霧島の霊峰 高千穂峰(1574m) 九州の山旅 四座目

2015年04月29日(水) [日帰り]

• GPS: 03:44
• 距離: 7.3km
• 登り: 663m
• 下り: 652m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:03
• 休憩: 0:42
• 合計: 3:45

5:19 高千穂河原
5:24 5:25 霧島神宮古宮址
5:38 5:39 高千穂峰登山道・自然探勝路分岐
5:55 5:55 森林限界
6:29 6:29 御鉢
6:49 6:50 脊門丘（鞍部）
7:15 7:45 高千穂峰
8:02 8:03 脊門丘（鞍部）
8:10 8:10 御鉢
8:31 8:31 森林限界
8:42 8:43 高千穂峰登山道・自然探勝路分岐
8:52 8:56 霧島神宮古宮址
8:59 9:02 高千穂河原ビジターセンター
9:04 高千穂河原

天候

ガスのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

霧島神宮からだと県道480号線で高千穂河原を目指します。ここのビジターセンターに駐車しました。駐車料金は500円です。係員がおられるのは8:30から17:00頃ですが、駐車場は24時間開いています。早朝に登山される方は降りてきてからの駐車料金の支払いとなります。

コース状況／危険箇所等

途中、御鉢めぐり後に高千穂峰を目指しますが、韓国岳と異なり木々がほとんど無いところを歩きますので、強風の時はやめた方がよいと思います。
前日にビジターセンターに行ったとき、ずぶぬれになって途中で引き返して来られた若いカップルもおられました。センターの方も、悪天候の際には途中で引き返すことは多いと言われていました。
また、ザレ場が多いので、下りは速いものの滑りすぎて手をつくこともしばしばありました。手袋は必須です。下りの最初に手袋をしてなかったので、薬指、小指に擦り傷を作ってしまいしました。

その他周辺情報

時間があれば、ビジターセンターに立ち寄り、霧島を紹介したシアターなどを見ると有意義です。霧島全体や火山活動の歴史について理解することができました。私は登山前日に見せていただきました。センターの方は霧島を愛するとても親切な方でしたよ。

写真

4/29 5:19

前日、道の駅　きりしまで21:30に就寝したので、2:30に目が覚めました。外を見ると星が出ている〜。やったー! フリーズドライの尾西の白飯にお湯を入れたのち、高千穂河原に移動。ここの駐車場には私の車しかなかったので、気兼ねなく朝食。
さあ、夜が明けてきたので、いざ、出発〜。

4/28 16:24

前日に行った高千穂河原ビジターセンターでの一コマ。ジオラマもいくつかあり、霧島への理解が深まります。

4/29 5:24

まずは、天孫降臨の護摩焚きがある場所、以前、霧島神宮があった場所にお参りしました。
センターの方によると、パワースポットの一つで、東京からも興味を持った方が来られるそうです。

4/28 15:38

前日に撮影させていただいた天孫降臨の斎場です。
確かにパワーが感じられるスポットでした。

4/29 5:25

登山道はこの階段下を右に進みます。かなり整備された道のようです。

4/29 5:34

石段も続きます。昔から信仰の対象となった山の雰囲気ですね。

4/29 5:44

見えたーと思ったのは、手前の御鉢という火口の稜線の一部なんですね。
でも青空も見え、前日の霧の韓国岳とは大違いで、ちょっと興奮ぎみ。

4/29 5:46

ザレ場をざくざく歩いていきます。

4/29 5:48

雲が流れる間に錦江湾なども見えます。

4/29 5:50

4/29 5:50

遠くに桜島の噴煙も見えました。

4/29 6:03

御鉢の斜面です。まさに噴火口の外壁という感じです。

4/29 6:04

時折、ガスが上がってきます。

4/29 6:05

斜面に大きな木はなく、遠くにはミヤマキリシマが広がっています。
手前は赤い斜面で、群落はまだできていません。

4/29 6:20

御鉢の内部です。如何にも火口という雰囲気です。
湖は形成されていません。

4/29 6:21

御鉢の稜線は尖っていますね。
風の強い日は歩かない方がいいですね。

4/29 6:21

時折、ガスが這い上がってきます。
とてもダイナミックな変化が刺激的でした。

4/29 6:21

4/29 6:21

4/29 6:24

ミヤマキリシマも新緑の季節ですね。

4/29 6:28

もう、花が咲き始めていました〜。

4/29 6:31

横から見るとかなりの角度の斜面ですね。

4/29 6:31

御鉢の稜線である馬の背というところを歩いていきます。

4/29 6:35

雲と同じ高さにいます。

4/29 6:36

高千穂峰の稜線です。
美しいラインがくっきり表れています。

4/29 6:39

裾野に雲海を従える高千穂峰。

4/29 6:39

あっ! 雲の向こうに頭を出したのは、昨日登った韓国岳に違いない!

4/29 6:39

桜島のズームアップ。
結構見えるんですね。

4/29 6:40

御鉢の稜線のザレ場を進みます。

4/29 6:45

振り返って、御鉢から韓国岳方向。

4/29 6:46

前方には高千穂峰の雄姿がはっきり見えました。

4/29 6:49

下界もはるか下に見えました。

4/29 6:49

脊門丘に到着。6世紀の欽明天皇の時、最初にここに社殿が造営されたそうですが、噴火で焼失。

4/29 6:50

御神体は高千穂峰ですね。

4/29 6:51

ここが、霧島神宮の起こりなんですね。
天孫降臨にふさわしい峰のような気もします。
高千穂には天岩戸があるので、天孫降臨は高千穂峰にした方がよいような気がします。まったく個人的な感想ですが。

4/29 6:52

ここで一息ついて、もう一度ミヤマキリシマの群落の緑に目をやります。

4/29 6:52

ザレ場の急斜面で生きています。

4/29 6:53

ミヤマキリシマか、それ以外のツツジなのか、不明〜。

4/29 7:00

御鉢にかかるガスもある意味美しい。

4/29 7:07

御鉢と韓国岳。雲が消えて全貌を現してくれるでしょうか。

4/29 7:12

西の方から雲が伸びています。

4/29 7:13

天の逆鉾が祀られている高千穂峰が見えてきました。

4/29 7:16

鳥居の向こうに青銅製の天の逆鉾が見えます。少し曲がっているのは火山の熱のせい？

4/29 7:16

4/29 7:16

霊峰　高千穂峰。しばらく滞在しました。

半袖、半ズボンで来るトレランの方も時々おられました。

4/29 7:19

宮崎側の雲海がかなり下に広がっています。
こんな雲の中に霧島連山が浮かび上がる光景を見て、
霧島という地名がついたのでしょう。

4/29 7:19

年季の入った三角点がありました。

4/29 7:21

桜島から韓国岳方面のパノラマ

4/29 7:50

今から御鉢に向かって降りていきます。

4/29 8:01

振り返って、朝日を浴びる宮跡。
ダイヤモンド高千穂峰？!

4/29 8:12

韓国岳は、昨日は霧の中でしたが、今日は全貌を現してくれました。
手前に見えるのが、噴火で流れた跡が生々しい新燃岳です。

4/29 8:12

新燃岳のズームアップ。

4/29 8:05

御鉢の稜線には再び霧がかかっています。
天上と下界を分かつ道なのでしょうか？

4/29 8:50

降りる時、火星を歩いているようでした。
単に赤いからだからですが…。

4/29 8:11

霧の中に上をむいた猫？

4/29 8:49

新緑の林まで降りてきました。

4/29 8:54

古宮址です。

4/29 8:56

若干霧のかかる聖地。
この日の高千穂峰からは、雲海、韓国岳、桜島、さらには開聞岳もうっすら見えて眺望を楽しむことができました。

4/29 11:21

おまけ1-1>下山後、国道268号の道の駅ゆ〜ばる　のじりで昼食。
定食を頼むと、サラダは食べ放題とのこと、やったー!
車中泊で食事をしていると、野菜不足になるのでお替りまでしてむしゃむしゃ食べました。ゆずドレッシングもおいしかったです。ちなみにコーヒーもついています。

4/29 11:28

おまけ1-2>鳥南蛮もやわらかくておいしかったです。

4/29 18:28

おまけ2-1>その後、別府まで走り、市営　堀田温泉へ行って汗を流しました。入浴は210円とお安くなっていますが、石鹸、シャンプーは持参ください。休憩室もあってちょっとゆっくりできました。

4/29 19:45

おまけ2-2>夜はラーメンと焼き飯セットをKU-TAでいただきました。
半チャーハンとのことでしたが、チャーハンが余っていたのか、
フルチャーハンの量がありました。もちろんペロリといただきました。

4/29 20:28

おまけ2-3>ラーメン屋さんの向かいにコインランドリーがあったので、この旅二回目の御洗濯をしました。この日で5泊目です。

5/4 11:46

霧島のすばらしい思い出に浸りながら、一杯飲む用に、霧島という焼酎が珍しかったので購入しました。黒霧島はよく見るのですが、純　霧島　はめずらしいなと思いました。
霧島という文字の後ろにある山の絵は韓国岳と高千穂峰を描いているのでしょう。

撮影機器：

iPhone 5s Apple

RICOH PX リコー

感想

kawaken1

昨日の韓国岳登山では頂上からの眺望を楽しむことはできなかったので、この日の高千穂峰からの眺望に望みを託しました。雲海や霧も見ることができましたし、韓国岳、桜島なども見ることができ、霧島を満喫できました。
霧島神宮、霧島連山、温泉、お人柄など、霧島というところが私のとてもお気に入りの地になりました。