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記録ID: 626637
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雪山ハイキング
尾瀬・奥利根

【期間限定】至仏山〜尾瀬ヶ原〜鳩待峠逆走

2015年05月02日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.2km
登り
818m
下り
820m

コースタイム

日帰り
山行
4:50
休憩
1:00
合計
5:50
6:40
90
8:10
8:10
50
9:00
9:30
70
10:40
11:10
80
12:30
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
午前5:45で鳩待峠満車看板掲示のため、手前の戸倉第一Pに駐車。下山後の12時過ぎでも満車にはなっていませんでした。
コース状況/
危険箇所等
赤リボン、トレ−スが明瞭、人が多いので比較的安心ですが、至仏山→山ノ鼻は踏み跡がたくさんあるので、指定外の沢に入り込まないように注意が必要。
その他周辺情報 鎌田にある寄居山温泉「ほっこりの湯」(550円)に立ち寄り湯。洗い場が6つくらいしかない小さな温泉なので、団体さんが入るとあっという間に混雑になりそう。
戸倉第一P〜鳩待峠までは乗合タクシーがどんどん出ていますが、定員にならないと出発しない…。それを見れば快晴!
戸倉第一P〜鳩待峠までは乗合タクシーがどんどん出ていますが、定員にならないと出発しない…。それを見れば快晴!
既にたくさんの登山者、スキーヤー、ボーダーが準備を始めています
既にたくさんの登山者、スキーヤー、ボーダーが準備を始めています
期間限定逆走コースの始まりです。ちゃんと「登山届」を提出しました。これだけで気持ちが引き締まります。
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期間限定逆走コースの始まりです。ちゃんと「登山届」を提出しました。これだけで気持ちが引き締まります。
しばらくは白樺の中を赤リボンに従って登っていきます。積雪は、1〜1.5m位。
しばらくは白樺の中を赤リボンに従って登っていきます。積雪は、1〜1.5m位。
天気予報では晴れ間は短い時間のようだったが、周りには雲ひとつない絶好の登山日和。
天気予報では晴れ間は短い時間のようだったが、周りには雲ひとつない絶好の登山日和。
左が小至仏山、右が至仏山。まだ先は長い…
左が小至仏山、右が至仏山。まだ先は長い…
至仏山ブルー? 樹木の白と空の青さのコントラストがサイコー!
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至仏山ブルー? 樹木の白と空の青さのコントラストがサイコー!
オヤマ沢田代付近を通過中。この時点で1時間30分くらい。景色はきれいだが、ほとんど雪面なので変化が少なく、疲れも出てきて地味につらくなってきた。
オヤマ沢田代付近を通過中。この時点で1時間30分くらい。景色はきれいだが、ほとんど雪面なので変化が少なく、疲れも出てきて地味につらくなってきた。
尻セードで楽しんだ後を発見。私は山ノ鼻下りで楽しむ予定。
尻セードで楽しんだ後を発見。私は山ノ鼻下りで楽しむ予定。
振り返れば、鳩待峠がだいぶ下のほうに見える。だいぶ高度を上げてきました。
振り返れば、鳩待峠がだいぶ下のほうに見える。だいぶ高度を上げてきました。
小至仏山が目の前に。今日は小至仏山にはいかないので、トラバースルートを選択します。
小至仏山が目の前に。今日は小至仏山にはいかないので、トラバースルートを選択します。
小至仏山トラバース通過中。トレースはしっかりしているので踏み外さないように注意して歩きます。初心者なので軽アイゼン(6本)は常時装着しました。
小至仏山トラバース通過中。トレースはしっかりしているので踏み外さないように注意して歩きます。初心者なので軽アイゼン(6本)は常時装着しました。
遠方から眺めたときはわずかな距離と思っていたが、そうはいかなかった。既に2時間近く経過し、歩くスピードがちょっと遅くなりました。
遠方から眺めたときはわずかな距離と思っていたが、そうはいかなかった。既に2時間近く経過し、歩くスピードがちょっと遅くなりました。
振り返れば小至仏山と歩いてきたトラバースルートが。どんどん人が歩いてきます。
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振り返れば小至仏山と歩いてきたトラバースルートが。どんどん人が歩いてきます。
やっと到着。ここまで2時間20分でした(休憩20分くらい含む)。山頂は雪がありません。気を付けないと茶色の土で服や道具が汚れてしまいます。AM9:00ですが、既に数十人の方が休憩しています。
やっと到着。ここまで2時間20分でした(休憩20分くらい含む)。山頂は雪がありません。気を付けないと茶色の土で服や道具が汚れてしまいます。AM9:00ですが、既に数十人の方が休憩しています。
うーーー。どれがどの山だかわからない。
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うーーー。どれがどの山だかわからない。
眼下に見えるのは奈良俣ダム。正面は谷川岳です。
眼下に見えるのは奈良俣ダム。正面は谷川岳です。
これは何という山だろう???
これは何という山だろう???
尾瀬沼と燧ヶ岳。この雪山シーンが撮影したくてこの日を狙ってきた。辛かったけど登ってきた甲斐があった。
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尾瀬沼と燧ヶ岳。この雪山シーンが撮影したくてこの日を狙ってきた。辛かったけど登ってきた甲斐があった。
至仏山〜山ノ鼻への下りです。一気に800メートル下ります。途中、雪がなく、アイゼンを外して階段を下りていきます。
至仏山〜山ノ鼻への下りです。一気に800メートル下ります。途中、雪がなく、アイゼンを外して階段を下りていきます。
振り返れば既に山頂も遠方になってきました。
振り返れば既に山頂も遠方になってきました。
もう少しでまた雪面下り。よく見れば尻セード跡が…(お楽しみタイムまであとわずか)
もう少しでまた雪面下り。よく見れば尻セード跡が…(お楽しみタイムまであとわずか)
今日のこの時間のために持参したヒップそり。
今日のこの時間のために持参したヒップそり。
100メートルを2本くらいやりました。近くにいたカップルの登山者に笑われました(いい歳のオッサンですので…)。
100メートルを2本くらいやりました。近くにいたカップルの登山者に笑われました(いい歳のオッサンですので…)。
激下り中!!!
尾瀬ヶ原が近づいてきました。
尾瀬ヶ原が近づいてきました。
山ノ鼻の登山口までやってきました。雪山シーズンは階段ではなく、右側からのルートから下ってきます。
山ノ鼻の登山口までやってきました。雪山シーズンは階段ではなく、右側からのルートから下ってきます。
このシーズンだけの特権。尾瀬ヶ原歩き放題(ただし、踏み抜き、川に注意)。
このシーズンだけの特権。尾瀬ヶ原歩き放題(ただし、踏み抜き、川に注意)。
ここから見る至仏山はそれほど高低差があるようには見えませんがねえ。2度目でしたが疲れました。
ここから見る至仏山はそれほど高低差があるようには見えませんがねえ。2度目でしたが疲れました。
こちらは至仏山登山口の注意書き。
こちらは至仏山登山口の注意書き。
山ノ鼻で30分ほど休憩し、鳩待峠まで戻ります(ビジターセンターに寄りたかったが冬季閉鎖中。残念)。団体さんに遭遇。スノーシューを装着していたようでその合間を縫ってお先に失礼。
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山ノ鼻で30分ほど休憩し、鳩待峠まで戻ります(ビジターセンターに寄りたかったが冬季閉鎖中。残念)。団体さんに遭遇。スノーシューを装着していたようでその合間を縫ってお先に失礼。
林間を進んでいきます。鳩待峠までの3.3劼料鞍召老梗个發覆、ズンズン進んでいきます。
林間を進んでいきます。鳩待峠までの3.3劼料鞍召老梗个發覆、ズンズン進んでいきます。
途中、こんなところもあります。気温上昇で雪は緩んでいますが、それでもアイゼンは何とか効いている状況です。
途中、こんなところもあります。気温上昇で雪は緩んでいますが、それでもアイゼンは何とか効いている状況です。
右手を見ると、小至仏山と至仏山の姿が。ルートもよく見える。楽しかったなあ。
右手を見ると、小至仏山と至仏山の姿が。ルートもよく見える。楽しかったなあ。
最後30分間の登り返しは修行でしたが、途中、小刻みに休憩をとりながらヘロヘロで戻ってきました。
最後30分間の登り返しは修行でしたが、途中、小刻みに休憩をとりながらヘロヘロで戻ってきました。
今日も無事に登山を終えることができました。乗合タクシーがちょうど出るところで、鳩待山荘に立ち寄ることもなく、あわただしく戸倉第一Pまで戻りました。
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今日も無事に登山を終えることができました。乗合タクシーがちょうど出るところで、鳩待山荘に立ち寄ることもなく、あわただしく戸倉第一Pまで戻りました。

装備

個人装備
軽アイゼン(常時使用) スノーシュー(出番なし)

感想

【交通状況】
・行き帰りとも関越道、国道120号線とも渋滞なし。
・駐車場は、AM5:40時点で鳩待峠満車の看板あり。係員の誘導により、戸倉第一Pに誘導。駐車率は10-20%程度でした。(下山後、午後1時くらいでも空きスペースがありました)

【鳩待峠〜至仏山】
・赤リボン、トレース、たくさんの人出で、迷うことなく歩けました。
・子至仏山トラバースは、人一人分の細いトレースなので歩の進め方に注意を払う必要がありますが、ゆっくり歩けば危険度は低いと思います。
・歩き始めて1時間で、暑さのために、着込んでいたソフトシェル、アウターを脱ぎ、長袖シャツ1枚となりました。周囲を見ると半袖の方もいました。(山頂付近は風があったのでじっとしているとちょっと肌寒い程度)
・山頂はAM9:00現在でたくさんの人がいましたが、写真撮影渋滞ほどまでは混雑していません。ただし、後方からたくさんの人が登ってくるのが見えましたので、時間を追うごとに混雑度が増してくるものと推察します。

【至仏山〜山ノ鼻】
・一部、雪のない所を通過します(10分程度)が、ほとんどは雪面です。
・GW限定の逆走下りは、ヒップそり体験もでき、堪能できました。大斜面でのヒップそりは距離稼ぎには申し分ありませんが、滑走しすぎると指定外エリア(カラ沢)に入ってしまいますので、ほどほどにしておくことがよいと思います。
・もう一つのアクティビティとして考えていた「スノーシュー」は行程のいずれの場面でも活躍するところがなく、ただの荷物になりました…

【山ノ鼻〜鳩待峠】
・3.3km、1時間10分が実測でした。
・前半は平原、後半は登り返しで、ラストでののぼり返しは疲れた身体に堪えました。
・雪は気温上昇でだいぶゆるんでいましたが、用心して全行程で軽アイゼンを着用しました。

【総括】
・このシーズン、天候を狙っての山行であり、すべてに満足度の高いものでした。
・この時期、日焼け止めは必須のようです。事前準備を怠ったために、真っ赤な顔になってしまいました…

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コメント

初めまして
途中でお会いしているようですね。
尻セード用のソリですか〜
少し傾斜があるところがあって、
私には怖くて出来そうにありません^^;
天気が良すぎて暑かったですね!
お疲れ様でした。
2015/5/5 15:23
Re: 初めまして
初めまして

おおむね同じ時間帯に通過しているので、どこかでお会いしていたかもしれません。
今回はヒップソリがやりたくて、至仏山までやってきたといっても過言ではありません(笑)
最初はちょっと怖かったのですが、コツをつかむ(ちょっと仰向けになる)と上手く滑れるようです。ただし、曲がれないので、スピードが乗りすぎるとちょいと恐怖心を感じます。
レインズボンをはいていなかったので、気づいた時にはお尻がびちょびちょになっていました。
来年もこのシーズンに訪れたいと思える山行でした。
2015/5/5 19:06
プロフィール画像
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