ガガタケじゃなくてヒルガタケ（市川本町〜大畠山〜蛾ヶ岳〜大平山〜釈迦ヶ岳〜三方分山〜パノラマ台〜烏帽子岳〜城山〜本栖湖)

2023年11月23日(木) [日帰り]

• GPS: 09:01
• 距離: 23.0km
• 登り: 2,232m
• 下り: 1,586m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:20
• 休憩: 1:26
• 合計: 8:46

7:31 市川本町
7:45 7:45 碑林公園
8:01 8:01 金毘羅神社分岐
8:31 8:32 浅間社入口
8:49 8:56 仏岩（烽火台展望台）
9:18 9:23 桑沢大山
9:42 9:51 大畠山
9:53 9:53 四尾連湖分岐
10:35 10:45 蛾ヶ岳
11:27 11:30 大平山
11:38 11:39 地蔵峠
11:51 11:51 P1142
12:09 12:09 P1161
12:18 12:20 八坂峠
12:28 12:30 新八坂峠
12:43 12:43 八坂峠分岐
12:47 12:55 釈迦ヶ岳
12:57 12:57 八坂峠分岐
13:02 13:02 ヌケド峠
13:17 13:17 トリノ山
13:42 13:50 三方分山
13:55 13:55 精進山
14:03 14:03 精進山展望ポイント
14:10 14:10 精進峠展望地
14:40 14:40 根子峠
14:52 15:16 パノラマ台
15:27 15:32 烏帽子岳
15:50 15:51 城山
16:02 16:02 城山登山口
16:14 16:14 本栖入口バス停
16:17 本栖湖バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路　市川本町駅（身延線）
帰路　本栖湖バス停（富士急バス）→河口湖駅

コース状況／危険箇所等

基本的に「らくルート」の実線コースを歩いたが、それ以外のコースを下に記す。

仏岩〜大畠山（バリエーション）
　「みんなの足跡」のある尾根筋歩き。
　危険箇所、藪はないが、ときおり急坂が現れる。
　P1017(桑沢大山)にオフィシャルな山名標とベンチがあったり、道型からそれる尾根筋にはロープが張られていたり、地元では立派なハイキングコースなのかもしれない。
　ただし、大畠山を示す道標はいっさいなかった。

蛾ヶ岳の北尾根（バリエーション）
　上記とおなじく危険箇所、藪はない。
　山頂の直前で、枯れ木を縫うように歩かされるが大したことはない。

烏帽子岳〜城山（破線コース）
　道標、リボン等ないが歩きやすい尾根。
　下るときは分岐に注意。
　城山の手前で岩がちなヤセ尾根が現れるが、実線コースレベル。

写真

11/23 7:31

今日は身延線の市川本町駅からスタート。
蛾ヶ岳から釈迦ヶ岳、三方分山を経て本栖湖に着地する予定。

11/23 7:44

まずは大畠山へ。
登山口の碑林公園はチャイニーズ。
スロープを登ると四尾連湖ハイキングコースの入り口。

山と高原地図に記載はないが（らくルートは記載あり）、地元のハイキングコースになっており、ぶっとい道型が走り、道標も適宜設置されている。

11/23 8:31

安全だが地味な登山道を登りこむと紅葉がちらほら…

11/23 8:38

赤くはないが朝日を浴びていい感じ…

11/23 8:49

「展望台あずまや-烽火台」の看板に従って階段を上る。
巻き道もあるが、「仏岩」のことなので巻いちゃダメ。

11/23 8:50

展望台（仏岩）からは絶景が拝める。
辻山＆千頭星山の奥に鳳凰三山。

11/23 8:51

八ヶ岳、茅が岳〜奥秩父の山々が連なる。
この後、四尾連湖への道を分けて大畠山まで尾根筋を歩く。

11/23 9:18

桑沢大山（P1017）。
らくルートを外れた尾根筋のピークだが、真新しいオフィシャルな山名標とベンチがあって面食らった。
仏岩と同様の眺望が得られる。

11/23 9:42

さらに尾根筋をひたすら歩いて大畠山。
アンテナ施設のある山頂で、ここも絶景が広がる。

11/23 9:59

紅葉ちらほら��

11/23 10:08

滝戸山界隈とその奥の釈迦ヶ岳を望む。

11/23 10:19

蛾ヶ岳へもらくルートを外れ尾根筋を歩く。
ニセピークを2つ越える。
山頂直前だけ枯れ木がうるさかった。

11/23 10:34

蛾ヶ岳にトウチャコ。
山頂には10名くらい人がいた。
ヒルガタケと読むのを知ったのは前日のこと…

11/23 10:37

富士山の右に毛無山。
行きたいけど交通の便が悪いのよ…

11/23 10:37

振り替えれば西〜北の方角も眺望が広がる。
手前の稜線は歩いてきた大畠山。
四尾連湖も見えてる。

11/23 10:37

八ヶ岳〜奥秩父。
これまでと似たような眺望だが飽きない。

11/23 10:38

農取岳〜間ノ岳〜北岳をアップ。

11/23 10:36

富士山アップ。
蛾ヶ岳からの眺望がこれだけ素晴らしいとは知らなかった。

11/23 10:50

先が長いのでゆっくりしてられない。
蛾ヶ岳からの下りで2か所、落葉のザレザレ斜面があった。
慎重に下る。

11/23 11:11

蛾ヶ岳から釈迦ヶ岳までは冬枯れの気持ちのいい尾根道が続く。
写真のようにフラットなところも多い。

道標は適宜あるが、よほどのことがないと道を間違えようがない。

11/23 11:29

大平山からの富士山。

11/23 11:39

地蔵峠の大ツガ。

11/23 11:39

今日イチの赤を発見。

11/23 11:40

まっか！
ちょうど日が差してきたのもグッド。

11/23 11:48

P1142手前は等高線が広がっていい感じ。
ピンクリボンが導いてくれる。

11/23 12:15

八坂峠手前のピークからは明るい尾根を進まず、暗い植林の道を下る。

11/23 12:20

八坂峠から釈迦ヶ岳への登りが始まるが、いきなりの激登り。
九十九折の道型はあるがキツイ…

11/23 12:30

激登りをこなすと林道に出る。
向かいのハシゴから再び尾根を進む。

11/23 12:39

釈迦ヶ岳の後に向かう三方分山。
また下って登り返すのね…
予定ではまだ4時間歩かねばならない。

11/23 12:47

(芦川)釈迦ヶ岳にトウチャコ。
山頂でひと組とすれ違うが、蛾ヶ岳〜パノラマ台で他の人に出会ったのはこれだけ。
もっと歩かれていいコースなのに…

11/23 13:01

ヌケド峠のかわいらしい道標。
ここから約300m登り返さなければならない。

11/23 13:42

そして本日の最高地点、三方分山にトウチャコ。
ここまで来ればひと安心。
バスの走る精進湖や本栖湖に下山するルートがいくつもある。

11/23 13:43

三方分山からももちろん富士山が拝める。
計画通りパノラマ台に向かう。

11/23 13:55

精進山はピーク感がない。

11/23 13:58

左側のピークがパノラマ台かな？
まだアップダウンが続くのね…
奥は竜ヶ岳と毛無山。

11/23 14:31

振り返れば4時間前に歩いた蛾ヶ岳。
奥には屏風のような南アルプス。

11/23 14:36

P1315はイヌヤマというのか…
山名を表記してくれるのありがたい。

11/23 14:41

さっきからやたら目立っている王岳はまだ未踏。
右のギザギザの鬼ヶ岳とか雪頭ヶ岳とかは歩いてるのだが…

11/23 14:51

パノラマ台はピークから少し下がった所にあった。

11/23 14:51

名前の通りの絶景ポイント。
今まで訪れた富士山展望所で一番の眺めだと思った。
逆光じゃないというのもあるかもしれない。

11/23 14:58

三方分山から王岳。

11/23 14:58

王岳、鬼ヶ岳、十二ヶ岳、三ツ峠、足和田山、御正体山、甲相国境尾根か…

11/23 15:13

名残惜しいが、バスの時間に余裕をもって下山開始。

11/23 15:28

下山途中の烏帽子岳も絶景ポイントだった。
富士山全景はこれで見納め。
破線コースの城山経由で下山する。

11/23 15:34

富士山に向かって下るので、目線を上げれば富士山がチラチラ見える。
尾根も歩きやすく快適に下れる。

11/23 15:43

城山の近くで岩がちなヤセ尾根が現れるが一般登山道レベル。
尾根分岐の下りは要注意。

11/23 15:50

本栖城の跡なのね…

11/23 16:02

無事下山。
本栖湖バス停に向かう。

11/23 16:08

石塁入口バス停を通過。
ここからも乗れるが、ひとつ先の本栖湖BSには店やトイレがある。

11/23 16:17

本栖湖バス停にゴール。
今日も満足度の高い山行だった。

11/23 16:25

竜ヶ岳と本栖湖。
バスが来るまで30分あるので本栖湖に寄ってみた。

11/23 16:41

閉店直前に買えた。
300円也。
バスは5分程遅れて到着＆出発。

11/23 17:58

河口湖駅付近はものすごいことになっていた。
人混みは嫌いじゃない。
むしろワクワクする。

11/23 18:34

前日予約した高速バスで帰宅する。
前回前々回と電車で座れなかったので初の試み。

11/23 20:25

渋滞で30分遅れて中央道日野バス停にトウチャコ。
JR日野駅まで1.5km歩くが、富士急立ちっぱなしよりマシかな？
渋滞さえなければ圧勝だった。
まあ、いろいろ試してみよう。
お疲れ様でした。

撮影機器：

IXY DIGITAL 10 CANON

HUAWEI Mate 20 lite SIMフリー HUAWEI

感想

utaki

ヤマレコの「らくルート」はホントにありがたい。

帰宅してから気づいたが、「山と高原地図」(ヤマプラ)には、市川本町駅〜大畠山〜蛾ヶ岳間の記載がないので、甲府側から蛾ヶ岳まで登山道があることがわからない。

実際のところ、市川本町駅から大畠山を経て蛾ヶ岳まではハイキングコースが整備されており、ぶっとい登山道に道標が適宜設置されていた。（らくルートから外れた尾根筋は除く）

先日歩いた滝戸山や、近いうちに歩こうと思っている尾根など、らくルートでなければ知り得ない登山コースを歩けるのは幸せなことだ。

ビビりの自分がバリエーションルートを歩けるのも「みんなの足跡」があるからで、
あらためてヤマレコに感謝したいと思った。