三頭山《北海道百名山》
- GPS
- 06:22
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 994m
- 下り
- 1,001m
コースタイム
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 6:20
天候 | 曇りのち霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
三頭山は北海道百名山に選ばれているので日帰りの山として選んだ。国道275号線の「道の駅森と湖の里ほろかない」の手前にある一線川沿いの林道に入り支線との分岐点に駐車した。政和登山口は50m程入った処にあり、登山届に記入して歩き出した。藪が覆いどうなることかと思ったが暫く行くと落ち着いた。下界から見た山は暑い雲が覆っていた。標高が上がるとその雲の中に突入し霧雨状態になったので雨具を着て進んだ。三合目に水場の表示があるが日帰りの山では必要ない。突然林道が現れたが登山道は掠るように右に曲がって行った。すると「丸山分岐五合目 頂上まで3.6K」の標識が立ち雨煙別コースの分岐だった。帰りにはこのコースを使う予定だ。
五合目の標高は586mで、あと標高差は420mしかないのだが標識にもあったように距離は3.6劼發△襦C録泙任藁農上に登山道が付いているが実際はやや下がった処で谷側に傾斜し歩き難い。然も笹や蕗が茂り藪漕ぎ状態だ。草木は霧雨の露をたっぷり含み雨具は大活躍している。途中目立ったピークはP655のみで標高826m地点で2.5万図にはないが電波反射板が現れた。登山道の傾斜が増すと同行者の気力が折れ、「此処で待ってる」と言い出した。仕方がないので独りで山頂を目指した。
三頭山はその名の如く三つのピークがあり一つ目に「九合目 一頭山 頂上まで0.5K」の表示があった。二頭山には何の表示もなく三頭山(1,009m)に到着した。平らな山頂は平和そのものだがガスで何も見えない。1等三角点「三頭山」が存在感を示していた。此処は「さんとうさん」と読むが奥多摩三山では「みとうさん」、京都愛宕山の北にあるのは「みつづこやま」と所変われば読み方もマチマチ、南橘北枳の感がある。
同行者を待たせているので来た道を急いで引き返した。よくまあ藪の中でじっと待っていたものだ。丸山分岐に戻り林道終点の広場で休憩した。コンパスを合せると雨煙別コースはこの林道を辿るようだ。藪漕ぎから解放されるのでダート林道なら良いかと歩を進めた。丸山分岐付近のピークに3等三角点「一線沢」があり見に行きたかったが藪に隙間もなく断念した。
緩やかな林道は東から南に向きを変えなだらかに下って行った。四合目、三合目と表示があったが二合目以下は見当たらず、再び東に向きを変え登山口に達した。結局丸山分岐からずっと林道歩きでゲートもなかったので五合目まで車で入ることもできるようだ。そうなると登山ポストが設置されている登山口から歩いて上る人はいるのだろうか?
この後は林道と国道を6卻發政和登山口に戻る。国道歩きは若干上り坂で登山靴が重たい。雨竜川に沿っての対岸に旧深名線の線路跡と思しき点線道が2.5万図に描かれている。果たして線路跡を辿ることはできるのだろうか。政和に近づくと川幅が狭まりポンカムイコタンと云われる渓谷で深名線は鉄橋で右岸に渡っていた。その地点に緑色のトラス橋が架かり、雨竜川第三橋梁として地元の人々が保存に取り組み一寸した広場になっていた。政和登山口に戻り下山時刻を記入し、隣の道の駅に併設された政和温泉ルオントに立ち寄り汗を流し名産の蕎麦を食した。(入浴料500円)
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