【奥熊野】和らぎのオハイブルー
- GPS
- 07:37
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 917m
- 下り
- 917m
コースタイム
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 7:32
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
写真
感想
次に尾鷲を訪れる時は必ず行きたいと思っていた九鬼・オハイ。
最近はインスタでの投稿もよく見かける有名なスポット。
空気の澄んだ冬の晴天の日を狙って来年辺り行こうと予定していた中、
お誘いの連絡が有りこの日となった。
勢和多気ICを通過し紀勢自動車道に入ると霧が出始めた。
大内山を過ぎた辺りからは、前の車のテールランプが霞んで見えなくなるほどの
濃霧が発生するが、待ち合わせ場所は快晴との連絡が有りホッとする。
311号線から九鬼港に下る道路が通行止め。迂回してJR九鬼駅の前を通って
駐車地に到着。
暫くすると続々と車が到着する。さすが有名スポットだ。
まずは頂山を目指し出発。
階段を上り直ぐに看板が有りその方向に進むと石垣の壁が現れる。
何段にも棚状になっている場所もあり、当時の繁栄していた情景を想像してみるが、
どんな生活をしていたのか、何処に何が有ったのか、想像もつかない。
タイムマシーンが有ったら行って見たいものだ。
石垣地帯を抜け暫く進むと林道に出た。その先は植林地帯を伐採した跡なのか
禿山が広がる。
その伐採跡にルートがあり登って行くと南側の湾、瀬元鼻が眼下に広がる。
その禿山に1本だけ木が残されていて、明らかに杉とは違う何かの樹木だ。
近づいて見ると「頂の一本桜」の看板が。山桜なのか不明だが植林地帯で
成長したのか、その枝は天に向かって真っすぐ伸びている。
春になればどんな姿を見せるのだろう。
そこから頂山は数分で到着した。
展望の無いピークだが二等三角点がある。昔は見晴らしが良かったのか。
頂山から、はかりかけ岩までは30分弱で到着。そこからは展望が広がっていた。
その展望を眺めながら少し休憩してオハイを目指す。
古田キャンプ場に到着。看板が有り第2魚見小屋が直ぐ近くなので寄ってみる。
そこからは標高が下がり、潮の目まではっきり確認できた。
朽ち果てた小屋の中にはダイヤルの無い電話機が1台置いてあった。
いつの時代まで使用していたのだろう。
そこからオハイまでは約30分。オハイ分岐の看板から下って行くと、
晴天の青空と熊野灘の海が煌めき、オハイの何とも綺麗な絶景が広がっていた。
今日の尾鷲は快晴の21度。文句の付けようのないオハイ日和だ。
この絶景の前で今日は長めの1時間半のランチタイムとする。とても贅沢な時間だ。
この場所で何十年、何百年前の人々も同じ景色を見ていたのだろう。
昔の人の生活は今より質素だったと思う。でも今以上に綺麗な自然を眺め
生活出来る事は素晴らしいと思うのは現代に生きている人間だからなのか。
ふと考えさせられた。
ランチタイムを終え帰路に就く。
途中、殿浜まで降りて見る。オハイ程ではないが雰囲気の良い、
大きな岩で形成された浜だ。
九木港沓埼灯台まで足を運ぶが、そこからの展望は全く無い。
帰りは民家の細い路地を通り、九鬼漁港の横を通り過ぎ駐車地まで戻った。
ず〜っとぼーっとできる浜辺で過ごす時間がなによりでした。
オハイブルーの綺麗さにも感動できる素晴らしい場所。
たどり着くまで少しかかるのがネックですが、それに見合う素敵な時間を満喫できるとてもよい場所です。
観光地として紹介されはじめてるのかやはり人は多かったですね。
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