久住山と坊がつる


- GPS
- 28:40
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 1,529m
- 下り
- 1,529m
コースタイム
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:33
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
九州遠征第五座目 九重山
この山域に疎いのでガイドブックや地図で幾つかプランを練る、二日目の天気が怪しいので牧の戸峠スタート、長者ヶ原アウトのプランで。
初日は絶好の登山日和、九重の山はもちろん、阿蘇、祖母、由布といった山が一望できて感激した。
久住山までは非常に登りやすい傾斜で、マイペースで歩けた、欲を言えばすべてのピークを巡りたいのですが、4日連続登山を考慮してのんびり行きます。
まあこれだけ良く見えていれば、それだけで充分でした。
北千里浜は殺伐とした光景、スターウォーズ、或いは西遊記(古い)、を連想してしまう。ただ火山性ガスやなんやらで、あまり安全な場所ではないらしい。
法華院温泉山荘と、坊がつるが眼下に見えてくると、楽園が広がっている様に感じた。
一つ忘れ物をした事を思い出す、テント場で読む本だ、売店を覗くとちょうど本が売っていたので購入した。
後はテントを張りゴロゴロ、グダグダ、すでに初夏の気温だ。
夕方まで人の往来は途切れる事は無かった、翌日の大船山の為早めにシュラフにもぐりこんだ。
2日目
夜明け前に行動開始、ヘッドランプで大船へ向かう、日の出前は良く見えていた景色も日の出とともにガスで隠れがちになった、それでも満足いく景色が見られたので達成感と共にテントへ帰還する。
天気の崩れは早くて、テント場へ着いた途端雨脚が強くなってきた、雨の中の撤収となった。
身仕度を整えて最後に、となりのテントのオッチャンにお別れとお礼を伝える、リタイヤして気ままに旅を続けている方で、一週間とかそんな単位で滞在するらしい。
昨日からいろいろ山の話なんかをしたり、夕飯時に山盛りで作ってきた、キノコ入りのパスタを腹一杯喰わせて頂いたりしたのだ(最高に美味かった)
坊がつるが見渡せるくらい離れた時、ふと大きな声が聞こえたので振り返ると、テント場の大きな石の上で、手を振るおっちゃんの姿が見えた、その瞬間思わず胸が熱くなりこみあげてくるものがあった。俺も大きく手を振り返した、幾度か振り返るとまだ見送ってくれていた、大分小さくなった時最後に、大きくおっちゃんにお礼のお辞儀をして、坊がつるを後にした。
追記
感激を胸にうつむいて歩いていたら、誤って吉部の方へ向かってしまいそうになったのは内緒にしておこう。
やはり久住といえばミヤマキリシマ、ただその時期に私が九州を訪れるのは不可能に近いのですが、みなさんのレコを拝見する楽しみが増えました。
慌ただしく巡った九州の山、まだまだ九州には魅力あふれる山が沢山あります、山の頂から見た未踏の山々、いつかまた再訪する時期がきたらテントを担いで坊がつるへのんびりしに来よう。
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