北関東アカヤシオ山行1日目:西上州編(赤岩岳〜大ナゲシ〜宗四郎山〜大山)


- GPS
- 07:52
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,801m
- 下り
- 1,506m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 7:53
14:15天丸橋-14:50赤岩橋
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・稜線は全て破線ルート、踏み跡はそこそこしっかりしてますが、 急勾配のアップダウンが続くタフなルートです。 基本的に尾根を歩きますが、焼山の岩稜帯は巻きました。 ・大山北尾根も破線ルート、上部は急降下の荒れた登山道でした。 ロープが多数あり、またルートファインディングもそれなりに必要です。 2回迷いましたが、テープが一定間隔で付けられているので、 しばらくテープがないと、間違えている可能性が高いです。 下部は一般登山道に近くなります。 ・大ナゲシは鞍部からロープ1ヶ所、鎖場1ヶ所。 ロープはオーバーハング気味でやや難しい所です。 木の根っこを掴もうとしましたが、どれも抜けそうで危険でした。 鎖場は斜度がそれほどでもないので、補助的に使うだけで大丈夫でした。 ・赤岩岳は見た目と異なり、ほぼ樹林帯にルートが付けられてます。 ・雨量計跡へのルートは藪っぽく、半袖で行ったらかなり擦り傷ができました。 |
写真
感想
今回は2日にわたってアカヤシオを訪ねる山行を計画しました。
初日は最もアカヤシオの似合う山系である西上州を目指します。
ひとつばな(西上州でのアカヤシオの呼び名)を訪ねる山行も4年連続となりました。
〇優痛山・鹿岳、烏帽子岳・三ツ岩岳、J亡筺β膣筺△箸い困譴皸象に残る山行でしたが、ひとつばな当たり年の昨年の碧岩の感動を上回るのは、
なかなか難しいそう。
今年は、昨年同時期にyoutaroさんが行ったルートとほぼ同じですが、
赤岩岳・大ナゲシを目指す自転車を使っての周回ルートです。
西上州の登山ルートはどこも似たような感じで、
早朝は日の当たらない沢沿いを何度も渡渉しながら高度を稼ぎます。
まずは展望マークの付いている雨量計跡を目指します。
ここまでは樹間からの眺望しかありませんが、
雨量計跡は大ナゲシと赤岩岳が目の前に現れる大迫力ポイントです。
いつもながらこんな山登れるのかと思えるような岩峰です。
昨年登った碧岩は西上州のマッターホルンと言われていますが、
大ナゲシも負けないぐらい尖った山容です。
西上州に惹きつけられる一つの要因は、
間違いなくピラミダルな山容にあると思います。
まずは赤岩峠にザックをデポして赤岩岳を目指しました。
絶壁にしか見えない赤岩岳ですが、登山道は意外にも樹林帯を登って行きます。
急登の先には絶景の山頂、まだ白い八ヶ岳もくっきり。
赤岩岳からの下りでロープを持った今日唯一の登山者に会いました。
赤岩尾根を縦走するそうですが、赤岩橋からのルートにテープを付けてくれた方とのことで、大変感謝です。
続いて、大ナゲシも鞍部にザックをデポして登ります。
最初のロープがやや角度がありましたが、そこからはすんなりと登れました。
こちらも赤岩岳やこれから進む稜線を望める絶景ポイント。
西上州の山はどこも眺望がいいのも特徴の一つです。
この先はアップダウンを繰り返す、体力を消耗する稜線歩き。
宗四郎山、焼山とも眺望が期待できます。
ひとつばなは至る所に咲いていましたが、六助ノ頭付近が最も良かったでしょうか。
ただやはり花が付いている数はそれほどでもなかったです。
最後の眺望ポイントの大山で歩いてきた稜線を眺めて下山にかかります。
今回使った北尾根は急降下で滑り降りるといった表現が合うルートでした。
ルーファイに苦労しながらも無事天丸橋に到着。
ここからは自転車での激下り、落石が散乱しているので注意しながら下ります。
今年も期待を裏切らなかった西上州、歩く距離は短いですが、
中身の濃い縦走が楽しめました。
早くも来年はどこに行こうか、期待が膨らみます。
この後、翌日に備えて群馬県南西部の上野村から北東部に向かって横断。
途中、先月のアカヤシオ山行で食べ損ねた念願のひもかわうどんを食します。
なかなかインパクトのあるうどん?ですが、とっても満足。
自転車を日光細尾峠にデポして、今年初の車中泊。
ゆっくり読書でもと思っていたものの、
1ページも進まないうちに深い眠りに堕ちました。
コメント
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hirokさん、こんばんは。
恒例の西上州。
昨年も同じようなコメントをしている気がしますが、
岩峰&アカヤシオすごいです。
しかし、すごすぎて、私は、このエリアは真似できませんね。
2日目のレコも楽しみにしています。
桐生から細尾峠、つないじゃいました?
sat4さん、おはようございます
インターからも遠くアクセスは悪いですが、今年も来てしまいました。
西上州はそろいもそろって岩峰揃い。
見た目のインパクトが他の山域と全く異なっている異様なエリアですね。
どの山もアカヤシオとの競演が素晴らしいです。
大ナゲシや碧岩は決して易しくはないので、
鹿岳、三ツ岩岳あたりからスタートしてはいかがでしょう。
時間・距離は短いですが、満足度の高い西上州です。
hirokさん、こんばんは!
ご自分でも言われてますが、ホント中身が濃い山業ですね〜
アカヤシオのピンクも一際濃く見えますし
しかし、綺麗な花には棘があると言いますが、見るだけでも
とんでもない所まで登らなければならないのですね
どうも自分には不向きな、高嶺の花って奴でしょうか!
連休を気ままにエンジョイしているようですが、連チャンとは
気ままな学生さんのようですね
どんな冒険をされたのか!?連ドラを見ている気分です
期待してますので!
tailwindさん、おはようございます
西上州は岩あり、ルーファイあり、人とはほとんど会わずで、
他にはない独特のエリアです。
アクセスも非常に悪いので、山ガールには出会うことはないですね
アカヤシオは急峻な岩ほど生息にあっているようで、
何とも健気に見えます
岩好きのtailwindさん、長野県からも一応アクセスできますので、
来年のGWはいかがですか?
まさにご指摘の通り、学生のような休日の過ごし方ですね。
この1週間は何と4日も山に足を運んでしまいました。
でも学生時代はテント泊はあっても、車中泊はしていなかったですが
出撃回数が増えるにしたがって、質素な山行を心がけてます
hirokさん、こんにちは。
西上州の高い所か、日光方面とコメントをして
ずばりとおっしゃっていましたが、今回が西上州の高い所で
次が日光だったのですね。
確かに、ずばりだ
昨年歩いたこのコース、自転車での激下りも含めてとても
記憶に残っています。大ナゲシと宗四郎山は再訪したい
ピークでした。大ナゲシのピラミダルな姿、いいですよねえ。
そして、宗四郎山も写真の通り、きれいな三角錐ですし。
登りの沢沿いの道、昨年はタップリと雪が残っていて、一部は
雪渓歩きのようでしたが、今回はなかったでしょうか?
今年はどこも雪解けが早いといった話が多いですね。
アカヤシオはやはり裏年な感じだったでしょうか。
youtaroさん、こんばんは
まさか2つも言い当てられるとは、びっくりですよね
でもGWの西上州は混雑知らずで、やめられません。
確かにインターから遠いですし、周回するのが難しいので、
人が少ないのも納得ですが。
今回も赤岩岳、大ナゲシ、六助ノ頭、宗四郎山、大山と
いずれも尖った格好いい山です。
山頂ごとに眺望が楽しめるのも、私が気に入っているポイントです。
昨年は2月の大雪の影響でしょうか、今年は全く雪はありませんでした。
よって、ハナネコノメも見当たらず。
沢沿いの登山道もルーファイしながら渡渉、これも慣れると楽しいです。
アカヤシオ、この山域の例年がわかりませんが、ずっと咲いているものの、
花をつけている芽は少なかったと思います。
それでもさすが西上州、十分楽しめました
赤岩岳でお会いした者です。
テープが役に立ってよかったです。
よろしくお伝えくださいと連れが言っておりました!
この辺の山は見事な三角形がやたら多いのが不思議です
カモシカ可愛いですね♪
それにしてもほぼ週1ペースで距離も歩かれてるんですね〜。
hirokさんなら赤岩尾根→両神山→梵天尾根でも軽くいけそうです。
機会があったら是非縦走してみてくだださい!
kirakirakiraさん、こんばんは
連れの方に、こちらこそよろしくお伝えください。
西上州、独特の雰囲気のあるエリアですね。
見事な山容に惚れ惚れするばかりです。
アカヤシオと紅葉の季節は外せないなあと思っています。
何とか週1回は山に出撃したいと思ってます。
でもあまりハイグレードな所は技術が追い付かないです
赤岩尾根、レコを見ているだけでもお腹いっぱいです
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