御池山 (隕石クレーターを歩けるお山)

2023年11月04日(土) [日帰り]

• GPS: 01:11
• 距離: 2.3km
• 登り: 121m
• 下り: 120m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:57
• 休憩: 0:14
• 合計: 1:11

距離 2.3km 登り 121m 下り 120m

11:36 御池山ハイキングコース駐車場
12:07 12:21 御池山
12:47 御池山ハイキングコース駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御池山ハイキングコース入口に駐車場あります。

その他周辺情報

クレーターの散策は、遠山郷HPの御池山隕石クレーターパンフレットを見てから行くと分かりやすいです。
https://tohyamago.com/sys/wp-content/uploads/crater02.pdf

写真

11/4 11:16

下栗の里から南アルプスエコーラインで御池山方面に来ました。
この辺りがクレーターの南端。いよいよクレーターに突入です。

11/4 11:19

ここは、クレーターの中心に繋がる尾根だそうです。

11/4 11:20

ここを下っていけば中心に到達するんだ。行ってみたい。

11/4 11:22

隕石の衝突で地層が縦になっているようです。

11/4 11:23

地層が立ってますね。

11/4 11:26

次は、隕石衝突時の衝撃を受けた巨岩とのことです。

11/4 11:25

黒い巨岩です。

11/4 11:29

隕石の衝突により衝撃を受けた泥岩だそうです。
放射線状の割れ目が入っているそうです。

11/4 11:29

所々の岩に割れ目が入ってます。

11/4 11:29

割れ目の部分を拡大。

11/4 11:36

御池山ハイキングコースの入口に到着しました。ここに駐車スペースあります。

11/4 11:37

ここからクレーターの外縁を歩きます。

コース上にも衝突の衝撃で吹っ飛ばされた岩石も転がっているのです。

気持ちのいい笹原もあります。

11/4 11:53

笹原と山並みの良い眺め。この笹の斜面もクレーターですね。

11/4 12:07

御池山 山頂に到着。

11/4 12:07

御池山の二等三角点。

11/4 12:08

頂上から見える尾根は、クレーターの縁です。丸く曲がってるのが分かります。

11/4 12:14

山頂から南側の展望。
イザルガ岳、光岳、加加森山、池口岳、鶏冠山、中ノ尾根山、黒沢山。

11/4 12:13

東側に聖岳と上河内岳。

11/4 12:14

もう少し先まで道が付いているので行ってみます。
頂上を振り返えると岩場がすごい。

11/4 12:15

笹道の先端に来ました。ここにも三角点のような標石があった。

11/4 12:20

頂上から見えなかった西側が展望できます。
蛇峠山、大川入山、恵那山、神坂山が見えているようです。

11/4 12:20

大川入山、恵那山、神坂山。

11/4 12:21

尖がった池口岳が、かっこいい。

11/4 12:18

山頂に戻ります。

11/4 12:23

木々の間から聖岳、兎岳、中盛丸山。

11/4 12:23

中盛丸山と荒川岳。

11/4 12:23

荒川岳アップ。

11/4 12:23

ちょっと木に隠れぎみだけど塩見岳、小河内岳、板屋岳。

駐車場に戻ります。御池への分岐点ですが、時間がないので寄りません。

11/4 12:37

山道の途中に聖岳、兎岳、中盛丸山がすっきり見えるポイントがあった。

御池山ハイキングコースとクレーター内を走った車の軌跡です。
kashihukoさんが作ってくれました。なんとなくクレーターを感じられる。

11/4 12:53

少し先の広場にあったクレーターの総合案内板。
クレーターは、2〜3万年前に直径45mの小惑星が衝突してできたもので直径は900mですが、残っているのは40%らしいです。

11/4 12:56

道路からクレーターの全景が見渡せる場所です。

11/4 12:57

見えている尾根がクレーターの縁です。

11/4 13:11

さらに車を走らせ、しらびそ高原に来ました。
面白い展望案内板がありました。ちょっと背景とずれてしまいました。もっとうまく撮ればよかった。

11/4 13:14

丸山、荒川岳、赤石岳、中盛丸山、兎岳、聖岳。

11/4 13:14

小河内岳、板屋岳。

11/4 13:14

上河内岳、茶臼岳。

11/4 13:19

反対側には中央アルプスも見えます。
越百山、仙涯嶺、南駒ケ岳、赤椰岳、空木岳、木曽駒ケ岳。

11/4 13:21

恵那山方面。

11/4 13:21

ちょっと分かりにくいけど、御嶽山の頭が見えてます。

11/4 13:51

林道下部に中央構造線の露頭があったので寄りました。
ここは、中央構造線の露頭と横ずれして折れ曲がった尾根が見られる貴重な場所だそうです。

11/4 13:54

中央構造線の露頭。ここで尾根が折れ曲がってます。露頭は、葉っぱに隠れてよく分からなかった。

撮影機器：

E-PM2 OLYMPUS IMAGING CORP.

Canon PowerShot SX720 HS Canon

感想

makomo

北陸からの干支登山遠征で静岡の兎荷山に行きました。翌日は、絶景の里山「下栗の里」を見に行くことにしてルートを調べていましたが、ルート上に御池山クレーターの表示を見つけました。
隕石衝突でできるクレーターを日本でも見ることができるんですね。しかも御池山のハイキングコースは、クレーターの縁を歩いて登れるようです。道路わきにもクレーターや隕石衝突の痕跡が見られるポイントが数カ所あり、楽しめそうです。
ということで、御池山登山を計画に追加しましたが、実際に見た感じは、衝突から2〜3万年もたっているので、はっきりクレーターだと分からないです。説明を読んで、ここがそうなんだと思って見てきました。それでも、御池山から見た尾根のカーブなんかは、クレーターの雰囲気があって良かったです。クレーターの縁を歩いたというのも良い体験でした。