唐松岳
- GPS
- 08:15
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 961m
- 下り
- 947m
コースタイム
- 山行
- 6:44
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 7:59
天候 | 快晴、稜線に出ると強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み跡がたくさんだったので、ワカン、スノーシューは不要だった。タイミング次第ですが…。 |
その他周辺情報 | 八方池山荘は水道管破裂により、ランチ営業休止中。 トイレの利用はできるのかな?水はバケツで自分で持っていって流すように宿泊の際に説明されました。 |
写真
感想
自身の繁忙期を乗り越え、一か月以上のブランクを経て年末の大イベント!
さてさて、登頂は叶うのか?
出発は朝6時。
相当の寒さを覚悟していたが、なんだか拍子抜け。寒いのは寒いけど、そこまでではない。山荘前は風もさほど吹いていない。
遠くの地平線が赤く染まり出した6:00過ぎに出発!
前日の午後は柔らかかった雪面も、気温が低い朝はしっかり締まっている。久し振りの雪の感触を楽しみながら歩く。
少しずつ日の出が近づいてくる。白馬三山や五竜岳が見事に染まっていく。日の出と共に、少し風が出てきた。メンバー全員、夜明けのショーに夢中。もう、山頂行かなくもよくない?と思うほど満足した。
とは言え、ここで帰るわけにもいかない笑。
再び歩き始める。お馴染みの顔のケルンを過ぎ、登り切った所から八方池を見下ろす…雪に埋まっていて、わからない。たぶん、あの辺だな。と考えながら通過。
緩急のある登りをひたすら歩くのだが、やはり脚が…ブランク明け、いきなり唐松はちょっと無茶だな。やっぱり、先週どこか行っておけばよかった…。
丸山のケルンに辿り着いた時、すでに脚はくたびれモード。それに鞭打って次を目指す。うーん、辛いぜ。
風は稜線から強くなった。雪煙を巻き上げながら風が吹き付ける。雪の飛礫が痛いので、顔を隠す。やっとの思いで歩き続けると、前を歩くメンバーから歓声が湧き上がる。そうだ!剱岳が見えるんだ!
小高い場所に登り上がると目の前に剱岳がどどーん!同時に爆風も吹き付ける。
山荘前で軽く腹ごしらえを済ませ、山頂を目指した。
脚は、もう歩きたくなさそうだ。気合いでメンバーについて行こうとするが、速度は落ちるし、ちょっと強い風が来ると耐えるように立ち止まる。あぁ、バテている。なんとかかんとか山頂到着。
遮るものは何もない、爆風に耐えながら数枚の写真。後は風から逃げるように下り始めた。
下りるにつれて風も穏やかになり、陽の光に温められて汗をかき始める。暑い…
最後はフリースも脱いで、Tシャツの重ね着姿で下りた。
八方池山荘に預けておいた荷物を詰め直したら、リフトを乗り継いでスキー場を下りる。
上りではしゃいで落とした往復のチケット…。
乗り継ぎの度に、事情を説明すると、皆さん優しい。同行者はチケットを持っていたからか、無事に下山することができた。スキー場の皆様、ありがとうございました。
前泊した八方池山荘は、水道管の破損が無ければ冬でもお風呂に入れるようです。
お部屋は暖房が効いていて、とても暖かく、山荘の方々も大変な中、一生懸命おもてなしして下さり、ありがたかったです。
また、泊まりに行きますね〜。
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