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記録ID: 630283
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ハイキング
中国

昇仙峰 - 旧帝国海軍の遺構(周南市)

2015年05月05日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
3.7km
登り
272m
下り
272m

コースタイム

日帰り
山行
1:26
休憩
0:25
合計
1:51
13:42
5
13:47
0:00
17
一の鳥居
14:04
0:00
1
二の鳥居
14:05
14:06
10
石祠(荒神社上宮?)
14:16
14:20
2
石垣(探照燈台座?)
14:22
14:42
28
15:10
0:00
15
正面コース登山口(バリケード)
15:25
0:00
8
15:33
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
最寄IC:山陽自動車道『徳山西IC』
最寄駅:山陽本線『戸田駅』
コンビニ等:戸田駅の東500mに『7-11』『マックスバリュ』
徳山西ICの西500mにも『7-11』『道の駅ソレーネ周南』
コース状況/
危険箇所等
危険個所は特にありません。
上部が崩壊している鳥居は柱に亀裂が入っているので、あまり近付かない方が良いかも。
また、山頂の旧帝国海軍宿舎を改装した『憩いの家』も、外壁に亀裂が入っています。
すぐに崩れるといったことはないと思いますが...
その他周辺情報 四郎谷側の登山口から車で10分ほどに『湯野温泉郷』がありますが、立ち寄り湯の有無はは不明。
『四郎谷登山口』
駐車スペースはここに1台分
少し先に2〜3台分
『四郎谷登山口』
駐車スペースはここに1台分
少し先に2〜3台分
登山口からの眺め
左に特攻兵器『回天』の基地があった大津島が見える
3
登山口からの眺め
左に特攻兵器『回天』の基地があった大津島が見える
2015年05月05日 13:40撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
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5/5 13:40
登山口
シダを刈り払った直後のようで道も判りやすい
登山口
シダを刈り払った直後のようで道も判りやすい
手の込んだ立派な登山口看板
手の込んだ立派な登山口看板
登り始めてすぐに展望地と書かれた看板を発見
登り始めてすぐに展望地と書かれた看板を発見
10m進んでシダに阻まれる
ここが展望地かな?
周囲の木々で展望は無し
10m進んでシダに阻まれる
ここが展望地かな?
周囲の木々で展望は無し
一の鳥居
文政の時代に建立されたものらしい
一の鳥居
文政の時代に建立されたものらしい
ヤコンオサムシ
振り返ると美しい景色
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振り返ると美しい景色
視線を戻すと真っ直ぐ伸びる道
この先にある古社の参道なので真っ直ぐな道にしていると推測
視線を戻すと真っ直ぐ伸びる道
この先にある古社の参道なので真っ直ぐな道にしていると推測
その真っ直ぐな登山道は
GoogleMapでも見て取れる
その真っ直ぐな登山道は
GoogleMapでも見て取れる
高さを稼ぐごとに景色も変わっていく
高さを稼ぐごとに景色も変わっていく
所々に昔あった石段が
所々に昔あった石段が
この辺りは比較的状態良く残っている
この辺りは比較的状態良く残っている
二の鳥居
上部構造が崩れ落ちている
二の鳥居
上部構造が崩れ落ちている
振り返る
古い石祠
登山道はこの右側から奥へと伸びている
古い石祠
登山道はこの右側から奥へと伸びている
今までと雰囲気が変わる
2015年05月05日 14:09撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/5 14:09
今までと雰囲気が変わる
お?
2015年05月05日 14:15撮影 by  Canon PowerShot S100, Canon
5/5 14:15
お?
なんだこれ?
手前の面には水瓶座のマークのような波型模様
なんだこれ?
手前の面には水瓶座のマークのような波型模様
裏面には「オセロ」じゃなくて
旧字体で第七号と彫られてます
『海軍境域標石』ですかね?
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裏面には「オセロ」じゃなくて
旧字体で第七号と彫られてます
『海軍境域標石』ですかね?
しばらく進むと前方に謎の石垣がっ!
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しばらく進むと前方に謎の石垣がっ!
右から回り込むと...
なんだこれはっ!
パズーの家か!?
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右から回り込むと...
なんだこれはっ!
パズーの家か!?
細い道が繋がっている
細い道が繋がっている
石垣の上は円形
探照燈の台座かな?
石垣の上は円形
探照燈の台座かな?
石垣の上部からの眺め
石垣の上部からの眺め
ここにも石祠
2015年05月05日 14:22撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
5/5 14:22
旧帝国海軍の兵舎跡?指揮所跡?は『憩の家』として活躍中?
2015年05月05日 14:23撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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5/5 14:23
旧帝国海軍の兵舎跡?指揮所跡?は『憩の家』として活躍中?
けっこう老朽化が進んでいる
2015年05月05日 14:24撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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5/5 14:24
けっこう老朽化が進んでいる
屋根の上に残された擬装
2015年05月05日 14:25撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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5/5 14:25
屋根の上に残された擬装
山頂広場に到着
2015年05月05日 14:25撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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5/5 14:25
山頂広場に到着
三等三角点
字体も少し特徴的
2015年05月05日 14:26撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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5/5 14:26
三等三角点
字体も少し特徴的
こっちにも謎の遺構が
2015年05月05日 14:27撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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5/5 14:27
こっちにも謎の遺構が
アンテナ支柱の土台?
高射機関砲の台座?
比較対象のポールは
長さを105cmにしてます
2015年05月05日 14:28撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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5/5 14:28
アンテナ支柱の土台?
高射機関砲の台座?
比較対象のポールは
長さを105cmにしてます
山頂広場は結構広いです
2015年05月05日 14:29撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
5/5 14:29
山頂広場は結構広いです
新南陽〜徳山の工場群
2015年05月05日 14:30撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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5/5 14:30
新南陽〜徳山の工場群
山頂下の東側に広がる平坦地には兵舎が建っていたのだろうか
2015年05月05日 14:37撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
5/5 14:37
山頂下の東側に広がる平坦地には兵舎が建っていたのだろうか
2015年05月05日 14:38撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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5/5 14:38
北側の『正面コース』で下山します
2015年05月05日 14:52撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
5/5 14:52
北側の『正面コース』で下山します
コンクリート舗装路が見えてきました
2015年05月05日 14:57撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
5/5 14:57
コンクリート舗装路が見えてきました
コメツキムシ
小学生の頃はよく捕まえて遊んだなぁ
コメツキムシ
小学生の頃はよく捕まえて遊んだなぁ
キンランも咲いてました
※写真の並びは変えてます
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キンランも咲いてました
※写真の並びは変えてます
綺麗だなぁ
ここから山頂まで800mなんだそうです
2015年05月05日 14:58撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
5/5 14:58
ここから山頂まで800mなんだそうです
四熊ヶ岳
高速道路の敷地境界に沿って降りて行きます
2015年05月05日 15:04撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
5/5 15:04
高速道路の敷地境界に沿って降りて行きます
山陽自動車道が見えてきました
2015年05月05日 15:07撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
5/5 15:07
山陽自動車道が見えてきました
上り線はUターンピークを迎えて混雑気味
2015年05月05日 15:08撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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5/5 15:08
上り線はUターンピークを迎えて混雑気味
正面コース登山口に到着
2015年05月05日 15:09撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
5/5 15:09
正面コース登山口に到着
こっちから登るのは楽チンだろうな
こっちから登るのは楽チンだろうな
左:徳山西IC
右:四郎谷登山口
なので、右へ進みます
左:徳山西IC
右:四郎谷登山口
なので、右へ進みます
750mほど歩くと峠
2015年05月05日 15:25撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
5/5 15:25
750mほど歩くと峠
峠から500mで登山口
途中、素敵な歌が
2015年05月05日 15:30撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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5/5 15:30
峠から500mで登山口
途中、素敵な歌が
四郎谷登山口に到着
四郎谷登山口に到着
『昇仙水』は登山口から100mほど下ったヘアピンカーブにあります
キンキンに冷たくないですが、丸くて飲み易い水でした
『昇仙水』は登山口から100mほど下ったヘアピンカーブにあります
キンキンに冷たくないですが、丸くて飲み易い水でした
四郎谷集落から望む『昇仙峰』
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四郎谷集落から望む『昇仙峰』

感想

子供の日、嫁さんと娘らは2日から実家へ帰省中。
私は4日まで仕事だったためそのまま自宅へ留まり1人を満喫。

で、周辺のメジャーな山は多くのハイカーでごった返しているだろうからと、
あえて人の居なさそうな山を選んだ。
軍の施設跡が残るという話を聞いていて、興味もあった山。
261mしかないが、軍が監視所を設けた山とあれば、きっと眺めはいいのだろう。

ということで、自宅からのんびり40分ほど走って『昇仙峰』へ。
この山頂には、先の大戦中に対空監視哨の役目を担った旧帝国海軍『徳山警備隊戸田特設見張所(聴音照射所)』が配置されていたそうな。

メジャールートの『正面コース』を選ばなかったのは、舗装路が半分ほど占めているという情報を得て、面白みを感じれなかったため。
そこで選んだのが山の南側から直登する『四郎谷コース』
GoogleMap(衛星画像版)で登山口までの道を下調べしていた時に、山肌に伸びる細い筋を見付けて「これは登山道?」と興味が涌いたのも理由の一つ。

さて、登山道はつい最近シダの刈り払いがされたようで、とても快適に歩けた。
さすがに直登なので道は急ではあるが、振り返れば美しい瀬戸内の海と島嶼が上がった息を整えてくれる。

山頂手前で突然目の前に石垣が現れた。
見上げると高さは5mほどある。
上に行くにつれて絞られた寸胴な円錐形とでも言えばいいだろうか、映画ラピュタのパズーが住んでいたあの家の塔のような雰囲気だ。
道に沿って回り込むとその”寸胴円錐形”の塔の上部に繋がる細い通路があった。
ここには飛来する敵機を照らす探照燈が設置されていたらしい。
通路を通ってその上部に上がると左手、東方面が開けていた。
南、海側は残念ながら木々が生い茂って眺望は得られなかったが、戦時中はきっと要衝徳山湾を一望出来たのだろうと思いを馳せた。

広々とした山頂にはその他に指揮所跡と思われるレンガ造モルタル壁の建物や高射機関砲か何かしらのアンテナが設置されていたであろう台座、飲料用の水槽か油槽のような建築物が点在する。
指揮所と思われる建物は傷みは進んでいるが、憩の家という表札が掲げられており、中は掃除が行き届いた感じであった。
地元に愛されている山なんだろうなと感じた。

その後、来た道を戻ろうかと思ったが、せっかくなので正面コースへと降りて、舗装路を歩いてスタート地点へ戻ることにした。
結果として、周回コースをとったのは正解だったと思う。

四朗谷登山口の近くにある『昇仙水』も下山後の乾いた喉にはとても心地良かった。

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コメント

徳山の工場群
Hans-R1さん、こんにちは。
ここの山頂から見下ろす工場地帯は、ナイトハイクでもとっても美しそうですね!

私も地元の方による手入れは、いつも本当にありがたいと感じます(^^)
2015/5/6 14:40
Re: 徳山の工場群
gachapinaさん、こんばんは。

単独ナイトハイクには勇気が必要ですが、複数人なら徳山の夜景を楽しむのにホント良さそうですね!
私は四郎谷登山口辺りから海と星を一緒に写せたらいいなぁと思いました。

地元の方々に愛される山は低くても楽しめる名山ですね
2015/5/6 22:13
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ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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