谷川岳東尾根(積雪期)
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,205m
- 下り
- 1,254m
コースタイム
天候 | 出発時晴れ、8時〜シンセンのコルより上から第1岩峰まで霧、第1岩峰以降快晴 東尾根上は風あり、他はほぼ無風。前夜数cmの降雪あり、 気温、朝 -5度、午後+6~7度 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
雪山装備
縦走用12アイゼン
アックス
ハーネス
確保器
ヘルメット
スリング2〜3
プルージックロープ&タイブロック
環付きカラビナ(各自4
確保器用含む)
無線機
|
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共同装備 |
8mmx30mロープ1
8.3 mm x 30 m ロープ1
スノーピケット2
自作クイックドロー6
|
備考 | ロープは30mで充分、アックスは1本でも可能だが、2本あったほうが良い。 第1岩峰はハーケンがほとんどない(埋もれている?)ため、中間支点がとれない。 よってガチャ類はもう少し少なくても良いかも。 |
感想
1:00起床、2:00 ベースプラザ出発、途中2か所ほど通路上にデブリあり。
一ノ倉沢避難小屋でハーネス、アイゼン、ヘルメット装着。
3:45出発 先行者なし、前日のトレースを追う。
一ノ倉沢出合 〜 一の沢 一の沢下部で巨大なデブリあり(ブロック雪崩?)
一の沢の上部はトレースが残ってはいるが基本ラッセル。膝下なのでさほどきつくない。
6:15 シンセンのコル到着。(東尾根取付) ストックをピッケルにもちかえる。
昨年はここから小岩の右側をトラバースしたが、今回はトレースもなく危険だったため、左側からアプローチ、雪の山を切り崩して通過できるように、リーダーがルート工作。
この間に後続2パーティがシンセンのコルに到着。
前には、おそらくコース途中で雪洞泊のパーティー(2名)が先行している模様、このトレースあり。
さらに、この先の(昨年敗退した)草付の雪壁は登らず、右の雪山をのりこえて右側から登る。
続いて 第2岩峰。ロープ使わず。リーダー、セカンド、サード私の順で登る。フォローの二人はおたすけひもでサポートされる。アックス必須。できればダブルアックスがよい。
以降雪稜を登る。ここで後続の2パーティーと合流し、ラッセルを交代する。ナイフリッジは1名ずつ通過。
9:00~30? 第1岩峰下のテラスに到着。上記2パーティー11名待ち。
第1岩峰上は雪が浅く強固な支点作成は難しい。
第1岩峰は夏も冬もロープ必要と思われる。ここは30mロープで充分。
最初は雪のほとんどついていない垂直で5mくらいの岩場。下部に2か所支点があるが、下すぎてあまり意味なし。
取付きのムーブが難しい。
中段以降は岩と雪のミックスで、ピッケル必須。ピックをさして体を上げる。
岩が出ているため支点(スノーピケット等)はあまりしっかりささらない。テンションかかると抜ける可能性あり。
我々の後にもパーティーが来るが、待ち時間が長くなるので第1岩峰の右側を巻いて登っていった。巻きの場合もロープを使用し、スタンディングアックスビレイ。
巻いたあとは岩に沿って上に登り、直上後のルートと合流する。
10:50 第1岩峰クリア、ロープをしまう。
オキの耳直下の広い雪面を直上、途中から雪庇の少ない左側へトラバースしてオキの耳手前のコルに上がる
11:15? オキの耳頂上 休憩。 トマの耳経由、12:00 肩の小屋 (昼食、装備片づけ)
12:20 西黒尾根下山 15:00ベースプラザ着。
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