修学院から上賀茂神社(東山・高山・ケシ山・大田山・神宮寺山)
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- GPS
- 03:44
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 426m
- 下り
- 398m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
京都市バス 上賀茂神社バス停乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●修学院〜東山〜宝ヶ池 松ヶ崎大黒天から東にトラバースしていくと、明瞭なつづら折れの山道がありました。案内表示などはまったくありません。尾根に乗った所に、案内表示がありましたが、このルートには×印が付いていました。今回のルートの少し東側に、ヤマレコの地図に足跡がありますが、こちらは何となく踏み跡があるような所を適当に登っていく感じです。東山山頂からは散策コースですので、案内表示も充実していて問題ありません。 ●宝ヶ池〜高山〜ケシ山 宝ヶ池の北西に高山方向に向けて階段がありました。この階段はすぐに途切れますので、あとは適当に山頂に向かって登っていきます。案内表示や目印や踏み跡はありませんが、それ程急でもなく、立木を掴みながら登っていくので、特に問題ありません。高山山頂(P179)から緩やかな尾根沿いに進んでいくと、最後は階段があり、美度呂坂に下ります。 ケシ山への取り付きは、車道沿いにあるフェンスの切れ目です。目印のテープなどはありません。最初が急ですが、すぐになだらかになります。山頂付近まで、尾根上はずっと倒木で塞がれています。尾根をトラバースするように進めば、それ程苦労しないで進むことができます。ケシ山山頂にはプールや小屋があり、これに繋がる広い山道を辿ると、問題なく下山できました。 ●大田山(大田の小径)・神宮寺山 ケシ山からの下山地点のすぐ側から地形図の破線ルートを辿りました。民家の間の細い所を進むと、ゲートがあります。尾根までは倒木があったり、シダに覆われて足下が見えないところもありますが、ルート自体ははっきりしていますので、迷うことはありません。尾根上には車が通ることもできそうな林道があります。大田の小径に合流してからは、大田山山頂(P161)まで問題ありません。 大田神社への分岐を過ぎて神宮寺山に向かうと、左手に踏み跡がありました。どうも巻き道のようで、山頂に向かってないようでしたので、シダの中を無理矢理進んでいくと、ピンクテープによる誘導と明瞭な山道に合流しました。どうやら、登りはじめを左手でなく、右手に進んでいけば良かったようです。山頂から地形図の鳥居マークの所に下りて行こうとしましたが、ネットが張られています。ネットを左手にしながら下りて行くと、ゴルフ場の側で広くて明瞭な道に合流しました。この道に合流するまではルートらしきものは見当たらず、適当に下りて行くことになります。明瞭な道を進んでいくと、鳥居マークの所にゲートがありそこから上賀茂神社の一角に出ることができました。 |
その他周辺情報 | ●松ヶ崎大黒天に観光トイレあり。宝ヶ池、上賀茂神社にはトイレあり ●自動販売機はコースから少し逸れると、各所にあります |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
約1年前に上賀茂神社から宝ヶ池までを辿りましたので、今回は上賀茂神社をゴールに辿ってみました。前回に辿っていなかった高山・ケシ山・神宮寺山が今回の目的です。
午前中はお仕事でしたので、開始時間が遅く、終了が日暮れギリギリでした。倒木で大変だったケシ山が意外と時間が掛かりませんでしたが、神宮寺山からの下りに手こずりました。ネットが大規模に張られていて、思っていた方向に進むことができませんでした。最後はなんとかゲートを発見しましたが、薄暗くなっていて、ヘッドランプは持参していたもののヒヤヒヤしました。
互いの諸事情により、待ち合わせは午後の京都バス、岩倉・村松行
きの車内。修学院前で下車とは聞いていたが、はて、あの辺りには
何の登山口があるのやら。今年になってから未だ踏みも見ぬ比叡山
か? それにしては時刻が無謀。
送り火「妙法」の東山から西へ向かって徘徊するのだと、バス車中
で初めて知らされた。
枯葉の道をサクサクと東山。いくつもの分岐があるが、ほとんどが
火床の上につながっている。その北側、宝ヶ池までは「宝が池の森」
として散策の道が設定されていた。池の向こうに京都国際会館。明
日開催の全国高校駅伝男子の部では、国際会館前がコース中で最も
標高が高く、折り返し地点で第3中継所となっている。沿道はさぞ
かし賑わうことだろう。
深泥池(みどろがいけ)の北側で美度呂坂(みどろざか)地蔵尊が祀られ
ている府道を横断した後は、倒木を除け、シダを分けながらの行軍。
廃屋がときどき現れる。そのうちの一つ、「京都大学理学部 上賀
茂地学観測所」は、明治35年の地磁気国際同時観測のため、同33年
(1900年)に日本震災予防調査会により設置されたもの。その後、
1909年に京都帝国大学に移管されたらしい。
ケシ山で見た別荘の廃屋などは、少なくとも昭和の時代には現役だっ
たであろう。明治から昭和が、どんどん歴史の遺物になっていく。
大田山に上がった頃には、はや午後4時になっていた。「あとは神
宮寺山だけ。30分ほどで行けるだろう」というので、いましばらく
行軍を続ける。しかしながら昨日は冬至。まもなく日が暮れる。気
が気でない30分後、ようやく二葉姫稲荷神社の鳥居列が見えて、八
嶋龍神のお社では思わずお賽銭をはずんだ。
下山後、恒例のご褒美ご飯(ラーメン)を食べて席を立つと、二葉松の
松葉が数本、座席に残っていた。
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