記録ID: 62495
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積雪期ピークハント/縦走
奥秩父
【観音マニア垂涎】十文字峠越え(栃本〜毛木平)
2010年05月01日(土) ~
2010年05月02日(日)
- GPS
- 13:55
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,691m
- 下り
- 1,254m
コースタイム
5/1
栃本(両面神社登山口)9:10-林道出合10:00-10:45一里観音10:55-12:20白泰山分岐-12:45白泰山避難小屋13:05-15:00三里観音-16:35四里観音避難小屋(泊)
5/2
四里観音避難小屋5:20-(途中大休止あり)-四里観音6:35-7:15十文字峠8:40-9:55五里観音-10:20毛木平10:50-11:50梓山BS
梓山BSからは13:10発の信濃川上行きバスに乗車
栃本(両面神社登山口)9:10-林道出合10:00-10:45一里観音10:55-12:20白泰山分岐-12:45白泰山避難小屋13:05-15:00三里観音-16:35四里観音避難小屋(泊)
5/2
四里観音避難小屋5:20-(途中大休止あり)-四里観音6:35-7:15十文字峠8:40-9:55五里観音-10:20毛木平10:50-11:50梓山BS
梓山BSからは13:10発の信濃川上行きバスに乗車
天候 | 5/1・5/2とも晴れ。特に朝方は空気の澄んだ快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
三峰口からタクシーで,栃本「両面神社」の登山口。¥6110円 (※三峰口〜栃本はバスもあります。秩父湖で乗換) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・栃本両面神社〜一里観音 前半はスギ植林帯の中の九十九折の登りから始まります。最初の林道を超えてしばらく行くとスギ植林帯を抜け出します。途中で栃本広場からの道と合流しますが,この道は昭文社の地図ではグレー破線となっています。この分岐から15分で一里観音につきます。ちなみに一里〜五里の各観音像はすべて,道の北側に立っています。どれも目立つ場所に安置されておりますので見落とす心配はないでしょう。 観音マニアの方々におかれましては安心してご通行いただけるかと思います。 ・一里観音〜二里観音 前半は単調な尾根歩きですが,白泰山の北面の巻き道は凍結箇所と倒木が多くやや歩きにくいです。白泰山の巻き道が終わると,ほどなく白泰山避難小屋につきます。二里観音は小屋の脇に立っています。ちなみに一里〜五里までの観音像でもっとも賽銭が多かったのがこの二里観音です。 避難小屋は10人くらい泊れそうですが,水場も窓もなく宿泊には不向き。 ここまではやや倒木が鬱陶しい以外は比較的歩きやすいコースです。 ・二里観音〜三里観音 白泰山避難小屋を過ぎると次第に道が悪くなります。まず,急下りからはじまり,まもなく,クサリのない岩場を1mほど降りる場所がありますが,南側が完全に切れ落ちていてちょっと怖いです。その後ゆるい上り下りを繰り返した後最初の難関・赤沢山北面の巻き道に差し掛かります。道は傾いて滑りやすい,倒木多い,踏みあと薄く間違いトレースにはいりやすい,たまに北側が大きく切れ落ちているなど,嫌な巻き道の条件をすべて満たしています。幸いにして凍結箇所はありませんでしたが,ここは積雪期はかなり怖そうです。この巻き道は本当に長く感じました。 (※7/4追記:赤沢山の巻き道ですが、正しい登山道は稜線寄りを取っている可能性あり。自分は「鍾乳洞入り口」の道標をみていないので。。) 今回はここで大きく時間をロスしました。もっともまともな登山者であれば問題なく通過できるレベルかと思いますが。。。 巻き道が尾根と合流すると,まもなく三里観音です。 ・三里観音〜四里観音避難小屋 三里観音を過ぎてしばらくいくと,九十九折の急坂があります。標高差的には大したことないはずなのですが,かなり堪える登りです。その後大山沢林道への分岐を右に見送って,大山南面の巻き道に入ります。北側の崖から流れてくる水場っぽいものがありますが,避難小屋で同宿だった方によると,「飲んではいけない水」ということです。(ちなみに500mlくらいは飲んでしまいましたが,腹下しすることもなく無事でした。)さらにこの後,もう一つの小ピークを越え,せいもコンも尽き果てた頃,鞍部にようやく四里観音避難小屋がみえてきます。 避難小屋はごくわずかに縦走路から外れています。 水場は,小屋の入口に向かって左手方向に進み,急坂を下った先の2本の沢です。 自分は手前の沢水を使いましたが,奥の沢のほうが水量が多く見えました。 避難小屋は宿泊10名程度で大変キレイな小屋です。トイレも併設されています。 ・四里観音避難小屋〜四里観音〜十文字峠 この区間は全面的に凍結しており,今回の行程で初めてアイゼンを使用しました。 四里観音の安置されている広場周辺のみ雪がありませんでした。四里観音をすぎると,まもなく股の沢林道と合流します。 股の沢分岐〜十文字峠までは,10cm以上程度の積雪があり,四里観音ではずしたアイゼンをまた装着するハメに。。。まもなく甲武信ヶ岳への登り道と合流し,そこから毛木平方面に1分下ったところが十文字峠となります。 (逆コースで毛木平から栃本・川又方面へ行くには,十文字小屋から甲武信ヶ岳方面に1分ほど上ったところに分岐があります。) 十文字峠の水場はカモシカ展望台へ向かうの途中の沢になります。 ・十文字峠〜五里観音〜毛木平 十文字峠から,しばらくは明るい尾根道がつづきます。「八丁坂の頭」からはこの尾根の北面を九十九折に降りていきますが,局所的に凍結がひどいです。結局アイゼンははずして降りたのですが,結構怖かったです。 (慣れている人は問題なく降りれるようです) 登山道が沢の高さまで降りてくると,後は毛木平までは平坦な道となります。 五里観音は,この平坦部分にあります。 ★登山ポストは両面神社登山口横、三峰口駅、毛木平駐車場にあります。 ★三峰口駅にタクシーは常駐していません。駅の真正面に「丸通タクシー」の電話番号がかいてある看板がありますので,そこに電話をしたら5分と経たずにきてくれました。ただし,タクシー利用の場合は予約をしておくほうが確実でしょう。 |
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