大学サークル同窓生・甲州名山ツアーExtra:高川山(松葉入コース⤴、中谷入コース⤵)
- GPS
- 04:02
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 611m
- 下り
- 607m
コースタイム
天候 | 晴れ(稜線北側は冷たい季節風…) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・松葉入コース:上部は岩稜混じりの急登が連続、スライドするハイカーも多く、スリップ・落石注意 ・中谷入コース:この季節は中段まで落ち葉が厚く積もり、下降時は下に隠れた岩や路肩の穴などに足を取られぬよう注意 |
その他周辺情報 | ・都留市駅近くに大規模日帰り温泉「より道の湯」あり ・我々は尾県郷土資料館の男性スタッフのオススメに従い、秋田街道近くの「芭蕉月待ちの湯」利用(登山口から車で約15分;入館料720円〈JAF割有〉、露天風呂・サウナ・休憩室あり) |
写真
感想
大学サークル同窓生の忘年ツアー2日目、前夜の大宴会で心配された二日酔いもさほどではなく、寒さに震えつつ朝イチで露天岩風呂に入浴、我が脳もしっかり覚醒して、朝食後に宿代精算・チェックアウト。メンバー全員で玄関前にて記念撮影、所用のため一足先にお帰りの4名の同窓生との別れを惜しみつつ、再会を期して解散します。我が愚息を含めた2日目のハイキング参加の残り4名にて宿を9時過ぎ出発、昨日とは打って変わった冬晴れの下、霊峰富士や南ア・奥秩父の白銀の山々に眼を奪われながら中央道・笹子トンネルを快調に走り抜け、この日のターゲット・山梨百名山の高川山登山口近くの尾県郷土資料館に到着します。小生は5年前の冬、初狩駅からのコースを登り、大月方面へ尾根歩きの後、岩殿山へ登り返した経験がありますが、今回は駐車場の利用しやすい松葉入コースをチョイス。出発時に居合わせた郷土資料館のご主人からは、勾配の緩い中谷入コースを強く推奨されたものの、我々は先達のレコを参考に、急登の続く松葉入ルートを登り、山頂から中谷入コースを下る周回ルートとしました。
以降のコース中詳細は本文・写真キャプション記載の通り、往路では予想より遥かに多いハイカーと次々すれ違い、さすが人気のお山であることを実感。急登の連続に息を切らせつつ、お昼過ぎ高川山頂に到着すると、それまで樹々に隠れて見えなかった富士山の雄姿がいきなり眼前にドーン!お約束の素晴らしい景観に、一同感慨ひとしおです。岩ゴロゴロで比較的狭めの山頂には次々とハイカーのグループが登り着き、山名板での写真撮影や昼食場所の確保にも苦労する賑わいぶりです。周囲の大展望を楽しみつつ、ガスコンロでお茶沸かし暫しのランチ休憩、帰路は予定通りの中谷入ルートへ。こちらは勾配こそさほどでもないものの、つづら折れの小径には落ち葉がタップリと積もり、その下に隠れた石や路肩の溝に度々足を取られながら、苦労して下っていきます。登りのおよそ半分のタイムで登山口に降り立ち、偉容を誇るリニア実験線と見学センターを間近に見ながら、舗装道をそぞろ歩きして出発点の郷土資料館に午後2時前帰還。駐車場を使わせて頂いた御礼を兼ね、親切なご主人の案内も頂きながら資料館を見学、付近のおススメの日帰り湯を尋ねてみると、我々が当初計画していた都留市駅近くの「より道の湯」ではなく、少し距離はあるものの是非「芭蕉月待ちの湯」へ行くと良い、とのアドバイス。今回はご助言に素直に従って、小生にとってもお久しぶりの同温泉へ向かうと、入館料がリーズナブルな上に混雑もさほどでなく、館内施設も充実していて一行全員大いに満足。すっかりリフレッシュして午後4時過ぎ出発、お決まりの小仏渋滞+事故渋滞を走り抜け、午後6時過ぎに解散場所の京王線・調布駅へ帰り着きました。
コロナ禍を挟み約10年ぶりの開催となった今回の大学同窓ツアーは、参加メンバーの多くが「アラ還世代」となったこともあり、目的地の山々こそユルユルの低山中心の設定となったものの、温泉宿での酒盛り・懇談は大いに盛り上がり、昭和の昔の若かりし日々に想いを馳せつつ、久しぶりに旧交を温めることができました。今後は小生同様、メンバー各位もそろそろ現役リタイアする年頃にて、同窓会も下界での飲み会中心にシフトする一方、有志ハイキングの方は "アクティブシニア" の特権を活かし、平日の設定を考えても良いかも、と思われました。いずれにせよ、日頃のややこしい社会的しがらみや各々の身の上を暫し忘れられる、旧知の同窓生各氏との絆をこれからも大切にせねば、と改めて実感した次第です。
[2023年12月20日、satonao1記す]
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