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Yamareco

記録ID: 62291
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ハイキング
伊豆・愛鷹

沼津アルプス南行(香貫山〜大平山)【最高】

2010年05月01日(土) [日帰り]
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kumiyan その他1人
GPS
06:32
距離
11.8km
登り
1,129m
下り
1,124m

コースタイム

9:53黒瀬BS-9:55狩野川-10:03香貫山登山口-10:19香陵台(五重の塔前)(10分準備休憩)-10:39香貫山山頂-10:45香貫山公園桜台-11:12水道施設-11:21八重坂峠-11:41横山山頂-11:59横山峠(5分休憩)-12:30徳倉山山頂(25分休憩)-13:33大トカゲ場(5分休憩)-13:55志下峠-14:29鷲頭山山頂(15分休憩)-15:24多比口峠-15:34大平山山頂(10分休憩)-15:52多比口峠-16:18沼津アルプス多比口峠登り口-(コンビニで買い物5分)-16:25多比BS
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2010年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
●ルート:昭文社「山と高原地図」の「伊豆 天城山」に付属のガイドマップ「沼津アルプス」の項目を参考にした。南行は今回我々が選択したルートで「香貫山→大平山」方向。逆ルートの北行でも良かったが沼津駅からスタート地点が近い方が良かったので南行とした。北行の方が明らかに人気のようなので空いているという意味では南行を選択して正解だったが、南行だとルート終盤にきつい場所が多くなるので(特に最後の大平山往復がしんどい可能性あり)、南行と北行どちらが良いかは一概に言えないと思う。香貫山展望台や香貫山公園香稜台、徳倉山山頂が展望が良いので、富士と駿河湾の景色を楽しみたいなら午前中早めにこれらの場所に着ける南行がベター。

●危険個所:今回登った5山のうち、香貫山以外の4山のピーク直下の登り、下りが急で、ロープ場が多いので注意、特に雨の日や雨後は滑ると思うのでお勧めしない。また、多比峠から多比口峠までの「沼アのハイライト ウバメガシの岩尾根」は尾根が痩せた箇所も多いので(両脇の崖が絶壁というほど急ではないものの)少しは注意が必要。

●分かりづらい場所:香貫山公園内、特に山頂付近。香貫山展望台は登山地図でも「展望良好マーク」が付くくらい眺望が優れた場所なので是非行ってみたかったが、展望台と桜台と山頂との位置関係がよくわからず展望台のあることを失念し行かずじまいとなった。山頂付近の標識には注意が必要だと思う。

●混雑度:GWの連休初日、5/1は狙い目だったらしく、コースもバスも道路も非常に空いていた(行きの電車は満席状態だったが帰りは空席が目立った)。特に沼アのコース南行は我々以外は皆無。北行は何組にもすれ違ったが、ルート上、混雑するほどではなかった。一番人が多かったのが香貫山付近、但し展望台を目指して林道や車道を歩いている人が多く、桜台は家族連れ1組のみ、桜台からの素晴らしい下り階段は人は皆無。やはり我々の狙い通り、世間の人はGW初日は遠出する人が多く、山も高山狙いが多かったのではなかろうか。

●展望/景観:コースを通じて展望に恵まれた場所が多い。特に徳倉山山頂からの展望。他にも大トカゲ場から志下峠まで展望が開ける場所が多く、駿河湾を楽しめると思う(富士は徳倉山から先の場所ではガスで見えなかった)。また、我々は逃したが香貫山展望台からの眺めは絶景らしい。他、香貫山公園内の桜台から下山する時の階段はつつじや八重桜など花に囲まれた本当に素敵な道だった。

●トイレ:香貫山公園内の香稜台・桜台。他にトイレは無かったが、急な登りが多く汗をたっぷり絞られたのでハイク中トイレに行きたいとは全く思わなかった。

●水・食べ物の調達:沼津駅前と多比BSそばにコンビニあり。黒瀬BS付近にはコンビニも店も見当たらず、但し「甲羅」という蟹料理屋があったので食事はできそうだ。香貫山公園内の香稜台に無料休憩所があり、飲み物の調達は可能だが自販機があったかは記憶にないため営業時間に注意。香貫山下山後、横山に向かう時に一度車道に出る(八重坂峠)が、この付近に自販機あり。

●休憩場所:香貫山公園内(香稜台、桜台、行っていないが展望台、どれもベンチあり休憩に適している。山頂は鉄塔と建物があり休憩に全く向かない)、徳倉山山頂(ベンチなし、芝生になっている)、鷲津山山頂(数少ないがベンチあり)、大平山山頂(ベンチが数多くある)、他、多比口峠に岩がありベンチ代りにしようと思えばできなくはない。

●最寄駅情報:沼津駅はかなり都会の駅で駅ビル内で食糧調達も可能、夕方はお惣菜のセールをやっている。新鮮な魚介類を仕入れるなら沼津駅前で高値のものを買うよりは、沼津港まで行った方がよいかも。沼津駅から沼津港までは約2辧∧發い胴圓にはハイク後だときつそう。

●日帰り温泉:沼津付近はなさそうだった。割引切符の関係で往路・復路どちらも熱海経由で沼津に行ったのだがGW中、混雑していそうな熱海の温泉を探す気になれなかったので探していない。

●その他:熱海経由で沼津に行ったのだが、熱海-静岡間の各駅停車の便が少なく、時期も時期なので結構混雑していた。熱海-沼津間のJR運賃は2010年5月時点で片道400円。バスは行きも帰りも沼津東海登山バスを使用するが、沼津駅-黒瀬BSは160円で7分程度、多比-沼津駅は470円で30分ほどかかった。時刻表は以下のページで調べられるが黒瀬BSは経由するバスが多いのでそれほど便に困らないだろう。多比BSからも1時間に2、3本はバス便があるようだ。
http://dia.tokaibus.jp/OrangeGuide/pc/list3Init.do
はじめに黒瀬バス停から徒歩1分程度の狩野(かの)川川岸に、準備休憩出来る場所がないかを見に行く。あいにく川岸で休憩できそうな場所は見当たらなかったが、橋の向こうに富士山が見えた。幸先がいい。
2010年05月01日 09:56撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 9:56
はじめに黒瀬バス停から徒歩1分程度の狩野(かの)川川岸に、準備休憩出来る場所がないかを見に行く。あいにく川岸で休憩できそうな場所は見当たらなかったが、橋の向こうに富士山が見えた。幸先がいい。
ファミレス風外装の蟹料理屋「甲羅」の裏山に香貫山公園の五重の塔が見えたので、「甲羅」の辺りをうろうろしてみると「甲羅」を過ぎてすぐの道沿いの法面上に「香貫山登口」の標識を発見。
2010年05月01日 10:03撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 10:03
ファミレス風外装の蟹料理屋「甲羅」の裏山に香貫山公園の五重の塔が見えたので、「甲羅」の辺りをうろうろしてみると「甲羅」を過ぎてすぐの道沿いの法面上に「香貫山登口」の標識を発見。
「香貫山登口」標識に従い急な階段を上ると山道に入り、数分で五重の塔のある広場に着く。ここが香稜台。鉄棒やブランコなど公園遊具もあるが若山牧水の歌碑「香貫山いただきに来て吾子とあそび ひさしくをれば富士はれにけり」もあった。
2010年05月01日 10:19撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 10:19
「香貫山登口」標識に従い急な階段を上ると山道に入り、数分で五重の塔のある広場に着く。ここが香稜台。鉄棒やブランコなど公園遊具もあるが若山牧水の歌碑「香貫山いただきに来て吾子とあそび ひさしくをれば富士はれにけり」もあった。
香稜台には「無料休憩所」という茶店風の店もあり、飲み物程度なら入手できそうだった。香稜台駐車場奥の車止め後ろにある山道から登る。背後を振り返ると富士山が。香稜台からも展望は得られたが登り口からの眺めの方が素晴らしい。
2010年05月01日 10:24撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 10:24
香稜台には「無料休憩所」という茶店風の店もあり、飲み物程度なら入手できそうだった。香稜台駐車場奥の車止め後ろにある山道から登る。背後を振り返ると富士山が。香稜台からも展望は得られたが登り口からの眺めの方が素晴らしい。
そして写真のような公園チックな山道を登る。標識は完備されているのでとりあえず山頂に向かえば問題なし。
2010年05月01日 10:26撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 10:26
そして写真のような公園チックな山道を登る。標識は完備されているのでとりあえず山頂に向かえば問題なし。
「桜台」と「山頂」分岐をそのまま「山頂」方面に登ると、鉄塔と写真のような建物がある。どうやら香貫山の山頂らしい。
2010年05月01日 10:39撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 10:39
「桜台」と「山頂」分岐をそのまま「山頂」方面に登ると、鉄塔と写真のような建物がある。どうやら香貫山の山頂らしい。
やはり香貫山の山頂だった。標高193m。沼津アルプス(以後、沼ア)5座登るうちの1座目がこんなとは、ちょっとがっかりだ。狭くてベンチもない。
2010年05月01日 10:39撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 10:39
やはり香貫山の山頂だった。標高193m。沼津アルプス(以後、沼ア)5座登るうちの1座目がこんなとは、ちょっとがっかりだ。狭くてベンチもない。
これが香貫山山頂からの展望。すぐに下りにかかり、「桜台」と「山頂」分岐に戻り、「桜台」を目指す。
2010年05月01日 10:40撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 10:40
これが香貫山山頂からの展望。すぐに下りにかかり、「桜台」と「山頂」分岐に戻り、「桜台」を目指す。
ほどなく「桜台」。香貫山一帯がこんなような公園らしい。桜の時期は混雑しそうだ。ここで本来はトイレの脇を上り香貫山展望台に行く筈だったのが、展望台のことをすっかり失念し、どこかに花が咲いていないかと遊歩道を象山(徳倉山)方向標識に沿って進んでしまう。
2010年05月01日 10:45撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 10:45
ほどなく「桜台」。香貫山一帯がこんなような公園らしい。桜の時期は混雑しそうだ。ここで本来はトイレの脇を上り香貫山展望台に行く筈だったのが、展望台のことをすっかり失念し、どこかに花が咲いていないかと遊歩道を象山(徳倉山)方向標識に沿って進んでしまう。
いつしかツツジと八重桜に彩られた下り階段へ。柄に無く花にうっとりとして写真など撮りまくりながら階段を下り続けた。
2010年05月01日 10:50撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 10:50
いつしかツツジと八重桜に彩られた下り階段へ。柄に無く花にうっとりとして写真など撮りまくりながら階段を下り続けた。
気付くと下り階段は終わり、「桜台」と「香貫山展望台」の分岐標識に出ていた。「香貫山展望台」には改めて別の道(林道のような道)を登り返せば行けるので展望台を目指したが、展望台までは案外遠そうなのであきらめて引き返し、沼ア2座目の横山を目指す。写真は途中、ゴルフ場沿いに咲いていた藤の花。
2010年05月01日 11:09撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 11:09
気付くと下り階段は終わり、「桜台」と「香貫山展望台」の分岐標識に出ていた。「香貫山展望台」には改めて別の道(林道のような道)を登り返せば行けるので展望台を目指したが、展望台までは案外遠そうなのであきらめて引き返し、沼ア2座目の横山を目指す。写真は途中、ゴルフ場沿いに咲いていた藤の花。
ゴルフ場の先に水道施設があり、少し行くと写真左のような山道の下り坂があった。この山道を左折し下りきると車道に出る。
2010年05月01日 11:14撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 11:14
ゴルフ場の先に水道施設があり、少し行くと写真左のような山道の下り坂があった。この山道を左折し下りきると車道に出る。
これがその車道。カーブの先、右手に沼津アルプスの標識があった。八重坂峠の標識で、ここからが長い山道の始まりだった。
2010年05月01日 11:20撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 11:20
これがその車道。カーブの先、右手に沼津アルプスの標識があった。八重坂峠の標識で、ここからが長い山道の始まりだった。
沼ア5山のうちの2座目、横山に登る。登り始めから急峻で、ロープも登場する。写真のような黄色と黒のストライプ、競馬でいえば社台勝負服の色合いのロープは沼アの特徴でこの先もこのようなロープ場には何度も出会うことになる。
2010年05月01日 11:37撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 11:37
沼ア5山のうちの2座目、横山に登る。登り始めから急峻で、ロープも登場する。写真のような黄色と黒のストライプ、競馬でいえば社台勝負服の色合いのロープは沼アの特徴でこの先もこのようなロープ場には何度も出会うことになる。
沼ア2座目、横山の山頂。標高は183m。木々に覆われ展望は開けず、狭い。ベンチもない。この山頂まで結構急峻な登りの連続。沼アは案外なめられないなと思い始めるがまだこれは序の口だった。
2010年05月01日 11:41撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 11:41
沼ア2座目、横山の山頂。標高は183m。木々に覆われ展望は開けず、狭い。ベンチもない。この山頂まで結構急峻な登りの連続。沼アは案外なめられないなと思い始めるがまだこれは序の口だった。
横山山頂から急坂を下り続けると写真の横山峠に到着。ベンチは無いがここからの登りに備え、立ったまま5分だけ休憩してから、写真左手、鎖に沿って徳倉山(別名、象山)に登る。
2010年05月01日 12:04撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 12:04
横山山頂から急坂を下り続けると写真の横山峠に到着。ベンチは無いがここからの登りに備え、立ったまま5分だけ休憩してから、写真左手、鎖に沿って徳倉山(別名、象山)に登る。
ロープや鎖のある急坂をえっちらおっちら上ると、山頂らしき景色になってくる。
2010年05月01日 12:29撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 12:29
ロープや鎖のある急坂をえっちらおっちら上ると、山頂らしき景色になってくる。
ここが沼ア3座目、徳倉山山頂。標高は256m。展望は抜群。写真右手に見えるのは、東海道歩きでかつて歩いたことのある景勝地、千本松原だ。
2010年05月01日 12:30撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 12:30
ここが沼ア3座目、徳倉山山頂。標高は256m。展望は抜群。写真右手に見えるのは、東海道歩きでかつて歩いたことのある景勝地、千本松原だ。
時刻は12時30分だがまだ富士山が見えた。富士山手前に見える山裾の広い山が有名な愛鷹山。
2010年05月01日 12:31撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 12:31
時刻は12時30分だがまだ富士山が見えた。富士山手前に見える山裾の広い山が有名な愛鷹山。
徳倉山山頂はこんな芝生が広がる風景だが、ベンチはない。GW中、低山の沼アは空いているだろうと期待していた通り、山頂も我々以外は1組しかいなかった。
2010年05月01日 12:31撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 12:31
徳倉山山頂はこんな芝生が広がる風景だが、ベンチはない。GW中、低山の沼アは空いているだろうと期待していた通り、山頂も我々以外は1組しかいなかった。
徳倉山山頂で30分近く休憩・食事もしてから徳倉山の次、4座目の鷲津山を目指し、急坂を下る。この下山路では竹の手すりが登場。横山登山・下山路よりは整備されているようだ。
2010年05月01日 12:54撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 12:54
徳倉山山頂で30分近く休憩・食事もしてから徳倉山の次、4座目の鷲津山を目指し、急坂を下る。この下山路では竹の手すりが登場。横山登山・下山路よりは整備されているようだ。
沼ア4座目、鷲津山は標高が400m近くあり、本コースの最高峰で、徳倉山との間に鞍部があるから200m近く登り返すことになる。途中、香貫台分岐など見晴らしの良い場所を過ぎる。この辺まではまだまだ余裕で、自分には楽過ぎるコースなんじゃないかと浅はかに考えていた。
2010年05月01日 13:33撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 13:33
沼ア4座目、鷲津山は標高が400m近くあり、本コースの最高峰で、徳倉山との間に鞍部があるから200m近く登り返すことになる。途中、香貫台分岐など見晴らしの良い場所を過ぎる。この辺まではまだまだ余裕で、自分には楽過ぎるコースなんじゃないかと浅はかに考えていた。
戦時中の対空濠を通り過ぎ低木の中の道を進み、志下坂峠を過ぎる。途中、山頂っぽい高台があったが「大トカゲ場」という休憩場所だった。展望は得られるがベンチはない。
2010年05月01日 13:33撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 13:33
戦時中の対空濠を通り過ぎ低木の中の道を進み、志下坂峠を過ぎる。途中、山頂っぽい高台があったが「大トカゲ場」という休憩場所だった。展望は得られるがベンチはない。
これが「大トカゲ場」。自分の父親位の年齢の男性ハイカーが下りてきたが、すれ違いざま「もう富士山は見れなくなっちゃたよ」と声をかけてきた。「徳倉山は12時過ぎても富士見れましたよ」と伝えるが「ふーん」と余り嬉しそうではない様子。このおじさんは徳倉山に行かないのかな?
2010年05月01日 13:34撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 13:34
これが「大トカゲ場」。自分の父親位の年齢の男性ハイカーが下りてきたが、すれ違いざま「もう富士山は見れなくなっちゃたよ」と声をかけてきた。「徳倉山は12時過ぎても富士見れましたよ」と伝えるが「ふーん」と余り嬉しそうではない様子。このおじさんは徳倉山に行かないのかな?
大トカゲ場からはこれから登る4座目の鷲津山が見える。まだ先は結構ありそうだ。
2010年05月01日 13:36撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 13:36
大トカゲ場からはこれから登る4座目の鷲津山が見える。まだ先は結構ありそうだ。
「さざなみ展望台」このような景色の良い場所がこの先にも幾つかあった。
2010年05月01日 13:39撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 13:39
「さざなみ展望台」このような景色の良い場所がこの先にも幾つかあった。
志下山に到着。標高は214m。ここは今回コースの沼ア南行の5山に数えられていない。確かに志下山まではここまでの山頂のような急峻な登りはなかった。
2010年05月01日 13:39撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 13:39
志下山に到着。標高は214m。ここは今回コースの沼ア南行の5山に数えられていない。確かに志下山まではここまでの山頂のような急峻な登りはなかった。
更に景観の良い尾根道を先に進む。駿河湾と伊豆半島がばっちり見える。今自分たちは伊豆半島の付け根にいる訳で、あの半島の先端までは遠いだろうな〜。
2010年05月01日 13:43撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 13:43
更に景観の良い尾根道を先に進む。駿河湾と伊豆半島がばっちり見える。今自分たちは伊豆半島の付け根にいる訳で、あの半島の先端までは遠いだろうな〜。
そして「奥駿河パノラマ台」。この周辺は駿河湾でも一番奥まった所なので奥駿河というのだろうか。
2010年05月01日 13:43撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 13:43
そして「奥駿河パノラマ台」。この周辺は駿河湾でも一番奥まった所なので奥駿河というのだろうか。
馬込峠を過ぎると「き★らら展望台」という場所に出る。志下峠はまだかまだかとこの頃には結構疲れを覚え始める。
2010年05月01日 13:47撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 13:47
馬込峠を過ぎると「き★らら展望台」という場所に出る。志下峠はまだかまだかとこの頃には結構疲れを覚え始める。
「ぼたもち岩」に出会う。実物を見た時はそうは感じなかったが、写真を見ると確かにぼたもちのようだ。
2010年05月01日 13:55撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 13:55
「ぼたもち岩」に出会う。実物を見た時はそうは感じなかったが、写真を見ると確かにぼたもちのようだ。
木々に覆われた日差しの差し込まない暗めの場所に出ると、志下峠。既に通ってきた志下坂峠と混同しやすい名前だ。ここは鷲津山の中腹にあたるのではなかろうか。
2010年05月01日 13:55撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 13:55
木々に覆われた日差しの差し込まない暗めの場所に出ると、志下峠。既に通ってきた志下坂峠と混同しやすい名前だ。ここは鷲津山の中腹にあたるのではなかろうか。
沼アで珍しい杉林の山道を上ると、すぐに中将宮という場所に着く。中将さんとは本三位中将、平重衡(清盛5男)のことだ。この辺りで非業の死を遂げたらしい。背景にある岩は中将岩。この付近には「大正天皇御手植えの松跡」の石碑もあった。
2010年05月01日 14:05撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 14:05
沼アで珍しい杉林の山道を上ると、すぐに中将宮という場所に着く。中将さんとは本三位中将、平重衡(清盛5男)のことだ。この辺りで非業の死を遂げたらしい。背景にある岩は中将岩。この付近には「大正天皇御手植えの松跡」の石碑もあった。
鷲津山手前の小鷲津山(これも沼ア本コースの5山に数えられていない)山頂を目指す。ここからが本当に急峻な坂道だった。1人だけ下山の人にすれ違ったが、登りより下る方が大変そうだった。
2010年05月01日 14:13撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 14:13
鷲津山手前の小鷲津山(これも沼ア本コースの5山に数えられていない)山頂を目指す。ここからが本当に急峻な坂道だった。1人だけ下山の人にすれ違ったが、登りより下る方が大変そうだった。
小鷲津山山頂に着く。標高330m。本日既に制覇したどのピークよりも高い。展望もちょっとは開けている。ベンチはなし。本コースの4座目、鷲津山は目の前。
2010年05月01日 14:19撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 14:19
小鷲津山山頂に着く。標高330m。本日既に制覇したどのピークよりも高い。展望もちょっとは開けている。ベンチはなし。本コースの4座目、鷲津山は目の前。
小鷲津山山頂からの風景。夏だと草木が生い茂って展望は得られないかもしれない。
2010年05月01日 14:19撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 14:19
小鷲津山山頂からの風景。夏だと草木が生い茂って展望は得られないかもしれない。
先ほど見た中将さんの終焉の地。石碑等は建っていなかったが立ち入り禁止区域。
2010年05月01日 14:20撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 14:20
先ほど見た中将さんの終焉の地。石碑等は建っていなかったが立ち入り禁止区域。
やっと4座目、鷲津山山頂に着く。標高392m。山頂の雰囲気はこんな感じ。今回の山頂で初めてベンチのある場所だった。
2010年05月01日 14:38撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 14:38
やっと4座目、鷲津山山頂に着く。標高392m。山頂の雰囲気はこんな感じ。今回の山頂で初めてベンチのある場所だった。
鷲津山山頂は展望が開けている場所と開けていない場所がある。
2010年05月01日 14:40撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 14:40
鷲津山山頂は展望が開けている場所と開けていない場所がある。
鷲津山山頂。駿河湾が見えるが、ガスってしまい残念。
2010年05月01日 14:41撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 14:41
鷲津山山頂。駿河湾が見えるが、ガスってしまい残念。
本コース最後の山頂、5座目の大平山が目の前に見える。
2010年05月01日 14:49撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 14:49
本コース最後の山頂、5座目の大平山が目の前に見える。
鷲津山山頂で15分ほど休憩してから先を進む。写真は鷲津山山頂を出発してすぐの風景。低山だが深い山かもしれない。
2010年05月01日 14:52撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 14:52
鷲津山山頂で15分ほど休憩してから先を進む。写真は鷲津山山頂を出発してすぐの風景。低山だが深い山かもしれない。
鷲津山山頂から5、6分で多比峠に到着したが標識には「多比口峠・大平山 沼アのハイライト ウバメガシの岩尾根」と書かれていた。多比峠から数分で、写真のような「歩行注意 岩尾根 足元に注意 23分」の標識と、ウバメガシの岩尾根に出会う。
2010年05月01日 14:59撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 14:59
鷲津山山頂から5、6分で多比峠に到着したが標識には「多比口峠・大平山 沼アのハイライト ウバメガシの岩尾根」と書かれていた。多比峠から数分で、写真のような「歩行注意 岩尾根 足元に注意 23分」の標識と、ウバメガシの岩尾根に出会う。
これがウバメガシの岩尾根。「肥満度測定木」とマジックで書かれた木と木の間を抜けてみる。我々のどちらも「肥満度測定木」を通ることができたので肥満ではない。良かった。
2010年05月01日 15:00撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 15:00
これがウバメガシの岩尾根。「肥満度測定木」とマジックで書かれた木と木の間を抜けてみる。我々のどちらも「肥満度測定木」を通ることができたので肥満ではない。良かった。
岩尾根途中に階段がある。岩を彫って造られた階段なのか不明。この階段の先を往く。
2010年05月01日 15:03撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 15:03
岩尾根途中に階段がある。岩を彫って造られた階段なのか不明。この階段の先を往く。
ずっとウバメガシの岩尾根。確かにこの区間、とても面白かった。狭いのでハイカーが多いと難儀しそうな道だが、今回は岩尾根のとっかかりで1名にすれ違ったのみ。おかげで「ウバメガシの岩尾根」を人に遠慮せずに存分に楽しませてもらうことができた。
2010年05月01日 15:04撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 15:04
ずっとウバメガシの岩尾根。確かにこの区間、とても面白かった。狭いのでハイカーが多いと難儀しそうな道だが、今回は岩尾根のとっかかりで1名にすれ違ったのみ。おかげで「ウバメガシの岩尾根」を人に遠慮せずに存分に楽しませてもらうことができた。
ウバメガシが少なくなると岩尾根が険しくなる。写真のような大きな岩をよじ登り進む。
2010年05月01日 15:14撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 15:14
ウバメガシが少なくなると岩尾根が険しくなる。写真のような大きな岩をよじ登り進む。
岩尾根沿いに歩いていても多比口峠(多比峠ではない)になかなか着かず、標識も見当たらなくなった。分岐はなかったと思うが道を間違えたか?と心配しながら進んでいたら岩尾根のロープ場に着く。ここを登って標識が無ければ来た道を少し引き返そうと決めて急な岩尾根をロープ伝いに登る。
2010年05月01日 15:20撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 15:20
岩尾根沿いに歩いていても多比口峠(多比峠ではない)になかなか着かず、標識も見当たらなくなった。分岐はなかったと思うが道を間違えたか?と心配しながら進んでいたら岩尾根のロープ場に着く。ここを登って標識が無ければ来た道を少し引き返そうと決めて急な岩尾根をロープ伝いに登る。
と、すぐに名もなきピークがあり、その向こうが多比口峠だった。多比口峠を南に下ると海岸沿いの多比BS、北に下ると海の無い大平BSに下山できる。本日はどちらに下りようか決めかねながら、とりあえず5座目の大平山山頂の往復をこなすことにする。
2010年05月01日 15:24撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 15:24
と、すぐに名もなきピークがあり、その向こうが多比口峠だった。多比口峠を南に下ると海岸沿いの多比BS、北に下ると海の無い大平BSに下山できる。本日はどちらに下りようか決めかねながら、とりあえず5座目の大平山山頂の往復をこなすことにする。
多比口峠から大平山まではロープ場はなかったが、これも急俊な登りだった。急な登りはここまでのルートで既に十分味わっており正直もう勘弁だったが、登らなければ大平山には着かないので耐える。
2010年05月01日 15:27撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 15:27
多比口峠から大平山まではロープ場はなかったが、これも急俊な登りだった。急な登りはここまでのルートで既に十分味わっており正直もう勘弁だったが、登らなければ大平山には着かないので耐える。
やっと着いた沼ア5座目、大平山。標高356m。ベンチが幾つもあり、公園のようになっている。三角点もあった。
2010年05月01日 15:34撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 15:34
やっと着いた沼ア5座目、大平山。標高356m。ベンチが幾つもあり、公園のようになっている。三角点もあった。
ここ大平山から奥沼津アルプス(日守山方面)まで90分かかるようだ。本日は当然行かないし、奥沼津アルプスは道が更に荒れており我々のような初心者がそう簡単に行けるものでもないことは百も承知。
2010年05月01日 15:34撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
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ここ大平山から奥沼津アルプス(日守山方面)まで90分かかるようだ。本日は当然行かないし、奥沼津アルプスは道が更に荒れており我々のような初心者がそう簡単に行けるものでもないことは百も承知。
奥沼津アルプスのルート説明図。今回歩いたルートでも急峻なロープ場や鎖場、痩せた岩尾根があったがそれ以上に険しい道だと思う。
2010年05月01日 15:34撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 15:34
奥沼津アルプスのルート説明図。今回歩いたルートでも急峻なロープ場や鎖場、痩せた岩尾根があったがそれ以上に険しい道だと思う。
これが奥沼津アルプス方向。写真で見える範囲は荒れた道のように見えないが、登山地図でも点線図になっているルートなのでどんな秘境なのか、内心気にはなるものの行くのは怖い。
2010年05月01日 15:35撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 15:35
これが奥沼津アルプス方向。写真で見える範囲は荒れた道のように見えないが、登山地図でも点線図になっているルートなのでどんな秘境なのか、内心気にはなるものの行くのは怖い。
大平山山頂からの景色。展望は開けていないが、ベンチがあり落ち着けそうだったので10分ほど休憩。ここから多比口峠に戻り、海を見るために多比BS方面に下りた。
2010年05月01日 15:35撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 15:35
大平山山頂からの景色。展望は開けていないが、ベンチがあり落ち着けそうだったので10分ほど休憩。ここから多比口峠に戻り、海を見るために多比BS方面に下りた。
多比口峠から10分足らずで舗装路に至ると写真のような「沼津アルプス北行登り口」の大きな標識があった。他にもドラム缶に「沼ア北行」の文字と大きな矢印が書かれていた。
2010年05月01日 16:00撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 16:00
多比口峠から10分足らずで舗装路に至ると写真のような「沼津アルプス北行登り口」の大きな標識があった。他にもドラム缶に「沼ア北行」の文字と大きな矢印が書かれていた。
こんな舗装路を多比BSに向けて下山する。途中、分岐にぶつかっても路上に白線で矢印が書かれているので迷わないと思う。
2010年05月01日 16:02撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 16:02
こんな舗装路を多比BSに向けて下山する。途中、分岐にぶつかっても路上に白線で矢印が書かれているので迷わないと思う。
下山途中、有名な淡島が見えた。淡島は高級リゾート地なんじゃなかったっけ。
2010年05月01日 16:07撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 16:07
下山途中、有名な淡島が見えた。淡島は高級リゾート地なんじゃなかったっけ。
漁村の中を通り、国道414号にぶつかる手前にあった、多比口峠登り口。国道414号沿いのコンビニ並び、米屋の横にある。多比BSはコンビニの斜向かいにある。バス待ち時間に、BS目の前の干物屋で買い物。夜、自宅で久しぶりにおいしい干物にありつくことができた。
2010年05月01日 16:18撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/1 16:18
漁村の中を通り、国道414号にぶつかる手前にあった、多比口峠登り口。国道414号沿いのコンビニ並び、米屋の横にある。多比BSはコンビニの斜向かいにある。バス待ち時間に、BS目の前の干物屋で買い物。夜、自宅で久しぶりにおいしい干物にありつくことができた。
撮影機器:

感想

去年のGWは丹沢の仏果山と千葉の佐倉街道歩き、都内の沼袋・石神井公園という人気の無いコースで混雑に悩むことは無かった。今年は丹沢表尾根を狙っていたが秦野市ビジターセンター?に事前確認すると道路もヤビツまで混雑の可能性が高いとのこと。だったら人気の無さそうな低山歩きだ!と日帰りで旅行気分にも浸れそうな沼津アルプスを選択、これが大正解。

GW初日ということもあり、特急踊り子の行きの座席も確保できたので、混雑に悩まされることは皆無だった。天候にも恵まれ、暑すぎず、寒すぎず、空気も昼過ぎまで澄んでおり富士山と駿河湾の景観も楽しめた。言うことなしで大満足。

肝心のハイキングコースだが、5山の縦走といっても400mに満たない低山ばかりなので正直なめていたのだが、香貫山以外の4山はロープや鎖を使うような急峻で面白い登り下りが多く、思いのほかハードで結構疲れた。距離はそれほど稼げなかったが累積登り、下りともに1000m近かったのにはびっくりした。

大平山の先の奥沼津アルプスもいつか挑戦したいが、それはもっと上達してからのこと、今回の沼ア南行コースで今の自分たちにはちょうど合っていたと思う。香貫山展望台に行き損ねた以外は本当に良い経験となった。

尚、帰宅してからテレビを付けたら「出没!アド街チック天国」で沼津の特集がやっていた。沼アも第20何位で紹介されており、タイムリー過ぎてびっくりだった。素晴らしいハイキングの締めくくりにおいしい鯵の開きを堪能し、小市民の幸せを噛みしめることができた1日だった。

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