想像を超える絶景。巻機山ピストン。
- GPS
- 07:11
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,583m
- 下り
- 1,577m
コースタイム
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 7:02
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 |
その他周辺情報 | 下山後温泉→ ぽんしゅ館 酒風呂 沢の湯 |
写真
感想
想像を超える絶景。巻機山ピストン。
天気予報を見ていたら、どうやら越後駒ヶ岳や巻機山あたりの天気が良さそう…。
東京から日帰りで行けるのは巻機山…。ということで、巻機山に決定!
新幹線とバスを乗り継ぐと登山口の櫻坂に着くのが10:00過ぎ。巻機山は日帰りハードな山なので、バスの最終17:15ぎりぎり。牛ヶ岳や割引岳を回ると、かなり時間が際どい。スタートが遅いと雲が上がる可能性もある。
ということで、使ってしまいました。タクシー!越後湯沢駅からタクシーで登山口に8:30過ぎに到着。1時間以上稼げました。財布は一万円軽くなりました。
タクシーの途中は天気があまり良くなかったり霧に突入したりと不安だったのですが、ついてみれば青空でした。良かった。
巻機山の登山口は駐車場になっていて、平日でも結構車が停まっています。やっぱり天気がいいからですかね。
そそくさと準備をして、登山開始です。登山道は、五号目、六号目といった感じでどんどん標高を上げていきます。後半に行くにつれて登りはきつめになっていきますが、基本的に登りはスムーズに登れる印象を持ちました。
六号目までは地味なのですが、七号目を過ぎると森林限界を超えて景色が一変します!
この辺りからは、本当に気持ちいいですね。八号目周辺の木の階段あたりからは、ずーっと絶景のターンに入ります。素晴らしい。
ニセ巻機山の山頂からは、さらに本物の巻機山の勇姿が!大きくてたおやかな山容です。
少し降って、避難小屋へ。避難小屋もトイレもすでに閉まっていました。冬山シーズンということですね。この時期に雪もなく登れてしまう気温が異常なのかなと。
避難小屋から登り返して、御機屋に到着です。この辺りがドーンと一帯高層湿原になります。巻機山は、尖ったピークではなく、広い湿原なんですよね。苗場山とか平標山とか、越後の山って山頂が平な山が多いですよね。何故だろう。
ちょっと疲れたので御機屋の広い休憩スペースで、行動食をいただきます。こちらで、近くにいた方に、背負っていたリュック(ゴッサマーギアのゴリラ)について突っ込まれます。同じザックを持っているとのことで。
愛着のあるギアがきっかけでコミュニケーションが生まれるのもうれしいですね。
一休みして、10分ほど歩いた山頂に向かいます。山頂は、平らなので割と地味。でも360度の絶景です。
さて、ここで帰ってしまう登山者も多いのですが、ハイライトはここから。牛ヶ岳に向かう稜線が巻機山の真骨頂です。必ず、こちらまで行きましょう。
遠く、尾瀬の燧ヶ岳や、越後三山、武尊山、もちろん谷川岳も見えます。ぐるりと周囲が名山のオンパレードで本当にすごい。また、牛ヶ岳から見る周囲の稜線の美しさも筆舌し難い水準です。
ここまできている人も全然いなくて、最高!と叫びながら景色を堪能しました。すごすぎるよ巻機山。
来た道をもどって、今度は、割引山へ。この山、わりびきだけとも読むのですが、別名で「わりめきだけ」とも読むそうです。読めないですねw
一度降って登り返して山頂へ。こちらは巻機山の山頂とは異なり、尖った山容なので山頂に登った感が半端ないです。
山頂からは越後駒ヶ岳と中岳が大迫力です。でも、牛ヶ岳とどっちがおすすめかというと、やっぱり牛ヶ岳からの稜線の景色ですかね。時間がない時でも、牛ヶ岳までは行きましょう。
御機屋にもどって、再び行動食をいただいたら、下山です。登った感じだと下山は楽かなーと思ったのですが、なかなか厄介でした。まず登りでは気にならなかったのですが下りだと粘土室の土が滑る。まだ、これも登りで気が付かなかったのですが、大量の枯葉が厄介で、枯れ葉でスリップする他、葉っぱの下に石や木の根っこがあるので、結構危ない。思ったよりスピードが出せないで、ちょっと苦労しての下山でした。
とはいえ、目に見えて危険なところもなく、下山も気をつければ安心して降りられるレベルでした。
さて、登山口の櫻坂に降りてきたですが、まだ15:30前なんですよね。バスが来るのが17:15…。2時間かあ…。
タクシー呼んじゃえ!ってことで、タクシーを呼んで越後湯沢駅まで一気に送ってもらいました。ああ、また一万円。
おかげで、ゆっくり温泉に入って、食事も堪能できました。バスで帰ってたら、両方ともお店が閉まってましたね…。
あとは、越後湯沢から1時間でサクッと東京へ。
巻機山はだいぶ遠いイメージでしたが、行けてしまうものなんですね。
そして、自分の中で巻機山は百名山でもマイナーな印象で下調べもしてなかったのですが、ものすごく素敵な山でした。また行きたい山が増えました。
同じ感じで、越後湯沢経由で苗場山も日帰りできそうですねー。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する