【榛名山】相馬山東尾根古道を訪ねる【二ッ岳も】

2023年11月14日(火) [日帰り]

• GPS: 04:07
• 距離: 7.2km
• 登り: 730m
• 下り: 786m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:07
• 休憩: 0:57
• 合計: 4:04

距離 7.2km 登り 730m 下り 796m

8:58 ヤセオネ峠
9:12 9:12 オンマ谷駐車場
9:39 9:39 雄岳
9:51 9:52 七合目避難小屋
9:59 10:03 雌岳
10:09 10:13 七合目避難小屋
11:33 11:52 相馬山
12:06 12:07 相馬山の鳥居
12:17 12:18 磨墨峠
12:23 12:51 磨墨岩
13:04 県営松の沢グラウンド駐車場

天候

快晴、風は少し。
陽射しがあると暑い！無いと寒い！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ヤセオネ峠無料Pをお借りしました / 無料

チャリを松の沢グラウンドPにデポ、下山後回収して榛名湖一周してヤセオネ峠に帰還。

※松の沢グラウンドPのトイレは閉鎖中です。

コース状況／危険箇所等

◾️二ッ岳周辺
いい雰囲気の広葉樹林。気持ちよかった。
急登だけど。
特に危険は無いですが、火山帯なので石ゴロゴロです。

◾️相馬山東尾根
メインディッシュ。
立ち入り禁止エリアです。すいません。

公式には立ち入り禁止ですが、テープの新しさや踏み跡を考えると、それなりに歩かれてる感じ。どこかの山岳会とか山伏が整備してくれてるのかな。

実質バリエーション状態ですが、鎖も驚くほどしっかりしてるし、まだ大丈夫そうなフィックスロープもある。踏み跡もそれなり。ある程度バリ慣れしてて岩場大丈夫なら楽しい道かと思います。

実際岩場の難易度は低いですが、中盤以降は両側切れ落ちていて足を滑らせたら多分死ぬ、って超急登がずっと続くので、山頂に着くまで気は抜けません。
個人的には岩場の方が安心でした。
僕の技術では下りでの使用は完全に不可です。

熊か！？って出会いがありましたが、多分カモシカでした。

◾️～磨墨峠
尾根を歩いたら結構ヤブでしたw
大人しくルート上を歩いた方が快適だと思います。

◾️磨墨岩
初めて登りました。榛名湖の眺めヨシ！
ちゃんと整備されてるので登るのは難しくありません。でも最後のハシゴだけちょっと苦手かも。
風があって寒かったですが無理矢理休憩。

◾️チャリ
わりと交通量あるので注意。
最終的にはどうやっても登ることになるので泣きながら上り坂を漕ぎました。

その他周辺情報

榛名神社にお詣り。
初めて行きましたがすごい所でした。すき。

写真

11/14 8:58

朝方は高層雲が出てましたが、着いた頃には快晴ピーカン！遂にいくぜ東尾根！

11/14 9:08

でもとりあえず二ッ岳からいくぜ！
冬枯れで明るい🔆

11/14 9:12

オンマ谷駐車場から少し登ったところ。
準備運動のつもりで来ましたが急登です。キツい。

11/14 9:27

雄岳雌岳と来て孫岳はおかしくないか、子岳ではないのか...？
なんて考えてたら登り損ねました。また次回。

11/14 9:37

雄岳のアンテナ設備

11/14 9:38

←山頂
の表示を頼りにウロウロしてたら山頂らしきものがありました。

11/14 9:39

めっちゃ景色良いじゃん！
榛名富士と浅間様が重なってフォトジェニック。

11/14 9:39

外輪山の展望台だなこれは。

11/14 9:40

そして今日歩く、相馬山東尾根が見える。
写真左側のナイフエッジ感ある尾根です。これ歩けるんか...？

11/14 9:50

雌岳へ。鞍部が深い！

11/14 9:52

雌岳へ登り返し中、岩の回廊があった。
昔は登山ルートだったとか？

11/14 9:54

ドンツキは穴でした。
山頂付近にも穴がたくさん。

11/14 9:55

階段地獄でもある。

11/14 10:00

雌岳登頂。
こっちも良い。関東平野が平らだ！

11/14 10:00

水沢山、トンガリ過ぎでは？？

11/14 10:01

富士山もギリ見えました。

11/14 10:09

二ッ岳避難小屋はどちらかというと東屋。

11/14 10:11

孫岳と雌岳の鞍部、ここも気持ち良い。
良い山だな二ッ岳。

11/14 10:25

さてここからメインディッシュ。
相馬山の東尾根へのルートに入ります。

11/14 10:26

テープが新しい。スズランテープはそんなに持たないはずだし。
踏み跡も落葉してる状態でも分かる程度にある。

11/14 10:27

最高では？

11/14 10:30

今の所、気持ちいい尾根歩きが楽しめてます。

11/14 10:34

東尾根を正面から捉える！

11/14 10:34

笹薮覚悟でしたが、拍子抜け。ありがたい！

11/14 10:38

とりあえず稜線に出てみることにしました。

11/14 10:42

写真では伝わらないですが、なかなか圧迫感のある山容です！

11/14 10:45

不動明王像。
この方にお会いしに来たまである。
いつからこちらにいらっしゃるのだろう。

11/14 10:49

少しずつ傾斜がキツくなってきました。
クマザサが滑る〜！

11/14 10:55

通せんぼロープかと思いましたがフィックスみたい。ここで尾根筋に詰めます。

11/14 10:58

バカみたいな急登ではある。

11/14 11:01

下を見て一枚。
木に掴まり、地面を掴んで一歩ずつ慎重によじ登る。トレランシューズが足を引っ張っているw

11/14 11:02

これ、なんか石仏の土台か標識の土台だよね。
ちょっと掘ってみたけど特に彫刻は無し。

11/14 11:06

落葉してるので見通しはいいですが、足場が怪しくて登りにくさは凄かった。

11/14 11:09

これ何処登るの？
っていうか昔は登山道だったんだよね、相変わらず昔の人凄くない？

11/14 11:11

全然分かりませんが蟻の戸渡みたいな岩場が出てきた。ここから岩がちになってきます。

11/14 11:12

の、岩場の途中で10m先くらいに大型野生動物を発見。またクマかとビビりましたが、居なくなってくれたので笛を吹きながら続行。

11/14 11:11

別写真アップで。多分カモシカだなこれ、現地ではめちゃくちゃビビってましたが！

11/14 11:13

なんせ足場が悪すぎるので、ここで襲われたらどうにもならない。
足場が良くてもどうにもならないけど。

11/14 11:14

鎖でてきました。
これは簡単。右手側がガバだらけで鎖不要です。

11/14 11:17

「相馬山登山道」と書いてあったらしい。
ありし日をおもう。

11/14 11:19

ちょっと道を探しましたが、とりあえず稜線方面に少し歩いたらフィックストラロープがでてきました。アタリっぽい。

11/14 11:19

2個目の鎖。コレは長いし垂壁だ！

11/14 11:20

古いデカ輪の鎖も出てきました。
怖そうに見えますが、ステップが掘ってあるのでカンタンです。

11/14 11:21

鎖根本。
まだ大丈夫そう。今日もガンガン掴んでます。切れたら諦めるという良くない割り切り。

11/14 11:24

歩いてたら温風が噴き出てくる穴が空いてました。
夏は冷風だったりするのかな。
夏には絶対にここ来たくないけど。

11/14 11:24

久々に滑っても死なないところに出た。

11/14 11:27

正規登山道だったころの遺物。

11/14 11:27

今もルートの目印になっている。

11/14 11:32

3個目の鎖写真忘れちゃった。難しくはないです。
トラロープ沿いに痩せ尾根をよじ登って、今日のゴールテープへ！！

11/14 11:33

生還！まだ帰ってないけど！

11/14 11:34

快晴の相馬山は初めて！
景色が楽しみ！

11/14 11:35

霊峰！！

11/14 11:35

八ヶ岳と南ア！

11/14 11:37

八ヶ岳さまアップ。

11/14 11:38

奥秩父山塊。
いきたい。

11/14 11:41

次のターゲットのゴールテープ。
でもこっち側は輪を掛けてヤバそうなんだよな。
もうちょっと経験値いるかな...

11/14 11:44

今日のおやつ。
山でこそ必要なお腹ケア！（乳酸菌）

11/14 11:53

相馬山、ありがとうございました！
めちゃくちゃ楽しかったです！
死ぬかと思ったけど！

11/14 12:03

正規登山道でも怖いもんは怖い、ロング梯子。

11/14 12:10

磨墨岩を目指します。
せっかくなので俺は尾根上を歩くぜ！

11/14 12:11

磨墨岩視認。デカいな。
前回ガスガスで気づかなかったんだよな。

11/14 12:13

あれ！？

11/14 12:16

あれー！？
爽快な尾根歩きかと思いきや薮じゃねぇか！！

11/14 12:21

薮を掻き分けて磨墨岩にきました。
近づいてみれば普通に歩いて登れるので安心しました。

11/14 12:24

ハシゴが怖かった...w
磨墨岩より。

11/14 12:24

相馬山南尾根、やっぱりヤバそうだな。
見てるだけで怖いな。

11/14 12:29

磨墨岩、もうちょい高い方があったのでそっちにも行ってみました。
こっちの方が榛名湖がよく見えるな。

11/14 12:47

パン食べて出発。
行人洞なるものがあるらしいので行ってみます。

11/14 12:48

あった。
まぁまぁ歩きにくかった。

11/14 12:49

豊山行者ノ霊　とある。

11/14 12:49

写真失礼。
前鬼後鬼を従えています。

11/14 12:54

さてあとは松之沢峠へ下るだけなんですが、道が榛名山らしくなってきたゾ！（この後も基本こんな感じのクマザサ地帯でした。）

11/14 13:10

チャリくん回収！！
今日はちゃんとチャリヘルメット持ってきてえらい！

11/14 13:25

榛名富士と。
なんかMTBでヒルクライムしてきた雰囲気がでてますね。僕には絶対無理ですけどね！

11/14 13:57

ロマンス亭でお昼をたべます！

11/14 13:43

マイタケ天丼を頼んだらバケモノみたいなマイタケが出てきました。
大変美味しかったです。

11/14 14:52

オマケ。帰りに榛名神社に寄ってみます。初です。

11/14 15:05

参道にロックシェッドがww

11/14 15:11

紅葉もまぁまぁ。本殿が改修中なのがちょっと残念。25年12月に完成予定らしいので、また来よう。

11/14 15:19

せっかくなので関ふれ道で駐車場へ。
滝がありました。

11/14 15:19

滝下まで降りられます。良い。

11/14 15:20

いい所だな。好きな神社だ。

11/14 15:26

奇跡のタイミング！
お疲れ様でした、無事下山のお礼もできて満足です！

撮影機器：

iPhone 12 Pro Apple

感想

こむそう

相馬山東尾根古道、存在を知って興味を持ったのが2019年なので、4年も計画を温めてしまった...！
でも決して無駄な4年ではなく、いきなり行ってたら死んでたかもなぁ、という雰囲気はありました。
それなりに色々歩いたもんな、自分が入場券持ってるかどうか判断するのは大事！

ガラメキ温泉からの古道も大変、そう大変興味があるのですが、あっちはもうちょっと技術体力要るかなぁ、がんばろ。

古道は本当にツボみたいで、怖い道ではありましたがあまりに楽しく歩けました。もっと石碑とか読めるようになりたいな。


◾️
以前相馬山に登ったとき、ゆうすげの道の辺りからヤセオネ峠Pに戻るのが非常にかったるかったので、今回自転車を投入してみましたが、登りなんだよな！！
腹ごなしに榛名湖をぐるっとチャリしてヤセオネ峠Pに戻ったんですが、榛名富士北側に入った辺りからずーーーとじんわりした登り返しで、クソしんどい！危なく天丼出てきちゃうかと思いました。食べてすぐの登り坂は本当に危険です！

コメント

noborutaka

お疲れさまでした。
私もいつかは挑戦したいと思っていて、今年２月に登ってみました。
最悪の事態も想定しながらでしたので、達成感がありますよね。
これからもご自愛されつつ楽しんでください。

こむそう

noborutakaさま、コメントありがとうございます！

「2月に登ったんですねぇ〜...え！？2月に！？」ってなりました、レコ拝見しましたが、着雪してる状況でよくぞ...！素晴らしいです！

こういうところに入り込む時はいつも最悪の事態は覚悟しているつもりでいますが、本当に最悪の事態になると各所に掛ける迷惑の具合が多分より大きくなっちゃうので、出来る限り最悪の事態にならないように気をつけたい所です！
この達成感やこの雰囲気を味わえるのは、そんな所歩きの特権ですからね！😁

noborutakaさまもお気をつけて、お互いよい山歩きを！！

noborutaka

こむそうさん

同感です　Good Luck !

Yuma_JJ

こむそうさん、亀コメで失礼します笑

やばいですね、相馬山。
水沢山から見ても「ヤバそうだなー」とは思ってましたが、ホントにヤバそうw
No.38の平均台マジすか⁇🤣
できれば通りたくないなーー笑

まぁなんだかんだ、水沢山みたいな感じで登れちゃうんでしょー⁇くらいに思ってたんですが、そうもいかなそうですねコレは😂

そんでもってNo.15の水沢山の感じもなかなか怪しさが溢れていてたまらないですねw

そうそう、富士山が奥秩父山塊の奥に見えるんですよねー🥺✨

しっかし天気いいすねーー😍

こむそう

JJさん、コメントありがとうございますー！

ヤバいでした、相馬山！
距離が短いのが救いですが、体力的にも技術的にも個人的に今までで一番厄介だったかもしれません。（あ、38の平均台はちょっと怖く写りすぎです！それ以外の方がずっと危ないです！）
ですが遺構が...！遺構が凄く良かったです...！

水沢山、あまりにもニョッキリと生えているので気になってきてしまいました！
どうも群馬の山は凄い形をしていますねw

奥秩父、そろそろ復帰したいんですが中々タイミングが！また破風山から雁坂の尾根を歩きたい！