世界自然遺産小笠原◆”稘臈庫沼羹笋蝓ジョンビーチ
- GPS
- 06:47
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 819m
- 下り
- 925m
コースタイム
- 山行
- 5:14
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 6:48
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
船
|
写真
装備
個人装備 |
フィン
マスク
シュノーケル
ブーツ
カイパン
|
---|
感想
小笠原探索の2日目は父島探検で、展望台めぐりとジョンビーチへのトレッキング、シューケリングです。
(初日のレコはこちら→
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-632274.html)
父島で2社しかないレンタカー屋さんの1社、小笠原整備工場に事前にスズキのエブリィを予約。朝8時に宿へ迎えが来て一度工場へまで行き、そこで手続きして車を借り、展望台へ向かいました。
★長崎展望台;展望台は駐車場からすぐ。足元にエメラルドグリーンの海が広がる眺めがすばらしいところです。釣浜へ続く遊歩道を少し登って、両側に海が見渡せる絶景の痩せ尾根を通り、尾根の最高地点まで行きました。
★初寝浦展望台;時間の関係で旭山はカットし、初寝浦展望台へ向かいました。ここも駐車上から数分です。ここも眼下に湾曲したエメレラルドグリーンの初寝浦が見下ろせる絶景です。駐車場の場所は夜明山の登山口にもなっていて、山頂まですぐなので行こうとしましたが、入口で説明中のツアーのガイドさんに、「ここは遊歩道ではないから、許可なしでは入れませんよ」と注意され、断念。島の南東側はダメなことは知っていましたが、ここもとは思わず、いくら自然遺産だといっても、やりすぎではないか(もともと)島に来れる人数が交通手段の関係で限られている)とも思えます。
道路の少し先に初寝浦へ下る遊歩道(下り50分、登り70分)もあり、時間が許せばこのプライベートビーチへも行きたいところでしたが、ここもカット。
★中央山;ここは遊歩道として整備されていて、自由に登れました。最高地点かともおったら、道路をはさんで向かい側にもう少し高い場所がありましたが、そちらは道が無く立ち入り禁止エリアなので、事実上はここが最高地点です。
島全体がぐるりと見渡せる展望台がありますが、海が遠いので、今一な感じでした。
登山口を入ってすぐに、巨大な木生シダであるヘゴが生えていて、ニュージーランドのミルフォードトラックを思い出させました。なかでもメヘゴは小笠原固有種だそうです。
★小港海岸からジョンビーチへ
海岸から少し内陸にある駐車場に車を停め、トイレを済ませて、シュノーケリングセット(フィン=足ひれ、マスク、シュノーケル、ブーツ、カメラ&マリンケース、水着、タオル等)を2セット分と、飲料水1.5L、昼食を44Lのザックに背負って出発です。フィンが重たいゴム製なので、重さはトータル15kg近くでちょっとしたテント泊縦走並みです。
初めは川沿いの遊歩道を小港海岸の手前のバス停まで10分歩き、その後自然保護のために靴底を洗う設備を通っていよいよジョンビーチへの歩道に入ります。
いきなりの急登をジグザグ登り、一汗かいたところで絶景の中山峠(標高79m)に到着。ここまでは結構観光客も登ってます。峠からはすぐ下に小港海岸の美しく青い海が広がり、その向こうには父島の半島と海が入り組んだ島並みが続き、さらに向こうには大海原が続きます。尾根の反対側にはブタ海岸とその向こうに昨日行った南島が見渡せます。ここは父島随一の展望地で、ここだけでも来る価値はあります。
せっかく登った79mを峠の反対側、ブタ海岸まで急降下です。道はよく整備された新しい木段ですが、段が大きくて歩きにくいです。
ブタ海岸は他の父島の浜とは違って珍しく小石と黒砂の浜です。浜の南端に、ウミガメが登った足跡がありました。
ここから再びジグザグ急登で再び100m以上登ります。登り口にあと2750mの標識がり、がっくりします。登り切ったところに高山への分岐がありますが、目的地はジョンビーチなのと、時間も押していたので、高山は経由せず、直接ビーチへの巻道を進みます。(実は暑く重くて、これ以上登りたくなかった。)水平道になって、ビーチで泳ぐことだけを考えて先を急ぎます。距離は後1.9kmと道標があり、ちょっとうんざりします。
駐車場からちょうど2時間、ようやくジョンビーチに到着。すぐさまカイパンに着替え、海に飛び込んでシュノーケリングしました。(ここまでシュノーケルセットを持ってくる人はあまりいないそうです)珊瑚礁と熱帯魚を鑑賞しながら30分程度泳ぎ、海から上がると山専ボトルに入れてきたお湯でカップめんを入れ、今度は冷えた身体を温めました(海水温22℃程度なので長く入っているととても冷えます)。
時間も午後2時前になり、復路にまた2時間かかるとして結構いい時刻なので、急いで着替え、撤収します。シュノーケリングをしなかった妻は先に出発、撤収して10分後に私も出発しました。
一人で飛ばして歩いたので、気温もだいぶ上がっていて、この日一番の大汗をかきました。20分後に妻に追いつき、絶景の中山峠に戻って日傘のあるベンチで休憩し、往路よりもだいぶ早く小港へ戻りました。少し時間があったので、数組の家族や外国人で賑わう小港海岸によってから、駐車場へと戻りました。
スーパーで買い物してから車を返し、送迎で扇浦の宿へ帰りました。
次は翌日のレコへ続きます。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-632326.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
shigetoshiさん、こんばんは。
まだこの後も続くようですが。。。
小笠原、憧れます。初日の感想にありましたが、私も
かみさんと小笠原へ行きたいねえと言っていたのは
30年近く前。子供が出来て、そんなことは考えなく
なりました。しかし、これからであれば、行くチャンスが
あるか?是非行ってみたいです。
しかし、世界遺産になり、なかなか自由に歩けないことは
しょうがないですが、少し残念ですね。
ジョンビーチですか。私も3点セットは持って行くと
思います
GWの繁忙期といっても、船に乗れる人しか行けない
ため(キャパが決まっている)そんなに混雑した感じ
ではないですよね。ある意味、混雑を避けられる場所
かもしれませんね。
う〜ん、それにしても羨ましい
youtaroさん、こんにちは。
憧れの小笠原に行ってきました
天気が良かったので、イメージ通りの綺麗な海&山を堪能できました。
自由に歩けて自由にキャンプができた時代に憧れますが、
それで自然が荒らされてしまうのを規制することで防止しているので、
一長一短ですね。
ジョンビーチ、途中10組位とすれ違ったでしょうか。
3点セットをもっている人はいませんでした。
真夏の暑さだったので、たいへんな歩荷訓練でした
確かに、GWで最も混む時期ですが、船には700人位しか乗れないので、
それ以上の人数になることはなく、着いてしまえば静かで、
人気スポット以外は人がほとんどいなくて穴場でした
ただ、おがさわら丸のGWの予約(電話のみ)は結構たいへんなようで、
私は予約受付開始時刻から1時間後にようやく電話がつながって
なんとか予約できました。
同宿した方は、やはり1時間後位に繋がったけど、とれなかったので
コンビニで予約した(そういう奥ノ手があるらしい)そうです。
shigetoshiさん、こんばんは。
小笠原、遠いですね。流石にせっかくここまで来るともう少し滞在したくなるのでは。来た船でなく次の船便で帰るとか。。。天気予報が良い方に外れて良かったですね。あそこまで行って雨だと海もつまらないですし。
なんにせよ奥様と良い時を一緒に過ごされた様で、最高のGWだったのでは。
我が家とは段違いです
FUtaroさん、こんにちは。
現地滞在は3泊だったので、確かにあっという間でした。
でも4日とも晴れたので、充実した日々を過すことができました
天気が悪くて停滞するようだと4日では足り無かったと思います。
確かに2航海分滞在すると、母島へも行けるし、
いろいろと余裕ができてもう少しのんびりできていいと思いますが、
2週間は休めないので、また改めて行けばいいかと思っています
妻もとても喜んでおりました
Futaroさんもたまには奥様とご一緒にのんびり旅行もいいのでは。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する