バスを間違え道志の石倉山へ
- GPS
- 05:22
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 634m
- 下り
- 1,031m
コースタイム
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 5:14
【 コースタイム 】
[ メモしていたコースタイム ]
( 5分単位に丸めています )
道坂トンネル登山口____ 07:20
今倉山__________ 08:40 〜 09:05
平沢の頭_________ 09:25
水喰ノ頭(1344m標高点) 10:20 〜 10:40
菜畑山___________ 11:15 〜 11:20
林道終点=電波塔______ 11:35
和出村バス停________ 12:35
(ゆっくり歩きの上、長時間休憩なので参考にならないと思います)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
車は3台ぐらい置けそうでした |
コース状況/ 危険箇所等 |
主尾根上はカラマツもブナも落葉していて日差しが気持ちよかったです 残念ながら富士山は樹間からしか見ることができません 1344m標高点=水喰ノ頭の直前に一ヶ所だけ無木立のところがあり富士山がよく見えました 他では展望の開けるところは気が付きませんでした 富士山を背中にして歩くコース取りなので気が付かなかった可能性は高いです また菜畑山からも見えるらしいですがそれさえ気が付きませんでした |
写真
感想
11月も下旬、もう車中泊も寒かろうと今回から雪山用の寝袋を投入した
お陰で暖かくグッスリ寝てしまって5時半の目覚ましに気が付かず、起きたのは6時10分だった
慌てて準備してバス停に着いたら15分ぐらいの余裕があった
バスは一般乗合バスには違いないのですが、実質は高校生の通学バス
なので朝に2便のみで土日は運休
そんなバスが定刻に来たので何も疑うことなく乗車した
既に高校生が5人ほど乗っていた
その先は100mごとぐらいに停留所がありポロポロと学生さんが乗って来て10人以上になっていた
途中で国道413を離れてバスは山道へと入っていった
これはよくあること
民家や集落を離れて走行しやすいように国道は作られる
そうなるとバスは国道を離れて集落の方へ回り込んでいく
今回もそうなんだろうと思っていたがドンドン山の中へ上がっていく
ン?いくら何でもおかしいだろう、とたまたま起動していた山旅ロガー+地図ロイドを見てみたら下車予定の山伏峠とは違うアサッテの方へ向かっているではないか
その瞬間、今日の山伏峠は諦めた、我ながらいさぎよし
で、どうする?次のバス停で降りて道志の村へ行くバスで戻ろう
イヤそれは無理だ、朝に2便しかない路線で都合よく戻れるバスがあるはずがない
じゃあ終点まで行って適当に時間潰して戻ってくるか
イヤイヤそれも無理だ、通学用のバスなのでこの乗車している高校生たちが授業を終えて帰宅する夕方まできっとバスは無いよ
そこまで帰りのバスを待てない
ウーンやっぱり次のバス停で降りて車道を歩いて道志の村に戻るしかないのかと、下車のボタンを押した
ピンポーン
エェ、こんな山の中で誰が降りるの?と、すぐ前の座席の女子高生がびっくりして頭を上げた
料金表示のディスプレイを見ると次の停留所は 道坂トンネル となっていた
そうか、峠のトンネルの手前で降ろしてもらえるのか、じゃあそこから歩いて帰ろうと思っていたらバスはスーとトンネルに入ってしまって反対斜面の出口でやっと止まった
さて〜ぇ、どうする?
道路標識は 道志 まで11キロと出ている
車道を歩いて11キロ、いやだな〜
よく見るとトンネルの上へ上がる踏み跡のようなものがあるので近くまで行ってみた
あらっ、登山道になっている
山と高原地図を広げてみると現在地はわずかに載っていないけれどトンネルは出ているし道志の村に続く尾根筋は載っている
しかも登山道で
おっ、これは車道を下らなくても山道を道志の村に戻れそう、ありがたい
ところで、私には絶対に犯してはならない山のルール3つがあります
1.山に入るときはヘッドランプと雨具は必ず持参する
2.家に残した計画書に書かれていないルートには絶対に入ってはいけない
3.カメラのファインダーを覗きながら足は1cmたりとも動かしてはならない
で今、生涯で初めてこのルール2を犯そうとしています
何故?それはもうすでに計画書にない場所に居てるから、ほかに対処の方法はありません(笑)
それでも一応ココヘリをスタートさせ、熊鈴を良く鳴るように太腿の位置にセットし、気を付けて歩き始めました
【 山梨百名山 】
最初のピークの 石倉山 も最後のピークの 菜畑山 も共に 山梨百名山 でした
百名山の縦走コースとして整備されているのは有難いですが、正直なところ「エッ、このピークが名山なの?」と思ってしまいました
富士山、北岳、間ノ岳と日本の1・2・3を持つ山梨県でこれが名山?と
山梨77名山でも山梨88名山でもいいから、誰が登っても「オーッこれは素晴らしい、さすが山梨、頑張って登ってきて良かった」と感じる山を選んで欲しかった
山梨百名山、「百」にこだわるのではなく「名山」にこだわって欲しかった、残念です
【 菜畑山=ナバタケウラ 】
「山」と書いても「ウラ」と読むそうです
で、ウラとは谷筋の頭の意だそうです
聞いたことないので知りませんでした
家に帰ってアイヌ語辞典を調べたら
うル で おか(丘、岡) と出てました
縄文語 と言う事のようですね
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