竜ヶ岳(ダイヤモンド富士)〜毛無山まで縦走

2023年12月20日(水) [日帰り]

• GPS: 09:23
• 距離: 25.6km
• 登り: 1,642m
• 下り: 1,624m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:16
• 休憩: 1:08
• 合計: 9:24

5:44 スタート地点
5:52 5:52 本栖湖キャンプ場
6:35 6:35 石仏・見晴らし台
7:03 7:03 湖畔登山口・石仏分岐点
7:12 7:52 竜ヶ岳
8:12 8:12 端足峠
9:17 9:17 雨ヶ岳
9:48 9:48 タカデッキ
10:17 10:18 大見岳
10:22 10:22 毛無山
11:09 11:09 毛無山（天子山地）
11:14 11:16 地蔵峠・毛無山尾根道出合
11:21 11:21 富士山展望台
11:48 11:48 毛無山五合目
12:10 12:10 不動の滝見晴台
12:23 12:23 地蔵峠・毛無山分岐点
12:30 12:31 毛無山駐車場
12:37 12:38 麓 トイレ
13:21 13:44 道の駅朝霧高原
14:06 14:06 根原バス停
14:15 14:15 割石峠 東海自然歩道
14:58 14:58 本栖湖キャンプ場
15:08 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

キャンプ場駐車場は冬季閉鎖中。本栖湖駐車場(無料)はキャンプ場向かいの売店がある方に駐車。平日のためかなり余裕あり。
徒歩でも近い県営駐車場の方にはトイレも有ります。(協力金50円以上)
売店のおばあちゃんによると年末年始はキャンプ場駐車場を開放しても車が溢れるほど混雑するそうです。
道の駅朝霧高原〜本栖湖まではバス便があるものの昼過ぎは13時、15時しかないので時間が合わず139号線を歩きました。

コース状況／危険箇所等

ルート全体に積雪は無くチェーンスパイクは不要でした。
本栖湖〜竜ヶ岳：よく整備されており、斜度も緩く積雪もないので初心者でも安心。
竜ヶ岳〜雨が岳：端足峠へ一旦200mほど高度を落としてからの登り返しは直登気味の急登でかなり応えます。
雨が岳〜毛無山：アップダウンも少なくずっと富士を眺めながらの爽快縦走路。ただし南アルプス側の展望が開ける場所はあまり多くない。今回は気温が低く道は霜柱だらけで凍っており歩きやすかったが溶けるとぬかるむ箇所が多そう。
毛無山〜麓登山口：グラフ通りの急登を一気に1000m下るエグイ斜度だが、意外と細かくジグザグに九十九折れになっており、要所にはロープが設置されているうえに木の枝・根、岩の角などの掴みどころが豊富で斜度の割に危険個所は少ない。
ふもとっぱらキャンプ場〜本栖湖：道の駅朝霧高原でソフトクリームを食べるために139号線まで出たが、遠回りしてでも自然を満喫したければ東海自然歩道で山裾をずっと歩くことも可能。139号線は歩道が広いもののスピードが速い車が多いので横断には注意が必要。

その他周辺情報

道の駅朝霧高原で食事可能。
本栖湖周辺は言わずもがな。
本栖湖駐車場売店(17時まで)で竜ヶ岳の山バッジ販売有(440円)

写真

12/20 6:02

スタート6時はまだ真っ暗
空模様は星と雲が半々。ダイヤモンドは見えるのか！？

12/20 6:05

12/20 6:06

傾斜も緩く歩きやすい道で無駄に足が進む

12/20 6:25

やっと空が明るくなってきた

12/20 6:30

そこかしこに霜柱

12/20 6:31

やっと富士山が見えるようになったらなんと傘雲がかかっている。早くどいてくれ

12/20 6:36

霜柱だらけで溶けると厄介そう

12/20 6:40

あっという間に休憩所

12/20 6:41

東屋は結構しっかりしている

12/20 6:41

昼過ぎには絶対グチャグチャになる道

12/20 6:42

東屋の床下に刈り払い機が置いてあった。
笹薮を刈ってくれる人に感謝

12/20 6:53

未だ傘雲が取れない

12/20 7:06

いつもならこれはこれでヨイのだが、今日は要らない
しかも背景の雲もやや厚め
直近のレポではダイヤモンド富士はここで待つのがベストだが微妙な雰囲気なので山頂へ

12/20 7:06

伊豆方面も雲がかかっている

12/20 7:09

山頂到着
誰もいない、早すぎた…
風もそれなりに吹いており、待ち時間が長い…寒い

12/20 7:10

八ヶ岳バッチリ

12/20 7:15

うっすいけど一応霧氷もついていた

12/20 7:15

空模様が良い感じ

12/20 7:17

南アルプスもバッチリ

12/20 7:18

白峰三山

12/20 7:18

鳳凰

12/20 7:19

赤石〜荒川

12/20 7:19

甲斐駒

12/20 7:19

右から鳳凰、甲斐駒、北沢峠を挟んで仙丈ヶ岳

12/20 7:19

そうこうしているうちに笠が薄くなってきた。

12/20 7:20

ヅラよ、飛んでいけ！！

12/20 7:39

完全に笠が取れて後光が差す
後はバックの雲が消えれば完璧

12/20 7:40

駿河湾もいい感じ

12/20 7:40

笹の葉が霜まみれ

12/20 7:43

ついに来た

12/20 7:43

出ました！

12/20 7:46

待ったかいがあった
剣ヶ峰から御来光

12/20 7:49

本日のベストショット
背後の雲は完全には取れなかったがこんだけ輝けば十分です。

12/20 7:59

南アルプスもてっかてか

12/20 7:59

八ヶ岳は雪少ない

12/20 8:03

さあ毛無山に向けて出発

12/20 8:05

結構下る

12/20 8:18

端足峠

12/20 8:57

一気に登り返す

12/20 8:58

竜ヶ岳を振り返り
かなり直登気味で斜度がキツイ

12/20 9:05

やっと緩くなる

12/20 9:22

雨ヶ岳到着

12/20 9:23

まだ気温が低いが霧氷が溶け始めている

12/20 9:33

溶けた霧氷が落ちてくる

12/20 9:45

道が積もった霧氷で結構白い

12/20 9:52

鹿が剥いだ木の幹？

12/20 9:52

このあたりは苔が多くて良い雰囲気

12/20 9:55

タカデッキ到着

12/20 9:55

12/20 9:56

ずっと東側の眺望は良いが、南アルプス側は枝越しにしか見えない

12/20 9:56

輝く駿河湾

12/20 9:58

西側はずっとこんな感じ
冬はまだ良いが木の葉があるとほとんど見えなさそう

12/20 9:59

最後の登りが見える
開けて気持ちいい

12/20 10:06

この辺の霧氷は標高が高い分結構大きめ

12/20 10:06

で、道は落ちた氷でこんな感じ。
滑ったりはしないのでチェンスパ不要

12/20 10:19

毛無山に近づくと岩が多くなってきた

12/20 10:24

最高点かと思ったら。。。

12/20 10:24

違った
大見岳だった

12/20 10:28

針葉樹の葉にエビのしっぽになりそこねがついている

12/20 10:29

毛無山最高点に到着

12/20 10:30

最高点はこの岩

12/20 10:30

眺望無し
そそくさと先に進む

12/20 10:34

山頂標識かと思いきやなぜか字が消えている

12/20 10:34

木の下にいるとこの氷がバラバラ降ってくる

12/20 10:38

富士を眺めながら新富士バーナーで湯を沸かして昼飯

12/20 11:09

風も弱まりあったかい

12/20 11:09

休憩にはもってこいだが地面はよく見ると鹿フンだらけ

12/20 11:15

食事後山頂標識に移動
景色が微妙なのになぜコッチが山頂扱い？

12/20 11:15

「雨ヶ岳までは笹薮が深いのでベテランと行け」と書いてあるがそんなことは無かった。しっかり藪も刈ってあり心配いりません。

12/20 11:21

麓への下降点

12/20 11:22

金山跡は気になるがどうせ中は入れないので下山開始

12/20 11:22

これが南アルプスの見納め

12/20 11:23

中々の急登

12/20 11:26

岩の角がしっかりしており掴みやすいのでそれほど難しくない

12/20 11:31

要所にはロープも有ります。
全く使わなかったけど…

12/20 11:59

レスキューポイント

12/20 12:06

一気に標高が下がる

12/20 12:09

ここが一番厳しいポイント
ロープ無しでも普通によじ登れます

12/20 12:18

馬酔木が狂い咲きしてました。

12/20 12:29

分岐まで降りてきた

12/20 12:32

麓登山口

12/20 12:36

林道入り口

12/20 12:44

東海自然歩道脇の公衆トイレ

12/20 12:47

ふもとっぱらキャンプ場横を通り抜ける

12/20 13:01

東海自然歩道はここからまた山道になる

12/20 13:05

元牧場らしきところの脇を通る

12/20 13:14

梶原の吊り橋への分岐
東海自然歩道を歩くと山裾を歩いて遠回りになるので
ソフトクリームを食べに道の駅朝霧公園へ向かう

12/20 13:15

牧場跡の敷地内の親子富士
自然の小山か？人工物か不明

12/20 13:19

今日の山が見渡せる

12/20 13:19

竜ヶ岳も見える

12/20 13:22

いい山だった

12/20 13:56

麓からの富士

12/20 13:59

今日のルートを一望
これから右端の竜ヶ岳の麓まで歩くと思うとゲンナリ

12/20 14:51

途中から東海自然歩道に復帰して本栖湖までショートカット

12/20 15:00

竜ヶ岳登山口まで戻ってきた

12/20 15:08

本栖湖到着

12/20 15:15

売店で竜ヶ岳バッジゲット
売店のおばあちゃんがかなり良い人
死んだおばあちゃんを思い出して孝行したくなった

撮影機器：

LUMIX DC-TZ95D パナソニック

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ダウンジャケット薄手 ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 笛 ファーストエイドキット エマージェンシーシート ナイフ 保険証 携帯 モバイルバッテリー タオル カメラ ヘッドライト 予備電池 バーナー 鍋

感想

パイク王

今年の登り納めは、そのうちに行こうと思いながらも微妙に地味な急登が待ち構えているので足が進まなかった毛無山へ。
丁度竜ヶ岳がダイヤモンド富士のシーズンらしいので、毛無山から縦走するつもりだったが急遽逆回りルートに変更。
空模様は完璧なダイヤモンドヘッドとはいかなかったものの、半ばダイヤモンドは諦めていた雲行きが劇的に回復して、ちょっと傷有ダイヤくらいのダイヤモンド富士を見ることが出来たので十分満足。
毛無山までの縦走も凍った山道と霧氷を楽しんで、この時期にしては風も弱く寒すぎない縦走が満喫できた。
本栖湖まではバスに乗れれば楽で速いが時間が合わず、しっかり舗装路歩きを満喫する羽目になってしまったが、たまにはこういうのも悪くない。

本栖湖駐車場の売店のおばあちゃんはほんとに良い人。ぜひ立ち寄って無駄に買い物と世間話をすることおススメです。