景鶴山


- GPS
- 09:44
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 896m
- 下り
- 910m
コースタイム
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 9:42
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
尾瀬第一駐車場(280台/1000円/24h/6時頃到着時点で6〜7割の駐車率) ●ジャンボタクシー/バス 尾瀬第一駐車場〜鳩待峠はバス、乗合タクシー(片道930円) ※タクシー/ジャンボタクシーは人数が揃い次第出発します 鳩待峠の駐車場にクルマを止めようと思い、 5時15分頃に鳩待峠ゲートに到着(この時期18時〜6時は通行止め)。 しかしゲート開き待ちのクルマが大行列していました。 しばらくすると係員がやってきて自分の2〜3台前までで満車になるとのこと。 戸倉の尾瀬第一駐車場まで引き返してタクシーで出直しました(泣)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 鳩待峠にあり。 【コース状況】 ●コース全般 ・戸倉〜鳩待峠は18:00〜6:00まで夜間通行止めのため時間制限があります。 ・戸倉からバス&タクシーを利用の場合は鳩待峠16:30が最終のため、 さらに時間の制約が厳しくなります。 ・コース全般を通して雪はまだまだたっぷり。 ・橋以外で木道が露出しているところは皆無でした。 ・景鶴山まで登りはノーアイゼン・ノーピッケルでした。 ・下りは山頂直下の短い危険箇所と景鶴尾根に備えて山頂でアイピケ装着。 ●鳩待峠〜山ノ鼻 鳩待峠(1591m)から山ノ鼻(1409m)まで川上川沿いに標高差180mほどを ゆっくり下ります。 行きは早朝のために雪が氷化しているのに加えて下り基調。転ぶと沢まで一直線。 この区間が今回の行程の中で一番コワかったかもしれません。 帰りは雪も緩みよく踏まれていたのでまったく心配ありませんでした。 ●山ノ鼻〜ヨッピ吊橋 雪はまだまだたっぷり残っていて木道から1メートルほどは積もっている感じです。湿原上はどこでも好きなところを歩けますが、要所は川で寸断されているので なるべく夏道(木道上)を歩いた方がよいでしょう。 帰りは行きと同じところをなるべく通らないようにヘンなルート取りになりました。 行きは雪が比較的硬く歩きやすかったですが、 帰りは雪が緩みアップダウンはまったくないにも関わらずかなり疲労しました。 ヨッピ吊橋は板が外されており鉄骨のみ。なかなかスリリングでした(笑) ●ヨッピ吊橋〜景鶴山 東電小屋まで行かずにショートカットして笹山と1653mピークとの コルから延びる谷から取り付きました。 1653mピークまで急登した後は、ところどころ広い平坦な箇所がある 尾根に沿って与作岳まで高度を上げていきます。 与作岳までは取り付きから高低差およそ500mほどです。 景鶴山の山頂直下から痩せた尾根となります。 とても短い区間ですが岩や藪が出ているところを巻く箇所が少し危険。 帰りは景鶴尾根&ケイズル沢を使って下りました。 地形図によると尾根伝いに下ると途中で崖があるので 尾根の少し西側を意識して下りました。 トレースはありませんでしたが、雪が安定していて下りやすかったです。 |
写真
感想
何年か前より機会をうかがっていた残雪期限定の景鶴山に行くことができました。
今年はどこの山域も全般的に雪解けが早いという印象がありましたが、
尾瀬はまだまだ雪がたっぷり。
白い海原のような尾瀬ヶ原。
燧と至仏はぽっかりと海に浮かぶ島のようでした。
雪深く、夏はヤブヤブになるという景鶴山、
あまり登られず情報もないために、ベールに包まれているようで、
とても気になっていた山です。
尾瀬の景色は夏とは大違いでびっくり。
延々とつづく真っ白い大地になっていました。
湿原も木道も植物も、深い雪の下。
それでも、確実に春はやってきているようで、
ぐずぐずしはじめた雪は、ところどころ大きな深い穴があいていて、
雪に埋まる木道や、そのわきをちょろちょろと流れる川の流れが見えました。
水芭蕉やニッコウキスゲ、あめんぼなどの虫たち…
尾瀬の植物や生物がこの下で眠っているんだなぁ、、と想像しながら歩きます。
湿原を抜けて尾根に取り付いてしばらくすると、
上から降りてくる人たち、何人かとすれ違いました。
道にもピンクのテープが付いていたりして、
意外にも登っている方が多かったです。
とはいえ、いつもの尾瀬に比べたら、なんとも静か。
そして、真っ白に覆われた白い湿原、雲ひとつない青空!
あーなんて幸せ♪な気分に浸ってしまいます。
景鶴山は遠くからみると、ごつごつした岩がギザギザしてみえます。
折り鶴のような感じ???
実際に近づいてみると、ややヤブっぽくなっていて、
ところどころに大きな岩がどーんと。
ちょっと慎重にのぼらないと怖かった。
山頂は雪がないところもあって、ちょうど昼どきで暑いくらいでした。
帰りは、沢の横を降りてあっという間に湿原に出ましたが、
そこから先が長かった!
平坦な道なのに歩いても歩いても前に進まない感じ。
登りじゃないのに、足が重い。
疲れも出てきたからだったと思うけど
ずっと平原なので、景色も代わり映えしなくて、
最後の最後は、おわりのない苦行かと…笑
とはいえ、GW前にたっぷり歩けて大満足。
春の陽気をたっぷり感じた1日でした。
おしまい。
コメント
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ヨッピ吊橋は板が外されてて怖いですよね!!
昨年、私も渡りましたが身長が180ある私で橋の両サイドにやっと手が届き鉄骨のセンターを歩けましたが・・・普通は写真のkomemameさんのようになりますよね
尾瀬ヶ原は踏み抜きの心配せずに歩けて良かったですねー
昨年、私は踏み抜きましたよ(-_-;)
今回のレコで一番ビックリしたのは、komemameさんが雪団子で足を滑らせ5mほど滑落して転んでいるのに冷静に写真を撮っているdanyamaさんです!!
(過去にも転んだkomemameさんの写真を撮ってましたよね?)
スクープはカメラマンにとって一番美味しいものなんですねww
yama_poundさん
こんばんは〜
うわぁyama_poundさんて、180センチもあるんですねー
背が高くて、うらやましい〜。
160センチもない私は、ヨッピの吊り橋は手を伸ばしても全く届くはずもなく…
写真のとおり、手すりにしがみ付きながら渡ったので、腕が痛くなるほどでした。
そうそう、yama_poundさんは去年景鶴山に行かれてたんですね!
尾瀬ヶ原はただでさえ平坦で長くて辛いのに、
踏み抜きがあったら、まさに地獄ですねーっ
今回はそれがなかっただけよかったのでしょうね
それにしてもわずかではありますが、下りでの滑落…
大したスピードじゃないはずなのに、ピッケルも刺さらないし、
手で木につかまろうとしても、スルンと抜けちゃうし、
もしもっと本当に危険な場所でこんなことになったら
大変だ〜
怪我もなく、すぐに止まれたのでよかった。。良い経験になりました。
と、、必死だった私をカシャカシャと激写するdanyama…
どうなんでしょう!…笑
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