剱岳（ラストチャンスは山スキーで）

2023年11月26日(日) [日帰り]

• GPS: 14:27
• 距離: 14.1km
• 登り: 2,311m
• 下り: 2,301m

コースタイム

日帰り

• 山行: 13:42
• 休憩: 0:45
• 合計: 14:27

距離 14.1km 登り 2,311m 下り 2,306m

0:53 馬場島
1:43 松尾平
3:14 早月尾根標高1600m標識
4:34 1920.9m三角点
5:51 丸山
5:57 6:06 早月小屋
7:46 7:47 標高2600m標識
8:41 8:47 標高2800m標識
9:26 9:33 カニのハサミ
9:54 9:57 剱岳
10:22 10:29 カニのハサミ
10:52 10:54 標高2800m標識
11:32 標高2600m標識
12:19 12:25 早月小屋
12:29 12:33 丸山
12:58 1920.9m三角点
13:49 早月尾根標高1600m標識
14:52 松尾平
15:20 馬場島

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

馬場島に駐車

コース状況／危険箇所等

伊折集落から馬場島への林道も降雪があり除雪されていた
積雪馬場島で10cm帰りは5cm、早月尾根はずっと積雪あり
早月小屋で150cmくらい

写真

11/26 0:56

今日も安全第一で完全燃焼してきます

11/26 1:38

メンバー皆スキーを担いで早月尾根をガシガシ、皆ファット、YSHRだけポン、初めて早月でポンを担ぐ、重くて涙、、、、

11/26 1:38

満月に照らされて幻想的な雰囲気

月が明るくてシルエットがよくみえた

11/26 2:41

真夜中だけど満月なのでよく写る、富山の夜景

赤い月

11/26 2:59

馬場島の駐車場はラストチャンスに賭ける県外ナンバーの車多し、前日の入山者でトレースあり

11/26 3:12

満月と夜景

11/26 4:14

満月と夜景と樹氷

11/26 5:53

丸山到着、すでに前泊者のライトがチラホラ

11/26 5:54

丸山からの夜景

11/26 6:50

富山湾がいい色に染まる

11/26 6:54

7時前にようやく猫又山に朝日が

11/26 7:21

板は2400でデポしてようやく荷が軽くなりペースが上がる

11/26 7:21

風は強かった、早々にピクった登山者とクロスする。降雪直後と知って来た山屋の皆さん、皆オーラがありました

11/26 7:26

2600mからの劔、まだまだ遠い

ここからもムズくなる

トラバースは慎重に

11/26 7:26

小窓尾根

11/26 7:26

東芦見尾根にも日が射す

11/26 7:27

一気に白くなった

11/26 7:34

この時期夏道は完全に消えて安全なコース取りを各パーティが自分で判断して進むのでトレースはいくつかある。

11/26 7:45

富山湾から能登半島

11/26 7:46

2800mに来た。稜線は雪煙が舞う

11/26 7:46

2800から上の2900が核心、ここで引き返す人もおおい

11/26 7:57

2830mにて

11/26 7:58

油断できない時間が続く

11/26 8:24

トラさんと山渓くん

11/26 8:41

見てるだけどめちゃ怖い

11/26 8:52

ウィペットを決めていく

11/26 8:52

雪煙が激しい
体がまだ寒さに慣れてないからキツい

11/26 8:48

2900で進退極まる。山渓突破するも後続はリスク大と判断してルートを探る

11/26 9:11

安全なルートを探すが中々見つからない、ここはマジで緊張した

ルートを探る

11/26 9:18

高度感やばし

11/26 9:19

ここからは降りられず

11/26 9:46

ルートを切り開いて最後ルンゼを登り上げてようやく別山尾根に合流した

11/26 9:50

剱沢にシュプールが見えた

11/26 9:51

無事ピクリン

11/26 9:51

山頂からの剣沢

11/26 9:57

トラさんとうちゃく

11/26 9:52

YSHRもゴールへ

11/26 9:54

山頂からの八ッ峰

11/26 9:54

山頂からの後立

11/26 9:54

山頂からの毛勝方面

2シーズン前に一緒に11月に滑った剱沢を見ています。

みんなで！

11/26 9:54

風が強いので早々にきかーん

11/26 10:01

写真を撮ってすぐ帰る、帰る方が難儀です

11/26 9:58

逃げ足は早い

11/26 10:03

ルンゼへ下降

エントリーするのがちょっと大変

11/26 10:03

ここからの景色いいなといつも思う

11/26 10:12

気は抜けない、落ちたら終わり

11/26 10:15

このルンゼはアイゼンとウィペットがよく効いた

11/26 10:34

うねうね

11/26 10:39

富山平野へひとっ飛びしたい

下の鎖を利用するのが正解だった

11/26 10:39

バックステップが安全

11/26 10:52

ようやく2800に帰って来た

11/26 10:52

安堵

11/26 11:08

この壁もいやらしい

11/26 11:10

しつこくバックステップ

11/26 11:11

帰りは早い

11/26 11:29

ふしき少年

11/26 11:29

帰りの小窓尾根

11/26 11:30

帰りのトレース

11/26 11:33

2600まで降りてきた

11/26 11:34

トレースが伸びている

11/26 11:44

奥大日岳

11/26 11:47

トラさんと小窓尾根

11/26 11:48

板発見

11/26 11:48

2400まで降りて来て

11/26 12:08

スキーデポ　2400から滑降

11/26 12:10

めちゃパウダー

11/26 12:10

早月小屋が見える

11/26 12:15

テイクオフ

11/26 12:16

雪軽いっす

11/26 12:17

激、あと数日で厳冬期になる

11/26 12:17

ポンはやっぱり快適とのこと

11/26 12:18

無事早月小屋へ

11/26 12:23

薮を縫う

11/26 12:23

🐯🐯

11/26 12:23

ゴー

11/26 12:28

丸山からの剱岳

11/26 12:29

バイバイ

11/26 12:53

2200から1800まで登山道滑り

11/26 12:58

最狭部

11/26 13:24

なんだかんだ小屋から400滑れた

11/26 13:41

1800で終了、皆チュンしたばかりの板を傷つけたくない

11/26 14:56

1000m松尾平

11/26 15:22

馬場島ゴール

今日はマジで試練！

11/26 16:03

先生も同じ橋で写真撮ってた

11/26 16:22

伊折橋からの夕映の剱岳

撮影機器：

Canon EOS Kiss X4 Canon

iPhone X Apple

iPhone 15 Pro Apple

感想

YSHR

剱岳のラストチャンス、スキーするしかない。降雪直後のドカ雪を期待して自分は初めてポンを投入した。重い板だが頑張って担ぐしかない。

メンバーはG軍団の若手山渓君、伏木少年、いずれもガチな山屋是非次のスキー界を背負って欲しい、G軍団のパクは来年から札幌へ帰還するので退会したのでこの二人に頑張ってもらおう。トラさんも来てくれて今日は4名で早月尾根へ

当初2400からスキーメインの予定だったが眼前の剱岳にモチが沸騰してピクりに行くしかなかった。先月はカチカチで怖かったが今日はモサモサで怖かった。

雪の剱岳はワンミスで終了してしまうのでとても怖い、金曜の寒波でゲートが閉じるかもと心配していたが警備隊の助言で安心して馬場島に入山できた。

早月尾根は雪びっしりだったがラストチャンスに賭ける登山者のトレースが伸びていて救われた。それでもメンバーは重荷にスキー靴での登山で疲労感は強かった。

春スキーなら2900から馬場島まで滑ることも可能だがこの時期は雪が不安定なので2400からの滑降とした。早月尾根で初めてのポンであったが快適な滑りを楽しめた。

トラさん

　今日は剱岳、ゲートが閉まる最後の週末。　馬場島の駐車場に0時頃到着したけど、空きが二台だったいつも来る時より多いよ^_^ 登山口から雪があったけど、トレースバッチリ、ザックはシートラで重いけどしょうがない。　早月小屋の下くらいからスキーを使ったけど急だし狭くて自由に歩けないのですぐシートラ。　小屋からはスキーを使えた、狭くて急簡単ではないけど歩くよりはまし、2400くらいまで使えた。　板をデポしてアイゼンで登りました。　この時期の剱岳は初めて、まだトレースがしっかりしていたのでよかった。
　今回の核心部はカニのハサミの辺でした、やらしいトラバースが続いて心臓に悪かったよ。
　あとはわりかし雪が締まっていてアイゼンが効いてよかった。
　積雪期に剱岳に来たのははじめて、ほんとピクれてよかった、帰りもクライムダウンばっか、ほんと試練でした。　板を履いても試練、藪だし狭いのでほんとむずかった。　早月小屋からだいぶ下まで滑れてよかったアドベンチャー滑走でした😅
　スキー靴での下も大変でした、でも苦労した分、満足感もいっぱい今日もいい一日になりました。　皆さんありがとうございました。
　

ふしき

早月尾根から剱岳へ。

かなりの降雪が見込めるとのことで、スキーで行くことになりましたが、スキーが苦手な僕は、シーズンインが剱岳で一抹の不安ありでした。蓋を開けてみると、予報ほどの降雪は無かったですが、早月小屋の上部標高差約200mを滑走することができました。数ターンですが、個人的ヒャッホーもありました。(皆さんは、早月小屋から下の標高差約400mも滑走しておりました。)登山道滑走の技術を身に付けなくては､､､

兼用靴で急登を上るのは厳しそうだったので、早月小屋までは3シーズン用の登山靴を使用しましたが、足首の柔軟性が高く、軽量なので登りやすかったです。そのぶん履き替えに時間がかかり、荷物は2kgほど重くはなりましたが。あと、兼用靴を担ぐ時は、防水対策が肝要でした。いい加減だったので、インナーブーツが少し濡れました。

皆さんと素敵な山と天気とで良い一日になりました。ありがとうございました。

YamaKeI

10月にチャンスが来て初滑りができたけどそれからは下界の用事もあって久しぶりのまともな山になった、登山道滑りとなるのは容易に想像できるけどまあ行くだけ行ってみよう、誰もやらないことをやるのが価値があるらしいです

雪は標高を上げると徐々に増えてくるが急登で狭くトレースもばっちりなので早月小屋まで担いだ、2400までほぼスキーで歩くけどこの先池の谷側のトラバースはあぶないということでここで板デポ
残り600m先行者多数だし行くしかないとなる、去年の11月行ったときの剱岳はたいして雪がなかったけど、今回はたっぷり
2900でやばめのトラバースをするなど緊張の時間が続いてゴール、帰りの方が油断できないので慎重に歩く

板デポまで戻ってきたらスキーをはいてゴー
藪いけど十分滑れる、もっとヤバい登山道滑走もある
小屋からも400mくらいは滑れて意外といけるもんだと思った
15時過ぎに石碑に着いて記念撮影したら終了
シーズン初めは厳しい山行になりがちだと思うけど今日は難儀だった、来週もがんばろう、皆さまよろしくお願いいたします。