記録ID: 6228221
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ハイキング
富士・御坂
文台山 → 御正体山 ハガケ山経由
2023年11月25日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,527m
- 下り
- 1,527m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:45
15:55 より道の湯 17:00
天候 | 晴れのち曇のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
田原の滝公園は中央道富士吉田線の都留ICから約10分。都留バイパス上に唐突に現れる小さな公園で、10台車が置けるかどうか程度の規模ですが小綺麗なトイレに自動販売機もある良い感じの場所です。時期によっては混雑するかもしれないので登山用途で使うのはちょっと微妙な気がしますが、今の時期だとかなりガラガラ。到着時も帰宅時も自分ともう1台程度しか車はありませんでした。 なお都留市総合運動公園、楽山球場のあたりにも駐車場があるように見えていたのですが、少なくとも朝に見た限りだと入れそうになくちょっと使えなそうです。今回のコース取りなら御正体山の方でも良いのですが、そっちにも置けそうな駐車場は見当たらず。あまり駐車場に選択肢は無さそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険度の高い箇所がいくらか含まれています。都留アルプスに対してこちらは都留キレットといったところかと! 事情を説明すると、文台山からハガケ山を経由して御正体山に抜けるコースの一部に2022年に新規に林道が開通した関係で通行不能箇所が出来ています。 それによって手元の山と高原地図2023年版からはこのコースが消されていました。元々点線のコースで、手元の山と高原地図2016年版では標準コースタイム3時間のコースとして記載があります。 ただし2023年版では代わりにその林道を歩いて池の平を経由して御正体山へ向かうコースが新規に実線で記載されており、標準コースタイムで3時間半です。30分伸びていますが、おそらくこっちの方が気楽です。 通行不能箇所ですが、写真や他情報も色々確認して頂ければと思うのですが、20mはあろうかという崖です。何の備えも無ければ登下降は無謀ですが、現時点はどなたかによる残置ロープがありました。今回自分はそれを使用して通過していますが、はっきり言って危険です。。 通行不能箇所は文台山からすぐの場所になっていて、今回の自分の周り方であれば行ってみてダメそうならそのまま池の平方面へ歩いていく事も文台山に戻って細野へ下山することも出来るのですが、逆に御正体山の方から来た場合は御正体山へ引き返すしかありません。が、その選択は常人にはまず不可能です。あまりにもキツい。 なので万が一そっちから来るという場合は20m程度の崖を降りられる装備を持っておく必要があるでしょう。実際、御正体山からの入口付近にはその旨の警告もあります。 また通行不能箇所を除いてもハガケ山のコースは険しいです。倒木やヤブで道は不明瞭ですし、強烈な急坂による細かいアップダウンが続きます。体力的にキツイというのはもちろん、両手をフル活用して通過するつもりで望む必要があります。ほぼ樹林帯なので高度感は薄いですが、滑ったらまずそうな箇所も多数あります。 更に言うと楽山球場の裏手から文台山に登る場合、これもかなり険しいコースです。上述のハガケ山のコースを超える猛烈な急坂箇所があり、とてもじゃないですがそこらの木々を掴まずに通過することは出来なかったです。あれを降りないといけないとなると相当に気が重い、と言うか滑り落ちたらタダでは済まないと思うので別の登山口に降りられるようにコースを組むのが無難です。 きちんと残さねばと長々と書きましたが、どうにも説明が難しく・・・写真でも補足します。。 他箇所に異常は無いと思いますが、道志山塊はそもそも立派な登山道を期待出来ない難易度が高めのエリアだと思います。十分に備えて頂ければと。 |
その他周辺情報 | 安定のより道の湯です!田原の滝公園からは10分足らずです。申し分ない設備で、自分はこのあたりに来たらもうここ一択です。 今の時期だと露天風呂が最高です。ぬるめの方の露天風呂に延々と浸かっていました。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
フリース
ジャケット
ズボン
タイツ
靴下
グローブ
防寒着
日よけ帽子
ネックウォーマー
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
都留市二十一秀峰のうち、文台山はどうにも難しい位置にあるので個別で、しかし御正体山とセットで歩こうと考えて今回のコースを考えていました。しかし自分がその計画時に見ていたのは山と高原地図2022年版高尾山のもので、上述の通行不能箇所は把握出来ておらず。あとからダメっぽいということを把握してからも、どうにも一度決めたコースに拘ってしまいましたね。結局ダメなら迂回しようという算段で当初の予定通りに突っ込んでみたわけですが、、まぁキツかった!
心技体を要求される難コースでした。通行不能箇所のインパクトで隠れていましたが、そもそもハガケ山コースは険しかった。何しろ展望が全然得られなかったのでキツイばかりの印象で、歩いている際の不安感・緊張感と無事に御正体山の方へたどり着いた時の充実感・満足感ときたら・・・刺激的でした!
これで都留市二十一秀峰はリーチです。残りは一回の山行でまとめて今冬に歩く予定ですが、果たして文台山のインパクトを超える峰は残っているのかどうか・・・。いや楽しみですね!
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