうここからはザックはデポしてカメラと身一つで山頂を目指します。尾瀬の山々、上越国境の山々、足尾の山々、日光ファミリーやさらにその向こうの山々に目を奪われます。そして山頂。うれしかったですネ。戻り際には丸沼高原側から登ってこられた2名の方々にお願いして写真を撮って頂きました。ありがとうございました。あとは慎重さをもって山頂部分を後にします。

雪の斜面の降りは、アイゼンのフロントポイントとピッケルで対応できると判断して、バックステップで一歩々々を確認しながらゆっくり降りてゆきます。樹林帯においては再度スノーシューに換装して雪上歩行します。たどるのは往路を同じ自分の足跡。前白根山頂まで戻り奥白根山を見納めるのですが、その際には雪の斜面に自分のたどったトレースを確認する事ができました。

外山鞍部でみたび栄養水分補給し、アイゼンへの換装を済ませ、外山斜面、スキーゲレンデ上部、スキーゲレンデ沿いと順を追って降り、無事無料駐車場にまでたどりつく事ができました。帰りの車は足尾から桐生、上武大橋を経て深谷、寄居、小川、ときかわ、飯能、入間、16号線と繋いで高速代を浮かせました。

…以上でした。

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コメント

こんばんは
初めまして。
4月25日電車とバスで湯元に行き9時スタートでチャレンジしました。
うっすらでしたがdeepsouthさんの踏み跡があり大変助かりました。しかし、残雪と石の交互の登山道を登るのに苦労して、前白根で奥白根に挨拶だけして下山しました。踏み跡がなければ前白根にもたどり着けなかったかもしれません。
踏み跡のお礼申し上げます。ありがとうございました。
PS 今日は湯元からの登山者は私だけでした。前白根も貸し切りでした。
2015/4/25 22:44
Re: こんばんは
kuroyuさん

始めまして。deepsouthです。
湯元スタートにチャレンジしたとの報告ありがとうございます。
自分も初めて行ったときには外山の急傾斜には肝を抜かれました。
おまけに帰り際には鞍部の下降点を見つけられずしばらくウロウロと、、
情けない思いをしたのを憶えています。
時間も経っているからその間にいろんな人のチャレンジもあったかもしれませんね。
あなたの踏み跡も誰かの役に立つのでしょうね。
また来シーズンもチャレンジしましょう!
それでは。
2015/4/26 9:42
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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