GWの船形山、残雪少なめ
- GPS
- 07:13
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,090m
- 下り
- 1,068m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 7:07
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
4月26日現在、このルート上で雪上を歩くのは約7割。雪は適度に締っていて、踏抜きはなし。軟らかめなのでキックステップで十分、アイゼンは持参したが使用せず。船形山方面はトレース十分、ほぼ夏ルートに沿っている。 |
写真
感想
今年のGW前半は良い天気の予報。この時期はやはり雪がたっぷりで近い船形山かな。船形連峰は一昨年(船形)、昨年(三峰)とこの時期に行っているので、3年連続ということになります。旗坂、升沢から距離もあるし、結構大変なんで、体力のバロメーターになります。この位がそれほど苦労なく行ければ、今年も大丈夫か、という齢になってきました。
今日も早朝から快晴、5時でもう明るいとは、日が伸びてきた実感。7時少し前に旗坂の駐車場に到着。昨年は駐車場にも雪が残っていたし、車も少なかったが、今年は雪が全くなし、10台以上停まっていた。30番標識の登山口から山道に入る。すぐに、カタクリの花に迎えられる。巨大倒木の根のまわりを通過、昨年はそこを通らず、雪の斜面を直登していた。その先、一部雪をトラバースするところもあるが、27番標識、旗坂平までは雪はほとんどなし。その先登りになるが、ずっと夏道を行き、一群平まで、雪は多くはないが、23番−22番の間の登りは雪上。その後は夏道と雪が交互に出てくる。20番からほぼ雪上の登りとなるが、三光の宮前の雪庇は小さくなっている、冬道は雪庇の少し右を直登するが、今回は17番標識の下に夏道が見えていたので、夏道に向かう。16番標識まで夏道と雪の繰り返し。16番標識以降は稜線まで全て雪上を行くことになる。三光の宮分岐からは雪上であるが、トレースははっきりしている。標識と赤丸に沿ってほぼ夏道のルートになっている。もう、夏道に沿って進んだほうが良いと思う。案外長いなと感じながら、尾根下をトラバースしながら、升沢避難小屋に到着。
升沢小屋から沢に下りるのは無雪期と同じ。無雪期は降りた沢をしばらく遡行、尾根を乗越して、一つ北の沢に入るが、この時期は沢に下りたら、直ぐに北の沢に入り、その沢の雪の上を登る。沢の雪は安定しており、今が登りやすい時期である。連休中は概ね大丈夫と思う。無雪期も良いルートなのだが、今後雪解けが進むと、雪のブロック化や踏抜きで一時的に登りにくい時期もあると思う。さて、最初は緩い傾斜の沢だが、途中右に曲がると傾斜は急になる。稜線に近くなったら、正面に見えるピークに直登せず、右にトラバース気味に登ると千畳敷に着く。この間雪は適度に締っていて、踏抜きはなし。軟らかめなのでキックステップで十分。(朝晩の冷え込みで堅くなることもあるので、アイゼンは一応は持っていた方が良い)稜線上に出ると、雪がないので、千畳敷からは登りは夏道を行く。秋の刈り払いが良かったのか、稜線の道は歩きにくくはない。ここまで風はほとんど感じなかったが、途中から山形側の道を行くと結構な強風。観音寺コースの道を合わせると船形山山頂に到着する。
今日は快晴で展望が良い。山形側の山脈の重なりにはいつも圧倒される、特に、黒伏山や仙台カゴの山容が印象的。北泉方面も良く見えるし、蔵王方面も良く見える。かなり遠望もきき、月山はもちろん、鳥海山も見ることが出来た。西風なので、小屋正面で昼食。小屋の中も見たが、室温4度、今日は陽が当たっている外の方が休むには良かった。下りは来た道を戻ることとするが、登る時見えた雪上に千畳敷手前から雪上に入り下る。雪の急な下りはストックでバランスを取りながら、効率よく下れる。30分で升沢小屋へ。帰りは三光の宮に立ち寄ってみた。その後、長い下りで旗坂駐車場に到着した。
コメント
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船形山も急速に春めいてきているんですね。でも、まだ上の方は雪タップリなんですね。
Kyenさんにとって、春の船形は、自らの脚前のバロメーターですか。小生には雪の時期はチト敷居が高そうです。
とはいえ、小生にとっては仙台時代からの課題の山 です。今年こそ行きたいですね〜、ブナの海を彷徨いに、初夏か秋 。
船形山は秋もいいですよ。山形側からの観音寺コースもあり、こちらもなかなか良い所なので、ご都合に合わせてぞうぞ。
私も最短ルートの大滝からは行ったことがないので、旗坂からの小荒沢林道が通れるようだったら、秋に船形から後白髪山まで行ってみたいと思っています。
残雪期の船形山も、もうすぐ終わりのようですね。何かこう、1つの熱狂が終わったかのような淋しさがありますが、普通に考えると安全に登れる夏山シーズン到来!、を歓迎しなければならないのでしょうね。
いつまで山に登れるかは、個人差が大きくなりそうですね。毎週歩いていれば問題ないのでしょうけど、なかなかそうも行かないでしょうし、よく耳にする「山が遠くなる」という言葉は、結構切実な問題という気がします。でも、kyenさんの場合は若い頃に行きたいところには行ってしまっているような気がするので、そんな心配は杞憂でしょうか(ヽ゜ω゜)ノ
derakkumaさん、こんばんわ。
雪がなくなるのは、寂しいですね。でも、まだ行きますよ。次は月山でも行こうかなと思っています。むしろ最近、真夏は敬遠気味かもです。
体力的には齢相応と思いますが、あまり、目標というのは立てなくなりましたね。若い頃、3000m峰21座(国土地理院の標高表)は登ろうと思っていましたが、3つ残してしまいました。乗鞍岳、御嶽山、聖岳ですが、もう無理かな、特に御嶽は。その頃とは山行のやり方も変えたし、いい時をねらって楽しく体力維持できればと思っています。
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