雄山〜別山
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 993m
- 下り
- 994m
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカーで美女平まで 美女平からバスで室堂まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
雄山から先はあまり人が入っていない 風の強いところのトレースはすぐ消える状況 風上側の雪はクラスト 風下、吹き溜まりはラッセルあり |
写真
装備
個人装備 |
12本爪アイゼン
ピッケル |
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感想
立山駅にて並んでアルペンルートの切符を買うも、ケーブルカーに乗るまでさらに40分待たされる。立山駅に着いたのは6:30くらいだった気がするがケーブルカーに乗ったのは7:40だ。ケーブルカー待ちの外国のツアー客が多い。この人ごみは苦行であった。
ケーブルカーで美女平に着いたらバスへ乗り換えである。去年は一番後ろの補助席に追いやられ、結果バス酔いに苦しめられたが、今年は幸運にも最前列に座れた。
室堂へ到着したら登山届を提出してさっさと出発しよう。バスを降りたらすぐに登山届けを提出する窓口がある。この際得た情報では前日の積雪無し、気温は低く、風が強い。以前の降雨による氷結箇所があるので滑落に注意せよとのこと。また、どんなアイゼンを持ってきたかなども問われた。
人でごった返す室堂ターミナルを出て一ノ越へ向けて出発する。
多くのBCスキーの人や、登山者が一ノ越へ向かっている。最初のうちトレースの薄い箇所や吹き溜まりで軽くラッセルを強いられたが、進むうちにいくつかのトレースが合流し歩きやすくなる。
一ノ越に到着し、アイゼンを装着する。一ノ越は地形的に風の通り道のようで休憩には向いていないと思った。そういえば去年もここはやたら寒かった。
雄山山頂は風が穏やかで気持ちがいい。休憩するならここだろう。しかし今回は峰本社に手を合わせたらすぐに大汝山へ出発する。
ここから先の稜線はずっと歩いていたくなるほど気持ちが良かった。人も少なく、景色も良い。
富士ノ折立の辺りはちょっと険しい。風も吹き上げる場所のようだ。ここの下りは去年滑落死亡事故もあったらしく、雪質によっては注意が必要と思う。
余談だが富士ノ折立の最高点はなんとなく登れそうな感じがしたのだが、なかなか険しいのと踏み跡が見当たらないのと二万五千分の一地形図にはルートが記載されていなかったのでやめておいた。
家についてから検索してみると最高点に立っている写真などが出てくるので、やっぱり登っておけばよかったか・・・次回があれば考えよう。
次は真砂岳だが、トラバース道と頂上を通る道と分岐しているようだが面倒なのでトラバースした。雪質によっては緊張を強いられることもあるかもしれないと感じた。
別山への登りは疲れている足にはなかなか堪える。ここはかなり夏道が露出していて少し歩きづらい。上りきったら大きく剱岳が見えるのでしばし見入る。
別山からは剱岳を左手に見ながら快適な尾根を行く。剣御前小屋を少しすぎたら、雷鳥沢キャンプ場方面からBCスキーの人たちが沢山登ってくる尾根があるのでそこから下る。
この辺りはどこでも歩けてしまうが、雪崩のリスクがある斜面ということで尾根状を歩く。
下から登る場合に尾根のとりつき箇所には旗が立ててあり、分かりやすくなっていた。
雷鳥沢を下ったら室堂への上り返しが待っている。標高にして200mくらいあるか、これがなかなか堪える。そのうえ、地獄谷からのガスがくるので色々つらい。ある程度登ると遊歩道に合流するので、ロープに沿って観光者に混じって景色を楽しみながら歩けばいつの間にか室堂ターミナルに着く。
室堂ターミナルはすごい人ごみだった。気合を入れて帰る。
時間が書いてなかったのではっきりしませんが、真砂岳の手前の登山道でお会いした方ではないでしょうか。
2年半前の秋に浄土から別山まで日帰りしたことがありますが、この時期の山歩きもいいですね。今まで山スキーしか頭になかったですが、いずれ挑戦したいです。
今後も山を楽しんで下さい。
おそらく真砂岳をトラバースしている最中にお会いした方ですね。
私もこの時期に室堂近辺にいる山スキーのみなさんが楽しそうに滑るのを見て、いつか山スキーにも挑戦してみたいなと思っています。
お互いに山を楽しみましょう。
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