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Yamareco

記録ID: 61660
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

大岳山・御岳山(奥多摩駅→鋸山→ロックガーデン→御岳山ケーブル))

2010年04月24日(土) [日帰り]
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kumiyan その他1人
GPS
07:45
距離
12.7km
登り
1,378m
下り
890m

コースタイム

9:20奥多摩駅出発−9:24奥多摩ビジターセンター着(トイレ等7分)−(買い物13分)−9:49昭和橋を渡りきる−9:58愛宕山公園内、神社と鋸山林道との分岐−10:22登計峠(とけとうげ)−11:05天狗の岩峰(10分休憩)−12:21天地山−12:36鋸山着(休憩16分)−13:51馬頭刈尾根分岐−14:12大岳山山頂着(14分休憩)−14:39大岳神社(参拝5分)−15:11鍋割・奥の院分岐−15:15芥場峠(高岩山分岐)−15:28岩石園あずまや(8分休憩)−15:40綾広の滝−15:49岩石園2つ目のあずまや(トイレ5分)−16:07天狗岩−16:16七代(ナナヨ)の滝−16:42長尾平−17:05御岳山ケーブル山上駅


天候 晴れのち曇り、一時期雪(午後からやや冷え込んだ)
過去天気図(気象庁) 2010年04月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
●ルート:山と渓谷社「東京都の山」の「大岳山」の項を参照した。ルート上、積雪は皆無。全般的に道は前日の雨で滑りやすかった。奥多摩駅→大岳山のルートとしたのは、登りの方が下り(大岳山→奥多摩駅)よりも安全と判断したため、及び当初は御岳ケーブルを使用しないつもりだったため。

●危険個所:鋸尾根(特に天狗が祀られている岩峰から鋸山まで)、大岳山直下(登り、下りともに)、大岳山荘を過ぎて御岳山に向かう途中までの区間、七代の滝

●分かりづらい場所:標識が整備されておりわかりづらい箇所はなし。

●混雑度:ホリデー快速奥多摩の電車は始発駅からなので座れたが電車到着直後に満席になるほどの混みよう。奥多摩駅は芋の子を洗うかの如く。
山中は、昭和橋から鋸山山頂までは1組に追い抜かれたのみですれ違う人はゼロ。鋸山山頂付近からパーティー複数にすれ違う。鋸山山頂、大岳山山頂は混雑。大岳山を下山してからは人にたまにすれ違う程度(岩石園では誰にも会わなかった)。

●展望/景観
・鋸尾根途中の「岩峰」大天狗・小天狗様の祀られている場所からの展望。展望が開けており登計の集落や御前山などを一望できる。

・大岳山山頂。複数の尾根、山並みが素晴らしいが、ガスが出ていたのではっきりとした写真は全く撮れなかった。

・岩石園(ロックガーデン)は苔と渓流の対比が美しかった。新緑や紅葉の頃は尚素晴らしいだろう。(昨今の異常気象のため今回は新緑には少し早かったようだ)

●トイレ:奥多摩駅(但し混雑必至)、奥多摩ビジターセンター、大岳山荘、御岳の集落の土産物(買い物が前提)、御岳ケーブル―カー駅

●水・食べ物の調達:奥多摩駅から徒歩5分位の場所にデイリーヤマザキというコンビニがあるようだが、ルート上ではないので寄っていない。ルート上、「奥多摩駅入口」交差点にあったスーパー小川で食糧・水を補給した。他、駅から「奥多摩駅入口」交差点までの短い区間に個人商店が複数ありパンなど食糧を販売していた。我々は手持ちのおにぎり以外の目新しいものを求めてス−パー小川に寄った後、運良くビジターセンター斜向かいで地元の方の特設バザーが開かれているのに気付くことができ、このバザーでやきそばや「高菜饅頭」「黒餡饅頭」など手作り感あふれる食糧を仕入れることができた。

●休憩場所:愛宕山公園内、岩峰(大天狗・小天狗)、鋸山(休憩には適さないとは思う)、大岳山山頂(混雑必至)、岩石園あずまや(時刻によっては家族連れが多いことが予想される)、渓流沿いの岩場、長尾平。上記で岩峰のみベンチが無い。
(寒い場合は御岳神社そばに御岳の集落があり、そこのお土産物屋さんのいずれかで休憩可能。ケーブルカー山上駅の駅そばにレストランや喫茶店などもあるが営業時間に注意)

●最寄り駅情報:奥多摩駅は写真の通りに大混雑。喫茶店や食事処などもあるようだ。御岳駅はドライブイン御岳が今は工事中(もしくは閉店)なので、旅館ばかりが目立ち店は余りないが、有名な蕎麦屋「玉川屋」が御岳駅裏手にある。我らが寄った中華料理屋は御岳駅の駅舎斜向かいにある。尚、御岳駅前にはコンビニは無し。

●日帰り温泉:奥多摩駅に「もえぎの湯」があるが今回は奥多摩駅が始点のため詳細について調査していない。御岳駅から河辺駅まで電車で行って「河辺温泉 梅の湯」に入るのが我々にはベスト(但し今回は時間の都合から寄っていない)。

●その他:御岳駅前にある中華料理屋で御岳ラーメンを食べることができて幸せだった。このラーメンは安い割に量が多いが、野菜中心のラーメンなので胃もたれしない。味は懐かしい味で、我々のお気に入りだ。
新宿から1時間半かけて漸く奥多摩駅に到着。奥多摩駅には初めて来たが、高尾山口駅並みの人の多さに驚嘆する。
2010年04月24日 09:20撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 9:20
新宿から1時間半かけて漸く奥多摩駅に到着。奥多摩駅には初めて来たが、高尾山口駅並みの人の多さに驚嘆する。
駅のトイレも長蛇の列だったので我慢できずに奥多摩ビジターセンターに寄りトイレを借りる。ここは駅から徒歩2分、「奥多摩駅入口」交差点に面している。ルート上なのでそれほど時間のかからない寄り道だ。
2010年04月24日 09:23撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 9:23
駅のトイレも長蛇の列だったので我慢できずに奥多摩ビジターセンターに寄りトイレを借りる。ここは駅から徒歩2分、「奥多摩駅入口」交差点に面している。ルート上なのでそれほど時間のかからない寄り道だ。
ビジターセンター以外に、スーパー小川や特設バザーなどで食糧と水を補給し、結局「昭和橋」を渡ったのが9時50分近く。橋から見る多摩川はやや濁っているが、都心の川よりはずっと清流だった。
2010年04月24日 09:48撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 9:48
ビジターセンター以外に、スーパー小川や特設バザーなどで食糧と水を補給し、結局「昭和橋」を渡ったのが9時50分近く。橋から見る多摩川はやや濁っているが、都心の川よりはずっと清流だった。
昭和橋からの光景。お山も花が咲き誇っている。今年は異常気象だといっても季節は春には違いない。
2010年04月24日 09:48撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 9:48
昭和橋からの光景。お山も花が咲き誇っている。今年は異常気象だといっても季節は春には違いない。
ビジターセンターで愛宕神社の五重の塔石壁が一部崩壊、危険なので登計(トケ)峠まで林道を使うよう勧められたため、少しでもリスクを減らしたい我々は素直に鋸山林道を使う。時間は愛宕神社を経由するより20分余計にかかるが、林道沿いで山里の風景も楽しむことができた。
2010年04月24日 10:04撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 10:04
ビジターセンターで愛宕神社の五重の塔石壁が一部崩壊、危険なので登計(トケ)峠まで林道を使うよう勧められたため、少しでもリスクを減らしたい我々は素直に鋸山林道を使う。時間は愛宕神社を経由するより20分余計にかかるが、林道沿いで山里の風景も楽しむことができた。
同じく鋸山林道からの光景。実はこの日、このような晴天が拝めたのは午前中と夕方のみだった。
2010年04月24日 10:12撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 10:12
同じく鋸山林道からの光景。実はこの日、このような晴天が拝めたのは午前中と夕方のみだった。
鋸山林道はどんどん標高を上げる。
2010年04月24日 10:17撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 10:17
鋸山林道はどんどん標高を上げる。
登計(トケ)峠に到着。愛宕神社からの道と合流する。写真は愛宕神社方面を写したもの。
2010年04月24日 10:22撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 10:22
登計(トケ)峠に到着。愛宕神社からの道と合流する。写真は愛宕神社方面を写したもの。
登計(トケ)峠からほどなく山道に入り、鋸尾根を歩き始める。植林帯の中を進み、まだ余り咲いていないミツバツツジの群生を過ぎ、鉄バシゴを登って岩尾根を歩いていると、天狗の石像と小さなお社(天聖神社)の前に出た。
2010年04月24日 11:05撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 11:05
登計(トケ)峠からほどなく山道に入り、鋸尾根を歩き始める。植林帯の中を進み、まだ余り咲いていないミツバツツジの群生を過ぎ、鉄バシゴを登って岩尾根を歩いていると、天狗の石像と小さなお社(天聖神社)の前に出た。
ここはガイドブックでは「岩峰」というらしい。左手の大天狗(または小天狗?)の背景に少しだけ写っているのは御前山。
2010年04月24日 11:05撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 11:05
ここはガイドブックでは「岩峰」というらしい。左手の大天狗(または小天狗?)の背景に少しだけ写っているのは御前山。
前回の山行(百蔵山・扇山縦走の百蔵山)で「休憩出来る所では休憩しておかないと、その先に休憩できる所がないかもしれない」ということを学んだ我々は10分休憩。この時間はまだ空も青空で気持ちが良かった。
2010年04月24日 11:07撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 11:07
前回の山行(百蔵山・扇山縦走の百蔵山)で「休憩出来る所では休憩しておかないと、その先に休憩できる所がないかもしれない」ということを学んだ我々は10分休憩。この時間はまだ空も青空で気持ちが良かった。
岩峰から先が危険個所が多い区間になる。まず鉄バシゴ。どれも大した高さは無いが滑落すれば岩に頭を打って大事故につながる可能性もある。
2010年04月24日 11:15撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 11:15
岩峰から先が危険個所が多い区間になる。まず鉄バシゴ。どれも大した高さは無いが滑落すれば岩に頭を打って大事故につながる可能性もある。
鉄バシゴはいくつもある。そして鎖場もちらほらと登場してくる。
2010年04月24日 11:16撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 11:16
鉄バシゴはいくつもある。そして鎖場もちらほらと登場してくる。
「鎖場コース」との分岐点。「鎖場」って今までと同程度の鎖場でしょ?と考え、迷わず「鎖場コース」方向、右に進む。
2010年04月24日 11:22撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 11:22
「鎖場コース」との分岐点。「鎖場」って今までと同程度の鎖場でしょ?と考え、迷わず「鎖場コース」方向、右に進む。
因みにこれが、この「鎖場コース分岐点」付近の道の雰囲気。ミツバツツジが咲き誇ればさぞ美しい道だろう。
2010年04月24日 11:23撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 11:23
因みにこれが、この「鎖場コース分岐点」付近の道の雰囲気。ミツバツツジが咲き誇ればさぞ美しい道だろう。
分岐からわずか1分程度で「鎖場コース」の鎖場に到着。高さは5〜6mだが前日の雨で木の根っこも岩もつるつる滑り、掴まるものが無いに等しい。いたち大臣が登りを試みて危険と判断したため分岐まで引き返し、この鎖場は巻くことにした。
2010年04月24日 11:28撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 11:28
分岐からわずか1分程度で「鎖場コース」の鎖場に到着。高さは5〜6mだが前日の雨で木の根っこも岩もつるつる滑り、掴まるものが無いに等しい。いたち大臣が登りを試みて危険と判断したため分岐まで引き返し、この鎖場は巻くことにした。
「鎖場コース」分岐から鎖場コースの巻き道を進むと、すぐに「鎖場コース」との合流地点になる。これが「鎖場コース」の鎖場を上から覗いたところ。
2010年04月24日 11:30撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 11:30
「鎖場コース」分岐から鎖場コースの巻き道を進むと、すぐに「鎖場コース」との合流地点になる。これが「鎖場コース」の鎖場を上から覗いたところ。
道はなだらかな植林帯の中に変わるが、地面がやけにぬかるんでいる。ここで靴が泥にまみれることで、この先の岩尾根で更に足元が滑りやすくなる。
2010年04月24日 11:44撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 11:44
道はなだらかな植林帯の中に変わるが、地面がやけにぬかるんでいる。ここで靴が泥にまみれることで、この先の岩尾根で更に足元が滑りやすくなる。
植林帯からまたいくつか鉄バシゴや鎖場の急な岩尾根を登り切り、やっと鋸山か?と期待したが、天地山との分岐だった。ここは標高1046ピークで三角点があったが、写真のような何も無い風景。
2010年04月24日 12:21撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 12:21
植林帯からまたいくつか鉄バシゴや鎖場の急な岩尾根を登り切り、やっと鋸山か?と期待したが、天地山との分岐だった。ここは標高1046ピークで三角点があったが、写真のような何も無い風景。
1046ピークから先、「御前山・大ダワ」との分岐を過ぎ、写真のような登りをひと登りすれば鋸山山頂。
2010年04月24日 12:34撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 12:34
1046ピークから先、「御前山・大ダワ」との分岐を過ぎ、写真のような登りをひと登りすれば鋸山山頂。
鋸山山頂。展望は開けず、場所も広くはない。ベンチは1つだけあったが、大混雑のため倒木に腰掛けてそそくさとランチ。
2010年04月24日 12:36撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 12:36
鋸山山頂。展望は開けず、場所も広くはない。ベンチは1つだけあったが、大混雑のため倒木に腰掛けてそそくさとランチ。
登山開始から鋸山まで1組にしか会わなかったのだが、こんなに大勢の人たちが我々と同じコースで先を歩いていたのか、と驚く。単独ハイカーらしき人は少なく、3人以上のパーティが多かった。
2010年04月24日 12:50撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 12:50
登山開始から鋸山まで1組にしか会わなかったのだが、こんなに大勢の人たちが我々と同じコースで先を歩いていたのか、と驚く。単独ハイカーらしき人は少なく、3人以上のパーティが多かった。
御前山の雄姿がだいぶ近くなる。鋸山からは近いといっても、片道1時間半はかかるらしい。
2010年04月24日 13:04撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 13:04
御前山の雄姿がだいぶ近くなる。鋸山からは近いといっても、片道1時間半はかかるらしい。
鋸山から大岳山までは鋸尾根上だがそれほど危険な道ではない。道もアップダウンが減り、写真のような笹藪の中に広葉樹の枯れ木が見える快適な尾根道になる。2009年に関東ふれあいのみちで馬頭刈(マズカリ)尾根を歩いた時もこんな道だった。
2010年04月24日 13:43撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 13:43
鋸山から大岳山までは鋸尾根上だがそれほど危険な道ではない。道もアップダウンが減り、写真のような笹藪の中に広葉樹の枯れ木が見える快適な尾根道になる。2009年に関東ふれあいのみちで馬頭刈(マズカリ)尾根を歩いた時もこんな道だった。
鋸山を出発して1時間で馬頭刈(マズカリ)尾根分岐に到着。右が馬頭刈(マズカリ)尾根だが、我々が目指すのは左の大岳山方向だ。
2010年04月24日 13:51撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 13:51
鋸山を出発して1時間で馬頭刈(マズカリ)尾根分岐に到着。右が馬頭刈(マズカリ)尾根だが、我々が目指すのは左の大岳山方向だ。
大岳山直下の鎖場。登らなかった「鎖場コース」鎖場は別として、本日使った鎖場ではこれが最も急俊な場所だった。
2010年04月24日 13:58撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 13:58
大岳山直下の鎖場。登らなかった「鎖場コース」鎖場は別として、本日使った鎖場ではこれが最も急俊な場所だった。
やっと大岳山山頂に到着したが、天気はどんよりと曇っている。それでも人は多かった。
2010年04月24日 14:16撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 14:16
やっと大岳山山頂に到着したが、天気はどんよりと曇っている。それでも人は多かった。
標高1266.5m、大岳山の山上標識。この標識は他のパーティと譲り合って写真を撮った。
2010年04月24日 14:22撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 14:22
標高1266.5m、大岳山の山上標識。この標識は他のパーティと譲り合って写真を撮った。
この時、大岳山山頂では少しだけ雪が降った。しかし雲の向こうには晴れが垣間見える。
2010年04月24日 14:24撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 14:24
この時、大岳山山頂では少しだけ雪が降った。しかし雲の向こうには晴れが垣間見える。
ガスで展望は良くないが、それでも複数の尾根をとらえることができる。
2010年04月24日 14:25撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 14:25
ガスで展望は良くないが、それでも複数の尾根をとらえることができる。
前の写真のアップ。4層の尾根が見えるが、手前から順に浅間尾根、笹尾根、前回の山行で見えた山梨の権現山の尾根、そして一番遠くに見えるのが丹沢の尾根だと思われる。
2010年04月24日 14:25撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 14:25
前の写真のアップ。4層の尾根が見えるが、手前から順に浅間尾根、笹尾根、前回の山行で見えた山梨の権現山の尾根、そして一番遠くに見えるのが丹沢の尾根だと思われる。
大岳山から下山する。前日の雨で滑りやすくなっている急な岩尾根を下る。写真は下りきってから振り向きざまに撮った。
2010年04月24日 14:33撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 14:33
大岳山から下山する。前日の雨で滑りやすくなっている急な岩尾根を下る。写真は下りきってから振り向きざまに撮った。
大岳神社にお参りするが、鳥居の一部が欠けていた。
2010年04月24日 14:41撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 14:41
大岳神社にお参りするが、鳥居の一部が欠けていた。
大岳神社からほんの少し寄り道して下ると、今は管理人のいない大岳山荘がある。別棟のトイレだけは使用できるようだが、実際に使用していないので綺麗かどうかはわからない。
2010年04月24日 14:45撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 14:45
大岳神社からほんの少し寄り道して下ると、今は管理人のいない大岳山荘がある。別棟のトイレだけは使用できるようだが、実際に使用していないので綺麗かどうかはわからない。
大岳山荘直下の鎖場。ビジターセンターの人からも滑りやすいと注意を受けた所だ。奥多摩駅前で話しかけられた地元のおばあさんからも「大岳は滑りやすい」といわれたのだが、過去にここで起きた事故も足元を滑らせたのが原因のようなので慎重に歩いた。
2010年04月24日 14:50撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 14:50
大岳山荘直下の鎖場。ビジターセンターの人からも滑りやすいと注意を受けた所だ。奥多摩駅前で話しかけられた地元のおばあさんからも「大岳は滑りやすい」といわれたのだが、過去にここで起きた事故も足元を滑らせたのが原因のようなので慎重に歩いた。
日本山岳耐久レース、ハセツネの途中標識、55km地点。ハセツネの第三関門、御岳山長尾平(58km地点)の到着制限時刻が大会2日目のAM10時なので、この55卉賄声辺は2日目朝に走る人が多いのではなかろうか。
2010年04月24日 15:02撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 15:02
日本山岳耐久レース、ハセツネの途中標識、55km地点。ハセツネの第三関門、御岳山長尾平(58km地点)の到着制限時刻が大会2日目のAM10時なので、この55卉賄声辺は2日目朝に走る人が多いのではなかろうか。
鎖場や滑りやすい岩尾根を過ぎ、道は漸く歩きやすくなる。この少し先で「鍋割山・奥の院経由で御岳山」に行く道との分岐点となったが、今回は岩石園(ロックガーデン)も見たかったので岩石園経由御岳山方向を目指す。
2010年04月24日 15:08撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 15:08
鎖場や滑りやすい岩尾根を過ぎ、道は漸く歩きやすくなる。この少し先で「鍋割山・奥の院経由で御岳山」に行く道との分岐点となったが、今回は岩石園(ロックガーデン)も見たかったので岩石園経由御岳山方向を目指す。
標識中央に小さく「芥場峠」と書いてあるのを見るまではわからなかったが、芥場峠に着いた。ここで高岩山経由の岩石園方向と、高岩山を経由しないで岩石園に行く方向に分岐。我々は後者を選択。
2010年04月24日 15:15撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 15:15
標識中央に小さく「芥場峠」と書いてあるのを見るまではわからなかったが、芥場峠に着いた。ここで高岩山経由の岩石園方向と、高岩山を経由しないで岩石園に行く方向に分岐。我々は後者を選択。
緩やかな広めの道を下り、小さめの木橋を渡ったが川は水が枯渇していた。しかし少し進むと突然、その先の沢から水が湧出しており、不思議に思う。写真は岩石園のあずまや。
2010年04月24日 15:28撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 15:28
緩やかな広めの道を下り、小さめの木橋を渡ったが川は水が枯渇していた。しかし少し進むと突然、その先の沢から水が湧出しており、不思議に思う。写真は岩石園のあずまや。
前の写真のあずまやから岩石園を経ずに御岳神社やケーブルカー駅にも向かうことができるが、ここまで来たら当然岩石園には寄りたい。
2010年04月24日 15:35撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 15:35
前の写真のあずまやから岩石園を経ずに御岳神社やケーブルカー駅にも向かうことができるが、ここまで来たら当然岩石園には寄りたい。
あずまやから数分で着く「綾広の滝」。小さめの滝だが、ここが岩石園の始点にあたる。
2010年04月24日 15:40撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 15:40
あずまやから数分で着く「綾広の滝」。小さめの滝だが、ここが岩石園の始点にあたる。
岩石園。「綾広の滝」からは渓流を沢沿いに下って往く。この写真ではわかりづらいが、この渓流は1kmも続く素晴らしい景勝地だ。
2010年04月24日 15:44撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 15:44
岩石園。「綾広の滝」からは渓流を沢沿いに下って往く。この写真ではわかりづらいが、この渓流は1kmも続く素晴らしい景勝地だ。
岩石園。渓流と一緒に新緑も楽しめるかと期待していたのだが、今年のような気候ではまだ冬枯れ景色だ。
2010年04月24日 15:47撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 15:47
岩石園。渓流と一緒に新緑も楽しめるかと期待していたのだが、今年のような気候ではまだ冬枯れ景色だ。
そして岩石園では岩石に付着した苔も楽しめる。自分の写真の腕とカメラのせいで、この景勝地の良さの半分も撮れていないのが非常に残念だ。
2010年04月24日 15:49撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 15:49
そして岩石園では岩石に付着した苔も楽しめる。自分の写真の腕とカメラのせいで、この景勝地の良さの半分も撮れていないのが非常に残念だ。
岩石園沿いの第二のあずまや。あずまや隣にある建物はトイレ。ここで本日、山に入ってから初めてのトイレタイム。
2010年04月24日 15:49撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 15:49
岩石園沿いの第二のあずまや。あずまや隣にある建物はトイレ。ここで本日、山に入ってから初めてのトイレタイム。
岩石園の渓流はまだ続く。紅葉の時期にも来てみたいがファミリーハイキングコースとしても有名らしいので混んでるだろうな。
2010年04月24日 15:55撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 15:55
岩石園の渓流はまだ続く。紅葉の時期にも来てみたいがファミリーハイキングコースとしても有名らしいので混んでるだろうな。
岩石園を堪能した後、御岳山の長尾平まで登り返さなければならない。渓流から軽くひと登りしたところにあった天狗岩。この岩自体にも登れるように鎖が取り付けられていたが、この岩はかなり滑りそうに見えるので登るのは相当危険なのでは?と人ごとながら心配になった。
2010年04月24日 16:07撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 16:07
岩石園を堪能した後、御岳山の長尾平まで登り返さなければならない。渓流から軽くひと登りしたところにあった天狗岩。この岩自体にも登れるように鎖が取り付けられていたが、この岩はかなり滑りそうに見えるので登るのは相当危険なのでは?と人ごとながら心配になった。
天狗岩の前にはこのような標識が。七代(ナナヨ)の滝に行けるらしい。ここで七代の滝に向かわずにケーブルカー駅に進むこともできる。我々は七代の滝に向かった。
2010年04月24日 16:07撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 16:07
天狗岩の前にはこのような標識が。七代(ナナヨ)の滝に行けるらしい。ここで七代の滝に向かわずにケーブルカー駅に進むこともできる。我々は七代の滝に向かった。
しかし七代の滝へは写真のような非常に急な階段を下らなければならず、下り階段は七代の滝まで分断しつつ20mほど続いていた。また登り返さなければならないことを考えるとせっかく稼いだ高度がもったいなく思えた。
2010年04月24日 16:12撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 16:12
しかし七代の滝へは写真のような非常に急な階段を下らなければならず、下り階段は七代の滝まで分断しつつ20mほど続いていた。また登り返さなければならないことを考えるとせっかく稼いだ高度がもったいなく思えた。
七代の滝。写真正面の岩の向こうが滝つぼになっている。非常に滑りやすく、滝つぼに落ちたらまず無事では済まないのでここもかなり危険な場所だと感じた。
2010年04月24日 16:16撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 16:16
七代の滝。写真正面の岩の向こうが滝つぼになっている。非常に滑りやすく、滝つぼに落ちたらまず無事では済まないのでここもかなり危険な場所だと感じた。
七代の滝。高さはそれほど無いが、水量がすごい。
2010年04月24日 16:17撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 16:17
七代の滝。高さはそれほど無いが、水量がすごい。
そしてこれが恐る恐る滝壺付近を覗いて撮った写真。危険なので真似しないでほしい。
2010年04月24日 16:17撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
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そしてこれが恐る恐る滝壺付近を覗いて撮った写真。危険なので真似しないでほしい。
七代の滝の下流は(あたりまえだが)川になっているようだ。
2010年04月24日 16:19撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
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七代の滝の下流は(あたりまえだが)川になっているようだ。
七代の滝も堪能したが、この日の山行で最もきつかったのが実は七代の滝の後の登り返し。七代の滝は標高約720m、御岳山の長尾平は標高約860mあるので、コース最後に140mほど登り返すのは非常に辛かった。しかも写真のようなつまらない植林帯の道で辛さもひとしおだった。
2010年04月24日 16:39撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 16:39
七代の滝も堪能したが、この日の山行で最もきつかったのが実は七代の滝の後の登り返し。七代の滝は標高約720m、御岳山の長尾平は標高約860mあるので、コース最後に140mほど登り返すのは非常に辛かった。しかも写真のようなつまらない植林帯の道で辛さもひとしおだった。
やっと長尾平に出て、舗装路に至る。後はケーブル駅にのんびり向かうのみ。当初はケーブルを使わずに過去歩いたことのある御岳駅までの徒歩ルートを考えていたが、時刻も17時近いし疲れているしで、ケーブルカー御岳山上駅ゴールに変更。
2010年04月24日 16:45撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 16:45
やっと長尾平に出て、舗装路に至る。後はケーブル駅にのんびり向かうのみ。当初はケーブルを使わずに過去歩いたことのある御岳駅までの徒歩ルートを考えていたが、時刻も17時近いし疲れているしで、ケーブルカー御岳山上駅ゴールに変更。
ケーブルカー御岳山山上駅そばからの風景。17時過ぎてからまた青空に変わり見晴らしが良くなってきた。
2010年04月24日 17:05撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 17:05
ケーブルカー御岳山山上駅そばからの風景。17時過ぎてからまた青空に変わり見晴らしが良くなってきた。
おまけの画像その1、御岳山ケーブルカーから。ケーブルカーのレール両脇に植えられたミツバツツジが綺麗だった。
2010年04月24日 17:12撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 17:12
おまけの画像その1、御岳山ケーブルカーから。ケーブルカーのレール両脇に植えられたミツバツツジが綺麗だった。
おまけの画像その2、JR御岳駅そばの「ドライブイン御岳」。閉店してしまうのか、改築か、よくわからない。前者ならショックだ。
2010年04月24日 17:30撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
4/24 17:30
おまけの画像その2、JR御岳駅そばの「ドライブイン御岳」。閉店してしまうのか、改築か、よくわからない。前者ならショックだ。
撮影機器:

感想

やっと念願の「鋸尾根経由で大岳山」に行くことができ、長年のノルマをこなした感じで、ほっとした。ともかく歩き甲斐のあるコースで疲れたが、鋸尾根は景色も変化に富みスリルもありおもしろかった。
このコース、前日の雨が乾いておらず滑りやすい箇所が幾つもあり、結構神経を使った点ではかなり疲れた。
最も長く感じたのは七代の滝から長尾平までの登り返しで、鍋割山経由で御岳に行く方が楽なのではなかろうか。

始めは宿坊に泊って御岳・大岳をじっくり楽しむつもりだったが、先週の街道歩きで予算がきつくなってきたので日帰りに変更、しかし日帰りでも無理なくこなせるコースだとは思う。

大岳山を何とか無事にクリアできたので、次はいよいよ丹沢の塔ノ岳を目指すつもりだが、そろそろストックを使用しなければ・・・。結局、今回もリュックの中に入れっぱなしで出すことすらしなかったのだが、岩場で邪魔になりそうな点を除けば、安全面からも使った方がよいのかもしれない。

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