黒部渓谷/下ノ廊下(旧日電歩道、水平歩道)
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 1,269m
- 下り
- 2,146m
コースタイム
扇沢 7:30−7:20黒部ダム駅8:00−9:15内蔵助谷出合9:30-9:50カモ怪人通過-10:30別山谷出合10:40-11:15高まき梯子通過-11:50休憩12:00-12:55十字峡13:15-14:50東谷吊橋15:00-15:20仙人ダム-15:35関電人見平寮-16:20阿曽原温泉小屋
■28日■
3:00起床-阿曽原温泉小屋4:55-6:30小休止6:35-6:45折尾谷出合7:00-8:05大太鼓岩-8:20志合谷出合-9:20蜆岩-10:45欅平駅
天候 | 10/27(土) 晴れ 10/28(日) 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
新宿→松本(特急あずさ) \6,710/2:52 ←あずさ回数券を金券ショップでバラ購入(@4600円) 松本→信濃大町(JR大糸線) \650/0:53 信濃大町→扇沢(タクシー) \7,400/0:40くらい 10/27(土) 扇沢→黒部ダム(関電トロリーバス) \1,500 + 200円(手荷物代)/0:16 10/28(日) 欅平→宇奈月(黒部峡谷鉄道) \1,660/0:20 宇奈月温泉→新魚津(富山鉄道) \900※特急\1,000/0:30〜0:40 魚津→越後湯沢(特急はくたか) \5,630/1:50 越後湯沢→東京(上越新幹線) \6,490/1:20 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【温泉】 宇奈月ニューオータニホテル http://www.newotani-resort.co.jp/unazuki/ 駅から徒歩5分くらい。1000円タオルつき。 広い、キレイ、快適。アメニティもかなり充実。 汚らしい登山者でもイヤな顔しない。対応が素晴らしい。 ザックはフロントで預かってくれる。 しかも帰りは駅まで送ってくれた!!雨だったし急いでいたのでかなり嬉しかった。 機会があったらいつか泊まろう、そう思える対応だった。これぞ客商売の鑑!! 【食事】 おすしやさん魚津店 http://tabelog.com/toyama/A1602/A160202/16000540/ 15時半頃来訪。 回転寿司ですがレーンには1つもお寿司が載っておらず、 注文して握ってもらうスタイルでした。(中途半端な時間だったから??) 4人で食べまくり、うち3人で飲みまくり、1人3360円。CP高い!! 【登山ポスト】 - 信濃大町駅 (駅舎外 入口出て右手) - 扇沢駅(1Fチケット売り場左の階段近く) |
ファイル |
非公開
6164.xls
計画書
(更新時刻:2012/10/23 13:58) |
写真
感想
秘境の紅葉を狙って下ノ廊下に。
実は昨年計画してたのに崩落事故があって直前に通行止めになり断念してたので、
今回はそのリベンジということで。
黒部渓谷の紅葉はまさに最盛期。岩肌一面にびっしりと色づいた色とりどりの紅葉は、陽に照らされより鮮やかさを増し、濃い緑や黒部川のコバルト色の水面をアクセントによく映えてました。まさに素晴らしいの一言。大自然の紅葉を堪能できた二日間でした。
全般的によく整備されていて、予想していたほどには怖いところではなかった。道幅も広く、危険箇所もほとんどないし。全般的に高度感はあるし気を抜いて落ちたら助からないけど、やはりあくまで一般登山道のレベルでした。
今回もメンバーに恵まれた山行でした。
cucmcさん、macorinさん、hirotkさん、ご一緒できて楽しかったです。
また一緒にどこか行きましょう。
以下詳細
参加メンバーみんな当日仕事を休んだり、
午後仕事を早めに切り上げれるみたいだったので、
早めのあずさに乗り都内を出発。
新宿を出発するなりmacorinさんがビールを飲みはじめる。
他2名が立川から乗り込んでくる頃にはすでに飲みきってた。
macorinさん飲むの早いなぁ。見た目に反して実は飲んべえなんじゃ。
少なくともコリン星出身ではなさそう。
信濃大町駅で降りても、登山客らしき人たちはみあたらない。
8月に北鎌いったときには駅前でシュラフで寝てる人たちたくさんいたのに。
徒歩10分ぐらいのところにあるセブンで買い出しをして、
タクシーで扇沢に向かう。
料金的にはバスで行くのと同じくらい。深夜料金だけちょい割り増し。
タクシーで扇沢に向かう途中、劇団四季の倉庫があることを運ちゃんから教えてもらう。タクシーの運ちゃんは、以前、
劇団四季の荷物をトラックで運ぶ仕事をしてたらしい。
そんな運ちゃんのおもしろい話を聞いているうちに扇沢駅着。
前泊はここでステーションビバーク。
あずさの中でプチ宴会したので、扇沢では宴会をせず就寝。
翌日行動時間が長く睡眠時間を長くとってほしかったこともあって、
12時ちょっと過ぎには眠り始めたはず。翌朝は5時起きの予定。
ただ、空腹感と明け方の寒さもあってあまり眠れず。
他の人もあんまり眠れなかった様子。
扇沢着いてからなんか食べてお腹を満たしておけばよかったかな。
翌朝5時に起床。駐車場には10数台止まっていた。
テントはもう一張りのみ。もっと張ってあると思ったのに意外。
ゆっくり朝食をとった後も、寒くてシュラフに潜り込みたくなる。
なかなか行動を起こしたくない。仕方なく6時頃にテントを撤収。
直後に業者が車を入れてきたのでギリギリだった。あぶない。
6時20分くらい頃からチケット売り場に人が並びはじめたので、
25分ぐらいから並び始める。
6時50分からチケット販売開始。
同時に2階の改札にも分かれて並んでおく。改札は一番乗り。
トローリーバス何台も出るので心配しなくてもいいと思うけど、
乗れなかったら次出るの1時間後だし。
行動時間ギリギリの予定なので時間ロスはしたくないし。
改札でcnaga班と合流。cnaga班は豚まん食べたり、エアリアにスタンプ押したりと
朝から全開の様子。我々もがんばってついて行きますよ。
扇沢改札では、駅員のおじちゃんが弁当を猛アピール。
ここで買ったら荷物になりますよ!と自分で言っちゃってるし。
最初宣伝うるさいと思ってたけど、次第にユーモアあるこの駅員さんに親しみを感じてきた。結局、誰も駅弁買わず。
後できいたら有名な(名物)駅員さんだったらしい。
事前のメールで黒部の太陽ごっこしようという話になり、
ヘルメットをトローリーバス内で被ろうよと冗談交じりに話していたら、
意外とみんなノリノリ。あれ?で、本当に被ることに。
やだよーという返事を期待してたのに。
もうね、今回のメンバー、ノリがよすぎなんですよ。本当に。
おかげでトローリーバス内ではすごく恥ずかしかった。
黒部ダムにつくと、遠く見える立山に雪が被っていた。銀嶺立山!
最初どちらにいくか迷いますが、扉を出て右にいくとちょっと行って
川に降りるつづら折りの道が見つかります。
安定した足場で特に問題なし。ちょっと急ぎみに下る。
暗くならないうちに阿曽原に着きたかったこともあって、
足場の安定したところでは全般的に極力急ぐことにしてた。
結果的にメンバーに少し無理をさせてしまったようで、
ちょっと次からやり方を改めなきゃなと思った。
黒部川に降りると、ダムを見上げられる。
観光放水は終了とのことだったのであきらめてたけど、
ちょうどダムから放水してた。
黒部ダムからしばらくは比較的幅の広い道を歩く。
次第に色づいた紅葉がでてきて、まさに圧巻。
陽に照らされまばゆいばかりに光り輝く紅葉を堪能。
黒部の三大岩壁に圧倒されながら、白竜峡〜S字峡と進む。
進むに従って微妙に景色も変わる。
川から離れて高度感が出てくるのもこのあたりから。
黒部川の流れが急になってきたり、
茶色い岩質から白い岩質に変わったり、
岩壁の木々も生え方が変わってくる。
それに伴って、紅葉の色づき方も変わってくる。
すばらしすぎる紅葉に感性が麻痺してくるが、
微妙に変わる景色に飽きがこない。
昨年の崩落箇所にかかる橋を通過してしばらくすると、
十字峡に到着。これが噂にきく十字峡。
陽の光に照らされて水がコバルト色してますよ。
本当にきてよかったと思った。
大きな吊り橋を通過すると、仙人ダムに到着。
行く直前に予習用として読んでいた高熱隧道の舞台。
ダム施設内の途中で登場するトロッコ道は
奥から異様な熱気が。
トンネルの中というと冷たいイメージがあるだけに
新鮮な感覚であるとともに、なんとも禍々しいものをみているかのような感覚を覚える(完全に高熱隧道の影響)。
暑いだけじゃなくて、湿気もすごい。
眼鏡がすぐ曇るし、カメラのレンズもすぐ曇る。
ちょっとした大人の社会科見学気分なんだけど、
なんだかスゴイものを見ている気がした。
こんな見学の機会を与えてくれて、関電さんありがとうございます。
関電の寮から先、登って下って阿曽原温泉小屋に到着。
時間は4時半頃。予定より30分早く到着。日没は5時。
少し急いだこともあって、ヘッデン使わずにすみました。
4時台が女性の入浴時間ということで、急いで女性陣に入浴してもらう。
10分弱しか入れなかったらしいけど、温泉から紅葉が見えたみたい。
この後6時台も女性の入浴時間だったけど、食事やらなんやらで入れず。
ゆっくり6時台に入ってもらえるようスケジューリングしておくべきだったかな。
ごめんなさい。
私は食事後7時台から入浴。
すでに真っ暗で湯船にいくまでにはヘッデンが必要。
湯船につかっちゃえば、目が慣れてくるし、月明かりがあるのでヘッデンはいらない。
いいお湯でした。
夕飯はmacorinさんによる、キムチ入り具だくさんの豪華ビビンパ。
いい感じで焦げてるし、辛さが食欲のそそるおいしいビビンパでした。
たくさんの食材をもってきてくれたみたいで、
おかげさまでおいしいご飯が食べられました。
ごちそうさまでした。
前夜あまり寝られなかったこともあり、その日は早めに就寝。
みんなぐっすり眠れたみたいです。
二日目。欅平のトロッコ列車は午後は予約でいっぱいなので16時頃まで待たないといけなくなるかも、と前日小屋の主人より情報を教えてもらっていたので早めに出発することに。5時出発。6時ごろが日の出なのでまだ暗い。
水平歩道に出るまでしばらく登る。キレた道じゃないので暗くても怖くない。
水平歩道に出てからも、しばらく道幅が広いので暗くても安心だった。
これだったらもう少し早立ちできるかも。
この日は終日雨。予報でも雨予報だったけど、朝から雨とは。
ただ、青空の中の紅葉とはまた違った趣があってよかった。
しっとりした雰囲気の中、緑がより一層濃くなって、
紅葉が映える感じがなんとも。
まさに岩をくり抜いた形状をした大太鼓を通過し、
お目当ての志合谷トンネルに到着。
結構トンネル内は長く、ちょっとした探検気分を味わえる。
もちろんヘッデンつけて通過したが、漆黒のトンネルを進むのはちょっと怖い。
事前にトンネル内を通ることを知っていたからよかったけど、
何も知らなかったり、一人だったら通ることを躊躇しそう。
トンネル内は所々水たまりがあるが、ソールが濡れる程度。
折尾谷の大滝に沢登りできるんじゃね?と思いつつ通過し、
だいぶ歩いてようやく欅平駅到着。最後がちょっと長く感じた。
欅平で温泉入るつもりだったけど、トロッコ列車に乗れないと
夕方まで足止め食わされる可能性もあったので欅平の名剣温泉は断念。
いい宿らしいので一度見ておきたかったんだけど。またの機会にお預け。
トロッコ列車は吹きさらしの普通車しか空席がなく、しかたなく普通列車に。
寒い&雨だったのでちょっとつらかったけど、
車窓から見える景色も堪能できたのでよしとしたい。
宇奈月に到着して、hirotkさんにあらかじめ調べてもらっていた
ホテルの温泉に向かう。綺麗な施設で接客の対応もよかった。
ホテルに雷鳥のぬいぐるみが売っており、
cucmcさんとmacorinさんが購入。確かにかわいいぬいぐるみ。
そういえばcucmcさん夏の室堂〜薬師縦走時にもぬいぐるみほしいといってましたね。よいお土産買えてよかったですね。
突然、実は同じぬいぐるみをもっているとか言い出したhirotkさん、
女性っぽさアピールのために嘘まで...と思ったけど、
本当にもっていたご様子。疑ってごめんなさい。
乗り換えのため魚津で下車。cucmcさんにあらかじめ調べてもらっていた
お寿司屋さんに向かう。この日はちょうど富山県知事選で、
そちらの注文におわれているためか、お目当ての第1候補のお店は入れず。
代替候補のお店に向かう。このお店も大当たり。
その日に入った新鮮な魚の寿司をいただく。
白エビ、エンガワ、カレイ、ネギトロ、カニ汁...何食べてもおいしかった。
いっぱい食べて飲んで笑って楽しいひととき。
たまにはこういうのいいですね。
そういえば、macorinさんお酒いっぱい飲んでいたけど、
後で聞いたらあれくらいは序の口とのこと。お酒つよいなー。
お腹も満たされ幸せな気分の余韻に浸りながら駅へと歩く。
帰りの列車もボックス席にして宇奈月ビール飲みつつ、
山行を振り返りながら、写真を見返したりして盛り上がった。
前の山行の時も思ったけど、電車でいく山行も久しぶりにはいいですね。
10月最後の週末は、山ガール憧れの下ノ廊下へ。
「高熱隧道」「黒部の太陽」を読んで予習はバッチリ。
金曜、午後休とってあずさに乗車。
短い乗換え時間、マッハでビールと弁当をゲットして乗り込みました。
さっそく「かんぱーい♪」とやろうと思ったら
macoさんから「もう飲み終わりました」との非情かつ酒豪らしいお言葉…。
ざっぱCLまで「もうお弁当食べ終わりました」とのこと。。。
新宿→立川間で、もう食べ終わってるって早くない??
切ない気分で独りビールをプシュッと開けました。
松本から大糸線、信濃大町からタクシーで扇沢へ。
さっさと就寝したのですが、これがまた極寒。
朝方はかなり寒かった!!!足元が寒くて寒くて。
この扇沢での一晩がいちばん寒かったです。
翌日、cnaga班と合流して黒部ダムへ。
トロリーバスの中で無駄にヘルメットをかぶり敬礼をして黒部の太陽ごっこ。
破砕帯を通過する際には大はしゃぎ。
変な集団だったかな。。
でもこのためにヘルメット持ってきたのですよ!
登山口でひとしきり写真を撮って、いざ出発。
最初は結構な下りです。もうこの時点でヒザがやられました。ストック出さなかったのが失敗。
川床に近い峡谷歩きがはじまり、徐々に高度をあげていき、道も狭くなります。
…とはいっても、全体的にしっかり整備された一般登山道でした。
たまーに狭くて足元キレてるところはあったけど、大半は道幅も広く、特に通行に問題ない印象。
落石はまた別の話ですが。歩行に関しては思ったより危険性は少なかった。
紅葉はとにかくすばらしかったです。
「当たり年」と言われるだけの鮮やかさもさるものながら、
麓を歩いて紅葉を見上げるのでもなく、稜線を歩いて紅葉を見下ろすのでもなく。
紅葉の中を歩いて、対岸を見れば、これまた同じ目線に紅葉が広がっている。
見渡す限りの紅葉。視界の全部が紅葉。
眼下を見下ろせば黒部川の荒々しく清涼な流れ。
ホント最高でした〜。
下ノ廊下のメインイベント、高熱隧道の通過時はその熱気を体感してみんなで慄いた。
「160度とかありえないよね」「そりゃダイナマイトも自然発火するわ」「そんな中、氷の棒突っ込んで冷やしてダイナマイト入れたりしたんだよね」「原始的だ」
と、やいのやいの。
そんな史実を勉強してきた分、この髄道が存在していることの重みを感じて、なんだか気後れ。
みんなあんまりハシャがず。
全般的に道の危険性はさほどなくても、微妙なアップダウンを繰り返すので足にキタ。
特に、最初の下りと、仙人ダムから阿曽原温泉までの登り&下りで膝がやられました。
どんどん痛みの増していく膝をなだめながら、阿曽原温泉小屋に着いたときは
ホッとした〜。
…のも束の間、女子の入浴時間があと30分!!
次の回は18時から。もう真っ暗になってしまう…
「テント設営はいいから、お風呂行ってきて」という
超優しいざっぱCLの言葉に感謝の涙を流しながら、
ちょっとの時間でも明るいうちに入って景色を見たい!とダッシュで露天風呂へ。
時間がない中、テン場からお風呂まで5分の下り、この距離が恨めしい!
ギリギリだったので、10分くらいしか浸かれなかったけど
紅葉を眺めながら入れて本当によかった。
かけ流しのお湯もスバラシイけど、景色もスバラシかった。満足〜。
テントはざっぱCLとcnaga班の皆さんで立ててくれてた。ありがとうございます!
一息ついたところでビールを買ってきて、ウィンナー食べながらプシュッとやって、夕飯づくり。
この日のメニューはmacoさんによるビビンパ。
漬け込んだお肉も持ってきてくれました!!
実は今回、一番荷物重かったのがmacoさん。もう重荷も楽々ですね〜!超頼もしい♪
そして「ビビンパにちょっと焦げ目つけたいんですよー!」と、CL持参の焚火缶を遠慮なく焦がすmacoさん。ステキ。
でも焦げを落とすために、料理用のスクレイパー持ってきてた!さすがの段取り力。
ビビンパにキムチと海苔を載せていただきました。
疲れた体に辛い物がおいしいです。わかめスープもあって、オアシス。
macoさんとざっぱCLの漫才トークで笑ったり
cucmcさんのほんわかトークでほっこりしたり、楽しい夜でした。
この日は、混浴に出かけるcnaga班を見送って20時過ぎには就寝。
翌日は雨。
予報通りだけど、出発時から本降りだとは思わず一同がっくり。
それでも明るくなってきたら、濡れた紅葉も色の深みが増してこれまたいいカンジ。
徐々にテンションが上がり始める。
この日のハイライトは志合谷のトンネルでのハロウィンごっこ、大太鼓での撮影会。
大太鼓では後ろがつかえててあまり写真撮れず。残念。でも高度感て写真じゃよくわからないよなぁ。
その後はひたすらに歩く。欅平への下りで膝が悲鳴をあげる。。だんだんと下界の雰囲気が感じられる。アナウンスなんかも聞こえたり。
ようやく欅平のトロッコ駅に到着。
なんか、騒々しい??と思ったら、雨なのに人人人。なんだこの人混みは。ずーっとトイレ我慢してたのに長蛇の列!!(涙)
しかも窓つきの特別列車は数時間後まで満席…。
どうせびしょ濡れだし、窓なしの普通列車で帰ることに。。周りに気を遣わなくていいから却ってよかった。すぐにホームに入れたから結果的にトイレも行けたし♪
寒かったので雨具の下にフリースを着込む。オープンなだけあって景色がクリアに見えてよし。
しかし雨でも紅葉見に来るんだなぁ。上りのトロッコはオープン席も満席だった。
宇奈月についてお風呂へ。
混んでいたためか日帰り入浴はお断りされるホテルもある中、ニューオータニホテルへ。
ここ、すごくよかったです。
1000円だけどそれ以上の価値があったと思う。施設も対応も◎!!
ゆっくり快適に過ごせてよかった。
帰路につき、魚津での乗り換えついでに寿司を食べに行きました。
今日はこれを励みに歩いたようなモノ。
回転だけど普通に握ってもらえたしネタもかなり美味しかった。
白えび旨い!トロも旨い!!
大満足。
電車の時間が先なのをいいことに飲んで食べまくった…。
特急・新幹線ともに混んでいましたが、自由席をBOXにして宴会しながら帰れました。
行く前は
「落石に遭ったらどうしよう」「滑落したらどうしよう」とビクビクしていましたが
思ったよりも全然怖くなかった。道も広く、整備されてました。
とはいえ、気をつけて歩くに越したことはないし、備えあれば憂いなし!ですね。
macorinです。
「下ノ廊下」って、どんなところか全く知らなかった。
がけっぷちを歩く道をガイドブックでみたことがあるけど、そこが「下ノ廊下」という名前であることさえ知らなかった。
7月の集会で「下ノ廊下」行きたい、という発言があった。そこで「下ノ廊下」というところがあると知った。でも「変な名前だな?」と思っただけだった。8月に尾瀬に行った時モリゾーさんが「「下ノ廊下」って知ってる??」と話をしてくれた。そこで初めてガイドブックと名前がつながった。興味がわいてきたものの、自分がいけるようなところではないと思っていた。
そして9月に入り、なんと下ノ廊下の募集がでた。どう考えても今年は下ノ廊下が呼んでいる、としか思えなかった。
でも、Zappaさんと歩くのも初めてだし、なんだか怖そうだし(Zappaさんじゃなくて登山道が)、ちょっと参加を躊躇した。実は一回問い合わせをしてからスケジュール上の問題であきらめかけた。でも、表銀座でみんなと話をしているうちにやっぱりあきらめきれなくなり、槍の上からZappaさんに連絡を入れ、会社を早退して参加することに決めた。
行ってよかった。本当に良かった。
これまでも何度か山の紅葉を楽しませでもらってことはあるけれど、黒部渓谷の紅葉は、かつて見たことがないほど美しく、華麗で壮大なものだった。なにか特別な趣のあるものだった。
わずか2〜3カ月間しか開かれることのない登山道ということが、他の山との違いを感じさせるのか?小説に描かれるような、大自然と人間の壮絶なドラマが展開されてきた歴史的な背景が、より景色に重みを与えるのか?やはり黒部川の激流や冬の厳しい世界がより黒部の自然をダイナミックにみせているのだろうか?
理由はよくわからないけれど、日本の秘境ともいわれるこの山域にやってくると、何があっても全く動じないような圧倒的な力の存在の感じてしまう。
たとえどんなに人が足を踏み入れようとしても、やがては人間の痕跡をも景色の中に取り込んで自然の一部としてしまうかのようなとてつもなく大きな力。
今回目の当たりにした満面の紅葉も、自然がもっている美しさややさしさと同時に、圧倒的な大きさと力、強さ、厳しさみたいなものを思いっきり実感させてくれるものだった。
ちなみに二日目は雨だったけど、気温が高かったおかげもあり全く苦にならず。むしろ気分が変わってよかった位。こんな気持ちは屋久島にいったとき依頼。きっと大きな自然の中にいると雨も自然の一部と素直に受け入れられるのかもしれない。
またまたちなみに大雨の中の山行きも屋久島依頼。晴れ女の王冠を返却せねば・・・
今日会社にいったけど、私が会社にいる同じ時間に黒部であの紅葉の枝が揺れていると思うと、なんだかとても奇妙な気がいたします。
わずか二日の旅だったけど、まるで何日も旅していたような充実感を味わうことができました。
Zappaさん、ヒロシちゃん、ミナポン、ご一緒させていただき本当にありがとうございました!
出発前から最後の新幹線に至るまで、本当に楽しかったです。
温泉の写真がないのがかなしい。(>_<)、水洗トイレという信じられない環境のナイスなテン場、絶景の露天風呂、最高でしたね。
今回は食べすぎ注意しようと思ってたのに、やっぱり寿司、食べすぎちゃいましたたよ。海の宝石 白エビ、カワハギ、カニ、中トロ、ああ、カニ汁も・・・・下界のリハビリ第一弾としては最高でした!
また山も温泉も寿司も是非ご一緒させてください!
☆今回の個人的な反省:
・体調管理:一日目、寝不足でずっと体がだるかった・一応歩けたし荷物もてたけど、久々に途中で疲労限界、アミノバイタル飲んで復活しましたが、ちょっとペースダウンさせちゃったとおもいます。
一方二日目しっかり寝たあとの体が軽いこと!どこでも眠れる工夫をしなければ。
・軽量化:最近意識が甘くなってきたカモ。「もてるからいい」じゃなくて常に軽量化を意識せよ、という大先輩のお言葉を肝に銘じておこう。
・雨対応: Zappaさん、ヒロシちゃん両先輩のテント撤収の手際の良さに感動しました。がんばって見習います。
感想係りcucmcです。
皆さま「下ノ廊下山行」ではありがとうございました!
こんなに素晴らしい紅葉を見たのは、
もしかしたら初めて?かもしれません。
とにかく素敵な山行でした。
で、始めにいきなりですが反省点。
色々もたついててスミマセン。
相変わらず支度も行動も遅く、
なんか流れもちゃんと理解してなく、
皆さまにはご迷惑をお掛けして、
本当に申し訳ない限りです…。
引き続き体力強化と共に行動を復習して頑張ります…。
さて下ノ廊下ですが、
途中に「十字峡」という名前の通り「十の字」に合流している川があり、
登山を始めていなかった随分前にTVで見て、
川が十の字だなんて、ややこしい。
しかも、こんな秘境に行く人がいるんだなぁ。
でも、こういう所行ってみたいなぁ。
と思っていたら、
まさか本当に実現するとは〜〜!
(ザッパさん企画してくださって本当にありがとうございます!)
そして「十字峡」本当に美しい場所でした!!
水は自然界ではあまり見た事のない、
すごく透き通った青緑色で、
岩はツルツルで、水を浴びたダンボールみたいにツヤが出てました。
やっぱり自然っていいですね。。。
「下の廊下」は、道幅が狭い所も沢山あり、
高度感もかなりあり、一歩踏み間違えれば、
即、黒部川へ滑落、
という箇所が連続する為、
普通の登山道よりも、精神的に疲労を感じる場所かもしれません。
個人的には、高巻きのハシゴが怖かったです。
高度感がある上に更に垂直に登って降りる、
そして、ハシゴの木が太いので、
つかめずツルツルして焦る…。
この手が滑ったら…
この足を踏み違えたら…と、
余計な事を考えてしまい、行動に集中出来なかったです。
初めて「日和田の岩場」を登った時のアワワワ…という記憶が蘇りました。
日和田ではロープで確保してもらったけど、
今回は落ちたら本当に落ちるわけで…。
後で、ヒロシさんにハシゴの掴み方を伝授してもらいました!
どうもありがとうございます!!
練習して、次につなげたいと思います。
ですが、
この日は晴天で紅葉が深くクッキリしていて、
疲れも怖さも忘れてしまうほど、本当に癒されました。
そして「高熱隧道」を見学(登山道の一部です)
トンネル内は「硫黄サウナ」のような、妙な熱気。
詳しくは、吉村昭の「高熱隧道」を読まなくちゃ。
(この山行までに読み終えられなっかった…
というか、あとがき最初に読んで落ち着いちゃった…)
無事滑落せず帰ってこれたから、
合わせて「黒部の太陽」も読もうかな。
テント場の「阿曽原温泉」は最高でした!
トイレが水洗で臭くない。
水道たくさんあって、すごく美味しいです!
そして、なんといっても露天風呂の温泉です〜〜!
1時間おきに男女入れ替え制で、
この日は、奇数時間が男性、偶数時間が女性で、
20時〜は混浴。
16時〜の女性風呂に入りましたが、
目の前に一面の紅葉が広がり、
お湯も42〜43度くらい?かな??
お風呂は一個ですが、
はじっこに水も引いてあるので、熱い・ぬるいなど、
好みの温度を体験できます。
紅葉が見たい場合は、夕方までに、
星空を見たい場合は夜に行くと良いかもです。
夜の場合真っ暗なので、行き帰りヘッデン必要です。
テント場から5分?くらい下った所にあるので、
お風呂上りのフンワリ感が、
帰りの登りでちょっと消されるのが悲しいですが、
ここに行ったら、絶対入ってよかった!というお風呂です。
翌日はあいにくの雨でした。
足元が滑るかな?滑らないかな?やっぱり滑るのか?
という心配をして、
少々疲れましたが、すごい危険箇所はありません。
と言っても、相変わらず一歩間違えれば滑落なので、
高度感に対する麻痺が注意かもです。
オリオ谷の滝も壮観でした。
私は少々疲れを感じ始めて、
滝の近くまで行くエネルギーがなかったのが
残念ですが、
こんな素敵な滝なのに、あまり紹介されていないのが
不思議で、見られてよかった〜、
と静かに堪能いたしました。
「オリオ谷」と聞くと、
どうしても「オリモマサオ」さんを思い出してしまうのは、
私だけなんでしょうか?
ぜひ旅番組でオリモマサオさんにオリオ谷を紹介して欲しいです。
山行も終盤、150mのトンネルが待っていました。
中は真っ暗。ヘッデン必携です。
街の水溜りよりは、ちょっと深いそれが続き、
訳あって縦走靴ではなく、
グデグデの古いトレッキングシューズだった私は、
すっかり靴下にまで水が浸入しました…。
トンネルを出ても、
岸壁から雨水がジャージャー流れて、
止むを得ず浴びて通り抜けるしかない場所も数箇所ありました。
雨の日は防水対策強化が必要です。
欅平に無事下山後、
ドップリ濡れたにもかかわらず、
欅平〜宇奈月のトロッコ電車は、
室内席が取れず(すごい数の観光客でした!)
屋根はあるけど、文字通りトロッコ車両に乗車で、
しかも1時間20分(長っ)雨降る中吹きさらしなので、
すごい冷えました。
冷え性の人は風邪ひいてしまうかも。
天気悪い日は、
出来れば、特別客車orリラックス客車をお勧めします。
帰りは魚津へ行きお寿司を食べて帰りましたが、
さすがに魚津です!新鮮でとろけました〜。
行きたいおすし屋さんは、いくつかあったのですが、
この日はやっていない所が多く、
回転寿司に行きました。
でもでもかなり満足☆ですよ。
「おすしやさん魚津店」
●平日/土/日祝11:00〜21:30
●定休日:火曜
●場所:魚津駅東口より目の前の国道128号線を
約10分真っ直ぐ歩き、
135号線とぶつかった所を左に曲がると
すぐ左にあります。
●予算約1000〜3000円
そして今回ずっと念願だった
「雷鳥のぬいぐるみ」を買いました。
夏毛なんだけど、冬毛バージョンってないのかな?
欲しいんですけど…。
余談ですがヒロシさんはなんと既に
「雷鳥ぬいぐるみ」を持っているとの事っ!
男らしさ(?)と、女子力を兼ね備えているとはっ!脱帽。
本当に見習いたいです。
「下ノ廊下」すごくいい所でした。
最後にCLザッパさんをはじめ皆さま〜。
すごく楽しい山行でした。
どうもありがとうございました〜〜。
同じ日に同じルートを歩いた4人組の一人です。
扇沢で皆さんの朝の撤収も直ぐ前に停めた車の中から見てました。
トローリーバスのチェット売り場に並んだのも一番でしたね。
改札口でも一番前、私達の隣に並んでられました。
バスも同じ、黒部ダムのスタートもほぼ同じでしたよ〜。
私達、翌朝は9時37分のトロッコ電車に乗るつもりだったので
水平歩道の途中でパスさせていただいて先を急ぎましたが。
二日目のお天気が残念でしたが、初日は良かったですね。
皆さんのフレッシュさがひしひしと伝わってくるレコです、
お疲れさまでした!
noborundaさん
ヤマレコ拝見させていただきました!
トロリーバス改札でお隣たったの覚えてます
ザックの半分以上が宴会道具だ〜という話を耳にして
スゴイな〜
noborundaさんも去年のリベンジなんですね!
私もでした。お互い最高の紅葉満喫できてよかったですよね。
お疲れさまでした〜
アタシソンナニ飲んでませんよ。。。。
・あずさ:350ml 1本
・寿司とともに:生ビール 2杯 +日本酒一号(でもこれはヒロシちゃんと山分け)・・・・・
カウントが大ざっぱなんじゃないですか??
そんなに多くないですよ、ね???あれ??
ともあれ本当に楽しい山行でした。
また是非ご一緒させてください!
嘘つきましたごめんなさい
まこさんはノンベエじゃないです
楽しい山行でしたね。
是非またご一緒させてください
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