モミソ沢アイゼントレ+BBQ
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- GPS
- 08:54
- 距離
- 2.7km
- 登り
- 272m
- 下り
- 277m
コースタイム
天候 | 晴れ。風が途中から強くなった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の雨のせいか、沢は若干流れが多かったような?岩場までの渡渉は支障なし。 |
その他周辺情報 | 滝沢園。12人用バンガローを予約。結果的に宿泊自体は2000円程度なので、良心的。屋根付きのテーブルもついているが、椅子は持参したほうが無難。 |
写真
感想
膝の抜釘手術から1週間。
「しばらくは大人しくしておくこと」と言われているので、山岳会のアイゼントレを見学しに丹沢を少し歩いてきました。
(ハイクのOKは出ています!)
雲ひとつない秋晴れが気持ち良い。
モミソ沢入口にある懸垂岩で、トップロープを張ってアイゼントレ。
今回初アイゼントレのメンバーは、岩に前爪で乗るところから。
・アイゼンの角度に注意(踵を「上げない」。でも「下げ過ぎ」もダメ)
・ハイステップにし過ぎない
・目で確認(二歩先のスタンスを探す)
しばらく登った後、モミソ沢遡行組を送り出し、残ったメンバーはひたすら登る。
そして、下る。
「雪山に現れる岩場の通過」を想定しているので、クライムダウンも必要。
アイゼントレ参加の皆さん、お疲れ様でした!
昼過ぎに切り上げ、買い出し後、BBQ@丹沢滝澤園へ。
F本さんが参加できなくて残念でしたが、久々のBBQ。
準備、片付け、調理、差し入れなどなど、ありがとうございます!
呑んで、食べて、語って、呑んで。
楽しい夜を過ごしました。
翌朝、歩荷へ行くメンバーを見送って、帰宅。
皆さん、混ぜて頂き、ありがとうございました。
来年のアイゼントレは三つ峠でもやりましょー。
まぁ、こっそりちょっとだけ登ってみたけれど、うん、大丈夫そう。
tartletさんにお声かけいただき初のモミソ沢でアイゼントレに参加。
2021年1月に日和田でのアイゼントレ以来の2回目。
まずは懸垂岩で、張っていただいたトップロープを使って感触を思い出す。
前爪に乗る感覚はある程度覚えていたが、岩の見極めとか踵を落とし気味にして安定させるとかは忘れていた。
沢メンバー選定課題である右凹角ルートも、中盤で爪が外れかけてギリギリ踏みとどまった箇所はあったけどテムレス装着で突破できた。
ついでにスキーブーツとアルミアイゼンでも少しだけ岩を触り、冬靴より固い分やや安定する感触をつかむことができた。
モミソ沢は意外と水がありたまに手が濡れて寒かったが基本は歩くのに問題ない。
1つ目の難関である4段12mは最後の1段のみロープ登攀。
プロテクションがボルト1つしかなくリードは怖そうだった。
2つ目の難関の大棚はtartletさんが気合いのナイスリードで突破!
僕はセカンドを行き最後の核心部でけっこう時間をかけるも、落ちそうな気配だったので少し引き上げてもいながら突破。
tartletさんやNegarockさんが行った左側ではなく、ちょい右のフレークと右足ハイステップのムーブを選択したが、爪1本だったしリードでこれはできないな…
その後はtartletさんとNegarockさんによる本気の1本釣りを久々に見学して、大棚すぐ上の踏み跡から脱渓。
初のガッツリしたアイゼントレは色々学ぶことも多く、また久々の冬山足回りの確認ができてとても有意義だった。
そしてその後のキャンプが最高に楽しかった!
企画や準備、調整などなど、本当にありがとうございました!
ボッカトレは毎年会として開催していたが、今年はアイゼントレも纏めてみては…(終わったらBBQも!)…と募集してみたら意外に大所帯となった(当初tartletさんと「2人かもしれない…。その時は2人でモミソ沢遡行しましょう」と言っていたけど想像以上の需要…)。
人数がある程度集まった為モミソ沢遡行の条件がつく。
右側のルートをノーテンで登る事。
tryするも残念足が外れる(左手で耐えてはいたものの)これはダメでしょ…懸垂岩に残りアイゼントレ。
今回yachimayuさんにもご参加頂いた。
アイゼントレに初参加の方向けのお話を聞きつつ…
トラバース時の足のちょっとした動作など知識上積み
ロープ無し
・アイゼンの置き方(アイゼン手に説明。近い位置で見え分かりやすい)
・岩場トラバース(こちらが言う「踵を下げて」は慣れていないと感覚的に分かりにくい=伝わらないなー実感)
TR(基本的には岩トレで教わる3点支持)
・アイゼンで登る(2~3先をルーファイ必要(正対で登る。踏みかえ不可クロスも引っ掛け危険)
・クライムダウン
先発してTR張ったけれども他パーティーは来なかった。
9時前には陽当たりが良くなり、13時頃から陰り始める。気温が低そうな予報だったが時折強風が吹くものの、そこまで過酷な環境では無かったのが助かる…(そもそも沢沿いで寒い)。
14時前に切上げてBBQ準備。
今回は滝沢園でバンガローを借りる。
イベントごとに慣れないわたしにはみなさんのご協力がありがたかったです( ´∀`)
また宜しくお願いします
Tambaさんと共同で冬山に向けたトレーニングを企画。最近では非常に珍しく、12人もの大人数が集まる盛況な山行になって嬉しい限り。結局全体取り仕切りはTambaさんにお任せ状態、当日の初心者指導はyachimayuさんにお任せで、アイゼントレの名ばかりCLになってしまった感がありますが。せめてもの恩返しで、諸々来年に向けてのメモを残します。
あと、沢に入ったチームは、BBQの準備を残ってくれた皆様に完全おまかせになってしまって申し訳ない。皆様のおかげで、最高に楽しめました。あと、すっかり酒にやられて、皆様が夜のうちに相当片付けてくださっていたのにも気づかず・・・この場を借りて、御礼申し上げます。本当にありがとうございました!
【次回にむけてのメモ】
・結果的に、12人はモミソ沢&モミソ岩で練習するには大人数過ぎた。沢には10:30には出発すると考えると、8時に練習開始して1〜2本で出発しなくてはならなくなってしまった。沢に行かないチームは別の場所でやったほうが結果的に良かったかも。
・トップロープは右凹角ルート(III)と中央ルート(III)。中央ルートは過去は支点がなかったが、現時点ではペツル2つあり。トップロープ張りはアプローチシューズ等でリードしたほうが楽。結構支点が取れるので、普通のヌンチャクはあったほうがいい(アルヌンではなく)。
・後続メンバーにも、岩場に来るまでは冬靴ではなくアプローチシューズを推奨したほうが良い。沢を渡るときにジャンプすることになるので、冬靴だと結構恐怖。手で物を持っている場合、対岸に投げちゃったほうが楽。
・沢に入るための条件を右凹角ルートとした。実際には、これを余裕をもって登れるくらいでないと結構厳しい。普段から沢に入っていて、IVくらいの岩を余裕をもって登れるくらいの実力を求めても良かった。
・大棚の手順メモ。1ピン目は残置がなくなってたので、自分でショートハーケンを打たざるを得なかった。2ピン目は怪しい残置リングボルト。3ピン目として核心部の残置ハーケンから延びているスリングを利用したあと、4ピン目としてスリングがかかっている残置ハーケンにヌンチャク掛けてから3ピン目を回収。5ピン目としてフレークの間にC#2が使える(カムの向きに注意しないと効かない)。核心は乗り越し部分。フレークが二重にあり、上の小さめフレークに左手、下の大きなフレークに右手をかけて左引きのレイバック。右足は残置ハーケン右あたりに踏まれている跡があるので、そこを使う。あまり安定しないので、腕力で引き上げ、左足をスメア気味に上げて(ガリガリいう)徐々に両腕を大きなフレークの上部にあげていき、右足を一段上の安定できる足場に乗せる。ここまで登れば、あとは落ち着けば体をあげられる。
・大棚については、冬山の準備という意味では登ることに意味はなく、ほぼエンターテインメント。無理に登らずに、回避しても良いのかもしれない(来年の参考のために記録しておくと、今回はメインロープ+タイブロックだけでは抜けられず、全員補助ロープでの引き上げが必要になった)。リードで登るのは初見では結構難しいので、自信がない場合はやめたほうが良い。(私の場合は2年前に手順を確立できたという自信があったからやったけど、手順分からなかったら無理だったと思う。。残置ハーケンを上手く使えば敗退は出来ると思うけど)
・BBQ、バンガローは場所確保の心配なく、テント要らず、値段も手頃ですごく良かった。土釜の上に屋根があるので、吊り下げるタイプのランタンが便利(無いとかなり暗い)。
【自分用備忘録】
・アイゼンで踵をあげてはダメと言われる理由。アイゼン爪の形状的にかかりにくくなるから。逆に下げ過ぎるとツメが外れてしまう。
・アイゼンでハイステップがダメと言われる理由。腰に付けてるスリング類にアイゼンを引っかけてしまう可能性があるから。
昨冬は怪我で棒に振ったため、2年ぶりの冬山。さっそくアイゼンで河原を歩く。あれ、最初はヨレヨレ。すぐに感覚が戻っては来たけど、雪訓前にアイゼン歩きしといて良かったわ、と思った。
先に来て中央ルート(III)と右凹角ルート(III)にTRを張っていただき、ありがとうございました。どちらも過去にフリーでは登ったことはあったが、アイゼンで登ったことはなかった。中央ルートは2回とも特に問題なし。右凹角ルートも1回目手袋無しで、2回目は軍手2重で、特に問題なく登れた。右凹角ルートは、モミソ沢遡行の登竜門らしいので、来年またやるなら参加しようかな(今年の募集は出遅れて定員オーバーだった)。右凹角ルートは、さらに右奥側から容易に回り込んで登れて、回収できるのを知っていたので回収した。中央ルートもついでに回収できなくはなかったが、安全のためやめといた。下からTRで登っての回収ありがとうございました。
沢に行かないチームでBBQ(@滝沢園のバンガローの前)の買い出し。湯豆腐の豆腐と、鉄板焼きする厚揚げは、大倉のバス停の向かいにある「杜のとうふ工房三河屋」で購入。やはり豆腐専門店だけあって、むちゃ美味しい。ここに来るといつも買い過ぎちゃうので、今回は家用は抑えたが、もっと買えばよかったと後悔。丹沢大倉は、最近は行く機会激減だしなぁ。。それ以外の食材とお酒は、マックスバリュー秦野渋沢店で購入。キャンプマスターryo50metalさんの完璧道具と火おこしで、美味しい夕飯を食べられ、ありがとうございました。焼肉も湯豆腐も焼きそばもししゃももカマンベールのナッツのせバーナー焼きも全部美味しかった。
翌日が県連救助隊主催のセルフレスキュー講習会に向けた救助隊員訓練(in 鷹取山)のため、お腹満たしたら泊り組とさようなら。駐車場への途中で見た風の吊橋のライトアップが綺麗だった。BBQのお片付けありがとうございました。車出し、運転していただいた方もありがとうございましたー。今年は凛とした冷たい空気の中で、華麗な雪山の姿が見たいので、またご一緒よろしくお願いします。
2年ぶりのアイゼントレ。
モミソ沢は初。
自分はちゃんと前爪使えて無かったんだなあと反省。
後半は慣れてきたのか意識せずとも使えるようになったかな。
個人的にとても有意義なトレでした。
ありがとうございました!
モミソ岩は実は初めて
中央と右凹ルートそれぞれグローブとドラツーで何本か登りました
とりあえず普通に登った感じでしたが、右凹の方が手が少な目なのでドラツーの方が有利でした
やるか?とアックス持って行って、誰もやらなくて浮いたらどしようと思ったけど、yachimayuさんもやる気満々で持って来ていて良かった〜
モミソ岩アイゼントレのみ参加。
アイゼンでの基本的な歩き方、岩場のトラバース、登り、クライムダウン、最後はドライツーリングまで。
アイゼンの角度や、ハイステップをやらないこと など教えていただいたが、あまりできていなかった気がする…まずは知識として定着させて、今後の機会にしっかり意識したい。
また足の置き場の判断が難しいと感じた。アイゼン特有の置き方もそうだが、それ以前にフリーなどで外岩に慣れて目を肥やす必要があると改めて感じた。
またダブルアックスを使うような冬バリは一番憧れのある山行スタイルなので、ドラツーは特に楽しかった。
初心者でも参加可能なフォーマットで企画いただき有り難うございました。また、ゼロから色々教えて下さったyachimayuさん、ドラツーをやらせて下さったryo50metalさん、ご一緒してくださった皆様に感謝です。
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