南アルプス 鳳凰三山（薬師岳小屋泊）

2023年11月02日(木) ~ 2023年11月03日(金)

• GPS: 14:48
• 距離: 19.5km
• 登り: 2,189m
• 下り: 2,051m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:51
• 休憩: 0:51
• 合計: 7:42

5:59 夜叉神峠登山口
6:57 6:57 夜叉神峠
7:04 7:04 夜叉神峠小屋
8:17 8:17 杖立峠
8:56 8:57 火事場跡
9:35 9:36 苺平
10:04 10:18 南御室小屋
11:25 11:25 砂払岳
11:34 11:40 薬師岳小屋
12:31 13:00 鳳凰山
13:28 13:28 薬師岳
13:41 薬師岳小屋

2日目

• 山行: 5:38
• 休憩: 1:29
• 合計: 7:07

4:36 薬師岳小屋
5:30 6:34 鳳凰山
6:51 6:51 鳳凰小屋分岐
7:30 7:30 アカヌケ沢の頭
7:45 7:54 地蔵ヶ岳
8:06 8:08 アカヌケ沢の頭
8:53 9:05 高嶺
9:40 9:41 白鳳峠
11:22 11:23 白鳳峠入口
11:35 11:35 広河原・吊り橋分岐
11:43 11:43 広河原インフォメーションセンター
11:43 ゴール地点

天候

1日目：快晴、稜線は少し冷たい風が吹いていた。遠望はすこし霞み気味。
2日目：無風快晴、11月とは思えない暑さ。稜線を薄着で歩けた。
両日とも天候に恵まれて絶景稜線を歩くことが出来ました。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

夜叉神峠登山口に駐車。下山は広河原なので12時のバスで夜叉神まで帰還。

コース状況／危険箇所等

注意が必要だな、と思ったのは下記。1日目の夜叉神からの登りは危険なところは無いけど距離が長いので体力勝負です。

(1)観音岳の山頂岩場
観音岳山頂は大きな岩が積み重なっているのだけど、そこをウロウロしていると岩から滑り落ちそうになった。絶景に見とれて足元がおろそかにならないように注意して移動しましょう。

(2)地蔵岳のオベリスク（もちろん登りませんでした）
オベリスクの基部まで行ったけど、その先はクライミングなので私には登れません。基部までの往復も慎重に。

(3)高嶺からの下山
急角度に岩場を降っていきます。段差が大きいところもあるので慎重に足の置き場を探しましょう。あと開けたところではルートがわかりにくいところがあります。ハイマツに結んであるテープ（赤か白）を丁寧に探していきましょう。

(4)白鳳峠からの下山（とくに後半）
木の根や石などでつまずかないように注意して歩きましょう。最後に下が見えてから急角度に標高を落とします。最後まで集中力を切らさないように。

その他周辺情報

みたまの湯に行きました。露天風呂から鳳凰三山が見えます。ノンビリと湯に浸かりながら先ほどまでいた山を眺めるのは至福の時間です。
https://www.mitamanoyu.jp

写真

11/2 5:58

明るくなってから登山開始。クマ注意の看板あったので鈴を持ちました。

11/2 6:31

夜叉神峠に行く途中で朝日が差し込んできた。このあたりは紅葉がきれい。

11/2 7:02

夜叉神峠からの白峰三山、相変わらず素晴らしい展望です。この先の絶景が約束された快晴の空がうれしい。

11/2 8:56

火事場跡に到達。夜叉神から登りは緩やかだけど、とにかく長い。3時間ほど歩いて樹林を抜けました。（空が青い！）

11/2 10:05

10時に南御室小屋に到着。この先は水場がないのでプラティパスにたっぷり水を汲みました。

11/2 11:13

森林限界を越えて稜線に乗りました。砂払岳手前から白峰三山、展望が素晴らしくて楽しい。

11/2 11:27

小屋と観音岳が見えた。小屋はまだ開いてないので先に進みます。

11/2 11:53

薬師岳を通過。とにかく素晴らしい展望です。

11/2 11:55

ビーチのような白砂を踏んで観音岳に向かいます。

11/2 12:01

北岳、間ノ岳、農鳥岳が目の前。

11/2 12:14

観音岳が近くなってきた。その先に仙丈ケ岳。

11/2 12:31

観音岳に着きました。4年ぶりの山頂。

11/2 12:33

ここまで来てようやく地蔵岳と甲斐駒が見える。

11/2 12:33

奥に八ヶ岳も

11/2 12:40

観音岳山頂から北岳。

11/2 12:41

薬師岳の先に富士山。観音岳から見える富士山は美しい。

11/2 12:46

花崗岩の稜線が続きます

11/2 12:54

甲斐駒と仙丈。真ん中は明日行く予定の高嶺

11/2 13:32

薬師岳まで戻ってきました。小屋が開いたようなので休憩。

11/2 16:06

夕方16時過ぎに再び薬師岳。

11/2 16:21

観音岳の稜線も夕日に染まってきた

11/2 16:23

北岳に日が落ちていく。

11/2 16:24

薬師岳からの富士山

11/2 16:34

薬師岳小屋を望む。夕方の幻想的な展望

11/2 16:43

北岳の向こう側に日が落ちました。

11/2 16:44

八ヶ岳にビーナスベルト

11/2 16:46

夕暮れの富士山

11/2 16:48

富士山にもビーナスベルト

11/2 18:18

夕食後、月が出る前の18時過ぎに撮影。農鳥岳の上に天の川。夏よりは色が薄いけど何とか撮影できた。

11/2 18:17

縦位置で天の川

11/2 18:23

薬師岳越しの星空。このあと早々に就寝

11/3 4:43

【2日目】
観音岳で朝日を見るために日の出前に小屋を出発。薬師岳手前から富士山と街明かり（手持ち撮影）

11/3 5:29

観音岳山頂で朝日を待ちます。東空が明るくなってきた

11/3 5:39

朝日が昇る前、北岳も明るくなってきた

11/3 5:41

甲斐駒と地蔵岳も明るくなってきます

11/3 5:55

日の出直前。

11/3 6:05

6時過ぎに富士山の左から日が出ました。

11/3 6:06

薬師岳越しの富士山。観音岳から見る素晴らしい展望。

11/3 6:10

白峰三山のモルゲンロート

11/3 6:11

こちらは地蔵岳と甲斐駒のモルゲンロート

11/3 6:11

仙丈ケ岳にも朝日が入ってきた

11/3 6:11

北岳と仙丈ケ岳

11/3 6:18

北岳、だいぶ日が入ってきた

11/3 6:19

南アルプス南部の山も遠くに見える。先日行った悪沢岳あたりかな。

11/3 6:20

観音岳山名表示もオレンジに。

11/3 6:21

薬師岳へと続く稜線と展望。

11/3 6:20

だいぶ朝日が高くなってきました。観音岳山頂で1時間くらい朝の時間を楽しんだので先に進みます。

11/3 6:45

絶景を目の前に地蔵岳に向かって下っていく。

11/3 7:25

北岳を見ながら歩く楽しい稜線

11/3 7:26

観音岳を振り返る。大きく下って登り返してきた

11/3 7:29

アカヌケ沢の頭に到着。ザックをデポして地蔵岳に向かう。

11/3 7:32

特徴的なオベリスク

11/3 7:37

地蔵岳のふもとに到着

11/3 7:49

オベリスクの基部まで登ってきました。この先はクライミングなので自分には登れません。

11/3 7:48

甲斐駒とアサヨ峰

11/3 7:48

正面はアカヌケ沢の頭、その先に北岳

11/3 7:52

オベリスクから見ると観音岳の横に富士山が見える

11/3 7:57

お地蔵さんのところまで降りてきました

11/3 8:11

アカヌケ沢の頭に復帰、地蔵岳の下のほうが紅葉している。ドンドコ沢は未踏、鳳凰小屋のテント場が戻ったら行ってみよう。

11/3 8:12

早川尾根方面に向かいます。

11/3 8:14

目の前に北岳。登山道からこんな景色が見えるので、なかなか前に進まない。

11/3 8:20

今から向かう高嶺。

11/3 8:28

少し登り返します。

11/3 8:47

先ほどまでいた地蔵岳と観音岳を振り返る

11/3 8:52

高嶺に到着。

11/3 8:53

観音岳と薬師岳、その先に富士山

11/3 8:54

野呂川の深い谷が続く

11/3 8:56

北岳が目の前、真下は広河原かな

11/3 9:01

八ヶ岳の全容。しばらく行ってない

11/3 9:02

甲斐駒と仙丈、真ん中は2016年に歩いた早川尾根。

11/3 9:02

下の鞍部が今から向かう白鳳峠

11/3 9:04

高嶺の西側は急角度に下ります。目の前の絶景に見とれないように集中。

11/3 9:10

大好きな北岳。今年は行けなかったので来年かな。

11/3 9:23

だいぶ下ってきた。足元はハイマツがうるさい

11/3 9:39

白鳳峠に到着。高嶺からコースタイム40分をフルに要した。

11/3 9:43

北岳を目の前に下っていきます。

11/3 10:07

樹林帯に入りました。

11/3 10:28

ハシゴもあるし急角度に下る登山道。最後まで集中して。

11/3 11:22

ようやく登山口まで降りてきた。

11/3 11:37

広河原から北岳、紅葉も進んでます。

11/3 11:47

広河原バス停に到着。おつかれさまでした。

11/3 12:06

12時のバスで夜叉神に帰還。乗車は5人くらいかな。

11/3 12:32

バスは途中の展望地で停車してくれました。北岳〜間ノ岳の稜線を望む。

11/3 12:40

夜叉神峠登山口のバス停に帰還。楽しかった。

撮影機器：

EOS R6 Mark II ボディ CANON

感想

skrgitav

登ってよかった。2日間とも絶景の稜線を楽しむことが出来ました。
最初は南御室にテント張ろうと思ったのだけど展望良い稜線に近い薬師岳小屋の予約が取れた。おかげで夕景も日の出も楽しむことが出来ました。鳳凰山は富士山,北岳,甲斐駒などの展望が素晴らしく、砂浜のような稜線も美しくて南アルプスではお気に入りの稜線。今回は天気に恵まれて絶景を見せてくれましたが、また次も天候を見極めてリピートしたいと思います。