標高差1000mの大岳山（日向和田から日の出山、御岳を経て奥多摩駅）

2010年05月03日(月) [日帰り]

• GPS: 08:10
• 距離: 19.0km
• 登り: 1,637m
• 下り: 1,518m

コースタイム

6:50日向和田駅-7:10日の出ハイキングコース入口-9:10日の出山山頂9:30-10:05御岳山10:10-10:50芥場峠-11:20大岳山荘-11:40大岳山山頂12:30-13:25鋸山-14:50愛宕山の登山口-15:00奥多摩駅

天候

終日晴れ、日差し強し

コース状況／危険箇所等

非常に良い天気で日差しが強かったのですが樹林の中も多いため歩くには快適な状態でした。
路面はほぼ乾燥しており、すべりやすい所はあまりなかったです。
道の異状箇所はほとんどないように思いましたが、春先にありがちな倒木による道塞ぎが数カ所ありました。但しくぐったりすれば問題なく通過できる程度です。

写真

5/3 6:48

日向和田駅は青梅からわずか２つ先で標高約230m。大岳山は1266mなのでざっと標高差1000m、なのです

5/3 7:19

まずは日の出山を目指します。ハイキングコースはこの鳥居をくぐって始まります

5/3 8:05

途中の646mのピーク。三室山というようです。巻くこともできますがちょっと登るだけで北側の眺めはまずまず良いです

5/3 8:21

道は梅野木峠で一旦車道に出ます。この先にデカい電波中継塔があり、地形図上の現在位置を確かめる良い目印になるでしょー

5/3 9:06

日の出山山頂直下。なんか石造りの要塞のよう・・・

5/3 9:09

山頂では桜やつつじが満開でした。ある意味、日の出山は今がベストシーズンかも

5/3 9:14

日の出山からは目指す大岳山が臨めます（右奥のピーク）。鋸尾根からだとこうは見えないんですよね！

5/3 9:57

で、御岳の山上集落です。フツーの田舎町のようです。。。

5/3 10:11

御嶽神社です。なかなかの賑わいでした

5/3 10:22

大岳山方面、綾広の滝上までは明るい道が続きます

5/3 10:45

振り返って、たぶんあれが御岳山・・・

5/3 10:55

芥場峠。今日はどこもかしこも人だらけ。。。

5/3 11:22

やっと大岳山荘に着きました。裏手の鳥居をくぐって山頂直下の急登りです

5/3 11:31

おもにこんな風な道です

5/3 11:40

大岳山頂！もともと狭いですが今日は格別・・・

5/3 13:23

鋸山山頂です。小広いですが眺めはありません

5/3 14:11

こんな箇所もいくつかあります

5/3 14:11

鋸尾根は一部木の根や露岩が多い箇所があり、ちょっと険しめです

5/3 14:15

鉄梯子は奥多摩では珍しい・・・

5/3 14:31

西面の眺めは開けます

5/3 14:31

だいぶ下りました。正面に本仁田山がどーんと見えました

5/3 14:43

このコースの名物（？）！異様に急な石段。ステップの奥行きもないので慎重に下ります

5/3 14:53

昭和橋のたもとの登山口に降りました。。。長かったですねえ

5/3 14:55

昭和橋からは眼下に氷川キャンプ場。今日は夏っぽい日で気持ち良さそう〜

撮影機器：

docomo PRIME series N-07A NEC

感想

honsama

おとといの蓼科山が短いコースだったせいでしょうか？
あるいは春山ムードの低山に惹かれたためでしょうか？
久々に奥多摩でロングコースを歩きたいという願望にかられ本コースに挑戦！という経緯です。
長さ的には20Kmくらいで高低差もそこそこあるような・・・という観点でこのコースを組みました。また、大岳山は過去一度きりでしたし登路は反対側の鋸尾根だったし、そもそも今までなかなかいけなかった御岳山や日の出山を訪れるのも一興。

で、結果的には変化に富んだ、なかなか秀逸な山行となりました。

日の出山では桜やツツジ（たぶんミツバツツジ）が鮮やかで、目指す大岳山も臨めてやる気が出ます。
御岳周辺では観光地化されている一方で特殊な土地柄（信仰の地、ということで）からあり得たであろう山の上の集落が新鮮でした。日の出山側から来ると、山の景色に慣れた目に畑地が入ってくるんですが、これが新鮮に映るって具合です。
芥場峠までは木々の花や新緑が明るい、ナイスな雰囲気の道でしたし、下りで初めての鋸尾根は軽い岩稜歩きっぽい箇所がよいアクセントって感じです。

なお、今日は本当に人が多かったですね。
行きの電車の青梅から先はハイカーでごった返している状態。コースでも人出が多く、御岳周辺も観光客が沢山。降りた奥多摩駅もいままで見たことないくらい来訪者が多かったです。GW恐るべき、というところですが、行きに日向和田で降りた人は僕ともう１人だけ。このコースはあまり人が通らないのかもしれません。。。

それと、個人的には「中１日」の山行は珍しく、そのせいか歩き出しから足がダル〜い感じでした。午前中いっぱいくらいはそのような状態でしたが午後には解消したような・・・。こういう疲労感もある程度歩くと麻痺してくるんでしょうか？？まあ、意外とイケる感触が得られてヨカッタです！