赤岳主稜・阿弥陀北稜
- GPS
- 26:13
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 2,600m
- 下り
- 2,521m
コースタイム
- 山行
- 3:39
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 5:28
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:08
- 山行
- 2:30
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 3:47
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 3:33
- 合計
- 9:29
天候 | 29日:晴 30日:晴 31日:風雪(停滞) 1日:晴 2日:曇→雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
◆阿弥陀北稜
ロープ出すのは2Pのみ。
雪も少なく楽勝。足慣らしといったかんじ。
◆赤岳主稜
冬の八ヶ岳定着4日目に今季の一つの目標であった赤岳主稜の登攀を実施。
前日は1日を通して雪が降っており、岩の上には新雪がたっぷりとついていた。
白く輝くデカい岩、とにかくかっこいい。
コンテはしないと事前に会話していたので、取り付きから一般道へトップアウトするまで、雪稜含めオールスタカット。
トポによると5Pだが、我々は10Pで抜けた。
(雪稜部は200m程度)
登攀内容は以下
1P:チムニーの下をくぐりリッジを右上
2P:5mの垂壁の後リッジを進む
3P:雪稜
4P:雪稜
5P:雪稜
6P:雪稜から残置ロープの垂れた雪面をトラバース
7P:垂壁をトラバースしてリッジへ
8P:リッジから雪面をトラバース
9P:雪面をトラバースしてからリッジへ
10P:雪稜
奇数ピッチ:俺リード
偶数ピッチ:先輩リード
登攀中は特にトラブルなく進むことができた。
一般的に核心部と言われている1P目の積雪量は少なく、チョックストーン下を潜れるため楽勝。
しかし、雪のつきかたが悪いためか、7P目の垂壁のトラバースからランナウトに耐えてリッジに出る箇所はかなり怖った。
高度感があり、スタンスも細かく、アイゼンの爪一本に乗る瞬間は膝が笑った。登攀力不足度どうにかせねば・・。
その後無事山頂まであがり、一般道を使用して赤岳鉱泉まで下る。
翌日も小同心クラックを予定していたが、お互いの体力を鑑みて下山とした。
(天候も微妙だったので良かったかもしれない。)
<反省点>
・シングルロープで登ったがガッツリ凍った。ドライ加工されていないロープは不適格だった。
・自分がリードしている時はもっと中間支点を取るべき。
・メンタル面
危険箇所を早く抜けたい一心で急ぎすぎてしまった面があった。
そのせいか、後半は焦ってしまう面があったので、もっと経験を積んで、どんな局面でも
冷静に対処できるようにしたい。
自分にとっては初の本格的(?)冬アルパイン。
登っている最中はかなり緊張したが、トップアウトした時の達成感はこれまでにない興奮だった。
もっと経験を積んで、より困難な山に挑戦したい。そう思える山行になった。
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