ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6181688
全員に公開
ハイキング
関東

何気にアップダウンの連続 天狗山から行道山・大岩山・両崖山【栃木県足利市】

2023年11月15日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:02
距離
14.3km
登り
1,079m
下り
1,079m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:09
休憩
0:53
合計
6:02
7:48
7:48
9
7:57
7:57
4
8:01
8:01
6
8:07
8:07
15
8:22
8:22
16
8:38
8:43
35
9:18
9:18
24
大岩毘沙門天 古道入口
9:42
9:45
37
10:22
10:34
11
10:45
10:45
15
11:00
11:18
13
11:31
11:31
30
12:01
12:14
18
12:32
12:32
8
12:40
12:40
9
12:49
12:51
27
13:18
13:18
9
13:27
13:27
5
13:32
13:32
5
13:37
13:37
5
13:42
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ(雲多し)。気温10℃前後。微風。
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
足利市さいこうふれあいセンター駐車場を利用。天狗山方面への登山口、織姫神社参道ともに10分以内です。
コース状況/
危険箇所等
山と溪谷(2023年11月号)の特集「決定版!全国絶景低山100」に【足利アルプス】として紹介されている織姫神社〜両崖山〜大岩山〜行道山のコースを復路とし、天狗山から大岩毘沙門天の古道を経て行道山浄因寺への参道(巻き道)を往路とするルートです。天狗山下山後、大岩毘沙門天の男坂・古道入口までは車道歩きとなるのが少々味気ないところですが、1300年の歴史ある古道を歩むとなれば運気も上昇します。

なお、天狗山からの下山時、ロープのある岩場(天狗岩など)があります。足場は十分ありますが、慎重に行動しました。
他は、特に危険とは思えませんが、たくさんの小ピークがあり、登ったり下りたり何気にアップダウンが連続するので、膝を痛めないように注意しました。
観音山122m。足利百名山。
さいこうふれあいセンターを出て、常念寺の先、子安観音への石段を上がり、観音堂から坂道を登った最初のピーク。
2023年11月15日 07:56撮影 by  SHV45, SHARP
11/15 7:56
観音山122m。足利百名山。
さいこうふれあいセンターを出て、常念寺の先、子安観音への石段を上がり、観音堂から坂道を登った最初のピーク。
須永山154m。ふたつ目のピークも足利百名山。
2023年11月15日 08:02撮影 by  SHV45, SHARP
11/15 8:02
須永山154m。ふたつ目のピークも足利百名山。
つる山153.7m。三つ目のピーク。
2023年11月15日 08:07撮影 by  SHV45, SHARP
11/15 8:07
つる山153.7m。三つ目のピーク。
つる山から。右手、木々の向こうが天狗山かな。左手に見えるのが202mピーク・かわら山のようだ。
2023年11月15日 08:09撮影 by  SHV45, SHARP
11/15 8:09
つる山から。右手、木々の向こうが天狗山かな。左手に見えるのが202mピーク・かわら山のようだ。
かわら山の山名標は、見晴台(行き止まり)との分岐にかけられていた。雲が多いので見晴台はカット。
2023年11月15日 08:21撮影 by  SHV45, SHARP
11/15 8:21
かわら山の山名標は、見晴台(行き止まり)との分岐にかけられていた。雲が多いので見晴台はカット。
天狗山258.7m。二等三角点。もちろん足利百名山の一つ。正面に、復路で訪れる大岩山・剣ヶ峯が見える。
2023年11月15日 08:38撮影 by  SHV45, SHARP
1
11/15 8:38
天狗山258.7m。二等三角点。もちろん足利百名山の一つ。正面に、復路で訪れる大岩山・剣ヶ峯が見える。
天狗山から。南側はこんな感じで雲が多く、東京スカイツリーなどは見えない。
このあと、天狗岩を経て天両分岐から天狗山登山口(大人の砦キャンプ場)まで下り、北関東自動車道下の車道へと回る。
2023年11月15日 08:39撮影 by  SHV45, SHARP
1
11/15 8:39
天狗山から。南側はこんな感じで雲が多く、東京スカイツリーなどは見えない。
このあと、天狗岩を経て天両分岐から天狗山登山口(大人の砦キャンプ場)まで下り、北関東自動車道下の車道へと回る。
大岩毘沙門天参道、男坂・古道入口。
正面の石段が男坂コース。左側、白い幟が見えるあたりが古道入口。大岩毘沙門天は745年、行基上人の開山と伝えられ、古道は1300年の歴史を有する参道だ。
去年初めて下った時は倒木や枯れ木で「廃道」と思った。9月の金山里山ハイクのさい「整備されている」と聞き、今回登りに利用した。歩いてみて「古道の復活」を実感した。
2023年11月15日 09:18撮影 by  SHV45, SHARP
1
11/15 9:18
大岩毘沙門天参道、男坂・古道入口。
正面の石段が男坂コース。左側、白い幟が見えるあたりが古道入口。大岩毘沙門天は745年、行基上人の開山と伝えられ、古道は1300年の歴史を有する参道だ。
去年初めて下った時は倒木や枯れ木で「廃道」と思った。9月の金山里山ハイクのさい「整備されている」と聞き、今回登りに利用した。歩いてみて「古道の復活」を実感した。
叶権現。古道を進み、大岩毘沙門天が近くなった途中、右上部、岩の間にお宮が設置されている。
足利宗家2代当主・足利義兼の孫が建てたと伝わり、「どんな願いも叶う」とのこと。今日の山歩きの無事をお願いしました。
2023年11月15日 09:31撮影 by  SHV45, SHARP
3
11/15 9:31
叶権現。古道を進み、大岩毘沙門天が近くなった途中、右上部、岩の間にお宮が設置されている。
足利宗家2代当主・足利義兼の孫が建てたと伝わり、「どんな願いも叶う」とのこと。今日の山歩きの無事をお願いしました。
大岩毘沙門天。いつものように鐘を撞く。
階段を登ってくると、落ち葉を吹き飛ばしている方から丁寧にあいさつされた。古道のことをたずねると「ボランティアの人たちが、チェーンソーを使って倒木を処理したり、丸太で階段状にしたり、おかげで古道が維持されている」とのことだった。皆さんに感謝!
2023年11月15日 09:43撮影 by  SHV45, SHARP
2
11/15 9:43
大岩毘沙門天。いつものように鐘を撞く。
階段を登ってくると、落ち葉を吹き飛ばしている方から丁寧にあいさつされた。古道のことをたずねると「ボランティアの人たちが、チェーンソーを使って倒木を処理したり、丸太で階段状にしたり、おかげで古道が維持されている」とのことだった。皆さんに感謝!
大岩山剣ヶ峯と浄因寺参道(巻き道)との分岐。
浄因寺参道(巻き道)は右。木のトンネル状の、大岩山剣ヶ峯の山腹を巻いて、浄因寺下の階段脇に出る。その手前でモノレールをまたいで渡った。
2023年11月15日 09:50撮影 by  SHV45, SHARP
11/15 9:50
大岩山剣ヶ峯と浄因寺参道(巻き道)との分岐。
浄因寺参道(巻き道)は右。木のトンネル状の、大岩山剣ヶ峯の山腹を巻いて、浄因寺下の階段脇に出る。その手前でモノレールをまたいで渡った。
行道山浄因寺・清心亭。残念ながら、参観はまだ中止されたままだ。
2023年11月15日 10:34撮影 by  SHV45, SHARP
2
11/15 10:34
行道山浄因寺・清心亭。残念ながら、参観はまだ中止されたままだ。
寝釈迦像。
2023年11月15日 10:45撮影 by  SHV45, SHARP
1
11/15 10:45
寝釈迦像。
行道山(石尊山見晴台)441.7m。三等三角点。本日の最高地点。先着4名、通過1、2名?
雲が切れず眺望も今ひとつだったが、風も弱く少し暖かだった。ここでコーヒータイム。お供は羊羹。ゆったりノンビリ。
2023年11月15日 11:00撮影 by  SHV45, SHARP
11/15 11:00
行道山(石尊山見晴台)441.7m。三等三角点。本日の最高地点。先着4名、通過1、2名?
雲が切れず眺望も今ひとつだったが、風も弱く少し暖かだった。ここでコーヒータイム。お供は羊羹。ゆったりノンビリ。
大岩山・剣ヶ峯417m。
2023年11月15日 11:31撮影 by  SHV45, SHARP
1
11/15 11:31
大岩山・剣ヶ峯417m。
振り返って、薄もやの向こうに、左は太田の金山、右は太田・桐生にまたがる八王子丘陵。
2023年11月15日 11:32撮影 by  SHV45, SHARP
1
11/15 11:32
振り返って、薄もやの向こうに、左は太田の金山、右は太田・桐生にまたがる八王子丘陵。
関東ふれあいの道上にある四等三角点274.5m。「黒岩山」という山名標が近くの木に付けられている。
2023年11月15日 11:55撮影 by  SHV45, SHARP
11/15 11:55
関東ふれあいの道上にある四等三角点274.5m。「黒岩山」という山名標が近くの木に付けられている。
「ひと休み岩」とでも言おうか。北関東自動車道を見下ろす岩。左の岩の上にはなかなか立てないが、右のテラスに上はひと休みにちょうど良い。
2023年11月15日 12:14撮影 by  SHV45, SHARP
11/15 12:14
「ひと休み岩」とでも言おうか。北関東自動車道を見下ろす岩。左の岩の上にはなかなか立てないが、右のテラスに上はひと休みにちょうど良い。
山全体が色づくにはまだまだ、だが、こんな葉もあった。
2023年11月15日 12:41撮影 by  SHV45, SHARP
2
11/15 12:41
山全体が色づくにはまだまだ、だが、こんな葉もあった。
両崖山251m。
2023年11月15日 12:50撮影 by  SHV45, SHARP
1
11/15 12:50
両崖山251m。
織姫公園。
2023年11月15日 13:25撮影 by  SHV45, SHARP
1
11/15 13:25
織姫公園。
織姫神社。今日は七五三だった。
2023年11月15日 13:35撮影 by  SHV45, SHARP
2
11/15 13:35
織姫神社。今日は七五三だった。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ パンツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子 サングラス ザック(Colombia Castle Rock20) ポーチ(小銭入れ+賽銭) 熊鈴(鋳物) 防寒着(羽毛ベスト) 雨具 折畳み傘 非常食 飲料水(1.5L) 保温ボトル(0.5L) マグカップ 地図(地形図) 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 ホイッスル アーミーナイフ メガネ(予備) 補修テープ ヘッドランプ(電池単4*3 予備電池) 着替え(パンツ・シャツ・長袖) 携帯(Androidスマホ:ヤマレコ登録) バッテリー+充電ケーブル 時計 タオル エマージェンシーシート

感想

山と溪谷(2023年11月号)の特集「決定版!全国絶景低山100」に、栃木県足利市から2つ、【大小アルプス】と【足利アルプス】が紹介されている。太田市がないのはしょうがない、と思ったが、2月号の特集2「いざ!山城へ」で金山城が紹介されていたのを思い出した。ま、それはともかく……。

【大小アルプス】は、大小山〜大坊山周回で確かにご当地アルプス。【足利アルプス】は織姫神社〜両崖山〜大岩山〜行道山で、これもそうには違いない。
 初めての時は、さいこうふれあいセンターに車を置き、バス停まで歩いて浄因寺近くのバス停まで行って下車、浄因寺から行道山に登って、大岩山・剣ヶ峯〜両崖山を経て織姫神社に下りてきたものだった。当時はとても行道山まで往復する自信がなかった。

さて、今回。行道山までのピストンも良いが、せっかくなので少し工夫してみようと思った。織姫神社〜両崖山経由でなく、天狗山〜大岩毘沙門天の古道を登って、大岩毘沙門天からは浄因寺参道(巻き道)をたどる。そうして、浄因寺から行道山〜大岩山・剣ヶ峯〜両崖山を復路とするのだ。こうすると重複するところはほぼ無い。浄因寺参道と剣ヶ峯との分岐が交差するだけだ。また、私の行道山歩きでは、今回が一番長い行程となる。
 天狗山からの下りは、まだ一度も歩いたことのない天両分岐から天狗山登山口(大人の砦)を歩く。

大岩毘沙門天への道は古道を歩く。昨年、下りで歩いた時は倒木や枯れ枝が多くて「廃道か」と思ったところだ。最後の降り口(今回の入口)は背丈を上回る笹藪だったが、今回行ってみると全く様変わりしていた。
 まず、古道入口。幟がはためき、笹も刈り払われ、登り口もきれいに整備されていた。その先の道も不鮮明なところは全くない。倒木や枯れ枝は見当たらず、急坂は丸木を利用した階段状になっていた。1300年ほど前から利用されてきたという古道の復活、それには多くのボランティアの尽力があったと大岩毘沙門天でうかがったが、そこを歩けることが本当に素晴らしいと思った。
 一方、大岩毘沙門天から浄因寺への参道(巻き道)は、大岩山・剣ヶ峯経由に比べると歩く人も少なく、静かだ。急傾斜の山腹で多少のアップダウンはあるが、基本は下りなので歩くのも楽。逆コースだと、浄因寺方向からの分岐入口が分かりにくいので、ヤマレコの口コミに投稿しておいたけど、反映されたら歩く人も増えるかな。

浄因寺からの山ルートは多くの方が歩いている。人気のコース。またまたアップダウンの連続となる。あえいで登り、膝を気にしながら下る、その繰り返し。一歩一歩あゆめばやがて織姫神社に着く。今日は七五三、夜にはライトアップもされているそうだ。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:437人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら