那須登山というより冬の三斗小屋露天風呂

2023年12月09日(土) ~ 2023年12月10日(日)

• GPS: 10:12
• 距離: 12.6km
• 登り: 1,014m
• 下り: 997m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:11
• 休憩: 0:53
• 合計: 5:04

12:12 峠の茶屋駐車場
12:14 12:16 登山指導所・登山ポスト
12:38 12:47 中の茶屋跡
13:22 13:25 峰の茶屋跡避難小屋
13:28 13:33 硫黄鉱山跡
13:53 13:53 無間地獄
13:59 13:59 姥ヶ坂
14:19 14:46 姥ヶ平
16:26 16:33 沼原分岐
17:16 三斗小屋温泉煙草屋旅館

2日目

• 山行: 4:09
• 休憩: 0:52
• 合計: 5:01

7:50 三斗小屋温泉煙草屋旅館
9:18 9:23 源泉で小休止
9:42 9:52 隠居倉
10:40 10:49 熊見曽根
10:58 10:59 朝日の肩
11:06 11:12 朝日岳
11:18 11:20 朝日の肩
11:37 11:42 恵比寿大黒
11:58 12:06 峰の茶屋跡避難小屋
12:31 12:35 中の茶屋跡
12:45 12:47 登山指導所・登山ポスト
12:51 12:51 峠の茶屋駐車場
12:51 ゴール地点

●冬の雪見露天風呂に行こうと学生時代の旧友二人に声をかける。一人は岩もやってたN君、もう一人は最近山を再開した腹の出たラガーマンT君。
●予想時間は、1日目3時間2日目4時間半だったが、姥が平からの道がまさかのノートレース＆ひざ下ラッセル。2日目、山再開のラガーマンはスピードがでず、で予想タイムをオーバー。ちょっと反省点もありました。

●一日目、姥が平までは順調に進行。稜線に風がないのは初めて。姥が平のベンチ&テーブルで再会祝いビール乾杯。余裕余裕。が、ひょうたん池分岐からトレースなくなる。え？あるのは、キツネかウサギのような足跡。さらにその先にはクマのような大きなものも。もう冬眠してると思うが・・・
●だんだん積雪も増し、トレースがないのでひざ下でも先頭はそれなりに抵抗あり。姥が平下分岐の先で赤テープ見失い道間違え20分ほどロス。
●山再開のT君の速度が落ち、N君に先に宿へ行ってもらい二人でゆっくり進む。沼原分岐でヘッドランプ付け、最後の踏ん張りで17時に煙草屋さんへ着く。
●煙草屋のご主人から、冬はあっちに言っちゃダメ、とのお話。どうもすいません。
●温泉は夜の露天風呂を楽しむ。星空あり。上がって着替えるのは寒かったけど宿に帰るとポカポカして温泉効果抜群です。翌朝は、今日が年内最終日で6:30で終了だったのですが、入りたさそうな僕たちに「じゃあすぐ入って」とおっしゃる。もう更衣室をくぎ付けしたので風呂脇でマッパになり入る。ありがとうございました。

●2日目隠居倉から朝日へ。こっちもご主人からお勧めしません、と言われるが時間もあるし予定通り出発。
●昨日下った人がいるのでトレースあり。日陰を進むのでもっとガチガチかと思ったが気温が高いのかやや緩み気味。階段も多く凍ったら怖そう。特に下りは怖い。
●隠居倉が壁のように立ちはだかり急登続くが、右側から尾根にとりつくとなだらかになり立派な山頂につく。
●隠居倉からその後の縦走路が見えなだらかな登り下りで朝日岳まで行けそうだ。
●所々、右側が露頭地のやせ尾根もあるので注意。
●那須主脈でも風はそれほどでもなくこんな風のない那須は初めて。
●山再開T君は腰に来たらしくピッチ上がらず、時間はあるけど降りてからのビールが大事なので茶臼はやめて下山。
●峰の茶屋手前で、撤収してきた煙草屋のご主人ら二人と合流。いろいろお礼を言って別れました。

　

天候

1日目　快晴、2日目　晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　東北自動車道那須IC下車　県道17号で登山出発点へ。帰りはその逆方向。
　この日、道路や駐車場の積雪は、峠の茶屋駐車場の周辺に少しありますがノーマルで何ら危険なく行けました。日ごと変わるでしょうけど。
　那須岳周辺のライブカメラに、峠の茶屋駐車場と大丸温泉の駐車場が見れますので是非確認してください。混み具合も確認できます。
　ロープウェイ営業が10日までなので11日から大丸温泉から通行止めになります。

コース状況／危険箇所等

●登山口から15分ほどは10，20�冂�度積雪の低木帯の山道
●以降峰の茶屋、茶臼トラバース路、牛ヶ首からの下りは雪の影響なし
●姥が平から積雪増大、三斗小屋手前の峰の茶屋から下りとの合流点まで踏み跡なし。20~50�冂�度ひざ下ラッセル。赤テープ頼りにルート確認必要。
●小屋から隠居倉：10から20�冂�度積雪、日陰なので所々凍る。踏み跡あり。
●隠居倉から朝日岳：吹きさらしの尾根道。2，3か所南側崩落地。雪の影響ほぼなし。
●朝日岳から峰の茶屋：雪の影響なし。剣ヶ峰も巻道使用。

その他周辺情報

●宿泊の煙草屋さんは11月末で営業終了、12月は1週目2週目土日のみ営業。毎年変わるかもしれないのでHP確認のこと。
●IC降りて登山口までコンビニ3軒。またスーパーダイユーというのが少し奥まったとこにあります。今回はダイユーさんで買出し。
●帰りに『道の駅』に寄る。広い中、施設が分散してるので使いづらかった。
●鹿の湯。500円でお得な伝統の温泉。今回は寄らず。

写真

12/9 11:23

立ち寄ったスーパーから茶臼岳と朝日岳

12/9 12:39

峰の茶屋への登り、魚眼のような景色が好き

12/9 12:39

左の茶臼岳斜面

12/9 13:39

硫黄鉱山跡から三倉山、流石山

12/9 13:50

茶臼岳トラバース路に入り無間地獄の噴気

12/9 14:35

姥が平からの茶臼岳が一番好き。もっと雪があればよかったのに。

12/9 14:54

姥が平からトレースなくなり獣の足跡。キツネかウサギか。クマのような大きな足跡もあった。

12/9 15:08

姥が平下の沼原への分岐。ここからさらに積雪増大で軽くラッセル。トレースやはりなし。

12/9 16:04

予想より1時間以上遅れ、日没間近に。

12/9 16:34

同行T君はヘッドランプ。N君には先に小屋へ行ってもらう。

12/9 17:08

夕食直前に到着。5分だけぬるめの方に入る。

12/9 17:18

夕食は太鼓で合図

12/9 17:19

大広間で8組20人ほどで夕食

12/9 17:26

お肉おいしい。ご飯も味噌汁も。

12/9 19:14

夜、露天風呂へ。部屋に帰ってもすっごくあったまりました。

12/10 6:54

今日で営業終了。すでにお湯抜きや更衣室撤収準備のなかご厚意で数分入れてもらえました。

12/10 6:54

露天風呂から朝日の流石山、大倉山

12/10 6:56

露天風呂からの帰り煙草屋さんを一枚

12/10 9:09

隠居倉への登り、その先で尾根にとりつく

12/10 9:46

隠居倉から那須主脈。三本槍から朝日岳。風弱いです。

12/10 10:08

右に切れたところを慎重に通る

12/10 11:20

朝日岳が最後。帰りの時間を考え茶臼は中止しました。

撮影機器：

FinePix S1 富士フイルム

AQUOS sense7 SH-53C docomo シャープ

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着(ダウンとセーター） 雨具 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ スパッツ 感染防止用インナーシュラフと枕カバータオル

共同装備

コンロ 燃料

感想

toshiij

●まずは、12月の那須の姥が平から三斗小屋温泉の道。これほど雪多いとは、人が通らないとは・・・確認不足でした。
　積雪は、ほぼひざ下。時々太ももくらい。両手ラッセルはありませんがそれなりに抵抗あり。今年の積雪は少ないのか例年通りかわかりませんが1月2月はもっと深くなるでしょう。
　それと赤テープ豊富ですが1ヵ所、ちょっと見失う位置にテープがありました。本記録のコーストレースで迷った部分見えますのでご参考に。
●昔のワンゲル仲間も山を再開する人が出てくると元の体力や山の感覚を取り戻すのに時間かかります。トレーニングや新しい知識もつけないとだめですね。