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Yamareco

記録ID: 628713
全員に公開
雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

白馬大池でテン泊、白馬岳へ

2015年05月02日(土) ~ 2015年05月03日(日)
 - 拍手
y-urano その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
22:18
距離
17.6km
登り
1,525m
下り
1,522m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:16
休憩
0:00
合計
2:16
距離 3.4km 登り 604m 下り 87m
12:40
58
13:38
53
14:31
20
14:51
5
14:56
宿泊地
2日目
山行
4:59
休憩
1:29
合計
6:28
距離 14.2km 登り 920m 下り 1,435m
4:30
34
宿泊地
5:04
5:08
35
5:43
35
6:18
32
6:50
7:03
53
7:56
7:57
23
8:20
8:22
24
8:46
9:50
29
10:19
10:24
22
10:46
12
天候 5月2日快晴 3日晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
栂池スキー場無料駐車場
ゴンドラ-ロープウェー往復 3300円 荷物300円 
ロープウェー最終15:30
コース状況/
危険箇所等
栂池ヒュッテ-白馬大池 ヒュッテから天狗原上まで雪 白馬乗鞍付近は岩場歩き
白馬大池-白馬岳往復 つぼ足で行けました 八割ほど夏道 三国境上の雪面に注意
その他周辺情報 栂池温泉 栂の森 700円
11時過ぎに栂池に到着、先ずは20分ほどゴンドラに乗ってその後ロープウェーまで少し歩いて行きます。
すでに初夏の陽気です。
2015年05月02日 11:50撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/2 11:50
11時過ぎに栂池に到着、先ずは20分ほどゴンドラに乗ってその後ロープウェーまで少し歩いて行きます。
すでに初夏の陽気です。
ロープウェーに5分乗ってそこから栂池ヒュッテまで行って昼食ですが、暑いので先ずビールです。
今日は久々のテン泊です、24Kgのザックが重い。
2015年05月02日 12:09撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
5/2 12:09
ロープウェーに5分乗ってそこから栂池ヒュッテまで行って昼食ですが、暑いので先ずビールです。
今日は久々のテン泊です、24Kgのザックが重い。
広大な栂池自然園は雪の中、向こうに見えるのは白馬岳です。
遠いなあ・・・。
2015年05月02日 12:37撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
5/2 12:37
広大な栂池自然園は雪の中、向こうに見えるのは白馬岳です。
遠いなあ・・・。
コースはヒュッテ裏の丘をのぼっていく様です。
2015年05月02日 12:37撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/2 12:37
コースはヒュッテ裏の丘をのぼっていく様です。
12:40にヒュッテ先を出発、最初の登りが思った以上にきつい。
つぼ足で行きます。
2015年05月02日 12:47撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/2 12:47
12:40にヒュッテ先を出発、最初の登りが思った以上にきつい。
つぼ足で行きます。
20分ほどで天狗原付近まで登ってきました。
ここまで来ると傾斜がなだらかです。
トレースをたどったので、思った以上には足は沈みませんでした。
2015年05月02日 13:30撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
5/2 13:30
20分ほどで天狗原付近まで登ってきました。
ここまで来ると傾斜がなだらかです。
トレースをたどったので、思った以上には足は沈みませんでした。
振り返った、北東に頸城連山です。
焼山、火打山の先に妙高ですね。
2015年05月02日 13:32撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
5/2 13:32
振り返った、北東に頸城連山です。
焼山、火打山の先に妙高ですね。
南側には手前から唐松、五竜、鹿島槍
2015年05月02日 13:32撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 13:32
南側には手前から唐松、五竜、鹿島槍
天狗原の看板でスキーヤーが昼寝しています。
気持ちよさそう。
2015年05月02日 13:37撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 13:37
天狗原の看板でスキーヤーが昼寝しています。
気持ちよさそう。
ここから250m程登った所が白馬乗鞍岳です。
広いバーンでボーダーやスキーヤーばかりでした。
2015年05月02日 13:37撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 13:37
ここから250m程登った所が白馬乗鞍岳です。
広いバーンでボーダーやスキーヤーばかりでした。
ここもひたすら登ります。
2015年05月02日 13:52撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/2 13:52
ここもひたすら登ります。
斜度はこんな感じです。
2015年05月02日 13:52撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/2 13:52
斜度はこんな感じです。
山頂付近で南側にそれてしまったので夏道がわからず少し藪漕ぎをしてしまいました。
山頂付近一帯は夏道で大きなな石がごろごろして歩きにくい。
2015年05月02日 14:28撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 14:28
山頂付近で南側にそれてしまったので夏道がわからず少し藪漕ぎをしてしまいました。
山頂付近一帯は夏道で大きなな石がごろごろして歩きにくい。
あとは20分ほどひたすら夏道を下ります。
向こうに雪倉岳と朝日岳が見えてきました。
その手前に見える雪が大池です。
2015年05月02日 14:28撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 14:28
あとは20分ほどひたすら夏道を下ります。
向こうに雪倉岳と朝日岳が見えてきました。
その手前に見える雪が大池です。
大池を過ぎて天狗の庭方面の分岐近くの樹林帯近くをテン場として、竹ペグを持ってこなかったので、向こうの山の石を運びました。
2015年05月02日 16:05撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/2 16:05
大池を過ぎて天狗の庭方面の分岐近くの樹林帯近くをテン場として、竹ペグを持ってこなかったので、向こうの山の石を運びました。
風もあったりして設営に手間取りましたがなんとかできました。
2015年05月02日 16:03撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 16:03
風もあったりして設営に手間取りましたがなんとかできました。
雪倉岳、朝日岳が望めるロケーションです。
2015年05月02日 16:05撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 16:05
雪倉岳、朝日岳が望めるロケーションです。
さらに明日登る小蓮華も見えます。
2015年05月02日 16:05撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 16:05
さらに明日登る小蓮華も見えます。
ちなみに小屋付近にはたくさんテントがありました。
この日数えてみたら20張りほどありました。
2015年05月02日 17:14撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 17:14
ちなみに小屋付近にはたくさんテントがありました。
この日数えてみたら20張りほどありました。
縞模様の雪の平原です。
2015年05月02日 17:14撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 17:14
縞模様の雪の平原です。
縞だらけ
2015年05月02日 17:16撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/2 17:16
縞だらけ
気持ちいいほどの快晴です。
2015年05月02日 17:32撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 17:32
気持ちいいほどの快晴です。
夕日の雪倉岳
2015年05月02日 18:21撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/2 18:21
夕日の雪倉岳
3時半頃から酒盛り、夕食すでに眠くなってきました。
2015年05月02日 18:24撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/2 18:24
3時半頃から酒盛り、夕食すでに眠くなってきました。
東から月が上がってきました。
月明かりの夜になってしまって、星の瞬く夜空は拝見できませんでした。
2015年05月02日 18:23撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/2 18:23
東から月が上がってきました。
月明かりの夜になってしまって、星の瞬く夜空は拝見できませんでした。
2時過ぎから雷鳥が近くを鳴きながら歩き回って起こしてくれました。
4時半テントを残して白馬岳に向かって出発、朝日が下から出てきました。
とっても不思議な気分です。
2015年05月03日 04:54撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 4:54
2時過ぎから雷鳥が近くを鳴きながら歩き回って起こしてくれました。
4時半テントを残して白馬岳に向かって出発、朝日が下から出てきました。
とっても不思議な気分です。
先ずはすぐそこに見える船越の頭
2015年05月03日 04:58撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/3 4:58
先ずはすぐそこに見える船越の頭
蓮華の谷も日が差してきました。
2015年05月03日 04:58撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 4:58
蓮華の谷も日が差してきました。
モルゲンロートとまではいかないか・・
2015年05月03日 04:59撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 4:59
モルゲンロートとまではいかないか・・
大池から30分で船越の頭到着
2015年05月03日 05:03撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/3 5:03
大池から30分で船越の頭到着
眼下に栂池自然園
2015年05月03日 05:04撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 5:04
眼下に栂池自然園
白馬鑓が聳えますね。
この辺から東風がそこそこあって冷たく、フードをしながら登りました。
2015年05月03日 05:05撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 5:05
白馬鑓が聳えますね。
この辺から東風がそこそこあって冷たく、フードをしながら登りました。
小蓮華岳には鯨の背中を歩いて行くようです。
気持ちが良いです、まだ誰にも会いません。
2015年05月03日 05:05撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 5:05
小蓮華岳には鯨の背中を歩いて行くようです。
気持ちが良いです、まだ誰にも会いません。
ここから先が雷鳥天国でした。
船越の頭の東面に1組
2015年05月03日 05:06撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 5:06
ここから先が雷鳥天国でした。
船越の頭の東面に1組
直ぐ先の東の岩場にひなたぼっこのオス
2015年05月03日 05:14撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 5:14
直ぐ先の東の岩場にひなたぼっこのオス
付近に雌
2015年05月03日 05:14撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/3 5:14
付近に雌
船越の頭と小蓮華まで中間地点の比較的ながい雪面を登ります。
2015年05月03日 05:28撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/3 5:28
船越の頭と小蓮華まで中間地点の比較的ながい雪面を登ります。
今度は左の岩場に1羽いますね。
2015年05月03日 05:32撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/3 5:32
今度は左の岩場に1羽いますね。
ズーム!
2015年05月03日 05:32撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 5:32
ズーム!
今度は進行方向の雪道につがいがいました。
オスがこちらを威嚇してきました。
2015年05月03日 05:40撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 5:40
今度は進行方向の雪道につがいがいました。
オスがこちらを威嚇してきました。
雷鳥と戯れながら登ってきたら小蓮華岳到着です。
出発から1時間半少し。
2015年05月03日 05:42撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 5:42
雷鳥と戯れながら登ってきたら小蓮華岳到着です。
出発から1時間半少し。
ここから三国境までは夏道が続きます。
このあたりから下ってくる登山者がちらほらとであいました。
2015年05月03日 05:42撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
5/3 5:42
ここから三国境までは夏道が続きます。
このあたりから下ってくる登山者がちらほらとであいました。
夏道ですが霜が降りていて石が滑りました。
2015年05月03日 05:44撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
5/3 5:44
夏道ですが霜が降りていて石が滑りました。
ここからの白馬岳も良いですね。
2015年05月03日 05:55撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 5:55
ここからの白馬岳も良いですね。
その先には杓子、白馬鑓、唐松岳
2015年05月03日 05:55撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4
5/3 5:55
その先には杓子、白馬鑓、唐松岳
三国境からちょっとした雪の斜面を登ってあとは夏道が続きます。
岩場を越えたところでポーズをとっている雷鳥に遭遇。
2015年05月03日 06:40撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4
5/3 6:40
三国境からちょっとした雪の斜面を登ってあとは夏道が続きます。
岩場を越えたところでポーズをとっている雷鳥に遭遇。
はいポーズ!
2015年05月03日 06:40撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 6:40
はいポーズ!
雌がいましたね。
2015年05月03日 06:41撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/3 6:41
雌がいましたね。
2時間15分程で白馬岳山頂到着
2015年05月03日 06:49撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
5/3 6:49
2時間15分程で白馬岳山頂到着
すぐ下でクライマーが雪庇に乗っています。
2015年05月03日 06:48撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/3 6:48
すぐ下でクライマーが雪庇に乗っています。
その下枝尾根場に数組のパーティーが尾根に取り付いています。
ナイフリッジの上で雪が崩れたら・・・怖いですね。
2015年05月03日 06:59撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
5/3 6:59
その下枝尾根場に数組のパーティーが尾根に取り付いています。
ナイフリッジの上で雪が崩れたら・・・怖いですね。
とりあえず眺望を
2015年05月03日 06:48撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 6:48
とりあえず眺望を
北アルプス最深部、一番奥には黒部五郎
2015年05月03日 06:53撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 6:53
北アルプス最深部、一番奥には黒部五郎
剱立山ズーム
2015年05月03日 06:52撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 6:52
剱立山ズーム
槍、穂をズーム
2015年05月03日 06:53撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
5/3 6:53
槍、穂をズーム
猿倉から白馬大雪渓
2015年05月03日 06:53撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
5/3 6:53
猿倉から白馬大雪渓
さあこれで大池まで戻ってテントを撤収です。
名残惜しい気持ちのまま下り始めました。
2015年05月03日 07:07撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
5/3 7:07
さあこれで大池まで戻ってテントを撤収です。
名残惜しい気持ちのまま下り始めました。

感想

連休中の気温が高いので、ここは雪の上でテントを張って山に登ろうと思い、比較的すいていると思われる白馬大池から白馬岳のコースで行ってきました。

初日は白馬大池まで行くだけですので、昼にゴンドラに乗って栂池ヒュッテで昼食してから登りだす予定です。
ヒュッテでの生ビールの昼食が効いて、登りだしの急登は、初夏の様な陽気と重い荷物のため寡黙になって下ばかりを見ながら登りました。

あえいで上がった天狗原はスキー場になっていました。
登山をする人は少なく、ほとんどがボーダーやスキーヤーで若い人たちでびっくりしました。ヘリスキーの到着地点にもなっていました。
乗鞍岳への広大なバーンは景色も最高、雪もたっぷり、皆さん楽しんでいました。
こちらは重い荷物で沈まないよう、トレースに沿って登りました。

斜面を上がった乗鞍の広い頂上からは雪が消えて、歩きにくい大きな石の道が大池まで続いていて、これが雪面を歩いてきた感覚とは大違いで歩きづらく、風も無いので上からの太陽で暑さでむせかえるようでした。

大池に着くと早く来た皆さんは思い思いの場所にテントを貼っていました。
スコップを持ってきて風よけをつくったり、昼寝をしていたりのどかでした。
テントを張るときに風があって、自分のテント(アライ トレックライズ2)だとグランドシートの上にインナーテントをのせてフライで固定しなくてはならないのですが、滑りやすい雪面では風でグランドシートが飛んでいてしまったり、またポールをテントに差し込み際に風でテントが飛ばされそうで苦戦しました。
結局A君に手伝ってもらって張り終えましたが、最初に山から石を運んで固定してからからすれば良かったかなと反省でした。

テント泊の楽しみに一つに星空撮影できたが、月が明るくてだめでした。
夜中は雪面からの冷気の対策不足で、エア注入のマットと薄いアルミシートでは接地面が冷たくて失敗でした。貼るカイロをたくさん持って行ったのでこれでしのぎました。やっぱりウレタンマットにしておくべきだったと思いました。

またテント設営地付近は雷鳥の営巣地なのか、夜中鳴きながら周りをうろうろ歩いてくれて何度か目が覚めました。
まあこんな経験も良いかなと思いましたが。

翌日は早朝よりテント地を出発して白馬岳を目指しました。
モルゲンロートを期待したのですが、日の出時間帯は薄曇りになってしまって薄いオレンジのものになってしまいました。

小蓮華近くまでは誰にも会わず、たくさんの雷鳥夫婦に遭遇しました。
ペアリングの時期なのか、オスの雷鳥達は縄張り内への人間の侵入がおもしろくないようで威嚇してきました。

小蓮華から白馬岳までの1時間ほどのルートはまさに空中散歩の様で感激しました。
少し風がありましたが、北アルプスを北の端から眺めながら進む快適な稜線歩きは、白い雪と赤茶の夏道、ハイマツの緑と青空がマッチして素晴らしい眺めでした。

帰りは白馬大池から乗鞍岳の石のでこぼこ道だけが時間がかかったものの、雪の斜面は登山靴でのショートスキーの様に滑ってくれて、あっという間に栂池ヒュッテまで下りてこれました。
それでも2日目は距離も長かったせいかそれなりに疲れました。

こんな初夏の陽気の中、テン泊しての静かな白馬岳コースを巡れたのは幸運でした。来年以降もGWの登山がこれほど快適な気候になることはそうはないでしょうね。

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