虚空蔵山《九州百名山》
- GPS
- 03:25
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 751m
- 下り
- 747m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
嬉野温泉大正屋は駐車場までリムジンで送迎される。優雅な出発を味わい塩田川を遡り虚空蔵山北稜線の県境尾根を越え長崎県に入った。広域基幹林道を走って虚空蔵山北側の木場登山口に着いた。10数台は止められそうな駐車場に車はなく、トイレが設置され、案内板もあり整備が行き届いていた。谷筋の登山道を歩き始めると堰堤を2つ見て300m程行くと新道・旧道の分岐点に到った。旧道は「家族連れコース」、新道は「冒険コース(険しい道あり)」と記されていた。当然険しい新道コースを選択し右に折れ谷間をトラバースするように進んだ。大岩が林立し隙間を縫うように進んで行った。「展望所」への道が分岐していたが草生した道で山頂へ早く行きたい衝動からパスした。後で案内図を見ると西登山口からの道の合流点でもあるようだった。
虚空蔵山(609m)山頂域は際立って厳しく等高線が詰まり地形図からは岩場の表示も読み取れる。東に回り込んで山頂域に乗り上ると祠が2つあり、虚空蔵菩薩が祀られていた。1等三角点「虚空蔵山」があり展望は素晴らしい。曇り空で遠くの山は雲の中だが先月行った黒髪山系の牧ノ山や青螺山、これから向かう高見岳、女岳が確認できた。
進路は南だが稜線を東の端まで行って、略垂直に見える岩壁を垂れ下がったロープを頼りに下った。他の山でロープ場であっても殆ど使わず下れるところが殆どだが、ここはそうはいかない。最難所には鐙(あぶみ)が吊るされているが下り場面では足を入れるのが難しい。岩壁を下り切ると北から道が合流した。此れは巻道だったのだろうか? 危険地帯を脱し南へと進むと鞍部に達し、川棚町の岩屋登山口からの道と東彼杵町ぐみの木原からの道が越えていた。此処には犬の墓と伝わる石柱があり、案内板には「旧藩(大村藩)時代猪狩がありフランという犬が猪を追って岩から飛び降り死んでしまった。・・・・この辺りの字をフランという。」とあった。
登り返して小ピークを越えて下って行くと広域基幹林道に飛び出した。林道は尾根を横断するように付けられ5m程先に反対側の登り口があった。此処から女岳まではピストンで、先ず高見岳(538m)に取付いた。地形図の印象以上に急で標高差150mを登った。4等三角点「高見岳」があるが樹林帯で展望は得られなかった。西に進路を変えて800m進み再び急登で“のんぼり蔓辻(500m’)に達した。しっかりしたピークなのに標識もなく更に進んで最終目的地、女岳(500m)に達した。3等三角点「屋敷平」があったが此処も展望なし。写真を撮っただけで来た道を引き返し林道分岐に戻った。
広域基幹林道は虚空蔵山の東麓を回っており、木場登山口まで2.4劼鯤發い拭E喘罎妨い諒茲謀る岩屋登山口、冒険コースの途中に合流する西登山口を見送った。西登山口には登山者のものらしき車が1台あった。林道からは所々虚空蔵山の姿が見られたが山頂は雲に覆われていた。木場登山口に戻ると車が5台になっていた。今日は8.4劼離轡隋璽氾仍海世辰燭里12:20に登山を終えた。昼食は山中で取らず駐車場に帰ってからとなった。そうしているうちに一人の男性が木場登山口に下山してきた。すぐに車で出発し仲間を乗せて帰ってきた。
立寄り湯の川棚大崎温泉に向かう途中、日向集落を通った。此処は「日本の棚田百選」に選ばれた棚田の里、石垣で築かれた棚田はしっかり耕作が行われており美しい風景を醸し出していた。川棚町の大崎半島にある川棚大崎温泉しおさいの湯に立ち寄った。入浴料\500でサウナ、露天風呂を備えていた。
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