寂黙山・一徳防山・編笠山（低山三座ほか北西南東タツガ岩も巡り旧友を追悼…） ��23050

2023年12月18日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.3km
• 登り: 775m
• 下り: 772m

コースタイム

9:28 岩湧ノ森第6駐車場出発 ー(7分)ー 9:37 行司河原分岐 9:38 ー(12分)ー 9:51 寂黙山取付 9:52 ー(33分)ー 10:28 寂黙山 10:39 ー(24分)ー 11:07 一徳防三角点 11:11 ー(11分)ー 11:23 一徳防山 11:26 ー(33分)ー 12:03 北タツガ岩分岐 12:04 ー(7分)ー 12:12 北タツガ岩 12:15 ー(11分)ー 12:28 横谷分岐 12:30 ー(13分)ー 12:45 西タツガ岩 12:51 ー(13分)ー 13:06 南タツガ岩 13:09 ー(13分)ー 13:26 東タツガ岩 13:30 ー(6分)ー 13:37 編笠山 13:40 ー(11分)ー 13:55 すぎこだちの道出合 13:56 ー(25分)ー 岩湧ノ森第6駐車場帰着 14:27

歩行時間：3時間39分（9:28〜14:27）
歩行距離：8．2��
登高速度：＋336m/h　−370m/h
累積標高：＋810m　　 −824m
消費エネルギー：1533kcal

天候

晴時々曇り
風：1〜3m/s、時々4〜6m/s
気温：出発時・2℃、山頂・5℃前後(13:40頃、体感)、下山時・3℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路：泉北 8:37 発　岩湧ノ森第6駐車場 9:15 着
復路：岩湧ノ森第6駐車場 14:51 発　泉北 15:27 着
　　　　　　　　　　　　　　　　　　延走行距離：38．4��

駐車場：
　岩湧ノ森第1〜第6無料駐車場のうち岩湧寺から最も離れた第6駐車場(≒10台)に駐車しました(先客1台)。便所はありません。最寄りの神納バス停までは3．1�劼曚瀕イ譴討い泙后�

アクセス路の通行規制：
　法面処理工事(R5.10.10〜R6.2.29)のために通行規制されていますが、本日(12/18)は交互通行で殆ど待ち時間なく通行可能でした。
12/19は通行規制するそうで、10:00〜12:00と13:00〜16:00が通行止めになるために行司河原分岐から天見方面へ迂回する必要があります。それ以降の通行規制は詳細不明です。

コース状況／危険箇所等

道の状況：
　タツガ岩(北・西・南・東)の岩場端部を除き危険個所はありませんが、ガレ・ザレ・岩場・丸太階段・木の根・落葉などの急登・急坂は各所にあるので、スリップや躓きには注意が必要です。筆者は一徳防山の下りのザレで一度尻餅を搗き、湿った落葉の下に隠れた木の根で滑りかけました。タツガ岩の岩場端部は高低の差はあるもののほぼ垂直に切れ落ちています。岩の上に立つ時は転落防止に十分な注意が要求されます。

登山ポスト：なし

その他周辺情報

温泉・飲食店・宿泊施設等：
　駐車地付近には当該施設はありませんが、岩湧寺の隣に四季彩館があります。第６駐車場近くの中ノ谷林道入口前にあったカフェは売却看板が出ているので閉鎖されているはずです。

写真

ここは岩湧ノ森第6駐車場を出発して7〜8分下ったところの行司河原分岐です。この先左手の法面処理工事のために種々の看板が立っています。本日(12/18)は幸いなことに片側交互通行で通過できましたが、通行規制されている時はここから右(天見方面)への迂回を余儀なくされます。

左前方が寂黙山への取付です。この先で法面処理工事が行われており、本日(12/18)はここから片側交互通行になっています。明日(12/19)は通行規制されて10:00〜12:00と13:00〜16:00が通行止めになります。本日は通行止めに遭わずに大変ラッキーでした。

寂黙山へ登るのは2度目ですが、このルートから登るのは初めてで結構ドキドキしています。

多少の藪漕ぎと想定外の急登に梃子摺り、やっと寂黙山山頂に到着しました。

先日知った旧友の遭難死の供養に合わせた訳ではありませんが、先ごろ丸めた坊主頭で本日第一座の寂黙山山頂に立ち旧友の冥福を祈りました。

この標識がある三叉路で一徳防三角点(写真左方向)へのルートに合流しますが、ここまでは半端ない急登の連続でルートミスしたのかと不安になったほどでした。写真右手直ぐ下に鉄塔��9があります。

一徳防三角点からは・・・、

大阪市街・大阪湾などが良く見えており・・・、

東の金剛山は薄っすらと冠雪した姿を見せていました。

本日の二座目は一徳防山ですが、一徳防三角点方面へ戻る途中のザレた急坂で尻餅を搗いてしまいました。

一徳防三角点分岐鉄塔(��10)を見上げて編笠山方面へ向かい・・・、

北タツガ岩分岐に到着しました。ここから右へ下りますが、やや目立ちにくい標識です。左へ直進すると1分ほどで横谷分岐です。

この標識を見落とさないように！　表示ほどの時間は要しません。

この標識は横谷分岐への直進中は目に入り難いので要注意！　ここから2〜3分下ったところのタツガ岩平からは金山谷方面への激下りになります。

北タツガ岩です。手前右手に金山谷への下り分岐があります。タツガ岩覗と称されるところですが、岩の向うは垂直に切れ落ちているのでくれぐれもご用心を・・・！

横谷分岐を直進して西タツガ岩へ向かいます。左へ分岐すると横谷林道方面ですが、東タツガ岩への直登ルートへも通じます。

横谷分岐から7〜8分で登りつく三叉路を右へ向かうと西タツガ岩方面で、左は東タツガ岩や編笠山方面です。

全タツガ岩の中で最も岩場らしい西タツガ岩ですが、この上に立って写真撮影するのは命と引き換えになるかもしれないのでご注意を・・・！

西タツガ岩の直ぐ右下には亀岩が見えています。

西タツガ岩から編笠山方面へ登り返し、この標識から南タツガ岩へ向かいます。

ネズミ岩・南ののぞき・ヨタカ岩とも称される南タツガ岩です。

再び編笠山方面へ登り返し、右：編笠山・左：東タツガ岩の三叉路に到着しました。去る1/11に旧友夫妻とここで遭遇してしばし立ち話をしましたが、旧友は2ヶ月前の今秋黒部峡谷で滑落死してしまいました。

東タツガ岩に立ち、西方に向かって合掌して旧友の冥福を祈りました。

明石海峡大橋も遠望できるほどの好展望でしたが、旧友の早世が悔やまれます。Too young to die !

三座目の編笠山が本日の最高峰でした。

ここでVターンして、右のすぎこだちの道から出発地へ下山します。

一見何事もなさそうな下り坂(関電道)ですが、落葉に隠れた木の根や石コロは難物ですよ。

鉄塔��82付近からはPLの塔ほかが良く見えています。

26cm余の靴より大きな葉っぱが散乱していました。

感想

fukuchi36

　先月末に左眼白内障手術を受け今週から山歩きと飲酒が解禁になった。約2ヶ月前に北アルプスで遭難死した旧友を弔うために、彼と最後に出会った山域へ行くことにして岩湧山北麓の低山三座歩きを企画した。今季一番の冷え込みになった本日(12/18)、朝の子ども見守り隊任務後出発で岩湧ノ森第6駐車場へ車を走らせた。寂黙山を初ルートで登ったが、標高差の割には登り応えがあるルートであった。一徳防山から北西南東タツガ岩を巡り編笠山を経由して出発地へ下山したが、遭難死した旧友と去る1/11に最後に出会った編笠山と東タツガ岩中間地点では思い出し泣きしそうになってしまった。明石海峡大橋も展望できる眺望に恵まれた東タツガ岩では、西方に向かって合掌し旧友の冥福を祈った。Too young to die !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　fukuchi36