藤倉山と荒倉山

2023年12月10日(日) [日帰り]

• GPS: 03:53
• 距離: 8.4km
• 登り: 876m
• 下り: 843m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:56
• 休憩: 0:35
• 合計: 4:31

距離 8.4km 登り 876m 下り 872m

8:31 二口登山口
9:52 10:22 藤倉山
11:22 二口登山口
12:32 12:37 荒倉山
13:02 ゴール地点

写真

12/10 8:17

姥ヶ岳まで様子見登山の予定で出発するも月山道に差し掛かると小雨がぱらつき「こりゃいかん」と山形100名山未踏だった藤倉山に急遽予定を変更しました。

12/10 8:21

冬山を登る気満々でスノーシュー、12本爪アイゼン、ピッケル、ダウン、バラクラバ、ツエルト、ゴーグル等の冬装備と　ほんの一握りの勇気と希望をリュックに詰め込んでパンパンになってましたが

12/10 8:25

それ等を抜くと「クシャおじさん」の様にしぼんでしまいました。

12/10 8:26

今日もスパ長で登ることにします。藤倉山はヒルが出没するとのことで　この季節、いないとは思いますが念のために長靴の紐をふくらはぎがうっ血する位まで締め上げます。

12/10 8:30

駐車場すぐ脇の入口からスタートします。いいポジションに駐車することが出来れば駐車場から5秒で登山口に入れます。

12/10 8:33

登山道は中腹までは斜度もそれ程でもありません。快適に登れました。

12/10 9:01

途中で　いっぷく平

12/10 9:07

こもれび平　と何とも微笑ましいネーミングの休憩地点を通過していきます。この辺まではこう言っては何ですが余裕でした。

12/10 9:12

山頂まで残り1km程度で藤倉山が全容を現します。残りの歩行距離、標高差を勘案すると共に低山とは思えないほどのその堂々たる山容を目の当たりにして確信します。

12/10 9:15

「これ、きついやつだ」山形100名山でも90以上登ればこれ位のことは見るだけで理解できるようになりました。

12/10 9:25

案の定、掴まらなければ登れないような所も一部あり、何よりこの界隈の山の特徴「滑り」も最上位クラスでした。

12/10 9:32

前夜に雨が降ったこともありますがスパ長でもズルッといくところがあり　雨の日に普通の登山靴で行くのはやめたほうがいいと思いました。

12/10 9:34

看板の仰るとおりです。
しかしながら登攀用のロープや

12/10 9:34

落ちると本当にまずそうな所に滑落防止用のロープが登山道中に張り巡らされており　関係者の方の尽力によって安全に登ることが出来ました。ありがとうございました。

12/10 9:52

ヤマレコでは山頂扱いで三角点もあるところに着きましたが特に景観はありません。その代わりに「藤倉山山頂200m」の標識があります。
「ここは本当の山頂ではない」

12/10 9:52

まるで冒険映画のクライマックスの様な含みを持たせた標柱、行かなければ一生後悔しそうです。駆け出します。

12/10 9:54

月山で踏ませて貰えなかった雪がお出迎えしてくれました。ガンガン踏んでいきます。

12/10 9:58

「真の山頂」に到達しました。そこには

12/10 9:58

日本では初めてみるスタイルの女子トイレと

12/10 10:05

庄内の海が待ってました。

12/10 10:06

行程、標高差はそれほどでもないですが登頂の際の達成感は高いものがありました。

12/10 10:45

尾根にはこの様な愛称がつけられているようで

12/10 10:31

帰路は登り以上に細尾根、急斜に注意を払い慎重に降りました。

12/10 10:24

そんな中でも晴れていれば日本海を望む素晴らしい景観を見ながら下山できることと思います。

12/10 11:23

無事下山しました。すっかり気をよくしてこれまた未踏の荒倉山へ移動します。

12/10 12:01

油戸側の登山口付近、電波塔近向かいの空き地のような所停めさせてもらいましたが停めていいかどうかはわかりませんでした。

12/10 12:04

そこから数分歩いて登山道入り口に到達します。

12/10 12:07

登山道は山頂まで常に広い道幅、なだらかな路面、緩い斜度で危険は皆無、よく整備された遊歩道といった感じでした。

12/10 12:12

一カ所だけ倒木が道を塞いでましたが容易にくぐれます。ただし自分は通過の際、ワンテンポ早く立ち上がった為、幹に頭をしこたま打ち付けました。

12/10 12:18

倒木箇所を除き、許可さえ貰えれば行雲流水さんなら山頂まで自転車で行って帰ってくるのではないか　そんなことを彷彿させるほど快適な道でした。

12/10 12:33

山頂は大きな広場となっていてゆっくり寛げます。特に家族や仲間で行くのに最高といった感じでした。

12/10 12:46

帰路、「いや、行雲流水さんならばあの程度の倒木は自転車を横スライディングさせながらくぐってくるはずだ」そんなことを考えながら家路につきました。

撮影機器：

Pixel 6a Google

感想

yamano3

藤倉山、荒倉山　厳しさでいえば両極の山といった感じでした。名前を交換すると案外しっくりくるかもしれません。

コメント

行雲流水

長距離の車移動お疲れ様です。そしてやまがた百名山、ゴールが近づいてきましたね。yamanoさんのことだからフィナーレのストーリーもすでに綿密に考えているのでしょうね。
荒倉山、のどかな春の日に歩くと気持ちよさそうですね。ちなみにわたしが自転車で走ったら倒木に激突し、体が木に残り自転車だけが疾走するという、漫画のようになるのこと間違いありません。

yamano3

ご謙遜を。ただ、万一自転車が自走する事態に陥っても暫くは単独で走っていける、そんな印象を持ちました。
山100プラン、以前とある方から「あなたの登山はサンダルで富士山を登る外国人のそれに似ている」と評された位なのでかなりノープランであります（笑）